絶品の鳥取カレーが食べられる人気のお店17選！カレー王国のおすすめ店をご紹介

鳥取県と言えば、鳥取砂丘をはじめ二十世紀梨、境港の海の幸、大山どりなどが有名であり、近年のアンケートでは住みたい田舎でも上位にランクインする魅力的な県です。

そんな鳥取県が、カレーの消費量が全国1位であることはご存知でしょうか？総務省の家計調査によると鳥取県は1世帯あたりのカレールウ消費量、消費金額ともに全国1位となっていて、政令指定都市を対象とした調査では、鳥取市も常に上位に入っています。

鳥取県の人たちがカレーをたくさん食べる理由は、共働きの世帯の割合が全国平均を大きく上回る為、手軽に作れて保存も効くカレーが好まれ、食卓に上る機会が多いからだといわれています。

また、福神漬けとともにカレーには欠かせないらっきょうの生産量も全国1位であり、鳥取砂丘で生産される砂丘らっきょうは形が良く、身がしまっていて歯ざわりもよいことから、全国的なブランドとなり人気を集めています。

それだけでなく、鳥取県はカレーによく合う米として「プリンセスかおり」も開発しています。ポップコーンのような香りと粘り、うまみが特徴のお米で、2017年に完成、現在では通販等で県外からも購入することができます。

このように鳥取の人たちは、単に消費量や消費金額が多いだけでなく、カレーに対して並々ならぬ情熱を持っています。まさに鳥取県はカレー王国と呼ぶに相応しい県です。

当然のことながら、鳥取県内には数多くのカレー専門店やオリジナルカレーを提供する食堂やカフェが存在していて、鳥取名物のひとつ鳥取カレーとして、地元の人からも観光客からも人気を集めています。

今回はそんなカレー王国鳥取の名物、鳥取カレーの特徴や、絶品の鳥取カレー食べられるおすすめの有名店、人気店をご紹介したいと思います。

鳥取カレーと一口に言っても決まったスタイルや特徴、定義があるわけではありません。鳥取の食堂やカフェ、居酒屋、パン屋などでは、お店ごとに実にバラエティーに富んだオリジナルカレーが提供されています。そんな各店のオリジナルカレーの総称が鳥取カレーなのです。

つまり、ポークカレーやビーフカレー、チキンカレー、ベジタブルカレー、シーフードカレー果てはインドカレーまでもが、鳥取県の人気店や有名店で出されればそれは鳥取カレーです。この記事で紹介するお店のカレーもそれぞれ独自のスタイルのカレーばかりです。

強いて条件を挙げるなら、日本で最もカレーを食べる鳥取の人々の眼鏡に適った、絶品のカレーが鳥取カレーと言えるのではないでしょうか？

そんなカレー王国鳥取の人々に愛され、今日まで生き残ってきた、鳥取カレーの人気店、有名店のカレーはどれも絶品でおすすめの逸品ばかりです。皆さんも観光や出張などで鳥取へ行った際には、ぜひ鳥取カレーの食べ歩きをしましょう！

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選をご紹介します。老舗喫茶店の「ベニ屋」、多彩なメニューがあるレストラン「アントニオ」、地元の人気店「とんきん」、ハンバーグカレーが人気の「てけてけ」、本格インドカレーが楽しめる「チキンカリーズ」があります。

また、具材がとろける「カレー食堂 ボヌール」、本格レストラン「カフェ・ダール ミュゼ」どの店も個性的で美味しい鳥取カレーが食べられる人気店です。

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選、1軒目は鳥取駅北口から徒歩5分のところにある、喫茶店「ベニ屋」です。1948年から変わらずこの場所で営業している老舗の喫茶店でレトロな外観、内装がとても良い雰囲気で、地元の人からも観光客からも人気の有名店です。

「ベニ屋」のカレーは、深いコク、旨み、甘味と程よい辛さが特徴で、カレーライスは650円で、ボリュームは控えめですので、がっつり食べたい時は大盛り（850円）を頼みましょう。特におすすめなのは、大山どりを使ったチキンカツカレーです。

カレー王国のおすすめ店「ベニ屋」の営業時間は、8:00～19:00（ラストオーダーは18:45）で、定休日は水曜日です。朝から営業しているので朝カレーも楽しめます！

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選、2軒目は米子駅からJR境線で2駅の後藤駅から徒歩8分のところにある、「アントニオ」です。ホープタウンというショッピングセンター内に入居する洋食店で、様々なメニューが取り揃えていますが、特にカレーが人気のお店です。

「アントニオ」の鳥取カレーはフルーティでコクのある味わいが特徴で、メニューは白ネギと牛スジのスパイシーカレー（700円）やチーズカレー（750円）などがありますが、おすすめはコクのあるカレーとマッチするヒレカツカレー（800円）です。

カレー王国のおすすめ店「アントニオ」の営業時間は、10:00～20:00で無休で営業しています。洋食店の絶品カレーを味わいに行きましょう！

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選、3軒目は米子駅から徒歩7分のところにある、カレー専門店「とんきん」です。絶品のカレーソースと独特なトッピングで地元から絶大な人気を誇る有名店です。

「とんきん」の鳥取カレーは、スパイシーでさらりとしたカレーソースと個性的なトッピングが特徴です。おすすめは、650円のバーグカレーで、ハンバーグは注文後に種から作ります。良く焼かれたハンバーグとスパイシーなカレーの組み合わせは絶品です。

カレー王国のおすすめ店「とんきん」の営業時間は、11:00～で定休日は火曜日です。営業終了時間は不定期（材料がなくなるなどの理由）ですので、早めに出かけましょう。

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選、4軒目は鳥取県倉吉市の複合文化施設「倉吉パークスクエア食彩館」（倉吉駅からバスで8分）に入居する鳥取カレーの専門店「てけてけ」です。地産地消にこだわり人気を集める、絶品の鳥取カレーを出す有名店です。

「てけてけ」の鳥取カレーは、地元の野菜をたっぷり使った甘さとそれを引き立てるスパイシー味わいが特徴で、一番人気はハンバーグカレー（900円）で連日売り切れ続出です。他にもカツカレー（850円）やオムカレー（700円）などもおすすめです。

カレー王国のおすすめ店「てけてけ」の営業時間は11:00～19:00（金・日曜日は17:00まで）で、定休日は月曜日（祝祭日の場合は翌日）です。

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選、5軒目は鳥取駅北口から徒歩6分のところにある、本場インドのチキンカレー専門店「チキンカリーズ 鳥取駅前店」です。絶品のチキンカレーがリーズナブルなお値段で楽しめる、最近人気の有名店です。

「チキンカリーズ 鳥取駅前店」は全国にインド料理店を展開するスパイス王国の系列店です。その強みを活かした、スパイスにこだわった本格インドカレーが特徴で、おすすめは500円のチキンカレー（ナンとライスが両方つくセットがおすすめ）です。

カレー王国のおすすめ店「チキンカリーズ 鳥取駅前店」の営業時間は、ランチが11:00～15:30、ディナーが17:30～21:30、無休で営業しています。

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選、6軒目は鳥取駅から車で10分（国道53号線を南へ）のところにある「カレー食堂 ボヌール」です。おしゃれな外観と内装、スパイスの調合にこだわった激辛のカレーが特徴のお店です。

「カレー食堂 ボヌール」の鳥取カレーは、さらさらとしてスパイシーなカレーソースが特徴で、辛さ青唐辛子の量で調整でき、0～10辛が選べます。おすすめは豚バラの軟骨を煮込んだパイカ（750円）です。じっくりと煮込まれた豚バラがとても柔らかく絶品です。

カレー王国のおすすめ店「カレー食堂 ボヌール」の営業時間は、11:00～22:00（平日の15:00～18:00は休憩時間、月曜は11:00～15:00のランチ営業のみ）となっています。

鳥取カレーが美味しいおすすめのお店7選、7軒目は鳥取県立博物館で営業する本格レストランの有名店「カフェ・ダール ミュゼ」です。博物館の敷地内に店舗がありますが、専用の入り口があるので、博物館の入館料を払う必要はありません。

「カフェ・ダール ミュゼ」の鳥取カレーは、ルウを使わずにスパイスを調合して作るサラサラのカレーソースが特徴で、一番人気は牛すじと鳥取県産の野菜がたっぷり使われた薬膳鳥取牛すじカレー（1200円）です。味もヘルシーさも絶品の名物カレーです。

カレー王国のおすすめ店「カフェ・ダール ミュゼ」の営業時間は9:30～18:00（事前予約で22:00まで営業）で、不定休となっています。

変わり種の鳥取カレーが食べれる人気有名店4選をご紹介します。遺跡にちなんだカレーが食べられる「五島」、それぞれ違ったピンクのカレーが食べられる「当たり前田カレー」と「大榎庵」、本格フレンチ「レストラン仏区里屋」があります。

変り種と言っても味の方は絶品の美味しい鳥取カレーですので、珍しくて美味しいものが好きな人には外せない鳥取カレーのお店です。

変わり種の鳥取カレーが食べれる人気有名店4選、1軒目はJR山陰本線青谷駅（鳥取駅から36分）から徒歩5分のところにある喫茶店「五島」です。コーヒーとカレー、ギフトなどを取り扱う地元で人気の有名店です。

「五島」の鳥取カレーは、ダークブラウンの欧風カレーでデミグラスソースがたっぷり使われ、深いコクがあるのが特徴です。

カレーのラインナップはプレーンカレー（600円）、ベジタブルカレー（900円）、とんかつカレー（1000円）、ハンバーグカレー（1000円）など10種類以上のカレーがあります。

「五島」のカレーの中でも特におすすめの変わり種メニューは、青谷上寺地（あおやかみじち）遺跡で発掘された弥生時代のホタテにちなんで、大ぶりのホタテをトッピングした遺跡カレー（920円）と弥生カレー（1020円）です。

遺跡カレーのライスは古代米と白米をブレンドしたもので、弥生カレーのライスはピラフとなっています。どちらもホタテと欧風カレーがよくマッチしていて絶品のカレーです。

カレー王国のおすすめ店「五島」の営業時間は平日・土曜日が8:10～17:00、日曜日が8:10～16:30、毎月第一金曜日が定休日となっています。

変わり種の鳥取カレーが食べれる人気有名店4選、2軒目は鳥取駅から徒歩1分のところにある、鳥取カレーの有名店「当たり前田カレー」です。ユニークな店名と独自メニューで人気を集める米子の人気店です。

「当たり前田カレー」の鳥取カレーの特徴は、ベースカレーを欧風ビーフカレー、インディアンカレー、ココナッツカレーの三種類から選べる点です。

ベースカレーを選んだら、手仕込豚カツや自家製ハンバーグ、大山どりのから揚げ、農家さんが作った野菜などのトッピングを乗せていただきます。

「当たり前田カレー」のカレーの中でも特におすすめの変わり種メニューは、ココナッツベースのカレーにビーツを混ぜた、ピンク色の「縁結びカレー」です。

見た目が珍しいだけでなく、味も絶品ですので、恋愛に関する願いごとがある人もない人も是非食べてみましょう。やや甘口なので、辛い物が苦手な方やお子様も安心して食べられます。

カレー王国のおすすめ店「当たり前田カレー」の営業時間は11:00～23:00で、無休で営業しています。

変わり種の鳥取カレーが食べれる人気有名店4選、3軒目は鳥取空港からすぐ近くのところにあるフレンチの有名店「レストラン仏区里屋（ぶくりや）」です。西洋風のおしゃれな外観と、落ち着いた雰囲気の内装が素敵なフレンチレストランです。

「レストラン仏区里屋」の鳥取カレーは、地産地消にこだわった家庭的で甘味のある味わいが特徴です。カレーのラインナップはカレー・カントリー風（800円）、ハンバーグカレー・カントリー風（980円）など8種類です。

「レストラン仏区里屋」のカレーの中でも特におすすめの変わり種メニューは、鳥取黒毛和牛ステーキカレー・カントリー風です。

インパクト抜群のステーキと地元産の野菜がたっぷりと乗っています。野菜の中にはカレーに似合わない白菜も入っていますが、これが家庭的なカレーとよく合い絶品です。ボリュームはありますが、意外とさっぱりと食べられるので女性にもおすすめです。

カレー王国のおすすめ店「レストラン仏区里屋」の営業時間は9:00～21:00、定休日は火曜日となっています。

変わり種の鳥取カレーが食べれる人気有名店4選、4軒目は鳥取城から徒歩約10分のところにある、和風カフェレストラン「大榎庵（おおえのきあん）」です。古民家を改装した隠れ家的なお店で、テレビや新聞で紹介されたこともある有名店です。

和食主体ですが、洋食のメニューもあり、特徴的なカレーも看板メニューの1つとなっています。

「大榎庵」のカレーの中でも特におすすめの変わり種メニューは、ピンク華麗（カレー）でお値段は1200円です。ビーツと企業秘密の材料を混ぜ合わせて色鮮やかなピンクのカレーを作り上げています。

色は奇抜ですが、味は絶品の鳥取カレーです。お土産用のレトルトカレー「華貴婦人のピンク華麗」（980円）もあり、通販で購入することもできます。興味のある方はお取り寄せしてみてはいかがでしょうか？

カレー王国のおすすめ店「大榎庵」の営業時間は11:00～20:30（食事は11:30から）、不定休となっています。

鳥取カレーが味わえる本格インドカレーのお店2選をご紹介します。多彩なインドカレーが楽しめる「デリー・ダラバー」、インド人料理人が作る本格派「石窯ダイニング cumin」、どちらのお店も絶品のインドカレーが味わえます。

鳥取カレーが味わえる本格インドカレーのお店2選、1軒目はJR山陰本線倉吉駅（鳥取駅から約1時間）から徒歩約16分のところにある、インド料理店「デリー・ダラバー」です。

「デリー・ダラバー」では、具材（チキン、ポーク、フィッシュ、ラム）ごとのカテゴリー別に様々な絶品本格インドカレーが食べられます。お値段は800円から1000円程度で、ナンも各種揃っていますが、プレーンのナンが300円、一番高いカシーリナンが550円です。

カレー王国のおすすめ店「デリー・ダラバー」の営業時間はランチが11:00～15:00、ディナーが17:00～22:00、無休で営業しています。

鳥取カレーが味わえる本格インドカレーのお店2選、2軒目は鳥取駅南口から徒歩9分のところにある「石窯ダイニング cumin（くみん）」です。先ほどご紹介した本格インド料理の有名店「デリー・ダラバー」と同じ系列のお店です。

「石窯ダイニング cumin」では、インド出身の店長が作る本格インドカレーが食べられます。カレーの種類も多種多様で、セットメニューも充実しています。お値段はカレー3種にナンまたはライスがついたセットで1200円となっています。

カレー王国のおすすめ店「石窯ダイニング cumin」の営業時間はランチが11:00～15:00、ディナーが17:00～22:00、無休で営業しています。

JR山陰本線倉吉駅から車で約25分のところにある、レストラン「やまびこ」の名物は黒い鳥取カレーです。

黒い見た目がインパクト抜群の「やまびこ」のカレーは、スパイシーさとフルーティーな甘さと深いコクが特徴の絶品の鳥取カレーです。味噌汁がセットでついてくるのも嬉しいサービスです。

カレーのラインナップはカレーライス（600円）とカツカレー（800円）で、ライス大盛りが100円、トッピングの玉子が1個30円です。

カレー王国のおすすめ店「やまびこ」の営業時間はランチ営業のみで11:00～15:00、定休日は日曜日となっています。

鳥取駅前のアーケード街「サンロード」にある、カフェ「木の香り」の名物メニューは体に優しい各種やくぜんカレーです。

また、体に優しい鳥取カレーのお店というだけあって、内装も緑が溢れ、くつろいだ雰囲気で食事ができます。

体に優しい「木の香り」の鳥取カレーは、独自の配合の薬膳スパイスと地元産の野菜をたっぷり使った優しい味わいが特徴です。自家栽培の野菜を使ったサラダ（単品200円）もついて来るのが嬉しいサービスです。

カレーのラインナップはやくぜんオムライスカレー（850円）ややくぜん牛すじカレー（850円）、やくぜん豚カツカレー（850円）など9種類以上のカレーが楽しめます。

カレー王国のおすすめ店「木の香り」の営業時間は11:00～18:00、定休日は月曜日となっています。また、平日のみモーニング営業（7:30～9:30）をしていて、やくぜん朝カレー（500円）が食べられます。

鳥取県庁の食堂でも鳥取カレーが食べられます。県庁の食堂ということでオーソドックスなシンプルなカレーを想像するかもしれませんが、なんと猪や鹿を使ったジビエカレーが食べられます。

ただし、カレーが食べられるのは基本的に火曜日だけで、数量も50食限定となっています。県庁は鳥取城の近くにありますので、タイミングがあったらこのレアな鳥取カレーを県庁に食べに行きましょう！

鳥取県庁食堂で食べられる鳥取カレーは、第1、第3火曜日に出る猪カレーと第2、第4火曜日に出る鹿カレーの2種類で、お値段は両方とも550円です。

カレー王国のおすすめ店「鳥取県庁食堂」の営業時間は8:00～18:00、定休日は土曜、日曜、祝日となっています。また、カレーが食べられるのは火曜日だけですので注意が必要です。

鳥取駅から徒歩5分の住宅街にある、洋食店「スノーラスカル」は地元の人に愛される隠れ家的なお店です。この「スノーラスカル」でも鳥取カレーが食べられます。

「スノーラスカル」の鳥取カレーは、自家製デミグラスソースの旨みとコク、そして圧倒的なボリュームです。

看板メニューの男気カレー（1590円）には卵五個分のオムカレーの上にハンバーグと大きなエビフライが乗っていて、とてもボリューミーです。ガッツリ系の鳥取カレーを食べたいならこのお店で決まりです。

カレー王国のおすすめ店「木の香り」の営業時間は平日が8:00～21:30（休憩時間：15:00～17:30）、土日祝日が（休憩時間：15:30～17:30）で、火曜日が定休日です。

ここまで鳥取カレーを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？食べてみたい鳥取カレーはありましたでしょうか？鳥取カレーの魅力は多様さにあります。鳥取に行ったら自分にとっての最高の鳥取カレーをみつけましょう！