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そんな美しい景色が見どころの黄金道路の工事が始まったのは昭和2年ですが、この道路の計画が始まったのは、工事が始まるずっと前の江戸時代でした。
江戸時代は黄金道路が作られた場所は、断崖絶壁から石が季節を問わずに崩れて落ちてきていて、冬には流れも起こるので、この地域の道路の建設は難しく、なかなか着手されず人々は迂回して通っていました。
トンネルを作り、崖を削って海岸を埋め立てるなどの方法で問題を解決し、7年もの歳月をかけ、十勝と日高結ぶ黄金道路が完成しました。
黄金道路にある「えりも黄金トンネル」は平成18年から5年間かけて平成23年に完成し、その全長は4941mと、北海道内のトンネルで最長のトンネルとなっています。
黄金道路が建立された当時の名前は「日勝海岸道路」でしたが、「この道路の建設には黄金が敷き詰められるほどの莫大な費用をかけた」ということから、黄金道路と呼ばれるようになりました。
襟裳岬へのアクセス
襟裳岬は北海道の南部分にあり、山や断崖なども多く、少しアクセスのしにくい場所になっています。襟裳岬へのアクセス方法は、車を使ってアクセスする方法、電車を使ってアクセスする方法、バスを使ってアクセスする方法があります。
しかし、バスや電車の場合は襟裳岬への運行量が少ないので、よくチェックしておかなければ、襟裳岬にたどり着けない可能性もあります。
車の一般道、車の有料道路、電車、バスのそれぞれのアクセス方法について、料金や所要時間、おすすめのアクセス方法などをご紹介します。
車を利用
襟裳岬へ車でアクセスする場合、札幌からだと一般道では札幌から千歳まで国道36線で走行し、千歳からは道道129号線経由で国道25号線に入ります。
その後国道235号線と国道336号線を太平洋沿いに南に向かって走行し、襟裳で道道34号線に入り、そのまま走行すると、襟裳岬に到着します。
一般道の場合は襟裳岬へのアクセスの所要時間は4時間30分ほどで、走行距離は約226kmほどになります。一般道の場合時間帯によって混み具合も異なり、所要時間も変わりますので、事前にチェックしておきましょう。
襟裳岬への車でのアクセスで有料道路を使う場合、北郷ICから道央自動車道に乗って苫小牧室蘭方面に向かって走行し、苫小牧東ICで日高自動車道に入ります。
その後日高自動車道の終点である日高門別ICで有料道路をおり、国道235号線と国道336号線を経由して道道34号線に入ると、襟裳岬に到着します。
有料道路を使った場合の札幌から襟裳岬へのアクセスの所要時間は4時間ほどで、走行距離は約226km、1770円の料金がかかります。
バスを利用
襟裳岬へのアクセスにバスを利用する場合、札幌からは都市間高速バスの「高速えりも号」が運行しているので、こちらのバスの利用がおすすめです。
札幌とえりもの間を1日1往復運航しており、高速えりも号がえりもバスターミナルには20時30分ごろに到着します。
えりもバスターミナルから襟裳岬までは普段はバスが運行していますが、高速えりも号がえりもバスターミナルに到着する時間には最終バスの時間が過ぎてしまっています。
えりもバスターミナルから襟裳岬までは車で15分ほどなので、タクシー等を使って襟裳岬までアクセスするといいでしょう。
札幌から襟裳岬まで高速えりも号を利用してアクセスした場合、所要時間は4時間ほどで、片道3600円の料金がかかります。
高速えりも号は予約必須なので、利用する場合は必ず事前に予約をしておき、1日に1往復のみなので、出発時間をチェックしたうえで、時間に余裕をもってターミナルに向かうようにしましょう。
電車を利用
襟裳岬へのアクセスに電車JRを利用する場合、襟裳岬があるえりも町には駅がなく、電車が通っていません。そのため、襟裳岬への最寄駅は隣町である様似町の様似駅になります。
札幌から様似町まで電車でアクセスするには、苫小牧、鵡川、静内の計3回乗り換えが必要となり5時間もの所要時間がかかります。
様似駅から襟裳岬までのバスも運行していますが、1日に2~3本ほどしか運航しておらず、時間も1時間程かかってしまいとてもアクセスしにくいので、襟裳岬へのアクセスに電車はあまりおすすめできません。