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群馬の名物うどんは「水沢うどん」だけ?
群馬県はうどんが名物です。なぜかというと群馬県はうどんの原料である小麦の産地だからです。群馬県民には小麦を使った「粉食文化」が根付いていて、うどんだけでなく、パスタや焼きまんじゅうなども老若男女問わず多くの県民に親しまれています。
そして、地域ごとに独自の個性的なうどんがあります。群馬県内の3大うどんと言われているのが、「水沢うどん」「館林うどん」「桐生うどん」です。水沢うどんはコシの強い透明感のある麺が特徴で、日本三大うどんのひとつです。
桐生うどんは幅広麺の「ひもかわ」と呼ばれているうどんで、その幅が10cm以上になることもあり、インスタ映えすると昨今若者にも人気です。
今回は特に、水沢うどんとひもかわについて、おすすめの店舗やおすすめのメニューについてまとめてありますのでご覧ください。各店舗で食べ比べしてみるのもおすすめです。
群馬・伊香保名物「水沢うどん」の特徴
群馬県渋川市伊香保町の「水沢うどん」は、秋田県の「稲庭うどん」、香川県の「讃岐うどん」と並んで、日本三大うどんのひとつです。
水沢うどんは、コシと弾力が強くつるつるした透明感のある白い麺が特徴です。小麦粉と塩と水沢の水だけを使い、こね、踏み、寝かしの後、麺を切って干すという伝統的な方法で作られています。
400年ほど前に水澤観音(水澤寺)への参拝客向けに手打ちうどんがふるまわれたのが、水沢うどんの始まりです。今では「水沢うどん街道」(水澤観音近く)周辺に数多くの水沢うどん専門店が軒を連ね、うち13軒の店が「水沢うどん商標登録店組合加盟店」です。
お店によって味・こだわり・メニューなどが異なりますので、食べ比べしてみて水沢うどんをお楽しみください。
群馬・桐生名物「ひもかわうどん」の特徴
群馬県桐生市の郷土料理のひとつ「ひもかわ」は、一般的なうどんとは形が異なり、生地が薄く幅が広いうどんです。
全国的には、愛知県の「きしめん」や岡山県の「しのうどん」など幅の広い麺はありますが、群馬のひもかわのように、幅が広いものだと15cm以上にもなる麺は大変珍しいです。
幅広で薄く平らな麺なので、コシは非常に弱く表面はつるんと滑らかで口当たりが優しいうどんです。その幅広の麺がビジュアルインパクト抜群なので、インスタ映えする、SNSにアップする、などの理由で今まで認知度の低かった県外の若者にも人気が出ている桐生の名物です。
桐生周辺には「ひもかわ」が食べられるうどん店がたくさんありますので、お店の味を食べ比べしてみるのもおすすめです。
群馬の「水沢うどん」行列必至の人気店
水沢うどん街道には、多くの「水沢うどん」専門店が並びます。週末のお昼時ともなると人気の水沢うどん店の駐車場は、水沢うどん目当てに訪れた地元民と観光客の車でいっぱいになります。
この水沢うどん街道から約4km北西に「伊香保温泉」があるので、温泉帰りの方たちが立ち寄る昼食場所としてもとても人気です。特に「大澤屋」「田丸屋」「丹次亭」などは有名で行列ができるほどです。
伊香保・水沢のリピーターになり、お店によって異なる味を研究・食べ比べするのも楽しい水沢うどんの食べ方です。各店舗の情報をまとめましたので、ご覧ください。
大澤屋 第一店舗
「大澤屋」は水沢うどんの中でも1、2位を争うほど有名で人気のあるお店です。水沢うどんといえば「大澤屋」という方も多いですし、群馬の観光ガイドブックなどにも必ずといっていいほど名前が挙がるお店です。
大澤屋の水沢うどんは、強いコシ・麺の透明感・のど越しの良さを出すために、27工程の作業を職人が2日間かけて作ります。日々変わる水沢ならではの気候を読む感性を持ち合わせた伝統の技術で、美味しいうどんができるそうです。
また、つゆは国産のこだわりの昆布とかつおぶしで毎朝職人が丁寧に手作りしています。大澤屋はごまつゆも人気で、毎朝金ごまをすり鉢で丁寧にひき仕上げています。おすすめは、上品な「ざるうどん」にふっくらさくさくの「舞茸の天ぷら」を合わせて頂くことです。
旅館の大広間のような広いお座敷席と、広い板の間にテーブルと椅子が並んだ席とありお好みで選べます。
一押しメニュー
一押しメニューは定番の「ざるうどん」です。ざるうどんは水沢うどんの特徴であるコシの強さとのど越しの良さを最高に味わえるメニューですので、季節を問わずおすすめです。
風味がよくまろやかな口当たりの醤油つゆのほかに、数量限定のごまつゆもありますのでお好みでお召し上がりください。もう一つの一押しメニューは「舞茸の天ぷら」です。大澤屋の舞茸は契約栽培で作られています。
香りが強く味も濃い、肉厚な舞茸を使用し、サクッとした食感でほんのり塩味がついています。先におつまみとしていただくのも良し、うどんと一緒にいただくも良しのおすすめの一品です。
「舞茸の天ぷら」はうどんと同じくらい水沢うどんのサイドメニューとして定番の一品ですので、各店舗での揚げ方の違い、味の違いなど、食べ比べしてみるのもおすすめです。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢125-1 |
電話番号 | 0279-72-3295 |
田丸屋
創業天正十年(1582年)創業の田丸屋は、素材にも製法にも絶対的なこだわりをもつ元祖水沢うどんのお店です。水澤観音の門前に一番近い場所にお店を構えます。麺は2種類あり、一つは厳選した国産小麦粉のみを使用したおなじみの白い十割うどんです。
もう一つは国産小麦を自社工場の石うすで自家製粉し、その全粒粉100%から醸し出される穀物の香りや甘みを追求した、古伝・喜利麦(こでん・きりむぎ)です。少し幅広にカットされた麺で大釜でゆでます。
どちらも、天然塩と水沢の水を合わせて程よい熟成をさせています。古伝・喜利麦は小麦本来の味と香りを楽しんでもらうためのメニューでもあるので、天然塩とオリーブオイルでシンプルに頂くスタイルです。
さらにこだわりがあるのが、つゆです。昆布は利尻、羅臼と、真昆布を季節の気候によって使い分け、さらに熟成された本枯れのかつお節、まぐろ節などを使用し、濃厚で雑味の少ない出汁をとっています。定番の醤油つゆのほかにまろやかでクリーミーな胡麻つゆもあります。
うどんは、小麦粉・塩・水というシンプルで素朴な材料だけで作られています。小麦本来の風味や甘みを大切に、塩と水だけを使用して熟成させてから麺うちをします。出汁も慎重に丁寧に厳選された材料でひきます。そして基本のおいしい水沢うどんができるのです。
さらに、これこそはと思える新鮮でおいしい食材を合わせて、セットの献立にしているそうで、田丸屋では小鉢や天ぷらが付いた「布袋様福膳」や「だるま福膳」、醤油つゆと胡麻つゆの両方が楽しめる「二色つゆ」などもメニューにあります。
季節限定ではありますが、「煮旨麺・源」や「きの子煮旨麺」、「きざみ野菜の夏うどん」などもありますので定番の冷たいもりうどんに飽きた方におすすめです。
また、えびの天ぷらや卵焼きが付いた「お子様御膳」も用意されているので、家族皆で行ってもそれぞれ好きなメニューを選ぶことができます。
一押しメニュー
一押しメニューは、定番のもりうどんに二色つゆを合わせたものです。やはり水沢うどんといえばまずは冷たいもりうどんです。定番の丁寧に出汁がひかれた醤油つゆと、まろやかな胡麻つゆの2種類が楽しめる「二色つゆ」はおすすめです。
また、他のお店にはない、「古伝・喜利麦」(こでん・きりむぎ)もおすすめの一品です。自家製粉の全粒粉100%で作られた素朴な一品で、小麦本来の味が楽しめると評判です。シンプルにオリーブオイルと塩をつけていただくので、通な方におすすめです。
一押しメニュー3つ目は「四角四麺」(しかくしめん)です。田丸屋に古くから伝わる技法で作られたうどんで、生地を四角に伸ばして折りたたみまた伸ばす作業を繰り返しできる麺で、食べやすく正方形に切ってゆでます。
長いうどんよりも小麦の味がよくわかると評判で「四角四麺膳」と「四角四麺デザート」のメニューで四角四麺が食べられます。四角四麺デザートは独特で、季節のフルーツ(苺やグレープフルーツなど)を四角い麺でふわっと包み、和三盆糖を上からかけていただきます。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢206-1 |
電話番号 | 0279-72-3019 |
松島屋
松島屋は江戸時代創業の老舗です。お店は風格ある外観の佇まいで、店内も木の温もりが感じられる温かい雰囲気のお店です。松島屋のうどんは、国産小麦粉、塩、水沢山の湧水を使い練り、生地を鍛え、寝かせる作業を数回繰り返して24時間かけて仕上げます。
生地づくりには4つの工程があり、一つ目は「踏み」です。深い味わいを持たせるために、濡れた布で包み熟成させます。この作業を繰り返すことによりコシの強さを生み出しています。
二つ目が「打ち」です。蒸籠で一定の温度に保温し、寝かせた後、麺棒で生地を均等に薄くのします。三つ目が「切り」です。包丁で生地を均等な幅に新鮮さを逃さないように一気に切り分けます。
最後が「干し」です。さらさらと細いのれんのように干し台に掛けられたうどんは、やがて透き通るような淡いクリーム色になり、名物水沢うどんの完成となります。水沢うどん街道の店舗の中でも松島屋のうどんは少し細めでのど越しが良いのが特徴です。
また、つけ汁5種類付きのセットを注文すると、「醤油、山菜、なめこ、とろろ、胡麻」味のつゆが付いてくるので、色々なお味を楽しみたい方におすすめです。
定番のざるうどんの他に、「豚キムチかけうどん」など変わり種もあり、ビールとセットで注文される方も多いメニューです。1300円から2600円までのコースもあり、それぞれうどんの他に、天ぷらや山菜ごはん、さしみこんにゃくなどが付きます。
一品料理として「しんこもち」や「みそおでん」もありますので、ゆっくりとくつろぎながらお食事を満喫することができます。
一押しメニュー
松島屋の一押しメニューは「特ざるセット・松」です。ざるうどんにつけ汁が5種類(醤油、山菜、なめこ、とろろ、胡麻)、天ぷら、山菜ご飯が付いてきます。
つけ汁は5種類でいろいろなお味が楽しめますし、季節の天ぷらは揚げたてが提供され、さくさくな食感で美味しい一品です。丁寧に炊き上げた山菜ご飯もつきますので、ざるうどんだけでは物足りない方、ゆっくりとお食事を堪能したい方におすすめのメニューです。
さらにもっと水沢うどんと他のメニューを堪能したいという方には、コースメニューもあります。コースメニューは事前予約が必要です。
2600円コースは、並盛ざるうどん、つけ汁5種類付き、山菜舞茸天ぷら、山菜ご飯、切り干し大根サラダ、味噌おでん、しんこもち、さしみこんにゃくのコースで、水沢うどんだけでなく、群馬の味が詰まった献立になっていますのでおすすめです。
ほかに、豚キムチかけうどんやキムチかけうどんなどの水沢うどんとしては変わったメニューもありますので、定番に飽きたという方に一押ししたいメニューです。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢195-2 |
電話番号 | 0279-72-3618 |
本舗 丹次亭
丹次亭は創業100年の老舗水沢うどん店です。朝8:30から営業しているので、朝食に利用する方も多いお店です。昼は観光で予定がある方でも朝、丹次亭でうどんを食べてその後観光に行くことができますので便利です。
また週末の昼時はどこも水沢うどんのお店は混み合いますが、朝なら混雑もなくゆっくりといただけるのでおすすめです。
定番の冷たい「ざるうんどん」(こちらのメニューでは「うんどん」と表示されています)はサイズが選べます。大は麺450g、中は麺300g、小は225gと、3段階から選べるので、たっぷり食べたい方から、腹八分目で済ませたい方まで各自のお好みに合わせて注文できます。
麺は他のお店と比較するとやや太めで柔らかめです。他のお店と食べ比べしてみるのも楽しいかもしれません。「天ざるうんどん」にはざるうどんに季節の野菜天ぷらが付きます。他にもサイドメニューで「おでん」や冬季限定の「みそおでん」などもあります。
一押しメニュー
丹次亭の一押しメニューは、「天ざるうんどん」です。ざるうんどん中(麺300g)に季節の野菜天ぷらが付いたセットになります。野菜天ぷらは舞茸の他に季節の野菜がサクサクに揚げられていておいしい一品です。
まずはこの「天ざるうんどん」をお召し上がりください。丹次亭のお味が堪能できます。また、冬季など寒い時期に温かいうどんが食べたいという方には「かけうんどん」もありおすすめです。
シンプルだからこそ小麦本来の味とつゆの味が楽しめる一品です。合わせて、舞茸の天ぷら(2人前)を注文し、2人ほどで分けていただくのもおすすめの食べ方です。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢192 |
電話番号 | 0279-72-3739 |
群馬の「水沢うどん」他のメニューもおすすめなお店
水沢うどんのお店では、名物水沢うどんの他にも人気のサイドメニューがあります。舞茸の天ぷらやおこわ、炊き込みご飯、ふわふわの豆腐などです。中でも名物となっている水澤亭の「笹おこわ」と万葉亭の「水沢とうふあわ雪」について紹介します。
水沢うどん 水澤亭
水澤亭の水沢うどんは、厳選した粉、美味しい水、塩だけを使って作り上げたこだわりのうどんです。添加物や保存料は一切使用していません。麺が太くコシが強いのが特徴で、のど越しが良いうどんに仕上がっています。
また、他にはない水澤亭オリジナルの、コラーゲン入りうどん「絹のささやき」や、群馬まいたけセンターから100日栽培まいたけを取り寄せ使用している「まいたけうどん」も製造しています。もちろん、店内でいただくことができますし、お土産としても販売されています。
水澤亭は、うどん単品のほかに天ぷらや小付けなどがついたセットメニューも豊富です。「谷川御膳」はもりうどんのほかに、特製ごまだれ、まいたけ天麩羅、小付け、笹おこわ、プチ五目和え、梅ジュースが付いていて、満足感の高いセットです。
他にも上天麩羅や土瓶蒸しが付いた「榛名御膳」などもあり、ご予算やお好みのメニューによって選ぶことができます。コラーゲンうどん、まいたけうどんと定番の水沢うどんが3種セットになった「三種盛りうどん」は、うどんの味を食べ比べしてみたい方におすすめです。
「コラーゲンつるぷる御膳」(事前予約が必要)や、目の前で炊き上げる「うどん屋さんの釜飯」、季節限定の「サラダうどん」、「ヘルシー花かご御膳」、「カレーうどん」など、メニューが豊富なので、初めて訪れた方だけでなくリピーターも楽しませてくれるお店です。
食後のデザートとして「黒糖ゼリーソフト・抹茶セット」や「コーヒーセット(チョコレート付き)」もありますので、食事の後もゆっくりと時間を過ごすことができます。
また、お祝い事や宴会の際にも利用できるよう、会席膳なでしこ3500円、あやめ5000円のコースもあります。先付、前菜、お造り、焼物、揚物、煮物、うどん、デザートで、なでしこの場合は炊込みごはん、あやめの場合はにぎり寿司がメニューに入っています。
うどんのお供に!人気の「おこわ」
水澤亭のうどんのお供に、人気の「笹おこわ」があります。うどんや天ぷらでおなか一杯になったと思っていても、爽やかな笹の葉に包まれたもちもちの美味しいおこわなのでペロリと食べることができてしまいます。
お腹はいっぱいだけど、人気の商品なので食べてみたい気持ちがあるという方には、テイクアウトすることも可能ですのでおすすめです。単品で1個170円で販売されています。
御膳セットなどのセットメニューには「笹おこわ」がもともと含まれているものも多いので、うどんや天ぷらに笹おこわも合わせて召し上がっていただくと、水澤亭のお料理を満喫できます。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢233−8 |
電話番号 | 0279-72-5111 |
うどん茶屋水沢 万葉亭
うどん茶屋水沢万葉亭のうどんは、世界的な食品コンテスト「モンドセレクション」において、2009年から2018年の10年連続で「最高金賞」を受賞しました。
榛名山麓水沢山の良い水と小麦粉、塩だけを使い、粉をこねてから仕上げるまで秘伝の手法で2日間かけ、強いコシと透きとおるようにつややかな麺を作っています。なめらかでつるつるとした喉ごしの良さは、ざるで食すのがおすすめです。
ざるうどん単品もありますが、おすすめは定番の舞茸天ぷらや野菜と海老の天ぷら、炊き合わせや季節のご飯が付いた種類豊富な「御膳」です。「万葉御膳」はざるうどん、前菜、野菜の天ぷらのセットです。
「夢二御膳」は事前予約が必要ですが、ざるうどん、前菜、野菜と海老の天ぷら、炊き合わせ、季節のご飯、コーヒー、デザートとフルコースで満足感の高いセットとなっています。
また、ひと味変わったつゆでうどんを食べたい方には、「ごま汁」、「肉汁」、「辛坦々汁」のつゆが追加注文できます。ごま汁は水沢名物で、香ばしく煎ってから摺った胡麻でコクがたっぷりの汁です。
肉汁は群馬名物で、肉の旨みが美味しいアツアツの汁です。辛坦々汁はシビレる辛さの中に奥深い味わいの汁で1辛、2辛、3辛と辛さを選ぶことができます。定番の醤油つゆに飽きた方はぜひ変わりつゆを注文し、食べ比べてみてはいかがでしょうか。
このほかにも、万葉亭にはごま油で炒めた各種きのこを盛りつけた温かい「きのこうどん」や、味がよくしみ込んだ「舞茸御飯」、「水沢とうふあわ雪」という自家製手作り豆腐もあり、大豆の旨さが生きた美味しい人気の一品です。
水沢とうふあわ雪は、モンドセレクション4年連続最高金賞を受賞しました。万葉亭には売店もあります。うどんを食べた後には、売店で伊香保・水澤のお土産物を購入されると便利です。
定番のうどんや湯の花まんじゅうのほかに、上州名物「あげうどん」もおすすめです。うどんにソース味、のり塩味、七味、マヨネーズ味、カレー味、胡麻味の6種類の味付けをして揚げたオリジナルスナックで、お土産におすすめの一品です。
美味しい湧き水を使った「水沢とうふあわ雪」
「水沢とうふあわ雪」は榛名山系水沢山の湧水を使い、厳選された北海道十勝産最高大豆「音更大袖振」を100%使用し、天然にがりにて仕込んだ手作りざる豆腐です。水沢うどんを長年作ってきた湧水と同じ良い水を使用していますので、美味しいおすすめの豆腐です。
手づくりにこだわっていて、昔ながらの製法で素材にこだわりを持ち作られています。大豆本来のほのかな甘みと濃厚なお味を楽しんでいただける一品です。
群馬県優良県産品にも指定されていますし、ざる豆腐としては日本初のモンドセレクションで6年連続「最高金賞受賞」を受賞しています。店内でうどんと一緒に召し上がるも良し、お土産として売店で購入するのも良しの商品ですのでぜひお試しください。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢48-4 |
電話番号 | 0279-72-3038 |
群馬の「水沢うどん」手打ちが食べられるお店!
水沢うどんで手打ちが食べられるお店についてご紹介します。特におすすめしたい「山源」、「清水屋」、「谷屋」についてお店のこだわりや一押しのメニューなどをまとめましたのでご覧ください。店主こだわりの手打ち麺について食べ比べするのもおすすめです。
山源
山源は手打ちにこだわった水沢うどんです。うどんのコシ、のどごし、小麦の香り、つゆ、この全てが楽しめる山源のうどんは、強すぎずない「ほどよいコシ」と水のように澄んだ光沢と「のどごし」が自慢です。
美味しいうどんを提供するために、注文が入ってからゆで始めるそうで、時間がかかることもあります。時間にゆとりをもってゆったりと食事の時間を楽しめるといいかもしれません。
繊細な食感が命の水沢うどんなので、日々の温度や湿度の変化に合わせて、熟練の職人が素材をいたわり、生地と対話するように愛情をもってこねているそうです。
生地を延した後、リズムよく均等に切っていきますが、程よく太さの違った麺が食べるとき食感にリズムを生み、美味しいうどんが完成します。打ちたてではなく、あえて寝かせ「熟成」させることによって、なめらかな触感と程よいコシが生まれます。
メニューは定番の「もりうどん」、こだわりのごまだれが付いてきます。ごまだれが苦手な方でも思わず箸が止まらなくなるとのことで、ごまの美味しい所だけを取り出し、香り良い鰹厚削り節、宗田節、サバ節などで取った出汁や特製のかえしと合わせているそうです。
「天ざるうどん」はもりうどんに野菜の天ぷら4種類と舞茸が付いてきます。他に温かいかけうどんもあります。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢116-1 |
電話番号 | 0279-72-3320 |
清水屋
創業400年の歴史を持つ清水屋は、水沢観音ゆかりの僧侶の手によって「手でこね・足で踏む」技法を伝授され、水沢うどん最古のお店としての、自覚と食文化を守る使命感を大切に、基本の製法を引き継いできました。
うどんは手打ちにこだわっていて、ガラス張りの部屋でうどんを打つ姿を見ることができます。明治19年に伊香保御用邸でご静養中であった有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみやたるひとしんのう)がご来店しお召し上がりになりました。
それをご縁に、その後昭和天皇、秩父宮様、高松宮様など御用達のお店になったということです。現在、水沢うどん街道に新旧色々なうどん専門店が軒を連ねていますが、清水屋は「手打ち、冷麺、胡麻だれ」にこだわりずっとその技法を守り続けています。
メニューには、中国伝来の「饂飩うむどん」からとった「うむどん」と表記されています。ざるうどんは大中小のサイズから選ぶことができ、いずれもごまだれです。
きんぴら、こんにゃく、白舞茸梅酢和えが付いた「小鉢3点セット」や、小鉢3品のほかに揚げ物盛り合わせと季節の逸品がついた「清水屋セット」などのセットメニューもあります。
舞茸のバター炒めやだし巻き玉子、藤井養鶏ファームの卵を使用した「プレミアムだし巻き」なども人気の一品料理です。400年の伝統を持つ清水屋の手打ちうどんを他店と食べ比べしてみるのもおすすめです。
住所 | 群馬県渋川市伊香保町水沢204 |
電話番号 | 0279-72-3020 |
谷屋
谷屋は手打ちの水沢うどんが頂けるお店です。水沢うどんでは珍しく太麺と細麺の両方を楽しむことができます。「谷屋御膳」は水沢うどんの太麺と細麺の両方が盛りつけられていて、のどごしやコシの強さなどを食べ比べすることができます。
つゆは醤油汁と肉汁の2種類があり、飽きずにいただけます。ほかに、小鉢2種と薬味がつきます。「舞茸てんぷら」には舞茸の他に季節の野菜の天ぷらが盛りつけられています。
注文したうどんで物足りない方には、「おかわりうどん」(醤油汁、薬味付)もありますので、満足いくまでご堪能ください。手打ちのうどんがお土産用で販売されています。2人前、4人前、8人前とあります。
住所 | 群馬県渋川市渋川3695-2 |
電話番号 | 0279-24-3808 |
群馬の「ひもかわうどん」人気のお店!
ひもかわうどんは、群馬県桐生地方に伝わる幅広の麺のうどんです。桐生市は群馬県の東端に位置し隣は栃木県という場所です。ひもかわうどんは、お店によって麺の幅が1.5cmから10cm以上と様々です。
特に幅の広いものだと15cmほどのものもあります。「ひもかわ」という呼び名が現在は主流ですが「帯うどん」とも呼ばれています。これは桐生が国内でも有数の織物・機どころ(はたどころ)の町だということに由来します。
ひもかわは、幅の広さに反して、1mmほどの薄さなので、とても優しい口当たりでつるんとしたのど越しが特徴の群馬名物です。これからひもかわの有名店をご紹介します。
お店によってこだわりポイントやお味、メニューの種類も異なりますので、食べ比べしてみるのもおすすめです。
ふる川
ふる川は、群馬県桐生市に2店舗を構えるひもかわうどんのお店です。「味処ふる川パークイン桐生店」と「めん処酒処ふる川暮六つ相生店」です。お店自慢の幅広ひもかわは、まず目で見て驚き、食べて感激の桐生名物です。
テレビや雑誌でも紹介されている人気店で、創業40年の伝統をもつひもかわは、つるっとのどごしが良く、もちもちとした食感です。ひもかわの中でも特に幅広で15cm程度に切りそろえられたその麺は、口の中で圧倒的な存在感を放ち、一度食べたらやみつきになる逸品です。
「パークイン桐生店」のメニューは、もりひもかわ、えび天もりひもかわ、きつねひもかわなど、冷たいもりひもかわも、温かい汁でいただくひもかわもあります。
ほかにもそばや丼ものもありますし、おつまみとして「ひもかわを揚げたパリパリサラダ」というメニューもあります。JR桐生駅南口から徒歩1分という立地なので、駅近で便利です。
「暮六つ相生店」(あいおいてん)のメニューも、パークイン桐生店と同じく、冷たいひもかわも温かい汁でいただくひもかわもあります。
肉なすつけ汁ひもかわ、かも南蛮ひもかわ、カレー南蛮ひもかわなど汁の種類が豊富ですので、その日の気分でお好みによってお味を選ぶことができます。また、こちらはランチも営業しています。
「ランチ限定セットメニュー」はお好きな麺類に360円で海老天丼やソースかつ丼などの「ミニ丼ぶり」を付けることができます。平日限定ランチセットでは、麺類、ミニ丼ぶりにサラダ&ドリンクが付いて880円です。
ソースかつ丼は群馬のB級グルメとして名物でもありますので、ひもかわとのセットがおすすめです。
藤屋本店
藤屋は創業120年、現在6代目の若き店主が切り盛りする群馬県桐生市の老舗うどん屋です。昨今、その見た目からインスタ映えするということもあり、メディアやSNSで取り上げられ、この幅広の麺の「ひもかわ」が広く知られるようになりました。
ですが、もともと桐生は古くからうどんの街なのです。普通のうどんがもともと美味しいので、薄く幅広い麺のひもかわも美味しいわけです。藤屋は地元産の小麦粉と水を使っています。注文を受けてからゆでるそうなので、できたてのうどんをいただくことができます。
藤屋のひもかわは、10cmを超える幅で、プリッもちもちとした食感で、薄いながらもコシのある美味しいうどんです。メニューは単品のうどん、ひもかわから、こちらも群馬名物のソースカツ丼などの丼もの、つけめんやせいろなどもあります。
セットメニューも種類が豊富で、「ソースカツ丼セット」はひもかわとソースカツ丼と群馬名物が2ついただけるセットで人気です。また、スパイシーで濃厚な味わいが人気の「カレーせいろひもかわ」や季節限定の「揚げ餅おろしうどん」なども人気です。
揚げ餅や梅干し、天ぷらなどのトッピングも自由に選ぶことができます。昔からの常連さんと昨今メディアで知った観光客の両方でにぎわう桐生の老舗ひもかわうどん店です。ぜひ他店と食べ比べしてみてください。
電話番号 | 0277-44-3791 |
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住所 | 群馬県桐生市本町1-6-35(地図) |
アクセス | JR両毛線桐生駅より車で約8分、徒歩22分、本町一丁目交差点そばに有ります。 |
営業時間 | 火~木、祝日、祝前日: 11:30~14:30 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30)金~日: 11:30~14:30 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30)17:30~20:30 (料理L.O. 20:30 ドリンクL.O. 20:30)11:30~14:30週末(金・土・日)のみ17:30~20:30月曜が祝日の場合、ランチタイムだけ営業※土・日・祝日のランチタイムのご予約は受け付けてません※ |
平均予算 | 昼1500円/夜2000円 |
定休日 | 火~木、祝日、祝前日: 11:30~14:30 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30)金~日: 11:30~14:30 (料理L.O. 14:30 ドリンクL.O. 14:30)17:30~20:30 (料理L.O. 20:30 ドリンクL.O. 20:30)11:30~14:30週末(金・土・日)のみ17:30~20:30月曜が祝日の場合、ランチタイムだけ営業※土・日・祝日のランチタイムのご予約は受け付けてません※ |
まだまだある!「ひもかわうどん」のお店
ひもかわうどん店の代表格として、ふる川と藤屋本店の2店をご紹介しましたが、ほかにもたくさんおすすめのお店があります。各店の特徴やおすすめメニューなどについてご紹介しますのでご覧ください。
花山うどん
花山うどんは、日本最大級のうどんの祭典と言われる「うどん天下一決定戦」2013、2014、2015年3連覇を果たした有名なうどん屋です。麺‐1グランプリ(日本最大級の麺グルメ決戦)でも2015、2016、2017年3連覇を果たしています。
テレビなどのメディアへも多数出演していて、「嵐にしやがれ」や「出没!アド街ック天国」などでも取り上げられました。本店は群馬県館林市にありますが、東京銀座にも「五代目花山うどん銀座店」がありますし、2020年4月には羽田国際空港店をオープンする予定です。
明治27年創業で、現在五代目店主が花山うどんの「決して大量生産するな」の言い伝えを守り、群馬ならではのもちもちとした食感のうどん作りに取り組んでいます。花山の手打ち生うどんの製法は、小麦粉、塩、水を合わせ、その塊を足踏みで捏ねていきます。
300回以上繰り返し踏むそうで、それによってコシが生まれます。一晩寝かせ、麺を熟成させ、翌日伸ばし提供されます。これらの作業には熟練の技術が必要であり、麺と真摯に向き合う職人がなせる技です。
おすすめメニューは「鬼ひも川」(冷・温)です。鬼ひも川とは、花山うどんにて大正時代から昭和30年まで販売していたとても幅広の麺で、現在五代目の店主により復活したメニューです。
館林を舞台にした昔話「分福茶釜」(ぶんぶくちゃがま)にちなんだたぬきの器で提供されます。季節の天ぷらと合わせたセットもあり人気です。
また、「丸ごと玉葱の南極カレーつけ 鬼ひも川(上州赤城鶏使用)」は銀座店こだわりメニューで、玉葱と群馬の地鶏を柔らかく煮込んだ花山うどん自慢の逸品でおすすめです。
「うどん天下一決定戦」、「麺-1グランプリ」でグランプリを獲得したことのあるこだわりの麺をぜひ食べ比べしてみてください。
住所 | 群馬県館林市本町2-3-48 |
電話番号 | 0276-74-7766 |
うどん 八州
うどん八州(はっしゅう)は、桐生名物ひもかわが食べられるうどん店です。八州の麺は、うどん、極太うどん、厚伸しひもかわ、薄伸しひもかわ、そうめんの5種類から選べます。
つけ汁は肉汁、田舎汁、カレー汁などから選べますし、冷たい天もりや冷やしたぬき、温かいかけや釜あげなどもあります。名物ひもかわは厚伸しと薄伸しの2種類があります。
昔から伝わる伝統の麺は厚伸しの方で、適度な厚さと幅がある麺で程よくコシがあり汁との絡みも良いので人気です。
一方、薄伸しの方は、厚伸しをさらに薄くアレンジしたもので極限まで薄く伸ばした麺はコシはほとんどありませんが、やわらかくつるんとした食感が見事でこちらも人気の逸品です。厚伸し・薄伸しの2種類注文しぜひ食べ比べしてみてください。
ほかに「味噌煮込みひもかわ」も群馬ならではの田舎の味で人気があります。「ソースかつ重セット」や「かき揚げ丼セット」などもあります。
電話番号 | 0277-43-0502 |
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住所 | 群馬県桐生市浜松町2-8-19(地図) |
アクセス | 桐生駅から徒歩約20分。錦町一丁目交差点を左折し一つ目の信号を左折。道なりに進み、浜松町二丁目交差点の手前です。 |
営業時間 | 月~水、金~日、祝日、祝前日: 11:30~14:00 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)17:30~20:00 (料理L.O. 20:00 ドリンクL.O. 20:00)【ランチ】11:30~14:00、【ディナー】17:30~20:00 ※土日祝日も営業 |
平均予算 | 昼900円/夜2000円 |
定休日 | 月~水、金~日、祝日、祝前日: 11:30~14:00 (料理L.O. 14:00 ドリンクL.O. 14:00)17:30~20:00 (料理L.O. 20:00 ドリンクL.O. 20:00)【ランチ】11:30~14:00、【ディナー】17:30~20:00 ※土日祝日も営業 |
奥利根うどん本舗
奥利根うどん本舗は、関越自動車道沼田インターより車で約5分の場所にあります。テレビなどメディアで取り上げられることも多く、NHK「釣瓶の家族に乾杯」や「おはよう日本」で紹介されたこともあります。
特にメニューの「奥利根天狗ひもかわ」がお店の名物で、群馬県の郷土料理「ひもかわうどん」を本舗独自の製法とこだわりでつるつるもちもちの独特の食感に作り上げています。天狗様が食べるような太く幅広の麺からその名がつけられています。
場所は沼田市ですが、桐生地方のひもかわと食べ比べしてみてはいかがでしょうか。また、こだわりのカレーによく絡む「奥利根天狗カレーひもかわ」もおすすめのメニューです。
お座敷40席、椅子席約60席、団体席約80席の広い店内で、窓からは日本一と称される河岸段丘を一望でき爽快です。売店では土産用の「奥利根うどん半生麺」や地元の土産品なども販売していますので、観光・ドライブ途中におすすめの立ち寄り場所です。
住所 | 群馬県沼田市久屋原町1486-1 |
電話番号 | 0278-22-0112 |
しみずや
しみずやはうどんの街桐生に店を構えるそば・うどんのお店で地元民に愛される人気店です。「揚げ野菜入りトマトのおっきりこみ」や「フランス産鴨南ばん」、「桐生おりひめうどんと石臼挽き二八そばの合いもり」など、ネーミングも楽しい珍しいメニューが並びます。
揚げ野菜入りトマトのおっきりこみは、あげ野菜がゴロゴロと入りアツアツで提供されます。「こむぎ日和」は3つの味が楽しめるうどんのセットで、桐生おりひめ、桑茶、定番の麺が合い盛りで提供されます。麺の食べ比べにおすすめのセットです。
群馬の「名物うどん」を食べ比べに行こう!
水沢うどん、ひもかわなど、群馬のうどんについて紹介してきました。群馬は小麦の産地であるので古くからうどんが親しまれてきました。お店によってお味、麺の太さ、こだわりポイントや製法などがそれぞれ異なりますので、お店に足を運びぜひ食べ比べしてみてください。