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鹿島神宮は格式ある関東最古の神社!
茨城県には歴史の古い神社や格式の高い神社、パワースポットとして人気の神社、御朱印が特徴的な神社など様々な神社があります。今回ご紹介する、鹿島神宮は数ある茨城の神社の中でも、特に歴史が古く、格式も高い神社として人気と崇敬を集めています。
鹿島神宮の最寄駅である鹿島神宮駅は都心からのアクセスも比較的良く、駅から鹿島神宮までのアクセスも徒歩10分程度となっています。
茨城県でも屈指の観光スポットとして人気を集める場所でもあります。この記事では、鹿島神宮の中でも特に人気のパワースポットである御手洗池を中心に鹿島神宮のみどころや、人気のおみくじやお土産をご紹介します。
鹿島神宮は全国の鹿島神社の総本社であり、常陸国(現在の茨城県)の一之宮でもあります。また、かつて神宮と名乗ることを許されたのは、伊勢神宮と香取神宮の他にはこの鹿島神宮であり、非常に格式の高い神社と言えます。
創建は紀元前660年で、神武天皇の時代まで遡ると伝わっています。2700年近い歴史を誇る、関東でも最古の神社の一社です。
鹿島神宮の社殿には珍しい特徴があります。全国の神社では社殿を南向きに建てられている場合が多いのですが、鹿島神宮の社殿は北向きに建てられています。これは大和朝廷の宿敵である北方の蝦夷に睨みを利かせるためであると言われています。
そのような視点を持って散策してみると、鹿島神宮が、中央政権の東国経営の一大拠点としての役割を担って来た歴史を窺い知ることができます。
現在の本殿は江戸時代、二代将軍徳川秀忠によって、江戸時代の元和5年(1619年)に造営されたものです。鹿島神宮のご祭神である武甕槌大神は武の神であることから、武門の棟梁である徳川秀忠はこの神を篤く崇敬したそうです。
絢爛な極彩色の社殿は江戸時代前期によく見られる様式で、日光東照宮など同時代に造営された寺社と似た特徴を持っています。なお、この本殿は国の重要文化財にも指定されています。
一方、奥宮は安土桃山時代の慶長10年(1605年)に造営されたものです。こちらは本殿とは対照的に簡素な造りになっていますが、彫刻などには安土桃山時代の特徴が色濃く見られます。この奥宮も国の重要文化財です。
この奥宮は現在の本殿が完成するまでは本殿として扱われていたもので、江戸幕府の開祖である徳川家康が関ヶ原の戦いの勝ったお礼として造営したのだそうです。
本殿と奥宮で造営された年代が異なり、それぞれがその時代の特徴をよく表していますので、そういった視点で散策してみるのも面白いかもしれません。