札幌の元祖ラーメン横丁のおすすめをチェック！味噌の定番から人気の塩も

北海道の札幌は、すすきのを中心にラーメン屋激戦区となっている地域です。そのなかでも、すすきの駅から近い「元祖さっぽろラーメン横丁」は、ラーメンの食べ歩きにおすすめのスポットとなっています。

札幌の元祖ラーメン横丁は、北海道のラーメンを全国的に広めた場所といわれます。札幌ラーメンのルーツとなったのは、大正時代に誕生した「肉絲麺」です。戦後、屋台のラーメン屋が軒を並べるようになったことから、1951年に「公楽ラーメン名店街」が建てられました。

元祖ラーメン横丁の前身だった公楽ラーメン名店街は、1969年に札幌オリンピックの道路拡張により取り壊しを余儀なくされました。そこで、新しい場所に建てられたのが、1971年にオープンした元祖さっぽろラーメン横丁です。

2021年9月時点で17店舗が軒を連ねる元祖ラーメン横丁は、札幌の観光スポットとしても人気のエリアになります。老舗の名店から北海道の新しい味まで、幅広く揃っているラーメン好きには堪らないエリアです。定番の味噌から注目の塩味まで、おすすめのお店をまとめていきます。

元祖ラーメン横丁で定番といえば「味噌ラーメン」です。札幌で味噌ラーメンが登場したのは1961年のことで、「味の三平」の店主大谷守人が作ったのが元祖といわれています。東京や大阪の百貨店で開催された「北海道物産展」で登場したことから味噌ラーメンは有名になりました。

元祖ラーメン横丁には、札幌名物味噌ラーメンを食べさせる店が多数あります。ここで登場をするお店は、味噌好きなら押さえておきたいチェック必須の名店です。「ひぐま 横丁本店」と「みそ吟 札幌本店」の元祖ラーメン横丁で人気の2店舗を見ていきましょう。

元祖ラーメン横丁で味噌ラーメンといえば外せないのが、1972年に創業した「ひぐま 横丁本店」です。元祖ラーメン横丁の南側入り口の側にある店舗は、昼夜問わず多くの人で賑わっています。札幌を代表する名店のひとつで、味噌ラーメンにこだわっている店です。

札幌ラーメンと呼びたくなる「味噌バターコーン」をはじめ、王道の味噌が食べられます。金華ハムで出汁を取っており、深みのあるスープも美味しさの秘訣です。元祖ラーメン横丁でも、どこに入ろうか迷った際に選んでほしい名店になります。

続いて昔ながらの札幌ラーメンが食べられる店が、名古屋や関西にも進出している「みそ吟 札幌本店」です。2020年1月に元祖ラーメン横丁に移転してきました。国産の鶏ガラスープと赤味噌と野菜のブレンドしたスープと中太麺のバランスの良さも好評です。

定番からアレンジ系までメニューを豊富に揃えており、イチオシの「味噌ラーメン極」はトッピングを全部のせた元祖ラーメン横丁でも豪華メニューになります。スープに溶けたバターの風味とこだわりのチャーシューで札幌ラーメンの醍醐味を感じられます。

元祖ラーメン横丁は、札幌の歓楽街すすきのにあるため、飲んだ後に立ち寄ることも多いエリアです。〆ラーメンでは、さっぱりとした塩ラーメンを選ぶ人も少なくありません。

元祖ラーメン横丁のラーメン屋では、塩ラーメンのスープや出汁にもこだわり、旨味たっぷりのラーメンが堪能できます。札幌で絶品の塩ラーメンが食べられる元祖ラーメン横丁のお店をご紹介します。

元祖ラーメン横丁の味噌チャーシューの名店「白樺山荘」（2021年9月時点で休業中）で、密かに人気のメニューが磯の香りが感じられる塩ラーメンです。トッピングの岩海苔がたっぷり入った塩ラーメンは、あっさりとしていながらも旨味が感じられます。

札幌のラーメン屋でも居心地の良さを追求しており、ゆで卵の無料サービスなど嬉しいサービスを受けられます。元祖ラーメン横丁の北側入り口の目の前というわかりやすい場所にあり、初めてでも入りやすいお店です。

札幌の塩ラーメンの名店で忘れてはならないのが、究極の地産地消ラーメンで有名な「弟子屈ラーメン 横丁店」です。元祖ラーメン横丁の店舗は2005年8月に2号店として登場しました。札幌市内の本店のセントラルキッチンで仕込んだスープが、横丁店でも使われています。

自慢の塩ラーメンは、帆立や海老の旨味が感じられる北海道らしさ満載の魚介スープです。さっぱりしていて優しい味のためいくらでも食べられます。元祖ラーメン横丁で北海道を堪能したい時には、弟子屈ラーメンがおすすめです。

本記事では札幌にある元祖ラーメン横丁のおすすめのお店をまとめてきました。札幌を代表する名店が連なる元祖ラーメン横丁は、ラーメン好きならチェックすべきお店が勢揃いしています。今回、ご紹介したお店を参考にラーメン屋選びをしてみてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。