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音楽好きも大満足!浜松の楽器博物館で楽しく学ぶ
静岡県浜松市で有名なものと言えば、浜松餃子やうなぎ料理等の名物グルメ、浜名湖等の観光資源が挙げられますが、ものづくりの産地としても有名です。オートバイや楽器の製造で有名な「YAMAHA」の本社があるため、浜松では音楽活動がたいへん盛んです。
そんな背景から、浜松では、「YAMAHA」が経営する音楽ミュージアム以外に公立の楽器博物館があります。それが「浜松市楽器博物館」です。楽器博物館は、1981年より浜松市が進める「音楽のまちづくり」の一環として1995年4月に設立された日本初の公立楽器博物館です。
浜松市楽器博物館は、世界全域の楽器と楽器に関する資料を収集・保存し、調査・研究を行い、世界の楽器を偏りなく同じ目線で平等に展示し、さまざまな活動を通して、楽器や音楽とその文化についての、人々の認識と理解を深めることを目的としています。
浜松市楽器博物館の見所は、楽器の展示数が3300点(ヨーロッパ1750点、アジア630点、オセアニア160点、アフリカ230点、アメリカ200点、日本330点)にものぼり、他に楽譜・絵画・彫刻等楽器外資料も充実しているところです。
浜松市楽器博物館では、楽器が演奏できない人でも、世界各地の面白い楽器や楽器にまつわる資料を眺めるだけで楽しい施設となっています。
楽器は見るだけ、聴くだけでは面白くないですが、浜松市楽器博物館では、体験コーナーが非常に充実しています。世界の楽器や音具、音の出るおもちゃを自由に演奏できる体験ルームがあるため、子どもも楽しく遊びながら音楽に触れることができます。
ここでは、ピアノやギター、電子ドラム、足踏み式リードオルガン、アフリカのジェンベ太鼓やトーキングドラム、インドネシアのアンクルンやヨーロッパのハンドベル(ミュージックベル)、モンゴルの馬頭琴、ラテン楽器のコンガやボンゴ等、触って音を出すことができます。
浜松市楽器博物館では、一つの楽器や音楽をテーマに、国内外の演奏家や研究者を招いて、レクチャーコンサートも定期的に開催されています。世界の楽器と音楽、またその周辺に広がる文化について、専門家や研究者による教養講座も開催されています。
浜松市楽器博物館のレクチャーコンサートや教養講座では、楽器にまつわる話をじっくり聞くことができます。勉強よりまず行動派の方には、演奏技術の初歩を体験するワークショップ等体感イベントがおすすめです。
今回の記事ではお得な浜松市楽器博物館の入場割引情報についてもお伝えするので、気になった方は是非参考にして下さい。