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牡蠣の保存は冷凍と冷蔵どっちがおすすめ?
今回は、有名な海の幸である牡蠣の保存の仕方や期間についての紹介をします。牡蠣といえば「海のミルク」と表現されることが多い食材で、クリーミーで栄養価満点な人気の素材です。日本料理はもちろんのこと、イタリアンやフレンチなど幅広い料理で利用される素材です。
牡蠣は、食あたりしてしまう危険があると考えている方も多いかもしれません。食中毒の原因となる食材の代名詞と考えている方もいるかもしれませんが、正しい食べ方や保存の仕方をすれば、食あたりになる心配は少ないです。生食用と加熱用をきちんと区別して利用するのが大事です。
牡蠣のおいしさを堪能するためには、やはり新鮮な状態で保存された素材を上手に調理されたものが理想的です。また、生食の場合には鮮度が大変重要な要素となるため、保存状態の良し悪しが味に大きく影響します。牡蠣の正しい保存方法は、理解すると意外に簡単です。
牡蠣の保存方法で、冷凍と冷蔵のどちらがいいかといえば、冷蔵の方が一般的にはおすすめです。鮮度の高い状態で保存ができるためです。しかし、冷凍保存でも正しい方法を採用すればおいしく牡蠣を保存しておくことができます。意外に簡単な保存方法をぜひ実践してみてください。
牡蠣の簡単な保存方法(冷蔵)
牡蠣の保存方法のうち、まずは一般的な冷蔵保存の方法を紹介します。牡蠣はスーパーなど一般的な店頭で販売されていることも多いですが、通販などで取り寄せて購入することもできます。通販で牡蠣を取り寄せる場合は、ほとんどが冷凍保存の状態で届けられます。
通販での取り寄せをした牡蠣は、そのまま冷凍庫に入れて保存しておけば問題ありませんが、スーパーなどで購入した一般的な牡蠣は、冷蔵の状態で保存されているものがほとんどです。すぐに使いきれる場合は問題ありませんが、使いきれなかった場合は冷蔵で保存することになります。
牡蠣を冷蔵保存する場合は通常の冷蔵室よりはチルド室やパーシャル室など少し通常の冷蔵室よりも温度が低い場所で保存するのがおすすめです。そのような設備がない冷蔵庫の場合は、正しい処置をして一般の冷蔵室で保存し、鮮度の高い間においしく食べることをおすすめします。
牡蠣の保存について考える際に、牡蠣がむき身の状態なのか、殻付きの状態なのかもよく確認しましょう。どの状態で保存するかによって保存期間も適切な保存方法も変わってきます。難しいようで、理解するとそれほど難しいと感じることなく簡単に実践できるので試してみてください。
準備するもの・保存方法
牡蠣の冷蔵保存の正しい方法を、まずは殻付きの牡蠣の場合について紹介します。殻付きの牡蠣の場合は、バットなど保存容器に牡蠣同士が重ならないように並べます。
キッチンペーパーや新聞紙を湿らせたものを被せ、その上からラップをふんわりとつけます。可能ならばチルド室やパーシャル室などの低温の冷蔵場所に入れます。殻付きの牡蠣は、乾燥することに弱いためみずみずしさを保つことが最も重要なので、水分を損なわないようにしましょう。
むき身の牡蠣の冷蔵保存をする場合は、牡蠣の表面についた水分をキッチンペーパーなどでやさしく拭き取ります。強く拭くと身が崩れる可能性があるので注意しましょう。そのあと密閉容器や密閉袋などに入れてできればチルド室やパーシャル室に入れて保存するのがおすすめです。
保存期間
牡蠣は生ものですので、冷蔵保存をする場合には保存期間はどれだけ正しい方法をとったとしても長持ちさせることはできません。殻付きの場合には2日程度が目安です。むき身の牡蠣の場合は冷蔵庫に入れた翌日には食べきることを目安にした方が安全においしく食べられます。
牡蠣には養殖のものと天然ものといった生産方法による違いがあります。また、真牡蠣や岩牡蠣などの種類による違いもあります。保存期間としては、どのタイプのものでも同じと考えて、早めに食べきることが重要です。消費期限が明記されているので、きちんと守りましょう。
もしどうしても消費期限内に食べきれない場合には、冷蔵以外の保存方法をとることを検討しましょう。牡蠣は鮮度が重要ですので、冷蔵のままだとどんどん劣化してしまいます。
牡蠣の簡単な保存方法(冷凍)
続いて、牡蠣の冷凍による簡単な保存方法を紹介します。牡蠣は、鮮度が重要ですので一般的には冷蔵で一時的に保存して早めに食べきってしまうのがおすすめですが、どうしても長期間保存しなければならない場合には冷凍する保存方法を採用しましょう。
牡蠣を冷凍庫に入れる場合は、何もせずそのまま入れるとおいしさが落ちてしまうのでおすすめできません。所定の準備をしてから冷凍することが重要です。せっかくのおいしい牡蠣のうまみをできるだけ損なわないよう、少し手間をかけて保存することをおすすめします。
非常に簡単な手順なので、慣れると手軽に試せる方法です。牡蠣はできるだけ鮮度が高い状態で早めに食べるのが理想的ですが、長期間の保存なら正しい冷凍方法を行いましょう。
準備するもの・保存方法
牡蠣を冷凍庫に入れる場合には、一定の下準備をすることをおすすめします。用意するのは、片栗粉だけです。道具は、ボウルとバットがあると簡単に処理ができます。
むき身の牡蠣と片栗粉をボウルに入れて混ぜ合わせます。水を加えて、牡蠣を洗う感覚で混ぜます。水が濁ってきたら水のみを捨てて、数回繰り返します。洗っても水がある程度透明なままになるほど洗うことができたら、ボウルから取り出してキッチンペーパーなどで水気を拭きます。
バットにラップをかけてその上に牡蠣を並べます。その上にさらにラップをかけて冷凍庫に入れて2時間ほど凍らせます。一度冷凍庫から取り出し、冷凍用の密閉袋に入れて空気を抜きながら封をします。その状態で冷凍庫に入れて保存すれば、鮮度を保って保管しておけます。
保存期間
牡蠣を冷凍した場合の保存期間はどれくらいなのでしょうか。牡蠣の冷凍保存期間の目安としては、1か月程度と考えておきましょう。1か月を超えないようにできるだけ早く食べきってしまう方がおいしく食べられるのでおすすめです。冷凍庫内の在庫量を確認しながら利用しましょう。
冷凍した後取り出して料理に利用する場合は、そのまま鍋やフライパンで調理しながら解凍をすることもできます。しかし、おいしさは損なわれてしまうのでおすすめできません。
冷蔵庫で解凍する場合はバットなどに並べて6時間ほど置き、ある程度解凍されてから調理に利用しましょう。塩水につけると30分程度で解凍させることができますが、塩水をしっかりとふき取ってから調理に利用します。できるだけおいしい状態で食べられるようにしましょう。
牡蠣を生食したい時の保存方法
最後に、牡蠣を生食で楽しむために保存する方法について紹介をします。牡蠣好きの方の中には、生で食べるのを好む方も多いかもしれません。牡蠣は生で食べるとクリーミーさを最大限に楽しめるので、好んで食べる方も多いです。中で食べるときには必ず生食用のものを選びましょう。
できるだけ鮮度を落とさず美味しく食べるために、おすすめの保存方法を紹介します。そのまま冷蔵庫に入れるよりもおいしさを保ったまま保存しておける方法があるので、一時的に冷蔵する際にはぜひ採用してもらいたい方法です。牡蠣の美味しさをできるだけ長持ちさせましょう。
準備するもの・保存方法
生で保存する際には、殻付きのタイプの方が適切です。むき身の場合は鮮度の落ち方が早いので、生食で鮮度の良い味わいを楽しみたい場合は殻付きの商品を選択するようにしましょう。ラップとキッチンペーパーを用意します。また、牡蠣を並べるためのお皿も用意します。
牡蠣をお皿の上に重ならないように並べたら、その上に水で濡らしたキッチンペーパーを置きます。その上からラップをかけますが、隅を少し開けて置き、牡蠣が呼吸できるようにしましょう。鮮度を保って保存ができますが、消費期限は必ず守り、早めに食べきることをおすすめします。
牡蠣を正しく保存して長く楽しもう!
以上、牡蠣の正しい保存方法を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。冷蔵保存の方が鮮度を保ったまま置いておくことができますが、保存期間は短いので注意する必要があります。
長期間保存しなければならない場合は冷凍庫に正しく入れましょう。よりおいしく牡蠣を楽しむために、正しい保存方法を採用しましょう。