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爽快な香りと幅広い用途で人気のローズマリー
ローズマリーは細長い葉がたくさん茂る、地中海沿岸を原産地とする植物で、あまり水気の多い土壌は好まず、海沿いの砂地や砂漠に多く自生します。ローズマリーの葉はとても強い香りを持っていて、葉を指でこするとても爽快な強い香りがします。
ローズマリーは古くから古代エジプトでも使われており、古くからローズマリーの成分は薬用として使われてきました。そしてローズマリーの香りは、ヨーロッパで大流行したペストから身を守るとも信じられていました。
イギリスでは、監獄から出てきた囚人からうつされる恐れのある監獄熱から判事を守るため、ローズマリーを炊いて空気を清浄化しようという試みもされていたようです。
ローズマリーは料理にも使われることが多く、ヨーロッパではラム肉を調理する時などにとても頻繁に使われます。アロマセラピーの精油としても、ローズマリーオイルは大活躍で、ローズマリーの香りは多くのことに利用されています。
ローズマリーの効果やおすすめの利用法を紹介!
ローズマリーを庭に植えて栽培している人はとても多く、ローズマリーは特に女性に愛されるハーブです。ローズマリーのよく育つ家は、女性がとても強いという諺がある国もあります。
ローズマリーの栽培は割と簡単で、肥料もほとんどいらず、水やりもそれほどしなくても大丈夫です。ローズマリーの香りを愛してやまない人は世界中にたくさんいます。ローズマリー、ラベンダーはハーブの中でも圧倒的に人気があります。
ローズマリーには地面を這うように伸びたり、下に垂れ下がるように成長するものもあれば、人より高くまっすぐ上に大きくなったりいろいろな種類があって、花の色も青、青紫、ピンク、白と種類が分かれます。
ローズマリーには使い方にもいろいろな種類があり、ローズマリーを食用としてレシピに使ったりお茶を作ったり、お肌や髪の手入れに使うこともできますし、ローズマリーの香りを使って消臭や、殺菌効果を利用して掃除用のクリーナーを作ることもできます。
ローズマリーを自宅で栽培して、料理のレシピに利用したり、市販の強力なものとは違った安全なクリーナーを作ったりするのもおすすめです。
今日は、その爽やかな香りと効能で、はるか古代から人々に愛され続けてきたローズマリーの持つ有益な効果や、おすすめの利用法をご紹介しましょう。
ローズマリーはどんな植物?
ローズマリーはシソ科の植物です。香り豊かなハーブにはシソ科の植物が大変多いです。シソ科のハーブはシソから始まって、バジル、ラベンダー、ミント、オレガノ、マジョラム、セージ、タイム、レモンバームと良い香りの種類がたくさんあります。
ローズマリーの香りは、頭脳を明晰にさせる効果があると、古くから信じられていました。実際軽度のアルツハイマーに、ローズマリーの香りが効力を発揮したという結果が出ています。
古代ギリシャでは、学校で学ぶ学生たちが、ローズマリーで作った香りの冠をかぶって勉学に学んだという記録があり、ローズマリーの香りが記憶力を高める効果を利用してたそうです。
またローズマリーの強力な香りは、地獄の悪魔の悪戯から身を守ってくれるという言い伝えもあり、棺桶の上にローズマリーの小枝を乗せて、その香りで死者を悪魔から守ろうとする風習もありました。
もしくはローズマリーの香りの持つ「追憶」の力で、死者をいつまでも忘れないようにと祈る気持ちも込められていて、棺の上にローズマリーの束を置く習慣は、今でもイギリスに残っている場所があります。
また、いつまでも幸せに添い遂げるという祈りを込めて、ローズマリーの「永遠に」という格言をシンボルとして新婦の花束を作る時によく使われます。
ローズマリーは「頭脳明晰」「記憶」「守護」「追憶」「永遠」と、人々の願いを込めるのに大切な力を持つとされる、世界中で古くから使われている植物なのです。
ローズマリーの特徴は?
ローズマリーの特徴は、鼻に抜けるような爽やかな香りにあります。ローズマリーの香りは、加減しないと目にしみるほど強力な成分を含んだ香りなので、使い方にはある程度の注意が必要です。
特にローズマリーの精油には、樟脳が50%以上も含まれていることが多いです。樟脳は中毒を起こすことがとても多い化合物なので、特に飲み込んでしまった場合は有毒とされます。
ローズマリーの精油の取り扱いには注意が必要です。しかしローズマリーの枝葉を料理に使う程度の量でしたら、全く心配はいりません。
ローズマリーを使ったレシピはとてもたくさんの種類があって、特に肉や魚を料理する時にローズマリーの香りを使うと素晴らしい風味付けになる、おすすめのハーブです。
ローズマリーにはどんな種類があるの?
ローズマリーにはいろいろな種類があります。地面を這うようにして育つ匍匐性には「ハンティントンカーペット」「プロストラータス」「ダンシングウォーター」「マコーネルズブルー」「ロックウッドフォレスト」があります。
そして半匍匐性の「カプリ」「ウッドローズマリー」「ブルーボーイ」「コルシカン」。上に高く伸びていく「立性」のローズマリーは、大きなものだと2m以上になるものもあると言われています。
立性の種類のローズマリーには、「マジョルカピンク」「トスカナブルー」「シッシングハストブルー」「マリンブルー」「レックス」「ミス・ジェサップ」「アープ」があります。
ローズマリーの花も、青、紫、ピンクなどいろいろな種類がありますが、ローズマリーは花も食べられます。翌日には花の色は変わってしまいますが、瓶に花と葉と塩を混ぜたものを、卵やパスタにふりかけると、ローズマリーの爽やかな香りがして大変おすすめです。
ローズマリーの効果・効能は?
ローズマリーには、お肌や健康に良いとされる成分がたくさん含まれていると、古くから信じられている人気の植物です。ローズマリーを使うと効果的とされている、幾つかの効能をご紹介しましょう。
頭脳を明晰にさせる
ローズマリーの香りを嗅ぐと頭がスッキリとよく言われていて、ローズマリーの香りで朝を爽やかに目覚めさせるという人もいます。自宅でローズマリーを栽培している人は、ローズマリーを撫でて毎朝その香りで朝のスイッチを入れるのだそうです。
また、仕事や考えが煮詰まってしまっている時にはローズマリーティーを飲むことをおすすめします。爽やかなローズマリーの香りは、シャキッと焦点を合わせてくれることでしょう。
なんとなく気持ちがだらけてしまっている時も、ローズマリーの香りは効果的です。ローズマリーの香りはやる気を奮い立たせてくれると、昔から強く信じられています。
カップにお湯を注いで、ローズマリーの精油をポツンと1滴たらしてお部屋の隅に置いてみましょう。ローズマリーの香りで少しずつ自信が湧いてくるのを感じられませんか?
ビューティーケアに
肌荒れをカバーする効力が、ローズマリーには含まれていると言われています。抗菌や抗酸化作用がたっぷり含まれている、ローズマリーの薬用クリームは手作りすることもできます。また、ボディソープやシャンプーなどにローズマリーの成分が含まれている製品もたくさんあります。
特に欧米では、ローズマリーは黒髪のシャンプー、カモマイルは金髪のシャンプーとして使われています。ローズマリーは日本人の髪質にはよく合うことでしょう。
自分で栽培したローズマリーの枝を洗濯ネットに入れて、湯船に入れると驚くほど肌がすべすべになるそうです。ローズマリーを入れたら、お風呂のお湯は沸かすのではなく、蛇口から熱いお湯を入れるとローズマリーがお湯にうたれて、爽やかな香りが立ち上ります。
虫除け・花粉症にも
ローズマリーの香りは虫除けや花粉対策にもよく効くとされています。花粉のシーズンにアロマディフューザーにローズマリーの精油を垂らすと、鼻のムズムズが軽減されると評判です。なるべく薬を飲まずに、花粉のシーズンを乗りきりたいものです。
ローズマリーは乾燥させたものを小さい布の袋に詰めて、タンスの衣類の間に挟んだり、クローゼットに吊るしておくとローズマリーの香りで衣類に虫が寄ってきません。ローズマリーやラベンダー、ゼラニウムなどの香りは、海外では古くから虫除けとして活躍しています。
ローズマリーの利用方法は?
いろいろな効能があるローズマリーの利用方法はたくさんあります。ローズマリーは室内でも室外でも育つので、小さい苗木がよく販売されています。ローズマリーの栽培はハーブを育てたことのない人にも簡単にできます。ぜひ一度ローズマリーの鉢植えを購入してみてください。
購入したローズマリーを自宅で栽培して増やすこともできます。そして、ローズマリーの精油はたくさんの使い道があります。ローズマリーの精油はオンラインでも手軽に購入することができます。
【ローズマリー活用法】お料理にプラス!
ローズマリーの香りは肉や魚にまた一つおいしさをプラスしてくれます。海外ではローズマリーとラム肉をよく使いますが、ローズマリーをチキンに使ったレシピもたくさんあります。
鶏肉をフライパンなどでローストする前に、塩胡椒、ニンニクと、枝からしごき落としたローズマリーの葉でしばらく下味をつけると、おいしくチキンが焼きあがります。
白身魚とローズマリーの香りのコンビネーションも絶品のレシピです。魚を焼くときに、フライパンに敷いた油に最初ローズマリーの枝を入れて香りづけしたり、魚を焼くときに一緒にローズマリーの葉を合わせたりすると、ローズマリーの爽やかな香りが魚臭さを飛ばしてくれます。
クッキーの生地を作るときに、乾燥したローズマリーの葉をすり鉢などで細かくして混ぜ合わせると、とてもおいしいです。生のローズマリーの葉でもとてもおいしいクッキーが出来上がります。
【ローズマリー活用法】ボディイケアに!
手作りのローズマリーのトリートメントをご存知ですか?簡単に自分で作れるローズマリーのトリートメントは、紫外線からも守る作用を持っていて髪をヘルシーに保ってくれます。
作り方は簡単です。沸騰したお湯を鍋に入れて、ローズマリーの束をその中に入れて蓋をし、30分ほど蒸らせばローズマリーの香りのトリートメントが出来上がります。
【ローズマリー活用法】掃除や防臭に!
掃除機のタンクから嫌な臭いがすることがあると思いますが、そんな嫌な臭いもローズマリーの香りである程度消臭することができます。テッシュペーパーに、ローズマリーの精油を一滴だけ垂らしてください。
ローズマリーの精油を垂らしたティッシュペーパーを、掃除機で吸い込みます。そのまま掃除機を使い続けてください。タンクの中でローズマリーの精油がフイルターを抗菌消臭してくれるのです。
ローズマリーの精油をテッシュペーパーにたくさん垂らしてはいけません。ローズマリーの香りで目が痛くなることもあります。
ローズマリーでお部屋掃除に使うクリーナーを作ることもできます。鍋に水道水300mlとローズマリーの枝を3本入れて、ふたをして弱火で五時間煮てください。ローズマリーのクリーナーはふわりとローズマリーの香りが残っています。
ローズマリーのクリーナーはその香りで消臭効果があり、汚れを落とし、除菌をしてくれるとても効果的なクリーナーです。
ローズマリーを利用する場合の保存方法は?
ローズマリーはなかなか強靭な植物なので、スーパーなどでローズマリーの束を購入してきたら、コップに水を入れて挿しておくだけでも長いこと生き延びてくれます。
もちろん冷蔵庫に保存しても結構ですが、そのまま冷蔵庫に入れる前にキッチンタオルで包んでからビニール袋に入れるとちょっと長持ちしてくれます。
冷蔵庫に入れたローズマリーはすぐに乾燥して、葉が茶色くなってパラパラ落ちてきてしまいます。乾燥させるのだったら縛って逆さに吊るして風通しの良いところに吊るしておけば、ドライのローズマリーができます。
ローズマリーは水々しいグリーンのローズマリーはもちろん、ドライでも爽やかな芳香が楽しめますし、お料理に使うのにも便利です。
水に挿しておいたローズマリーは、そのうち根を出してくることが多いです。根が出てきたらこっちのものです。ローズマリーを土に挿して苗にしましょう。大きくなったら庭に移したり、植木鉢に植え替えて、香りの良い自家製ローズマリーをお料理やお掃除、ボディケアに活用しましょう。
ローズマリーは冷凍保存もできます。葉っぱだけを小分けにしてもいいですし、刻んでもOKです。少しずつラップに包んでジップロックなどに入れて冷凍保存すると、水々しい香りのローズマリーを使いたい時にすぐ利用できます。
ローズマリーをオイルに漬けて保存する方法もあります。ローズマリーをただオイルに入れても香りの良いオイルを作ることができますが、やはり熱することによってますます香りが引き立って、風味豊かな香りのローズマリーオイルを作ることができます。
ローズマリーオイルは、茎からしごいてとったローズマリーの葉だけを使います。ローズマリーを上から下にしごくと、茎から葉が簡単にしごき取れます。この時にローズマリーから爽快な香りが放たれるので、これはちょっとしたイベントです!とコメントされてる方もいらっしゃいます。
小鍋にローズマリーの葉一握りとオリーブオイルを300mlほど入れたら、5分から10分ほど弱火でオイルを温めます。あくまで温めるのです。沸騰させてはいけません。
そしてローズマリーの葉を入れたまま、一時間ほど放置してください。出来上がった香り高いオイルは、瓶に入れて直射日光を避けた室温だと約2ヶ月、冷蔵庫でしたら半年持ちます。
このローズマリーオイルは、肉・魚料理、ローストした野菜などにかけると、その爽やかな香りが楽しめる素晴らしいオイルで、特筆すべきことはなんとポップコーンにとても合うのです。
ポップコーンを作る時にこのローズマリーオイルを入れると、得も言われぬ風味豊かなローズマリーの香りのポップコーンが出来上がるのです。これは大変おすすめなので、ぜひ一度おためしください。
ローズマリーの栽培方法は?
ローズマリーは栽培するのがとても簡単な植物です。もともと痩せた土地や、海岸、砂漠などに自生するタフな植物なので、それほど神経質になることはありません。
ただ、湿気の多い土壌よりも乾燥しがちな土壌の方が、ローズマリーはハッピーに育つのです。過剰な水やりや、水はけの悪い場所での栽培は避けてください。
ローズマリーは地植えでも鉢植えでもOK!
ローズマリーは、地植えでも鉢植えでもよく育ちます。真夏の日差しにも強く、痩せた土地で自生するので肥料もほとんど必要ありません。土が乾いたら水やりをすれば、日光がよく照る場所でしたら問題なく育ちます。
ローズマリーの活用レシピ!
ローズマリーの爽やかな香りを使って、美味しい料理を作ってみましょう。料理の味は、甘い、しょっぱい、酸っぱいだけではなく、香りを使うことによって格段に風味が豊かになります。
和食でも「紫蘇」「山椒」「いりごま」「柚子」など、香りづけに使われる素材はたくさんあります。ぜひローズマリーの爽快な香りを料理に取り入れて、おいしい料理をさらにレベルアップしましょう。
ローズマリーとレモン風味のサーモン
ローズマリーとレモンを使って、香り豊かなサーモンを焼いてみましょう。ローズマリーとレモン風味のサーモンに使う材料は次の通りです。
サーモン300g(4〜5切れ)、オリーブオイル大さじ1、白ワインもしくは酒1/3カップ、レモン汁半個分、蜂蜜大さじ1、ローズマリーの葉をみじん切りしたもの大さじ2、水溶き片栗粉少々です。
まずはサーモンに塩胡椒をして、オリーブオイルを全体にかけて下味をつけます。10分くらい放置してください。強火のフライパンにサーモンを入れ、蓋をして3分片面を焼いて、ひっくり返して3分焼いたら皿に取り出します。
サーモンを焼いたフライパンに、白ワインもしくは酒、蜂蜜、ローズマリーを入れてゆっくり数分加熱したら、とろみ付けに水溶き片栗粉を入れます。1分ほど加熱したら、サーモンを皮の付いたほうを上にしてフライパンに戻し、蓋をして数分味を染み込ませます。
温めたお皿にサーモンをひっくり返して乗せ、飾りに櫛形に切ったレモンと、小さなローズマリーを添えて出来上がりです。爽やかなレモンとローズマリーの香りが楽しめる、おすすめのレシピです。
ローズマリーは料理や美容に!万能で優秀なハーブ!
ローズマリーを使ったおすすめレシピはオンラインで検索するとたくさん出てきます。ローズマリーにはいろいろな種類がありますが、どの種類も栽培はいたって簡単です。
ローズマリーの爽やかな香りは、料理のレシピや掃除にはもちろんのこと、記憶力を高めたり気持ちをはっきりさせたりする効果があるので、昔から有益な香りとしてよく利用されています。ローズマリーを日常の生活に取り入れることをおすすめします。