長崎観光で人気の世界遺産・グラバー園を特集!歴史や見どころからお土産情報まで

長崎観光で人気の世界遺産・グラバー園を特集!歴史や見どころからお土産情報まで

長崎の人気観光スポットであり、世界遺産にも登録されている「グラバー園」では、貴重な洋風建築とともに、16世紀後半からの海外と長崎の歴史や文化の風を感じることができます。「グラバー園」は歴史的建造物が織りなす異国の雰囲気を存分に堪能できる観光地です。

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記事の目次

  1. 1.長崎の世界遺産「グラバー園」とは?
  2. 2.長崎・グラバー園の歴史をご紹介
  3. 3.長崎・グラバー園の見どころはここ!
  4. 4.長崎・グラバー園の楽しみ方
  5. 5.長崎・グラバー園のイベント情報をチェックしよう
  6. 6.長崎・グラバー園へのアクセス方法
  7. 7.長崎・グラバー園で歴史ある建築を堪能しよう

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長崎の世界遺産「グラバー園」とは?

Photo by yoppy

「グラバー園」とは長崎県長崎市にある人気観光施設です。19世紀半ばに開港した長崎へと来住したイギリス人の商人の旧邸の敷地に歴史的な建造物を構えています。

「グラバー園」そのものが単体で世界遺産に登録されている訳ではなく、「グラバー園」自体は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」という日本各地の23資産からなる世界遺産の構成資産の一つです。

Photo bycotosa

2015年に「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された「旧グラバー住宅」をはじめとした建築物の数々は人気観光地としての見どころをたくさん含んでいます。

「グラバー園」では9棟の伝統的な建造物をパンフレットの「基本ルート」に沿って、自由に見て回ることができます。それぞれの建物の特徴には異なった見どころがあり、庭園の優美な花々や長崎港の眺望と合わせて異国情緒に触れることが出来るでしょう。

時代を感じる見事な洋風建築が人気の観光スポット

フリー写真素材ぱくたそ

「グラバー園」には9棟の歴史的建造物があります。それぞれの建物に当時の特徴が現れており、近代化が著しく進んだ我が国の明治時代の歴史を感じることができます。

中でも、「旧グラバー住宅」、「旧リンガー住宅」「旧オルガー住宅」の3棟は国の指定重要文化財にも指定されており、150年以上も前から当時の姿のままで残っている歴史的な建物で、高い価値を有しています。

Photo by BONGURI

「旧グラバー住宅」、「旧リンガー住宅」、「旧オルガー住宅」の3棟以外の6棟は、明治時代中頃に長崎市内に点在していた洋風建築を移築し、復元したものです。当時の代表的な洋風建築が一つの場所に集まることで、「グラバー園」全体が当時の長崎を思わせる雰囲気になっています。

また、歴史的建造物を彩る四季の花の美しさも見どころで、「グラバー園」は一年中、花々の絶好の撮影地と言えます。建築物はもちろん、これらの花も「グラバー園」が人気な理由の一つです。

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

「グラバー園」には世界遺産としての見どころ以外にも、長崎港を眺めながら一息つくことのできる喫茶店「旧自由亭」や「グラバー園」限定のお土産屋ショップを設けており、観光客を飽きさせない見どころがたくさんあります。

日本は世界の国々の中でも例を見ないほど長い間海外との交流を経っていた国です。その分、鎖国体制を解いた海外との接触の際には急速に華々しい変化を遂げました。

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その海外との「邂逅」が形となって今も残っているのが、「旧グラバー住宅」を始めとした「グラバー園」の9棟の洋風建築です。幕末の歴史の風をここまでリアルに感じられるのは日本中を探しても「グラバー園」のみです。

また、洋風建築や花々を見た感動をお土産として形に残し留めて置くためのお土産屋さん「ガーデンショップ」もあり、「グラバー園」での思い出を胸に閉まっておくことが出来ます。

長崎・グラバー園の歴史をご紹介

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16世紀後半、ヨーロッパ諸国や中国を中心とした多くの人々が交易を求めて、日本に渡来し、長崎は大規模な国際貿易の地として発展を遂げました。その発展を継ぎ、江戸時代の鎖国期を経て、長崎が開港され外国人居留者たちは長崎に数々の洋風建築を遺しました。

鎖国が終わり、諸国の外国人商人たちは大浦の居留地近辺に住居を構え、貿易業を営み始めました。その中でも、スコットランドの商人「トーマス・ブレーク・グラバー」の住んでいた「旧グラバー住宅」はユニークなバンガロー風様式を持つ日本最古の木造洋風建築として知られています。

Photo byDariuszSankowski

「グラバー園」の土地は、グラバーと同じように鎖国後間もなく来日したリンガー、オルトの住宅があった敷地です。3人の住居があったこの南山手3番地は、船の往来の激しい長崎港の絶景を一望できる高台で、当時の居留地の中でもとりわけ好立地だったと言えます。

日本に渡って、貿易業など多岐にわたる分野で日本の近代化に寄与し、多くの財を成した3人であっただけに「グラバー園」の敷地は3世帯分だったとは思えないほど広大なものです。残りの土地に他の洋風建築やお土産を買える店まで置く余裕のある雄大さも見どころです。

Photo by ume-y

これほどまで広大な敷地に、長崎市内に点在していた当時の洋風建築6棟を移築し、復元したのが「グラバー園」です。「グラバー園」全体が当時の長崎をそのまま思わせる趣の良さが人気観光地である理由です。

県内外問わず人気の「グラバー園」を訪れる上で、幕末の歴史を知っているとより観光を楽しめるかも知れません。政府要人とグラバーたちの繋がりや逸話を当時の風景と共に堪能出来ることでしょう。

グラバー邸のはじまりは1863年

Photo by Kanko*

日本の鎖国体制が崩壊し、函館・横浜・長崎が開港された1859年にグラバーは21歳という若さにしてはるばる日本へと渡ってきました。その4年後の1863年にグラバーは長崎港での数多の船の往来を一望できる南山手に邸宅を建築しました。

グラバーは、グラバー商会を設立し、茶や、船舶・武器の輸出入に従事し、政府関係者との親交も深い親日家でした。グラバーは日本人の妻を持ち、没するまで当住宅に居住し続けました。

Photo by halfrain

グラバーの死後、息子の倉場富三郎が当住宅の家主となり、一時は後の三菱となる企業に買収されましたが、三菱創業100周年の際にようやく長崎市に寄付されるという歴史を持った住宅です。

「旧グラバー住宅」は、三方向が庭に面しており、玄関らしい玄関がないのが見どころのひとつです。窓からは常に花々が見え、庭先からは長崎港が一望できます。グラバーたちが当時どのような景色を見ていたかに思いを馳せることが出来るのも見どころです。

Photo by alberth2

家の中はT字型の複雑な構成になっており、主人寝室や客用寝室、応接室、大食堂といった豪邸ならではの部屋を設けています。政府の要人や敏腕の商人たちを招いた豪勢さとその歴史を感じることが出来ます。

上の主要な部屋に加えて、道具室や書類室、小食堂、温室などもあり、各部屋には様々な展示物を鑑賞できます。「旧グラバー住宅」の最後の居住者とも言われる「蝶々夫人ゆかりの地」としての資料も置いてあります。

歴史ある木造洋風建築

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世界遺産に登録されているグラバー園が長崎屈指の人気観光地である理由は、旧グラバー邸が「現存する最古の洋風木造建築」であるというその歴史的価値の高さにあります。

鎖国体制が解かれて間もない当時の幕末の日本において、「洋風建築」かつ「木造」という構造を持つグラバーの邸宅は、日本と新たな海外の文化の合流を具現化した建築物に他なりません。

Photo by alberth2

「旧グラバー住宅」、「旧リンガー住宅」、「旧オルト住宅」はどれも木骨石造の建築物ですが、「旧グラバー住宅」は他の2棟とは異なる特徴を有しています。

「旧リンガー住宅」、「旧オルト住宅」は、木骨を使用してはいるものの、一見すると西洋風の要素が強い建築物です。それに比べて「旧グラバー住宅」は和洋折衷の性質を一目見て感じることができます。

1961年旧グラバー住宅が重要文化財に

Photo by alberth2

居留地の中でもとりわけ景色が美しく、長崎港を一望できる南山手3番地に住居を構えたグラバーは、敏腕の商人として造船業、水産業、炭鉱業などを発展させ、日本の近代化、政治改革に大きく寄与しました。

海外との窓口であった長崎港を一望する立地にあるグラバーの邸宅は、海外文化の流入と日本の目まぐるしい文明発展を象徴する建築物として1961年に国指定重要文化財に登録されました。

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1875年頃に建築された「旧グラバー住宅」は、熱帯地域特有のバンガロー様式をした建築物です。日本最古の西洋建築としての見どころはさることながら、住居の三面を覆う庭園の美しさも見事です。

国指定重要文化財に指定されるということは、日本の歴史的、学術的見地からしてその価値が認められたいうことにほかなりません。日本と異国の最初の交流の象徴としての意義はとても大きいものです。

2015年に旧グラバー住宅が世界遺産に登録される

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グラバー邸は、日本の近代化のシンボルとしての価値が国際的に認められ、2015年に「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産の一部として世界遺産に登録されました。

「和洋折衷」が一番の魅力であるグラバー邸には、来日してから日本に居住し続けたグラバーの日本への愛が各所に見受けられます。

Photo by INOMATA Kentaro

「和洋折衷」の和の部分で最も特徴的なところは、和式の瓦屋根です。この瓦屋根はレンガ製の煙突、アーチ型のドア、バンガロー様式といった洋の要素と違和感なくマッチしており、全体として文明開化の情緒を漂わせています。

世界遺産に登録されるまでの道のりというのは、言うまでもなく非常に長いものです。長い年月を経て、世界的にその歴史的価値を認められたことに思いを馳せて「グラバー園」を訪れてみてください。

長崎・グラバー園の見どころはここ!

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海外との交流の窓口となり、いまだに当時の異国情緒を感じさせる長崎きっての人気観光名所「グラバー園」ですが、グラバー邸の他にも、魅力的な歴史の風を感じさせてくれる建築物があります。

世界遺産の構成資産としての価値を持った「グラバー園」に訪れるにあたって、各建築物の歴史的意義と見どころを把握すると、より当時の日本の空気感を楽しめます。

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

「グラバー園」はそれ自体として世界遺産に登録されているだけでなく、今や「旧グラバー住宅」も合わせて、2つの世界遺産を有している見どころ満載の観光地です。

庭園に咲く四季折々の美しい花、お土産ショップ、喫茶店など、世界遺産以外の見どころも「グラバー園」には溢れており、野外博物館に近い様相を呈しています。

ここは必須!「旧グラバー住宅」

Photo by ume-y

「グラバー園」の中でも、単体として国指定重要文化財と世界遺産に登録された「旧グラバー住宅」は一番の人気観光名所であり、見どころもたくさんあります。

グラバーがこの世を去った後も、彼の息子である倉場富三郎とその家族がこの住宅で生活を送りました。その内部は専ら西洋風に仕上げられており、洋館の様相を呈しています。

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洋館独特の雰囲気に包まれながら、グラバー商会が成し遂げた国際交流、文明への寄与、維新を志す若人たちの人材育成などの功績を展示物とともに味わうことができます。

グラバーは日本のビール産業発展の功労者でもあります。かの有名なキリンビールを日本に売り出す上で重要な役割を果たしたのがグラバーで、その功績を「旧グラバー住宅」で見ることができます。

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「キリンビール」の特徴といえば、ラベルの中央に大きく描かれた麒麟の絵です。あのデザインはグラバーが提案したもので、その原案とも言われる麒麟の像が「旧グラバー住宅」に飾られています。今日に繋がる数百年のビールの歴史を目の当たりにできます。

グラバーの活躍は例を挙げれば枚挙に暇がありませんが、開国後の日本の経済を盛り上げ、文明の発展、政治の改革にも手を貸した彼の日本愛を「旧グラバー住宅」から感じることが出来るでしょう。

石造りが珍しい「旧リンガー住宅」

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「旧リンガー住宅」に居住していたフレデリック・リンガーは1865年に日本へと渡ってきたイギリス人商人です。リンガーもグラバー同様に商会を設立し、幅広い事業を手掛け日本の発展に大きく貢献した人物です。

「旧リンガー住宅」は当時の居留地の建築物の代表的な背質を持った邸宅です。三方向に広大な庭が広がる木骨石造の洋風建築で、その佇まいからは存在感、重厚感が感じられ、優雅で風情のある雰囲気を醸し出しています。

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「旧リンガー住宅」は平屋で、壁が石で作られており、屋根には「旧グラバー住宅」と同じく瓦が使用されています。正面玄関の南側の食堂と、北側の応接室の窓からは長崎港を一望し、国際交流の趣に浸ることができます。

噴水が見事な「 旧オルト住宅」

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「旧オルト住宅」にはリンガーと同じイギリス人商人であるウィリアム・ジョン・オルトが1865年から居住していました。「旧グラバー住宅」、「旧リンガー住宅」に並び、国指定重要文化財に登録されている歴史的な建築物です。

「旧オルト住宅」も「旧リンガー住宅」と同様に木骨石造の住宅ではありますが、オーラは「旧リンガー住宅」のそれとは一風変わったものです。

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「旧オルト住宅」は柱と柱の間隔が広く取られており、地面から屋根の距離も高い作りになっています。三方向を石敷のベランダに囲まれ、正面玄関ベランダ中央には大きなポーチが据えられています。

敷高で威厳のある石造住宅の「旧オルト住宅」は、居留地商工会の議長を務め上げ、実業家として日本で成功を収めたオルトの格式高いオーラを纏っており、見る者を引き付ける魅力のある建物です。

長崎・グラバー園の楽しみ方

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歴史的な見どころ満載な建築物によって観光スポットとして人気を博している「グラバー園」ですが、長崎の風情ある国際交流の雰囲気をより鮮やかなものにする楽しみ方を以下では紹介します。

お洒落な空間「旧自由亭(喫茶室)」でダッチコーヒーを

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長崎港を一望できる立地にある「グラバー園」には、その絶景をゆっくりと満喫できる喫茶店「旧自由亭」があります。かつて、外国からの貴賓との社交の場として使用されていた西洋料理店「自由亭」を移築し、復元したレストランです。

かつての趣を復元した「旧自由亭」は白い外壁と内装が特徴的で、アンティーク調の家具、花柄のカーペットなどでレトロで上品な雰囲気を演出しています。

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「旧自由亭」の名物は「ダッチコーヒー」です。ダッチとは語義通りフランスを意味するもので、「ダッチコーヒー」は苦みの強いフランス産のコーヒー豆をお湯ではなく水で抽出したコーヒーを指します。深いコクとスッキリした味わいはコーヒー好きにはたまらない一品です。

また、長崎の名物と言えば、お土産の定番でもある「カステラ」ですが、「旧自由亭」でも「カステラ」が人気で、ダッチコーヒーの深いコクとの相性が抜群です。

お土産はガーデンショップで!

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「グラバー園」には、お土産屋さんとして「ガーデンショップ」があります。世界遺産にも登録されている人気の観光スポットならではのお土産選びには最適な店だといえます。

「ガーデンショップ」は、「グラバー園」でしか購入することのできないお土産を沢山取り扱っています。園内にあるハートストーンをモチーフにした小皿やキーホルダーは、「グラバー園」きた記憶を永遠に取り留めるお土産になること間違いなしです。

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長崎定番のお土産は「カステラ」をはじめとして種々様々ありますが、「蝶々夫人」をモチーフにした「マダムバタフライ」という香水や「グラバードロップス」などはグラバー園ならではのお土産です。

また、グラバーの姿や「旧グラバー住宅」のデザインを凝らした本のしおりやビンズもグラバー園ならではの人気のお土産です。ぜひ、訪れた際には手に取ってみてください。

長崎・グラバー園のイベント情報をチェックしよう

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「グラバー園」では、季節に合わせたイベントが開催されており、訪れる時期によって違う雰囲気を醸し出しています。建物自体の見どころはもちろん、それらを彩る庭園の色とりどりの花を目当てに「グラバー園」に足を運ぶ観光客も少なくありません。

四季折々のイベントを楽しめる

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

多種多様でカラフルな花たちが人気観光地としての見どころの一部を担っているのは言うまでもありません。「グラバー園」は、四季の花々に対応するようにイベントを開催しています。

月ごとに見頃の花の種類が変わり、その移ろいは時代の流れを感じさせます。庭園は常に絶好の撮影スポットとなっており、夏には「夜間特別開園」、冬には「光の庭園」といったイベントを開き、四季折々、年中美しい花を楽しむことができます。

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例えば、春には「花の庭園inグラバー園」といった具合に、モッコウバラやサクラ、ツツジなどの春の花に合わせたイベントが開催されます。パンフレットのおすすめ撮影スポットを参考にして花を楽しめます。

また、秋には「グラバー顕彰式」や「グラバー顕彰パレード」が開かれ、パイプバンドによるバグパイプの演奏を楽しむことが出来ます。「長崎居留地まつり」と共に異国情緒を存分に味わうのも良いでしょう。

長崎・グラバー園へのアクセス方法

Photo by ketou-daisuki

世界遺産に登録されて以来「グラバー園」にはより多くの観光客が訪れています。県内外問わず人気の観光地ということもあり、アクセス方法をしっかりと押さえておく必要があります。

また、長崎市内には数々の観光地やお土産を買える場所があるため、「グラバー園」への行き方を把握しながら観光プランを考えるのも良いかもしれません。

公共交通機関の場合

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長崎空港から向かう場合は、長崎空港リムジンバスで「長崎新地駅」まで行き、乗り換えをして「新地中華街駅」で長崎電気軌道といういわゆる路面電車で「大浦天主堂駅」まで赴きます。そこから徒歩7分の地に「グラバー園」があります。

「長崎駅」から向かう場合は、同じく長崎電気軌道に乗車し、「新地中華街」で系統乗り換えをします。そのあとは、長崎空港からの向かい方と同じです。

Photo by masa_0202

現代において、路面電車を利用する機会というのはかなり限られていきています。「グラバー園」に向かう際の路面電車の車内からの光景は広々としており、非日常感も楽しむことが出来ます。

また、「グラバー園」の周辺には「大浦天主堂」や「日本二十六聖人像」などの観光地があり、「グラバー園」はもちろん路面電車を活用した長崎の異国情緒溢れる観光を楽しめます。

マイカーで行く場合駐車場がないので注意

Photo by ketou-daisuki

「グラバー園」には専用の駐車場がないため、マイカーやレンタカーで訪れようと考えている方は注意が必要です。近隣の「長崎市営松ヶ枝駐車場」などを利用するのがおすすめです。

「長崎市営松ケ枝駐車場」を利用する場合、最初の30分が290円で以後30分ごとに140円がかかります。近くの大浦天主堂などの観光や、お土産を買う時間などを考慮して利用するといいでしょう。

長崎・グラバー園で歴史ある建築を堪能しよう

Photo by yoppy

「グラバー園」では、日本が幕末から明治の世界へと発展していった激動の時代の歴史の風を世界遺産や美しい景色から感じることが出来ます。長崎観光の際はぜひ「グラバー園」に足を運んでみてください。

古橋龍汰
ライター

古橋龍汰

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