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福岡・如水庵の人気餅菓子「筑紫もち」
福岡で人気がある餅菓子として有名な「筑紫もち」をご存知でしょうか?如水庵から販売されている筑紫もちは、老若男女問わず食べられている長い歴史をもつ人気銘菓の1つです。
筑紫もちと表記されていますが、なんと読めばよいのか分かる方は少ないかもしれません。如水庵のHPでは、多くの地域で「つくし」と発音されているため公式な読み方は「つくしもち」に決定されています。
しかし、地元福岡では「ちくし」と発音するため、「ちくしもち」も正式な読みであるとされています。注文する際は、どちらの読みでも構わないので心配は不要です。また、知識として知っていることでお土産などと一緒に説明できるでしょう。
今回は、筑紫もちの特徴やこだわり、歴史、通販で購入できるおすすめ商品をご紹介します。食べるとほっこりする素朴な味で福岡銘菓として親しまれている筑紫もちの魅力に迫りましょう。
モンド・セレクション最高金賞受賞
福岡の銘菓として有名な筑紫もちは、福岡のお土産としても選ばれています。そんな筑紫もちはモンド・セレクションで最高金賞を受賞した製品です。
モンド・セレクションとは、製品の品質を認証する団体です。国際的な専門家達が独立した方法で360°の品質評価を行い、品質表示が付与されます。パッケージや使用材料、色や形サイズなどの視覚、香りの繊細さやハーモニー、味、口当たりなどによって総合的に測定されます。
測定の結果、平均得点が90点から100点を取得した製品に付与されるのが最秀品質最高金賞なのです。筑紫もちはモンド・セレクションの最高金賞を2008年に初めて受賞し、2021年までに13回も最高金賞を獲得しています。
筑紫もちが多くの方から親しまれている理由は、おいしさももちろんですが、モンド・セレクションの受賞経験からも分かるように客観的かつ総合的な商品の品質の良さからも判断できます。そのため、如水庵の筑紫もちは福岡のお土産としても人気を集めています。
「万葉集」がモチーフ
モンド・セレクション最高金賞を受賞している筑紫もちはは、万葉集がモチーフになっています。先人の魂が込められた万葉集4516首のうち596首が美しい筑紫の国を詠んだものになっています。筑紫もちは、万葉人のおおらかさや素朴さをお菓子に託して現在まで受け継いでいるのです。
万葉集がモチーフになった筑紫もちのデザインには、万葉集の梅の歌三十二首のうちの二首が使用されています。細やかなところまで、如水庵のこだわりが感じられます。
筑紫もちの歴史
では、引き続き筑紫もちの魅力に迫りましょう。続いては、筑紫もちの歴史を紐解いていきます。どのようにして筑紫もちが誕生したのかを知れば、今以上に筑紫もちに愛着を持って賞味することができるでしょう。
昭和52年に発売
筑紫もちの誕生は、1977(昭和52)年まで遡ります。そもそも筑紫もちを販売している如水庵の創業は古く商人の町・博多で1573~1591年の天正年間に農業を営む傍らお菓子作りを始めたと代々言い伝えられてきたそうです。
如水庵は、聖福寺開山650年遠忌のお菓子を始め神社仏閣御供物調達所として九州や山口の神社やお寺にお供物菓子も納めていたという歴史もあります。また、1910(明治43)年には、明治天皇より御紋菓調達を拝命され、落雁のご注文を賜わったという経験もあります。
様々な方から注文を受け、多くのお菓子を生み出した如水庵は長い歴史を経て、1977年に筑紫もちの販売を始めました。2年後には、筑紫もちと曲水の詩、天王光を詰め合わせた如水庵銘菓撰も販売されており、如水庵は筑紫もちだけでなく多くのお菓子が愛されていたことが分かります。
祖母のきなこ餅が起源
1977年に誕生した筑紫もちは、どのようにして生まれたのでしょうか?代々受け継がれてきた如水庵の森恍次郎があるとき、子供の頃に大好きだった蒲池のばあちゃんの黄な粉餅をヒントに、2年半もの試作を経てきな粉をまぶした餅菓子が完成したそうです。
完成した筑紫もちに、筑紫で万葉集が多く詠まれていたこと、おばあちゃんが万葉集が好きだったことなどから『万葉の詩がきこえる・・・』という枕詞と一緒に、万葉集梅花の宴の歌を箱や包装紙のデザインにして販売が始まりました。
長い歴史を経て、現在も万葉集がモチーフになった和を感じるデザインと素朴でおいしい味で、筑紫もちは福岡の銘菓として名を連ねています。
筑紫もちのこだわり
筑紫もちは、1977年に販売され辛も多くの方を魅了し、愛され続けている福岡銘菓です。その歴史からも感じられる筑紫もちの魅力は何なのでしょう。ここからは、筑紫もちのこだわりについてご説明します。筑紫もちのこだわりは大きく分けて2つあります。
良質な皮むきの大豆を使った黄な粉
筑紫もちのこだわり1つ目は、良質な皮むきの大豆を使った黄な粉を使用している点です。絶妙な加減で煎られた大豆の皮をむき、香りと甘みが引き出された状態の黄な粉となっています。黄な粉は、口にふくむ度香ばしさが広がり、品格ある風味で最高のひとときが過ごせます。
筑紫平野のヒヨク米を煉り上げた餅
筑紫もちのこだわり2つ目は、筑紫平野のヒヨク米を煉り上げた餅を使用している点です。ヒヨク米とは、九州で主に生産されているもち米のひとつです。ヒヨクとは、九州の平坦な肥沃地帯が由来の品種です。
ヒヨクもち米は、炊いても硬くなりにくく、きめが細かく粘りと甘みがあり人気のもち米です。筑紫平野で作られたヒヨク米を、如水庵こだわりの水とともに煉り上げたお餅は絶品です。しっかりした風味とやわらかな食感のお餅は先程紹介した黄な粉とも相性抜群です。
通販で買える!ギフトにおすすめの筑紫もち
筑紫もちの歴史やこだわりが分かったところで、最後におすすめの如水庵の通販でも購入できる人気の筑紫もち商品を2つご紹介します。紹介する商品以外のものも如水庵では取り扱いがあります。
餅菓子として人気を集めている福岡銘菓の筑紫もちをぜひ試してみてください。また、筑紫もちを販売している如水庵は、他にも多くの和菓子を販売しています。季節に合わせた限定お菓子や定番商品のもなか・あず美・どら焼・栗饅頭などもチェックしてみてください。
強いこだわりをもって丁寧に作られている如水庵の和菓子には、冠婚葬祭にもおすすめな商品もありますので、公式HP等をご覧ください。
「筑紫もち 6個」
最初にご紹介する通販で買えるギフトにおすすめの筑紫もちは、「筑紫もち 6個」です。こだわりのつまった筑紫もちが6つセットになって販売されています。万葉集をイメージしたデザインは、手土産にもおすすめな高級感があります。
家族に送るちょっとしたお土産にもぴったりな個数ではないでしょうか?2019年には、改元された令和が万葉集の梅花の歌三十二首の序文から引用されたことを受け、パッケージに2首が使用されていた筑紫もちが話題になりテレビや新聞などでも取り上げられました。
再注目となった如水庵のお菓子について知っていた方もいることでしょう。どんな味か食べてみたいという方にも手軽に試せる6個入りはおすすめです。
「筑紫もち 45個」
次にご紹介する通販で買えるギフトにおすすめの筑紫もちは、「筑紫もち 45個」です。先程紹介した筑紫もち 6個入りの個数違いの商品です。筑紫もちのおいしさでたくさん購入をしたいと思う方もいらっしゃるでしょう。そんな方に45個入りはおすすめです。
また、お土産を同僚に配る際や親戚の集まりのお茶菓子などに、45個入りのたっぷり入った個包装のお菓子は人気です。シチュエーションに合わせて個数を吟味し、ぜひ筑紫もちを堪能してみてください。
また、筑紫もちの日持ちは20日程度となっています。贈り物を渡すタイミングや集まって食べるなどのスケジュールを考えて、注文する日時も考慮するようにしましょう。
今回は6個入り45個入りの紹介でしたが、3個・5個のパック商品から6個~最大45個までの9種類の個数違いの商品も販売されています。食べる人数に合わせて選択できるのも嬉しいポイントです。ぜひ注文してみてください。
福岡に行ったらぜひとも買いたい筑紫もち
長い歴史をもつ如水庵の筑紫もちについてご紹介しました。万葉集がモチーフになった福岡銘菓は、落ち着いていながら高級感のあるデザインで手土産にもおすすめです。通販での取り扱いもあるので、自宅からも筑紫もちの購入を検討してみてはいかがでしょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。