【的矢牡蠣】は三重ブランド唯一無二のカキ！おいしい食べ方やおすすめの通販は？

的矢牡蠣は三重県志摩市にある的矢湾で生産されているブランド牡蠣です。山海の恵みが溢れる的矢湾で、的矢牡蠣は一粒一粒丁寧に愛情込めて育てられています。

的矢牡蠣はふっくらとした食感の身と、甘味と旨味の濃厚な味わいを感じることができます。生でも安心して食べることができる高品質な的矢牡蠣は、2002年に三重ブランド第1号に認定されています。

三重ブランドは、三重県が誇る全国的に知名度の高い特産5品目として、松阪牛・伊勢えび・真珠・あわびとともに三重県からの要請により認定されたものです。三重ブランドを与えられた的矢牡蠣は、佐藤養殖場が養殖し育てたもののみが名乗ることができます。

的矢牡蠣を唯一製造・販売している佐藤養殖場の始まりは大正8年に遡ります。当時プランクトン研究者であった創業者の佐藤忠勇氏が真珠の研究のために的矢に訪れました。あるとき、真珠養殖に使用していた竹の筏に牡蠣の稚貝がたくさん付いているのを発見します。

牡蠣の稚貝の成長の早さに目をつけた佐藤氏は、的矢湾が牡蠣の養殖に適しているということに確信を持ちました。的矢湾は山の養分をたっぷりと含んだ川の水が海中へと流れ込むため、牡蠣の餌になる植物プランクトンが大量に育っているのです。

このため、的矢湾で育つ牡蠣は、甘味と旨味のバランスが良く、ふっくらとした食感のおいしい牡蠣となります。

最高級の美味しさを持った的矢牡蠣の養殖を実現しても、創業者である忠勇氏の追求は終わりません。生で食べる牡蠣はあたる可能性があるため牡蠣を生食で食べることに消極的な人がいる、そこで忠勇氏は、牡蠣を無菌化する方法を探しだします。

牡蠣に菌がいるのは、海水に菌があり海水ごと菌を身体に取り込んでしまうからです。そのため、忠勇氏は海水から菌をなくす方法を考え出します。

そして辿り着いたのが、紫外線殺菌した海水で20時間以上飼育して滅菌するという世界で初めての画期的な洗浄方法でした。

これにより、的矢牡蠣はおいしいだけではなく、生でも安心して食べることができる高級牡蠣ブランドの一つとして三重県から全国に名を馳せていきました。

牡蠣は、育つ場所によって味のベースが決まります。そのため、東北で獲れる牡蠣と広島で獲れる牡蠣は味が全然違うものとなるのです。栄養の行き届いていない痩せた湾で取れる牡蠣は、殻は大きくとも中身がスカスカである場合も多くあります。

的矢湾の場合には、3本の川が流れ込んでくる特殊な湾で、山の栄養をたっぷりと含んだ川の水が海中へと流れ込むことで牡蠣の餌となる植物プランクトンを豊富に育てています。

的矢牡蠣の味の特徴は「甘味・旨味・塩味のバランスが丁度良く、ふっくらとした食感を楽しめる」というものです。的矢牡蠣がこのようになる理由は、的矢湾の山海の恵みが理由となっているのです。

佐藤養殖場では、均一な的矢牡蠣の身入れを行うために、ロープから水揚げをし収穫した後、丁寧に選別を行い、手入れを行い再び海に戻すという、蓄養期間を置く手間をかけています。

収穫する季節で1番身入れに適した時期を探し、納得のいく大きさ、品質が整う状態の的矢牡蠣を出荷しています。そのため、いつでも高品質で納得のいく的矢牡蠣を提供することができるのです。

佐藤養殖場で販売している的矢牡蠣は、間に仲介業者や卸業者は入っていません。そのため、佐藤養殖場から直接手元に、1番鮮度の高い状態の的矢牡蠣が届くのです。

鮮度の高い状態なので、生食でも安心して食べることができるのはもちろん、味に関しても、磯の風味があふれる牡蠣本来の味を楽しむことができます。

的矢牡蠣の旬は11月頃から2月とされています。旬を迎えた的矢牡蠣は、栄養素をバランスよく含み、必須アミノ酸やグリコーゲンを豊富に含んでいます。ミネラルやビタミンも均等に含んでいるので、身体にも嬉しい食材として人気を集めています。

的場牡蠣の特徴や旬を紹介したところで、的矢牡蠣のおいしい食べ方を紹介します。生でもおいしく食べられる的場牡蠣をよりおいしい食べ方で食べることで、的場牡蠣の旨味を存分に引き出すことができます。

まず紹介するおすすめの食べ方は「カンカン焼き」です。缶入りの的場牡蠣をそのままコンロに乗せて蒸し焼きにするだけです。ご家庭でもBBQでも楽しめる食べ方なので、ぜひお試しください。

次に紹介するおすすめの食べ方は「牡蠣ご飯」です。的場牡蠣を殻から取り出し水洗いし、よく水気を切ります。炊飯釜に米と具材、調味料を加え、最後に的場牡蠣を入れ、炊飯して完成です。旨味の詰まった的場牡蠣は炊き込みご飯にしてもおいしくいただけるのでおすすめです。

この他、アヒージョやカキフライなど、牡蠣の定番の食べ方でも的場牡蠣はおいしくいただくことができます。色々な食べ方で的場牡蠣をお楽しみください。

牡蠣はやはり現地で食べるのが1番！という人も少なくないでしょう。ここでは、おいしい的矢牡蠣が食べられる人気スポットを紹介します。

まず紹介する人気スポットは「的矢かきテラス」です。佐藤養殖場が運営するお食事どころで、一年を通しておいしい的矢牡蠣を味わうことができます。

生の的矢牡蠣をはじめ、伊勢志摩ならではの味わい方のカンカン焼きなど、季節ごとに牡蠣料理を楽しめる人気スポットとなっています。

的矢カキテラスの生カキは、エグ味や臭みがなく、牡蠣が苦手な方でも食べられるほどの食べやすさが特徴です。養殖場直営だからこそ味わえる、獲れたての鮮度抜群の的矢牡蠣を楽しむことができます。時期によって異なる牡蠣の味わいに合わせたオリジナルソースも評判です。

牡蠣のカンカン焼きは、的矢牡蠣をダイナミックに味わえるおすすめの食べ方です。卓上のコンロで蒸し焼きにするので、芳醇な的矢牡蠣の香りとともに絶品の美味しさを堪能できます。

定番のカキフライでは、剥きたての的矢牡蠣を使い、衣にもこだわり作り上げています。ソースも何もつけずとも、的場牡蠣の旨味だけで成り立つ美味しさを楽しむことができます。

剥きたての牡蠣を甘酢でサッとしめた酢牡蠣というメニューもおすすめです。牡蠣漁師や地元で愛されている牡蠣料理のひとつで、的矢牡蠣の美味しさをダイレクトに味わえます。

的矢かきテラスは近鉄鵜方駅からタクシーで15分ほどの場所にあります。通常営業時間は10:00〜15:00です。1階に44席、2階に38席、会場レストランに36席用意されています。出入り口にスロープが設置されており、車椅子対応の関谷トイレもあるので安心です。

次に紹介する人気スポットは「いかだ荘 山上」です。伊勢志摩に暖簾を掲げて半世紀という老舗の旅館です。的矢牡蠣料理や新鮮な海の幸を味わえる旅館として人気を集めています。

的矢牡蠣が旬を迎える11月から3月には、的矢牡蠣を使ったコース料理を楽しむことができ、夏の期間中には、的矢牡蠣の夏会席というコースを楽しむことができます。

いかだ荘 山上はの的矢牡蠣の生牡蠣は、緑の多い自然豊かな海で育てられたミネラルたっぷりの海の潮の味を堪能できます。

的矢牡蠣と一緒に味わえる、牡蠣に合うワインや日本酒も豊富に用意されています。牡蠣と相性抜群なお酒とともに味わう的矢牡蠣は絶品です。

いかだ荘 山上は伊勢自動車道伊勢ICから車で約50分ほどの場所にあります。要予約ですが、近鉄志摩磯部駅から送迎バスも出ています。通常営業時間は11:00〜13:00／17:30〜19:00で、定休日は木曜日です。

最後に全国どこにいても気軽に的矢牡蠣を手にすることができる人気の通販商品を紹介します。通販なら、新鮮な的矢牡蠣を思い立ったらすぐに購入することができます。自宅でゆっくりと的矢牡蠣を味わいたいときには通販を利用するのがおすすめです。

まず紹介する通販で買える的矢牡蠣は「佐藤養殖場 清浄的矢かき殻付き（生食用）」です。牡蠣特有の臭みがなく、上質な味わいの的場牡蠣を生食で味わえる人気の通販商品となっています。

殻を剥くのに便利な、片手用手袋と牡蠣剥き専用ナイフ、牡蠣の剥き方説明書もついています。牡蠣初心者の方でも安心なセットとなっており、贈答用としても人気をあつめています。

次に紹介する通販で買える的矢牡蠣は「佐藤養殖場 清浄的矢かきむき身（生食用）」です。殻を剥く必要のないむき身タイプの的場牡蠣となっています。

生食としても楽しめますが、牡蠣鍋やカキフライ、牡蠣のアヒージョなどの牡蠣料理に使用するのもおすすめです。

生食でも安心して食べることのできる的矢牡蠣は絶品のおいしさです。本場三重県で獲れたての的矢牡蠣を食べるも良し、通販で手軽に手に入れるも良し、お好きな方法で的矢牡蠣のおいしさを体感してみてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。