山形のクラゲ水族館は見どころがいっぱい!アクセス・営業時間・料金もご紹介

山形のクラゲ水族館は見どころがいっぱい!アクセス・営業時間・料金もご紹介

今回は山形県鶴岡市にある、全国的にも珍しいクラゲがメインの加茂水族館の見どころについて詳しく紹介します。加茂水族館がなぜ山形県内だけでなく全国的にクラゲで有名になったのか、その秘密をみていきます。また、加茂水族館までの様々なアクセス方法も取り上げます。

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記事の目次

  1. 1.山形の「鶴岡市立加茂水族館」とは?
  2. 2.山形のクラゲ水族館の見どころをご紹介
  3. 3.山形のクラゲ水族館はお子様連れにもおすすめ!
  4. 4.山形のクラゲ水族館にはこんな魅力も!
  5. 5.山形のクラゲ水族館の施設情報はこちら
  6. 6.山形のクラゲ水族館へのアクセス方法
  7. 7.山形のクラゲ水族館でクラゲの魅力を堪能しよう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

山形の「鶴岡市立加茂水族館」とは?

Photo by zunsanzunsan

加茂水族館は山形県で唯一の、日本海に面した水族館です。庄内浜の生き物や浜の文化を伝えるために建てられた加茂水族館は、庄内浜に生息する海の生き物が揃っている点が見どころです。

2016年9月には天皇皇后両陛下(現在の上皇・上皇后陛下)がご視察され、2019年2月には、当時の天皇陛下御在位30年を記念する慶祝事業の一環として、加茂水族館の無料開放が行われました。

Photo by koji1106

現在とても人気のある加茂水族館ですが、一時は年間来場者数が9万人にまで減少し、廃館の危機に追い込まれたことがありました。その頃には起死回生を狙ってラッコやアシカなどを飼育したり、あえて水族館内でサルを飼育するなど、難しい挑戦をしたこともあります。

そのような中、偶然発見されたクラゲの赤ちゃん「サカサクラゲ」が加茂水族館に希望を与えました。珊瑚の展示会を行っていた際、偶然クラゲの赤ちゃんがおり、珊瑚よりもクラゲへの反響が多く「クラゲメインの水族館にしよう」という方向性が固まっていきました。

通称「クラゲ水族館」として有名!

Photo by marumeganechan

加茂水族館は、クラゲの展示種類数の多さでギネス世界記録に登録されているほど有名な水族館です。2014年にクラゲドリーム館の愛称でリニューアルオープンして以降は、山形県民だけでなく県外からの来場者が年々増加していきました。

始めのうちはクラゲ専用の水槽の制作やクラゲの繁殖などで苦労をしましたが、長い年月をかけ、ついに成功して倒産危機だった状況を打破します。また、飼育しているクラゲの種類の多さでギネス世界記録に認められました。

Photo by zunsanzunsan

水族館を巨額の借金から救ったクラゲが世界中で話題に上り、テレビ番組などで取り上げられるほど有名になりました。テレビ番組の「情熱大陸」で取り上げられた方が、名誉館長でシニアアドバイザーの村上龍男さんと、館長の奥泉和也さんです。

当時、村上さんはアシカの飼育を行っていましたが、それまでクラゲの飼育やクラゲの専門的な知識は持ち合わせていませんでした。独自の方法で何度もクラゲの飼育実験を行い、数多くの試行錯誤を重ね、クラゲ飼育のスペシャリストとなりました。

Photo by zunsanzunsan

2008年、クラゲのブームを更に加速させた出来事がありました。生物学者の下村脩さんが「ノーベル化学賞」を受賞したことです。下村さんが受賞した「緑色蛍光タンパク質GFPの発見と開発」の研究に使われていたのが「オワンクラゲ」でした。

研究でオワンクラゲを使っていたことがメディアに報道されると、オワンクラゲを飼育する加茂水族館には、研究内容と同じようにオワンクラゲが緑色に発光することを確認しようとする人々が全国から訪れました。その結果、来場者数が増加して更に人気のある水族館になりました。

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山形のクラゲ水族館の見どころをご紹介

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