大阪の二郎系ラーメン店おすすめ33選！評判の名店や穴場の新店も有り

「二郎系ラーメン」がにわかに人気を集めています。あなたの街でも二郎系ラーメンのお店は出店しているでしょうか。豚の背脂が浮かぶスープ、高く盛られた野菜、器を持ち上げるととてつもなく重くずっしりとしているのは麺の重みによるものです。

二郎系ラーメンは一度食べると病みつきになると言われています。たっぷりの麺に、にんにくと豚の油でスタミナ満点、こってりと食べ応えがあるのが特徴で、満腹感と多幸感を得られるので病みつきになります。

流行っている、という一方で、なかなか二郎系ラーメンの行列に並ぶ勇気がないという人も大勢います。今回は食い倒れの街・大阪で食べられるおすすめの二郎系ラーメンの特集をお送りします。特殊なコールの仕方も学んでいきましょう。

「二郎系（インスパイア）ラーメン」を語るのに「ラーメン二郎」は外せません。ラーメン二郎は1968年に創業されたラーメン店です。ラーメン二郎のラーメンは豚骨ベースのスープに太麺、もやしとキャベツがこんもりと盛られています。

また刻みにんにくなどもたっぷり乗せられており、麺も量が並で300gから400gと食べ応えもある「ガッツリ系ラーメン」としてこよなく愛されています。

インスパイアというのは、このラーメン二郎の特徴を保ちつつ、お店独自の具材や麺を使ったラーメンを提供しているお店のことです。これらのお店を称して「二郎系ラーメン」（インスパイア）と呼んでいます。

二郎系ラーメンの特徴は、入る場面から伺い知れます。まず一見してはっきりわかる長蛇の列の存在です。最後尾に並ぶところから二郎系ラーメンへの道が始まります。ようやく店内へ入ったら、次はあらかじめ買っておいた食券を渡して注文をしましょう。

二郎系ラーメンには注文の仕方が決まっています。トッピングの種類が豊富で、「ヤサイ」はキャベツともやし、「にんにく」は刻みにんにく、「アブラ」は豚の背脂、「カツオ」はかつお節、「カラメ」はスープの味を濃くする醤油ダレです。

トッピングを大盛にしたい場合は「マシ」＝「増し」と言うので、「ヤサイマシニンニクアブラマシマシカラメ」というように店員さんに告げるようにします。つまり野菜増し、にんにくと背脂大盛、味濃いめという意味になります。

もちろんうまく言えない場合は「野菜増しにんにく大盛、背脂大盛、味濃いめ」と一つずつ言ってもタブーではありません。落ち着いて自分の希望通りのトッピングを伝えましょう。

またれんげや水はセルフサービスのお店がほとんどです。食べた後に器をあげてテーブルを自分で拭く、というルールもあると言います。

二郎系ラーメンのお店の中には、「コール」を1回で全て言わず、2回にわけて言うところもあります。食券を渡した時に1回目のコールで麺の太さ、量を言います。席について麺が茹で上がれば、トッピングの2回目のコールです。

新大阪と言えば全国からの旅行者の集まる出入口でもあります。西淀川区は地元の人々が暮らす住宅地であることが多いですが、商業施設なども盛んです。そんな新大阪や西淀川区にある、おすすめの二郎系ラーメンのお店を集めました。

新大阪より歩いて10分程度の好立地にあるのが「加藤屋大阪にぼ次郎」です。煮干しのスープが美味しいおすすめの二郎系ラーメンです。店内はカウンターとテーブル席両方あり、ところどころ「大盛注意」の紙が貼られています。

多くの二郎系ラーメンと同じく、加藤屋大阪にぼ次郎も最初は食券を買うシステムです。100g～300gまでは一律料金なので、300gのほうがよりお得に食べることができます。500gまで100g単位で麺の量を選ぶことが可能です。

その後注文時に野菜、背脂、タレを少な目～ましましまで調節してもらえますが、かなり量が多くなるため、初めての人は「普通」が最も良いでしょう。ちなみにお店側としてはにんにくは入れないことを推奨しています。

肝心のお味は、スープが煮干しのほんのり良い香りで胃袋をわしづかみにされます。キャベツともやしというシンプルな野菜なのであっさり食べやすいのも特徴の一つです。

野菜を平らげたどり着いた麺は、太くもっちり弾力溢れています。パンチの効いた麺ですが、ラーメンとしてとても美味しく仕上がっているので、無理して大盛を食べなくても良いでしょう。

がっつり食べたいB級グルメ、二郎系ラーメンの中でも「らーめん まる氣」はマイルドな味わいで女性客にもおすすめだとラーメン界に旋風を巻き起こしました。らーめん まる氣ではカップルの姿もちらほらと見かけることができます。

スープは重たくない豚骨で、胃へのダメージは他の二郎系ラーメンと比較すればそれほどありません。麺は太く固めに茹で上げられておりツルツルの食感です。またもやしとキャベツ以外に、玉ねぎが刻まれてトッピングされているのもポイントです。

ヤサイ（もやしとキャベツ）に関して言えば、器に盛れるだけ対応しているので、食べられるのであれば天高く積んでもらうことができます。食券制、お水はセルフサービスです。

「まぜそば専門店・仁」ではラーメンから台湾まぜそば、もちろん二郎系ラーメンまで多種類の麺類を食べられる有名店です。またカレーや早食い、大食いチャレンジ、カップルチャレンジなどもできることで有名で、多くの人に知られています。

大阪メトロ「東三国駅」から徒歩で7分前後の場所にまぜそば専門店・仁はあります。専用の駐車場はありませんが、近辺にはコインパーキングがたくさんあるので安心できます。店内はテーブル席、カウンター、小上がりもあります。

嬉しいことにまぜそばにはライスが無料でついてくるほか、ライス大盛などもリクエストできます。まぜそばは辛さが0から3まで選べるほか、テーブルの上のタレ、魚粉や一味などで味の変化を楽しむことができて大変おすすめです。

夜のみ限定で「野菜山盛りラーメン豚入り」というメニューが登場します。二郎系ラーメンを見慣れた人にはお馴染みの、もやしをこれでもかというほど積み上げ、チャーシューをその周りにずらりと並べているガッツリ系ラーメンです。

醤油ベースのスープには豚の脂が浮かんでおり、スッキリしつつも濃厚な味わいを舌に残します。もやしがシャキシャキで箸休めになってくれるので、見た目で想像するよりは食べ進めやすいでしょう。

麺は極太の平打ち麺で、もちもちしておりスープがよく絡んでぐいぐい箸が進みます。野菜山盛りラーメン豚入りにはライスもついてきますから、夜お腹いっぱい食べたい、二郎系ラーメンを制覇したいと考えている人にはぴったりでしょう。

閑静な住宅街、阪急下新庄からわずか3分ほどのところに「ラーメン荘・歴史を刻め」本店があります。こんなところに？と疑うほど静かな街ですが、ラーメン荘・歴史を刻めの開店前にはラーメン店では関西でトップクラスの行列ができあがります。

「歴史を刻め」は関西のラーメン店、「ラーメン荘」グループの1つで、その中でも下新庄店はトップの賑わいを見せています。下新庄駅の歴史を刻めのラーメンは醤油ベースでスッキリ食べやすく、しかし脂の味わいも楽しめます。

歴史を刻めは店舗によってスープの味が異なるため、確認が必要です。歴史を刻めで食べられる基本メニューは、1．ラーメン、2．豚ラーメン、3．W豚ラーメンの3種類です。期間限定で油そばなどが登場することもあります。

ラーメン荘・歴史を刻めのラーメンは麺のボリュームが多いという特徴があります。通常のラーメンでずっしり350gが並盛です。チャーシューは2、3枚乗っています。豚ラーメンはもっと豚が食べたい人向けです。

麺の量は同じですが麺を囲むように、ぎっしり豚が敷き詰められています。W豚ラーメンの麺は500g、豚もさらに「マシマシ」になったボリューミーなラーメンです。まさに二郎系ラーメンのお手本ここにありというラーメンが食べられます。

本店である下新庄店では長蛇の列に並ぶことから始まりますが、歴史を刻めでは、まず店内にある食券を買ってから新幹線の高架下に並ぶのが鉄則です。横入り禁止、場所取りも禁止されています。若い学生や男性、カップルなどの姿が見られます。

またコールの仕方が他の二郎系ラーメンとは多少異なることも知っておきましょう。歴史を刻めではまずコールはにんにくから聞かれます。その後、ヤサイ・アブラ・カラメのトッピングをコールします。

ヤサイを「マシマシ」（大盛り）にする人もいますが、大盛りは食べ残し禁止というルールがあるため、自分が食べきれる分を注文することも注意すべき点です。

通常のラーメン（350g）も食べきれないという場合でも、洗濯ばさみを食券に挟んで100g単位で小盛りにしてくれるので安心しましょう。最も少な目のボリュームで100gがあります。女性でも行列に並んでいる理由が100gサイズもあるということです。

ヤサイやアブラ、にんにくなどを「マシマシ」した際には、にこやかに店員さんに「食べ終わるまで帰れませんよ？」と確認されますので、注意しましょう。

なお、れんげやお水、おしぼりなどはセルフサービスで、各自食べ終わったらカウンターの上に器を置いてテーブルをおしぼりで拭き、入り口付近のかごに入れるというルールもあります。

大阪・阪急電鉄「十三駅」西口を出てすぐ、「しょんべん横丁」という有名な通りがあります。そのしょんべん横丁に新しく「ラーメン大」がリニューアルして出店したのが「山乃井」です。

細麺と太麺に食券がわけられており、太麺のみにんにく・ヤサイ・アブラ・カラメを「マシ」にすることができる、二郎系ラーメンです。細麺にはとろりと煮込まれたチャーシュー、もやしにたっぷりのねぎが乗っています。

大阪の難波エリアはおすすめのラーメン店が多く、ラーメン激戦区です。普通のラーメンがうまいと言われているのはもちろんですが、二郎系ラーメンもそれにならっておすすめのお店が大変多くなっています。

ここからは大阪難波で食べられるうまい・おすすめの二郎系ラーメンの有名店をご紹介しましょう。

大阪難波に2019年3月に誕生した新しい二郎系ラーメンのお店です。挑戦的な屋号が二郎系ラーメンを食べつくしてきた人たちの心に火をつけます。豚骨ベースのスープは後味があっさりしていて食べやすいです。

野菜の下からかき出す麺はむっちりした太麺で、つるつるしたのど越しが特徴です。かなりのコシがあるので、少々箸で強めに引っ張っても引きちぎれません。

テーブル上には味変させるためのブラックペッパー、タレ、一味がありますので、野菜を「マシ」や「マシマシ」した人は、途中で味が薄くなってきた際に味変させて楽しむと最後まで美味しく頂けます。

大阪難波にある二郎系ラーメンの中でも行列を作っているのが、「ドカ盛マッチョ」というラーメンチェーン店です。チェーン店なので各地にありますが、味がうまいと言われているのは大阪難波です。

見た目は一般的な二郎系ラーメン、茹で加減が固めな麺に背脂が浮いているスープ、たっぷりのもやしにキャベツですが、キャベツの比率が多く、好印象です。食べやすくうまいと言われている理由の1つです。

ドカ盛マッチョでコールできるのは次の4つです。にんにく・背脂・野菜・魚粉、以上です。魚粉のトッピングは二郎系ラーメンでは若干珍しいものの、コクと旨味がラーメンに吸い込まれ、和のテイストを醸し出しています。

大阪という地名を聞いて、皆さんが想像するのはやはり「お笑い」ではないでしょうか。大阪難波はお笑いの総本山でもある「難波グランド花月」があります。劇場でお笑いを楽しんだ後、大阪人がこぞって並ぶのが有名店「麺屋のスたOSAKA」です。

醤油、塩と味噌、ポン酢、それに四川麻辣麺が揃っています。麺屋のスたOSAKAでは「マシ」ができません。しかし通常サイズでもかなりの盛り具合で、食べ応えは抜群、二郎系ラーメンの名に恥じない様子を伺い知ることができます。

スープはパンチがあるにんにくの効いた、豚骨ベースの醤油スープです。太麺は程よく固めに茹で上げており、スープにほどよく絡みます。上にこんもりと積まれた野菜には味がついていませんので、スープに浸して食べるのがおすすめです。

うまい食べ方は、最初野菜から挑み、途中で麺を引きずり出して食べるところまでは他の二郎系ラーメンと同じです。半分くらいまで食べ進んだら、麺の底に箸を差し込み、上下を入れ替える「天地返し」をすることです。

大阪日本橋、「ラーメン男塾！」の二郎系ラーメンは、完食した後でも「まだ食べられる！」という胃袋に錯覚させられる、病みつきの美味しさを誇っています。大阪日本橋にある「オタロード」という通りを知っているでしょうか。

名前の通り、「オタクロード」が「オタロード」となった、マニアックな通りですが、この「オタロード」に二郎系ラーメンの有名店ラーメン男塾！があります。難波からもアクセスしやすい立地の良い場所です。

メインのメニューはシンプルで初心者にもわかりやすいラーメンと、汁なしラーメンの2種です。トッピングは豊富にあり、サイドメニューに豚骨やみそなどがあります。またラーメン男塾！はカウンターのみの店内となっています。

並みでも麺量200gはありますから、普通のラーメン店の100gを余裕で超えています。スープは濃く、クセのある味わいです。豚骨スープに醤油ダレ、背脂たっぷりで、にんにくがパンチを加えています。

しかし飲みやすく、ゴクリと飲み干せる味です。麺はもちもちの自家製ちぢれ麺でかなりの歯ごたえと食べ応えがあり、チャレンジャーを満足させてくれるでしょう。チャーシューもとろとろに煮込まれ、箸でほろりと崩れます。

ラーメン男塾！のラーメンには〆のご飯、「かゆめし」がついてきます。豚骨スープがかかったご飯のことで、かゆめしを残りのスープに入れて最後までうまい状態のまま頂くことができます。

屋号が読めない人続出の「朏 （MIKAZUKI）」、こちらの漢字はミカズキと読みます。朏 （MIKAZUKI）で提供されている「鬼爆らーめん」というラーメンが、二郎系ラーメンとして有名で、朏 （MIKAZUKI）もラーメン激戦区大阪難波で有名店となっています。

豚骨醤油がベースのスープに強く主張するカエシとにんにくが鬼爆らーめんの特徴です。麺はストレートタイプのつるりとした太麺で、噛むごとにグイッグイと押し返してくる弾力が楽しい、二郎系ラーメンの麺を意識させるものです。

朏 （MIKAZUKI）では二郎系ラーメンを目的に来店するお客さんのほかに、提供されるさまざまな餃子目当てに来店するお客さんも多いです。朏 （MIKAZUKI）では浜松餃子を出しているので、大阪で本格的な浜松餃子を味わえます。

その他おすすめの餃子にあんかけ餃子やスープ餃子などもあり、朏 （MIKAZUKI）は餃子専門店としても大阪で有名店です。

総重量1.4㎏という「武士道」の「全武士盛ラーメン」は大阪の二郎系ラーメンでもひときわ目立つ存在です。「大阪黒醤油ラーメン」「油そば」「つけ麺」と合わせてメニューは4種類です。トッピングで麺や具を「マシマシ」できるようになっています。

武士道の店内へ入ると店内にびっしりと、兜をかぶった人やちょんまげ姿の人の写真などが飾られています。そして1番目につくのが武士道の店内に飾られた兜と刀剣です。

1.4㎏という全武士道ラーメンを制覇した者のみが、兜と刀剣を身に着けて、記念撮影ができるようになっています。武士道では今日もチャレンジャーを待ち受けて、もちもちの極太麺、二郎系ラーメンの全武士道ラーメンを準備しています。

大阪の二郎系ラーメンの名店、続いては大阪を代表するホールである「京セラホール」の近くにある「好麺たまらん」です。京セラホールでは野球観戦やアイドルのコンサートに参戦することができますが、それらの帰りに寄れる好立地で毎日賑わっています。

好麺たまらんの「たまらんラーメンガツ盛り」が、二郎系ラーメンとして人気があります。にんにく、野菜と麺は大盛り無料という非常におすすめのラーメンですから、大阪の二郎系ラーメンのチャレンジャーを虜にするのも頷けます。

たまらんラーメンガツ盛りは二郎系ラーメン初チャレンジの人を圧倒する装いですが、スープは豚骨に鶏ガラの優しい味わいでまろやか、最後の一滴までうまいと飲めるのでおすすめです。またぷちぷち弾ける太麺との相性も良いです。

スポーツ観戦後、ライブ観戦後の栄養補給にと一気に有名店となった好麺たまらんは、本当にうまいラーメンを追い求めて修行したお店秘伝の味です。大阪の二郎系ラーメンの有名店を語るのなら、好麺たまらんのラーメンを食べてからでしょう。

大阪でも有名な「オタロード」に2017年10月にオープンしたのが「麺屋ガテンZ」という二郎系ラーメン店です。麺屋ガテンZは大阪市内に何件か店舗展開している二郎系ラーメンのお店として有名店となっています。

実はこの麺屋ガテンZは、「YAHOO！最強の次世代ラーメン日本一決定戦」日本一に輝いたお店です。ですからその名は一気に全国にとどろき、二郎系ラーメンの名店として、また味のクオリティが高いことで名をはせています。

麺屋ガテンZでは二郎系ラーメン特有の「マシマシ」が可能で、麺の量は150gもしくは200gから選ぶことができます。カウンターのみの店内に入ると、入り口付近にキムチ食べ放題のコーナーがあり、辛いもの好きにはこれとないお出迎えです。

麺屋ガテンZの「まぜそば」の出汁はダイレクトに飲むと濃いめですが、混ぜて食べる限りはほどよい濃度で、カウンター上にある味変するアイテムたち、こんぶ酢や一味、コショウなどとよく合います。最後に「おい飯」で〆るのが良いでしょう。

大阪梅田と言えば、大阪の中心都市・開発都市として全国的なイメージがあるのではないでしょうか。大阪梅田は毎日新しいものが取り入れられ、若者か年齢を重ねた人まで梅田に集います。また梅田が職場である人も大勢います。

大阪梅田では常に新しい二郎系ラーメンがあり、また梅田ならではの高級感あふれる二郎系ラーメンが存在します。ここからは大阪梅田でおすすめの二郎系ラーメンの名店を4店、ご覧いただきましょう！

大阪梅田の第3ビル地下には多くの飲食店街がずらりと軒を連ねています。大阪梅田の第3ビル、その中でひときわ賑わいを見せているのが「笑福◯わ」、こちらも二郎系ラーメンの名店として大阪梅田で有名なお店です。

笑福◯わでは二郎系ラーメンのほかに、つけ麺やまぜそば、カレーラーメンなど多種類のおすすめラーメンをチョイスすることができます。二郎系ラーメンに挑みたいと思って笑福◯わを訪れるのなら、「ラーメン」でチャレンジしましょう。

スープは甘みを感じる醤油ベース、豚骨の風味も効いているさっぱり味です。沈んだ麺は適度な太麺でワシワシとした二郎系ラーメンの食感がし、甘めスープが絡んで、思わず豪快にうまい！とかきこんで食べられます。これが人気の秘密でしょう。

大阪梅田から電車ですぐの福島から歩いて数分、「別邸三く・豚骨らーめん・真真」という二郎系ラーメン店があります。こちらの二郎系ラーメン店は超有名店の「烈志笑魚油 麺香房 三く」「烈志笑魚油 麺香房 三く」と姉妹店で、おすすめのお店です。

カウンターのみの店内では、じんわりと後からくる豚骨スープが湯気を立てています。普通のラーメンもありますが、二郎系ラーメンとして「マシマシ」することができるラーメンもあるので、しみじみうまい、二郎系ラーメンが味わえます。

またラーメンだけでなく、サイドメニューの「肉タレ飯」もおすすめです。こんもりと盛られた大盛りご飯に、すだれのように肉がぎっしり敷き詰められ垂らされている様は、チャレンジ精神を掻き立てます。

別邸三く・豚骨らーめん・真真は大阪梅田で働く人や遊びに来た人へ梅田の上品なラーメンを届けていると同時に、梅田ならではの二郎系ラーメンを伝えています。

ダイレクトに大阪梅田、というのではなく、梅田の雑踏を少々離れた天神橋筋にそのお店はあります。「傾奇御麺」、（かぶきむそう）と読むのだそうです。梅田の洒落た雰囲気をBGMに引っ張りながら、ガッツリ系の二郎系ラーメンを頂くことができます。

カウンターにテーブルと、ゆったりした店内では一目見て息をのむ、真っ黒なスープの「黒醤油らーめん」を頂くことができます。甘口のこってり味のスープに炒めて香ばしさを出した野菜が絶妙にマッチします。

中太麺も二郎系ラーメンを匂わせる硬めに茹で上げられ、甘めスープと絡み、うまいことこの上ないです。チャーシューではなく味付けをしない豚バラが乗せられているのもポイントが高い、おすすめの名店です。

大阪梅田へ遊びに行った帰りや、仕事帰りなどに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

大阪市東部と言えば、町工場や工場が多い地域です。汗水たらして働く人々が、塩分補給するのにうってつけなのが「ラーメン」なのです。そんな大阪市東部でも二郎系ラーメンの名店がじわじわと人気を集めています。

ここからは大阪市東部で特にうまいと言われている二郎系ラーメン、期待大の進展を一挙大公開しましょう。

最後まで美味しくいただける「まぜそば」がうまいと有名な名店、「麺屋ガテン」は心斎橋をはじめ、淀屋橋、日本橋にお店を構えています。麺屋ガテンではまぜそばだけでなく、普通のラーメン、カレーラーメンなど種類も豊富で目移りしてしまいます。

まぜそばのトッピング「マシマシ」は、「マシ」レベルまでできるそうで、しかし「マシ」だけでも充分なボリュームがあります。出汁が多めで、しっかり、しかしマイルドな味付けがされています。

野菜はモヤシがメインで、刻みにんにくがこんもりと、さらに分厚いチャーシューに海苔、チーズが2枚とボリューミーです。麺屋ガテンのまぜそばはしっかり混ぜていただくのが美味しく頂くコツです。

ほろりと崩れるしっかり味付けチャーシューは絶品、二郎系ラーメンのワシッとした麺とは異なり、つるりとした麺はのど越しが良く、チーズが濃厚で出汁と見事なハーモニーを奏でます。

その中で、散りばめられたブラックペッパーの弾ける刺激が全体の味をキリッと引き締めてくれ、ますます美味しくまぜそばを食べさせてくれます。大阪に来たら食べてみたい二郎系ラーメンに間違いないでしょう。

「麺屋わっしょい」は大阪寺田町にあるラーメン店です。連日かなりの盛況ぶりでうまいと囁かれているラーメン店の1つです。麺屋わっしょいではまぜそばがメインメニューで、特徴は出汁が多めなところでしょう。

トッピングが豚・メンマに大葉とシンプルながら、味付けが濃いめなので、かなりヘビーに感じる人もいるはずです。醤油のタレににんにくの風味、そこへ大葉の爽やかさが鼻を突き抜け、ライスが進む、うまいまぜそばを楽しめます。

2015年8月創業と、比較的新しい二郎系ラーメンのお店、「麵屋虎司」は、お値段控えめでガッツリ食べられるところが嬉しいです。ランチタイムは麺・野菜大盛無料というのもお財布に優しいところです。

スープは粘度高め、濃いめ、麺は中太麺の平打ちでスープによく絡みぷりぷり、ぷちぷちと弾ける食感が嬉しい食べ応えのあるボリュームのある麺です。お腹が空いているときにどうぞ！

「麺屋 わっしょい」の2号店が「今里わっしょい」という屋号で今里に出店され、地域の人々から愛されています。にんにくと背油の浮いたスープはジャンキーなうまさで翌日も並んでしまう人がいるほどです。

麺は中太、見事なアルデンテに仕上がっており、伸びることを知りません。さらに今里わっしょいの野菜は炒めてから乗せるので、熱々のまま最後まで食べきることができます。

「ラーメンフクロウ」は2018年5月、生野区の地に誕生した二郎系ラーメンのお店です。豚骨ベースのまろやかなスープが後を引く美味しさ、小麦風味を感じる麺のワシワシ感がうまい二郎系ラーメンを提供しています。

こちら、ラーメンフクロウの、にんにく・アブラ・カラメは後からでも「マシマシ」することができるのが新鮮さを感じます。豚チャーシューも分厚く、しっかりした味付けなのに口の中でとろけます。

全体的に統一感のある、クオリティの高い二郎系ラーメンがラーメンフクロウでは提供されています。

「男の火山味噌 大噴火麺 太麺」という真っ赤なスープが食欲をそそる、「男のラーメン・関目団長」をご紹介しましょう。濃厚なスープに唐辛子がたっぷりと絡んでガツンと脳天を突き抜ける辛さが心地よい二郎系ラーメンです。

辛いだけでなく旨味たっぷりのスープが後を引くうまさで、汗をかいてでも食べたくなる味です。大きめのキャベツが甘く、箸休めとなってくれます。豚もジューシーで太麺とよく合います。

最後は2019年4月15日オープンしたての「NOODLE FACTORY AIM」という期待の新店舗をご紹介します。二郎系ラーメンが好きな方はぜひチェックをしてみてください。

NOODLE FACTORY AIMも二郎系ラーメン特有のにんにくがたっぷり入った豚骨ベースのスープが特徴のラーメンです。しかしとがった感じはせず、まろやかに味わえるスープとなっています。

麺は極太、ちぢれ麺でうどんほどの太さがあり、ワッシワシとかなりの食べ応えです。ひときわ目立つチャーシューは2本も入って、口の中でほろほろ崩れていき、スープとよくマッチして極上の味わいです。

オープンしたてのNOODLE FACTORY AIMも、うまい二郎系ラーメンと言われ、メディアに載る日は近いでしょう。

大阪の寝屋川や守口、門真周辺を大阪東部と呼んでいます。この一帯は神社仏閣などが多いことで知られています。また洞窟内にある温泉、磨洞温泉や古室山古墳など、観光スポットもたくさんあります。

そんな大阪東部でもうまいと言われる二郎系ラーメンのお店が出店されています。一体どんな二郎系ラーメンを食べることができるのでしょうか。

大阪住道に店舗を構える「ラーメン荘・おもしろい方へ」は、すでにご紹介した「ラーメン荘・歴史を刻め」のグループ店です。もやしと豚がたっぷりの豚ラーメンがこってりジャンキーでクセになる味です。

背油の浮かんだこってりスープ、絡まる二郎系ラーメン特有のゴワゴワ麺も、もっちりして食べ応えは充分です。自分の限界にチャレンジしたくなると多くのファンは言って戻ってくるのです。

「黒木製麺・釈迦力・雄」は大きな看板と真っ黒な外観が目印の二郎系ラーメン店です。店内へ入ると女性客も見ることができ、さらに家族連れなど多くのファンで賑わっています。

もちろんこちらも「マシマシ」の呪文を唱えることにより、自分流にカスタマイズできるラーメン店です。スープは醤油が強めの豚骨ベース、インパクトのある強めの味に体も引き締まります。

野菜はキャベツともやしが9：1の割合で、みずみずしさを残しているので、こってりスープを緩和するのにうってつけです。チャーシューはほろりと口の中で崩れるタイプ、スープに浸して食べると美味しさが増します。

麺は極太ストレート、ゴワゴワ感を感じさせないもっちり感があり、しっかりした歯ごたえで胃袋をしっかりつかみます。女性客も多いので、女性の方はチャレンジしてみてもよいでしょう。

「麵屋みずく」は寝屋川にある二郎系ラーメンのお店です。近隣にはコインパーキングもたくさんあり、遠くからのファンもよく通っているラーメン店です。こちらではメインメニューの「みずくラーメン」をはじめとしたラーメンの数々がいただけます。

トマトラーメン、味噌ラーメンや辛味噌ラーメン、つけ麺などその種類は豊富で、いずれも「マシマシ」することができる二郎系ラーメンです。麺は平打ち、スープは豚骨ベースで食べやすいのが特徴です。

とろとろの煮卵にしっかり濃いめの味付けのチャーシューは24時間煮込まれた至極の味わいです。

2018年、東大阪市に「あいすべきものすべてに」が誕生しました。こちらは大阪でもかなり人気の二郎系ラーメンです。店長は以前「歴史を刻め」で働いており、独立して「あいすべきものすべてに」の看板を掲げたそうです。

メニューは「ラーメン」「豚ラーメン」「W豚ラーメン」の3種類です。チャーシューをより食べたければW豚ラーメンがおすすめでしょう。いずれもトッピングを「マシマシ」できます。醤油ベースのスープで食べやすいのが特徴です。

二郎系ラーメンのお店では常識となっている裏メニューもあります。それが「マシマシ」よりさらに盛る、「全マシ」というものです。ただし「全マシ」するとボリュームがかなり多くなりますから注意が必要です。

大阪北部と言えば、茨木市や箕面、伊丹などの地域を示しています。大阪北部には「ひらかたパーク」や「せせらぎの里」などのアクティビティが体験できる場所、箕面温泉があります。

最後に家族連れで遊べる大阪北部で注目の、二郎系ラーメンの人気店をご紹介します。

「らーめん荘地球規模で考えろ未来へ」は茨木市にある「ラーメン荘」のグループ店です。醤油ベースのすっきりスープ、ワッシワシとした歯ごたえでボリューム満点の極太ストレート麺が特徴のラーメン、豚ラーメン、Wラーメンがメインメニューです。

多くのラーメン荘系列のお店がそうであるように、らーめん荘地球規模で考えろ未来へも、店内へ入ると「にんにくアリヤサイアブラカラメマシマシ」というラーメンカスタマイズの呪文が聞こえてきます。

大変ボリューミーなラーメンなので、初めてチャレンジする方は「マシマシ」しすぎないようにしましょう。

神戸で大人気の「神戸ちぇりー亭」が大阪箕面に進出しています。神戸ちぇりー亭のラーメンの特徴はスープがあっさりしつつコクがあることでしょう。

それは通常の倍量の鶏ガラを使いじっくり煮込み、さらに厳選した野菜を煮込んでまろやかさを出し、チャーシュー肉を半日以上煮込み続けたことによるものです。モチモチ食感の自家製麺も小麦の香りが美味しく、チャレンジャーを惹きつけます。

二郎系に挑んできた人なら、神戸ちぇりー亭で全て「マシマシ」の「全男盛り」にチャレンジするのも良いでしょう。またイベント時にしか登場しない「真・男盛」も見逃せません。

京都の二郎系ラーメンの3号店であるのが大阪の「池田屋」です。豚骨ベースの醤油スープはにんにくのパンチが効いていて、さらにカエシの効果もありジャンキーな味わいになっています。

池田屋の麺は自家製麺で極太ストレート、ワシワシ感があり、噛むごとに旨味が広がりかなり美味しいです。チャーシューはところどころフレーク状になっているところがあり、ほろほろしっかり煮込まれており、全体的に旨味たっぷりまとまったラーメンが食べられます。

関西大学に通う学生が集う関大前駅すぐで営業をしているのが「熱く勢ろ」です。連日多くの学生が利用している人気店でもあります。

熱く勢ろのラーメンも二郎系ラーメンとして有名で、スープは豚骨ベースのカエシのカドが立った男気溢れる味でありつつ、後味がマイルドなのが特徴です。麺はアルデンテのちぢれ太麺で、ワシワシと食べ進むことができます。

厚切りチャーシューは脂身が少なくあっさりと食べやすく、スープとのバランスもほどよく保たれています。リーズナブルな価格、ボリューム大のラーメンは日々学生の胃袋に、集まってくるお客さんに愛されています。

2017年4月にオープンするなり、行列を作ったのが「めんや㐂」です。阪急石橋駅でめんや㐂は営業開始しています。豚骨ベースの醤油スープは粘度がありこってり系、そこへウェーブのかかった極太オリジナル麺がずっしり泳いでいます。

もっちもちと食べ応えのある食感は近くにある阪大の学生や会社員、訪れたファンの人々を満足させています。少し塩気の効いたチャーシューは柔らかく煮込まれ、箸休めに天高く積まれたもやしが最適な一品です。

2019年4月にオープンしたばかりの「中野屋・THE・JIRO」は阪急茨木市駅前という好立地で営業を行っています。カウンターのみの店内には食券の販売機があり、二郎系ラーメンを彷彿とさせるものがあります。

「人、味、心、ぜんぶうまいが当たり前」をスローガンとして、「うまい」をお客さん全員に提供しています。

「にぼしラーメン」は中野屋・THE・JIROのメインメニューです。煮干しをじっくり煮込むことでスープに深い旨味とコクを出すことに成功しています。太い自家製麺が絶妙にマッチします。

たっぷりのもやしとキャベツはシャキシャキに仕上げ、背脂とトロトロのチャーシューの「マシ」は5段階で調節可能です。食べてからの「マシ」にも対応しています。

そびえたった野菜タワーの上には煮干しが1匹乗っており、にぼしラーメンの象徴となっています。煮干しの風味を損なわないため、テーブル、カウンターにコショウは置いていないのが特徴です。

ガッツリスタイルでありつつ、深い旨味を味わえ、キレ味が良いのがにぼしラーメンの美味しさの秘密です。

美味しいものに目がない大阪人にとっても、二郎系ラーメンはやはり食べたい一品のようです。多くの二郎系ラーメンが次々と出店しています。二郎系には多くのルール、呪文のようなコールなど、特殊なこともたくさんあります。

「ニンニクマシヤサイアブラマシマシカラメ」なんて言葉を言いつつ、あなたも中毒になるほどうまいと言われる二郎系ラーメンに挑戦してみませんか。食で自分の限界を超える挑戦ができることでしょう。