人気の香料・バニラの魅力を総まとめ!ビーンズ・エッセンスなどおすすめ商品は?

人気の香料・バニラの魅力を総まとめ!ビーンズ・エッセンスなどおすすめ商品は?

官能的で甘い「バニラ」の香りは、香り付けとして古くから愛されてきました。今でもスイーツ作りに欠かせないバニラは、甘く漂う魅惑の香りで人々を虜にしています。幸せな気分になる甘い香りのバニラの魅力や歴史、手軽に作れるおすすめレシピなどをご紹介しましょう。

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記事の目次

  1. 1.バニラとは?
  2. 2.バニラの基本情報
  3. 3.さまざまなバニラ
  4. 4.バニラのおすすめ商品
  5. 5.バニラを使った人気レシピ
  6. 6.バニラの甘い香りを楽しもう

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バニラとは?

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甘く香る「バニラ」は、洋菓子の香り付けとして知られている香料です。香り付けとしてバニラが用いられていた歴史は古く、14~16世紀のアステカ文明といわれています。

ラン科の蔓性植物であるバニラは、さやの中の未熟な種子を発酵と乾燥を繰り返す「キュアリング」によって、はじめて甘く独特な芳香を漂わせます。

アステカ文明時代からチョコレートドリンクやタバコを香り付けていたバニラは、今でもスイーツなどに甘く官能的な香りで人々を魅了しています。ふわっと漂うだけで甘く幸せな気分に浸れる魅惑の香料であるバニラの特徴や歴史、おすすめ商品など魅力をご紹介しましょう。

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簡単に作れる人気の手作りスイーツレシピも、バニラビーンズやエッセンス、オイルを使って作ってみてください。

独特の甘い香りが特徴の植物

Photo byritual

スイーツの香り付けに主に使われるバニラは、甘く魅惑的な香りが特徴のラン科の植物です。さやごと収穫し、未熟な種子を発酵と熟成を繰り返すキュアリングを行うことで、初めて甘く官能的な香りを放ちます。

アイスクリームやワッフル、ケーキ、クッキーなど、人気の洋菓子を中心に使われるバニラは、古くはカカオドリンクやタバコの香り付けとしても使用されていました。天然植物から収穫するバニラは、その年の気候に大きく左右される香料です。

今では店で手軽に人気のエッセンスやオイルなど、バニラ関連の商品が手軽に手に入ります。バニラの官能的で魅惑的な甘い香りは、古代から現代に至るまで多くの人々から愛されています。

主にアイスや洋菓子などに使われる

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香料としてのバニラの主な用途はアイスクリームや洋菓子です。ふんわりしたスポンジ生地やババロア、プリンなど、洋菓子から漂う甘い香りはバニラです。その中でも最も多く利用されているのはアイスクリームといわれています。

純粋に商品名が「アイスクリーム」である場合、多くは「バニラアイスクリーム」を指します。洋菓子などスイーツ作りに欠かせないバニラですが、ワイン造りやコーヒー、ココアなどの風味付けに使われることもあるようです。

バニラの基本情報

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ラン科の植物であるバニラは、甘く官能的な魅惑の香料として多くの人気スイーツに用いられています。バニラは日本でも簡単に手に入る植物ですが、気候が栽培に向いておらず難しいようです。

古くはアステカ文明の時代から好まれていた香料のバニラの原産国や、語源、歴史についてご紹介しましょう。

原産国・語源

フリー写真素材ぱくたそ

バニラの原産地は中央アメリカやメキシコといわれています。現在もアメリカやメキシコを中心にバニラは栽培されており、アメリカ東南沖のマダガスカル産は高級品として知られています。バニラの語源はスペイン語で「さや」を意味する「Vania」から名付けられました。

バニラの歴史

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バニラの歴史は古く14~16世紀のアステカ文明まで遡ります。アステカ文明時代、中央アメリカでバニラはカカオドリンクやタバコの香り付けとして使用されていました。

16世紀後半、中央アメリカにたどり着いたスペイン人たちによってバニラはヨーロッパへ持ち帰られたといわれています。19世紀にはバニラの人工授精が試みられましたが、昆虫を媒介する自然受粉の植物だったため、当時は困難を強いられたようです。

その後1848年になりバニラの人工授粉の方法が12歳の「エドモン・アルビウス」により発明されました。その後バニラ栽培は世界中で盛んになり、中でもマダガスカル島を中心とする「ブルボン種」は、甘く高貴な香りで全世界から人気を集めています。

さまざまなバニラ

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バニラはさやから未熟な種子を取り出し、発酵と乾燥を繰り返すキュアリングによって初めて甘い官能的な香りを出す人気の高い香料です。バニラの種子は大変小さく、キュアリングでツヤのある褐色に染まり芳醇な香りを漂わせます。

スイーツの香り付けに欠かせないバニラは、様々な形状で販売されています。スイーツの専門店で多く使われるバニラビーンズや、使い方が簡単なバニラエッセンスなど、様々な形状のバニラをご紹介しましょう。

バニラビーンズ

バニラのさやを縦に切り裂き、中の小さな種子をしごいて取り出したものが「バニラビーンズ」です。一般的にバニラはさやの状態で販売しており、使用する分だけカットしてから使います。

カスタードクリームやプリンなどにゴマよりも小さな黒い粒が見えるのは、バニラビーンズです。お菓子作りの工程でバニラビーンズを使う場合は、カスタードクリームやミルクを加熱する段階で加えます。熱を加えることで、バニラビーンズは甘く魅惑的な香りが出るのが特徴です。

またバニラビーンズを取り出した後のさやも、一緒に加熱すると、より甘く芳醇で濃厚な香りを出せます。バニラのさやは食べられないため、バニラビーンズを煮詰めた後は取り出しておきましょう。

煮詰めて香りを素材に移すバニラビーンズは、天然の植物の香料なので、まろやかで優しい甘さが特徴です。

バニラエッセンス

身近な店でも手に入る「バニラエッセンス」は、バニラの甘い香りをアルコールに抽出した人口の香料です。バニラエッセンスはバニラビーンズと比べると、数滴で強い香りを漂わせます。それほど高値でもないバニラエッセンスは、手頃な香り付けアイテムとしておすすめです。

人工的に作ったバニラエッセンスはそのままだと味に苦みがあるため、香料としてのみ使います。煮出して芳醇な甘い香りを出すバニラビーンズとは異なり、バニラエッセンスの適温はマイナス20~40℃です。

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プリンやババロア、生クリームなど、冷たいスイーツにバニラエッセンスは向いているでしょう。身近な店で手頃な値段で手に入るバニラエッセンスは、数滴で甘い香りを立てられるコストパフォーマンスに長けた商品です。

保存期間もバニラエッセンスは開封してから冷暗所で1年前後と長いため、良くお菓子作りをする人には向いています。バニラエッセンスを販売しているメーカーによっては香りが若干異なる場合があるので、初めて使う商品の場合は香りを確かめながら加えるのがおすすめです。

バニラのおすすめ商品

Photo byponce_photography

スイーツを甘く香り付けられるバニラは、バニラビーンズやバニラエッセンス、バニラオイル、バニラエクストラクトなど様々な商品が販売されています。本格的なスイーツ作りには種子を煮詰めて使うバニラエッセンスがおすすめでしょう。

コストパフォーマンスに優れたバニラエッセンスやオイルは、賞味期限も長く普段使いにおすすめです。バニラエクストラクトは、バニラをお酒に漬けて作ります。

より本格的なスイーツ作りに役立つバニラビーンズとコスパに優れたバニラオイル、2種類のおすすめ商品をご紹介しましょう。

S&B バニラビーンズ

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本格的なスイーツ作りにおすすめなのが「S&B バニラビーンズ」です。鮮度を保つスクリューキャップのボトルには、バニラビーンズが2本入っています。使いたい長さにカットして、さやからバニラの種をこそぎだして煮詰めて香りを立てて使いましょう。

自然植物のバニラビーンズは、開封前の賞味期限は3年ですが開封後は香りが飛ばない内に使い切るのがおすすめです。芳醇で上品な甘い香りを楽しめるバニラビーンズは、アイスクリームをはじめ、プリンやクッキー、パウンドケーキなど、様々なスイーツの香り付けに使えます。

種子を取り出した後のさやも素材と一緒に煮込んで香りを立てられる、S&B バニラビーンズは、1瓶税込み665円(2021年6月時点)です。

S&B バニラビーンズ

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バニラオイル

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ケーキやクッキーなど焼き菓子におすすめなのが「バニラオイル」(363円)です。油分にバニラの香りを溶け込ませたバニラオイルは、高温でも香りが飛ばないのが特徴でしょう。そのためバニラオイルはオーブンで焼くお菓子などに使うのがおすすめです。

逆にバニラオイルはプリンやババロアなど、冷たいスイーツには向かないといわれています。冷たいスイーツにはバニラオイルよりエッセンスの方がおすすめです。バニラオイルの使い方は、素材100gに対し3~5滴の数滴で上品かつ芳醇な香りを立てられます。

賞味期限も長いバニラオイルは、バニラエッセンスと同じくコストパフォーマンスに長けた香り付け商品です。

エッセンスバニラオイル

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バニラを使った人気レシピ

Photo byRitaE

官能的で甘いバニラの香りは、お菓子作りのレシピに多く用いられています。バニラを使ったレシピではアイスクリームが有名ですが、その他プリンやババロア、カスタードクリーム、パウンドケーキ、クッキーなど多彩です。

甘いバニラが香り立つ人気のレシピを2種類ご紹介しましょう。バニラを使うレシピの代表的なアイスクリームと、ミルキーなホワイトチョコを使ったしっとりブラウニーの2つです。レシピで使うバニラビーンズはエッセンスでもオイルでも代用可能なので試してみてください。

バニラアイス

Photo bysilviarita

ラム酒を加えた少し大人の味わいの「バニラアイス」のレシピをご紹介します。レシピに必要な材料は卵黄4つ分、牛乳400ml、生クリーム50ml、グラニュー糖80g、ラム酒大さじ1.5杯、バニラビーンズ2分の1本です。先に鍋に牛乳を入れておいてください。

バニラビーンズを包丁で縦に裂き中の種子をこそげ取り、さやと一緒に鍋へ入れます。鍋を火にかけ牛乳を沸騰直前まで温めましょう。次にボウルに卵黄とグラニュー糖を入れ、泡だて器でよく混ぜます。

Photo byponce_photography

卵黄が白っぽくもったりしたら、泡だて器で混ぜながら温めた牛乳を加えてください。ボウルの中身を鍋に移し、良くかき混ぜながら弱火でとろみがつくまで加熱します。とろみがついたらすぐに火を止め、漉しながらボウルに移しましょう。

ボウルの底に氷水を当てて良く冷やしてから、生クリームとラム酒を加え全体を良く混ぜ合わせます。平らなバットなどにボウルの中身を全て入れ、冷凍庫で5時間以上冷やし固めてください。

固まったら一旦冷凍庫から出し、ミルサーかフードプロセッサーで滑らかになるまで攪拌します。その後再びバットなどに移し、冷凍庫で冷やし固めたら、ラム酒とバニラビーンズが香る大人のバニラアイスの完成です。

Photo bysilviarita

子どもに人気のバニラアイスクリームの場合はレシピのラム酒を省くと良いでしょう。大人のデザートとして食べる場合には、ラム酒以外にもコアントローやブランデーなど他の洋酒をレシピに加えてもおすすめです。

スイーツで人気のアイスクリームは自宅でも簡単な材料のレシピで作れるので、一度試してみてください。

バニラのブラウニー

Photo by 305 Seahill

お馴染みのチョコブラウニーとは違う、白い見た目の「バニラのホワイトチョコブラウニー」のレシピをご紹介します。ミルク感たっぷりのホワイトチョコの優しい味わいとバニラの甘い香りが絶妙なブラウニーです。

レシピで使う材料としてホワイトチョコレート150g、たまご2つ、小麦粉80g、グラニュー糖100g、無塩バター大さじ5、バニラビーンズ2分の1本を用意してください。

先にホワイトチョコレートと無塩バターは細かく刻んでおきます。オーブンを160℃に予熱し、ブラウニーの型にクッキングシートを敷いておきましょう。まず鍋にホワイトチョコレートとバターを入れて弱火で溶かしてください。

Photo bymarkusspiske

ホワイトチョコレートとバターが溶けたらグラニュー糖を入れ、ざっくり混ぜ合わせます。バニラビーンズを縦に裂いて種子を取り、たまごと一緒に鍋に入れ良く馴染ませましょう。その後小麦粉と塩一つまみを加え、しっかり混ぜ合わせれば生地の完成です。

クッキングシートを敷いた型に生地を流し込み、予熱しておいたオーブンで40~45分程焼きます。竹串や爪楊枝で生地の中央を刺し、何もついてこなければ焼き上がりです。オーブンから出して完全にブラウニーが冷めたら、好みの大きさにカットします。

Photo byPezibear

バニラが香る簡単レシピのホワイトチョコブラウニーは、そのままでも、グラニュー糖を水で溶いたグレーズでデコレーションしても素敵でしょう。グレーズのレシピは粉砂糖60gを小さじ1~2の水で溶かすだけです。

グレーズのレシピは耐熱容器を使えば電子レンジで作れるので、ホワイトチョコブラウニーにシャリシャリの砂糖のトッピングをしたい人は試してみてください。なおグレーズが固まる前にドライフルーツなどでホワイトチョコブラウニーを飾っても華やかでしょう。

バニラの甘い香りを楽しもう

Photo byBru-nO

甘く官能的なバニラの香りは人気のスイーツをより魅力的に演出してくれます。手作りスイーツをより本格的に仕上げてくれるバニラビーンズやエッセンス、オイルで甘い香りを楽しんでください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。

S&B バニラビーンズ

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エッセンスバニラオイル

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noko dtk
ライター

noko dtk

食べることが大好きでグルメ系の記事を書いています。レストランや居酒屋などの飲食系やスイーツ、自宅で楽しむグルメも。

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