山形のクラゲ水族館は見どころがいっぱい！アクセス・営業時間・料金もご紹介

中にはホワイトボードがあり、スタッフや来場者のメッセージを書き込めるようになっているので、クラゲの絵を描いたりメッセージの内容を見て楽しむこともできます。営業時間内はいつでも見ることができるので、クラゲ以外の生物を見に足を運んでみましょう。

「ひれあし広場」では、アシカやアザラシなど、加茂水族館の人気者によるショーを見ることができる「ひれあしの時間」が行われます。

このショーが「ひれあしの時間」と呼ばれるのはなぜかというと、ひれあし広場にいるアシカやアザラシのように脚がヒレのようになっているものは「鰭脚類（ひれあしるい）」に分類されているからです。

鰭脚類の生体をより知ってもらうために始めたのがきっかけとなっています。因みにクラゲは「刺胞動物（しほうどうぶつ）」に分類されるので、ひれあしの時間はクラゲ以外の鰭脚類の生物の魅力を知ることができます。

ひれあしの時間は、営業時間中の午前と午後で2回ずつ行われます。午前中は10時と11時半、午後は13時半と15時の部があります。アシカやアザラシの生体の特徴の説明があり、スタッフとのコンビネーションを間近で見ることができます。

そんな楽しいコーナーですが、冬期間は営業時間内でもひれあしの時間はお休みとなります。ひれあしの時間の代わりにクラゲの水槽などを上から見ることができる「バックヤードツアー」が行われます。

バックヤードツアーは冬期間でなければ体験することができない冬の見どころです。普段、見られない水槽の裏側を、スタッフの解説を受けながら見ることができるツアーとなっています。

バックヤードツアーではクラゲの水槽のバックヤード（裏側）を見ることができます。クラゲの姿を上から見られるのはこの時だけです。事前の予約ができないので案内のアナウンスを聞き逃さないように気をつけましょう。

館内で飼育されているクラゲなどを見ても充分に楽しめますが、加茂水族館では、他の水族館と違った貴重な体験ができます。ここでは、加茂水族館のまた違った魅力を紹介していきます。

「クラゲ学習会」は先ほどの「クラゲのおはなし」と違い、「レクチャールーム」という普段は入れない部屋で、団体客や学校行事などのためにクラゲを更に詳しく学べます。

クラゲ学習会はクラゲに関することを解説してくれることから、学校の遠足などで人気のイベントのひとつです。クラゲ学習会は予約が必要ですから確認しましょう。料金は入館費のみで、実質無料となっています。

営業時間中の9時半から11時10分の間、また、13時から15時30分の間で50分から60分程度の時間を設けて行っています。予約の申請は、加茂水族館のホームページから行えます。

10名から予約可能となっているので、少人数では予約をすることができない場合があります。ただ、学校の遠足などに少人数で利用したい場合は、相談すると対応してもらえますので、お問い合わせください。

クラゲ学習会は、基本的には1か月前には予約をするようになっています。見どころ満載のコーナーなので、予約状況をホームページで確認しておくようにしましょう。

加茂水族館の隠された見どころはお土産が売っている売店です。加茂水族館がクラゲが人気の水族館であるので、お土産にもクラゲをモチーフにした商品が数多くあります。スタッフもおすすめする商品は「クラゲ入饅頭」と「くらげ入り羊羹」、そして「くらげ入りかすてら焼き」です。

クラゲ入饅頭の料金は12個入りで税込み1000円です。くらげ入り羊羹の料金は250g入っていて税込み550円です。くらげ入りかすてら焼きの料金は8個入りで税込み760円です。それぞれの商品に、刻まれたクラゲが入っています。クラゲはコラーゲンが豊富でコリコリとした食感が楽しめます。

加茂水族館内には色々珍しいお土産やグッズがあります。水族館を訪れた際にはぜひ、グッズショップにも立ち寄りましょう。他にもクラゲの形をした山形名物の玉こんにゃくに、クラゲのデザインが施されたネクタイ、クラゲのクリアファイルなど多数揃えています。

水族館内には軽食店「御休処 波の華」とレストラン「魚匠ダイニング 沖海月（おきみづき）」があり、クラゲアイスやクラゲソフト、クラゲラーメンなどはこれらのお店で食べられます。