炊飯器の内釜を徹底解説!剥がれが出たら買い替えのタイミング?

炊飯器の内釜を徹底解説!剥がれが出たら買い替えのタイミング?

炊飯器の内釜は、コーティングの剥がれや焦げで寿命が来ると買い替えを検討されるパーツです。炊飯器ごとのアピールポイントとしても紹介される内釜について、交換タイミングの見極めや長く使うための方法など、炊飯器を使う人であれば知っておきたい情報を解説します。

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記事の目次

  1. 1.炊飯器の内釜の構造について
  2. 2.炊飯器の内釜:コーティングについて
  3. 3.炊飯器の内釜:寿命や買い替え時期について
  4. 4.炊飯器の内釜:長く使うコツ
  5. 5.炊飯器の内釜を大事に使用しよう!

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炊飯器の構造上、単一の材質は内釜に求める機能として一長一短となってしまうことから、複数の材質の層を重ねてそれぞれの短所をカバーし理想の性能に近づけたのが多層釜です。どの素材をどのように貼り合わせるのかはメーカーによって配分や層の数が異なります。

多層タイプに多い構造は外側に錆の出にくいステンレス、中心に熱を伝える力の強い銅などの金属を重ねた製品です。機種によっては冷めにくさを重視してセラミック素材を使用することもあります。

炊飯器の内釜は層の数が多いほど優れているとイメージされることもありますが、実際は材質の組み合わせによって性能が左右されるため、層が多い方が良いとは言い切れません。また、釜そのものの重さとしてはいくつもの材質を使うためほぼ単一素材の釜に比べれば重く厚い傾向があります。

3:炭素釜

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炭素素材を使うことで、IH調理による発熱しやすさや冷めにくさを期待されているのが炭素釜です。炭素は現在進行形で研究が進んでいる素材で、調理器具においては炊飯器の他にも鍋やオーブンなどの素材の一部として、カーボン粒子を混ぜ込んだ製品が作られています。

また、炭素は冷めにくい素材であるために加熱が終わった後もご飯が冷めにくく、炊きあがったご飯を炊飯器に入れたまま温かい状態に保つのにも適しています。多層釜に比べれば構造も複雑ではなく、軽いカーボンがメインとなるので釜そのものの重さは軽めです。

一方で炭素釜は強度が他の材質の内釜に比べれば弱く、取り扱いが難しいのが問題です。炭素釜の炊飯器を使う際には落としたりぶつけたりしないよう、丁寧に扱う必要があります。

4:土鍋釜

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炊飯器の内釜の中でもユニークな材質といえるのが土鍋釜です。焼き物を使っているため熱伝導率が低く、結果として熱しにくく冷めにくい点が特徴の内釜となります。余熱だけでも熱が十分に残るため、炊飯器の保温スイッチを切ってもご飯が冷めにくい点は評価されています。

また、土鍋でご飯を炊く人が期待する「お焦げ」も、土鍋釜の炊飯器では再現されます。お焦げや炊きあがりのランダム性も含めて、土鍋釜は一般的な土鍋炊きに近いご飯が食べられる内釜です。

土鍋釜の注意点は、しっかりしているように見えても陶器と同レベルの強度なので金属製に比べて破損しやすいことです。洗ったり炊飯器にセットしたりする過程でうっかり落とすようなことのないよう本物の土鍋を扱うような気持ちで丁寧に扱う必要があります。

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炊飯器の内釜:コーティングについて

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炊飯器の内釜の多くには、ご飯が焦げつくのを防ぐフッ素樹脂コーティングがされています。後の文章でも説明しますが、長期間の使用や加熱・使用方法によって炊飯器の内釜にされているコーティングは剥がれてしまいます。

あまりに早いコーティングの剥がれは使い方や炊飯器そのものの作りに問題がある可能性もありますが、炊飯器を長年使い続けたことによるコーティングの剥がれについては、内釜の寿命ともいえるのである程度は仕方ないことでもあります。

内釜のコーティングが剥がれると炊飯器の作動や炊きあがるご飯においてどういった影響があるのか、何が問題となるのかを説明します。

内釜コーディングは剥がれても大丈夫?

内釜のフッ素加工が剥がれた炊飯器は「剥がれたコーティングが含まれたご飯は人体に影響はないのか」「炊飯器の使用において問題はないのか」といった疑問を持たれることがあります。これらの疑問へは「炊きあがったご飯が扱いづらくなるが人体への影響はない」が多くの製造元からの回答です。

まず、剥がれたフッ素樹脂のコーティングですが、各メーカーの見解では剥がれたフッ素樹脂を食べたとしても吸収されずに体外へ排出されるので問題がないとされています。コーティングで剥がれた分は少量であることもあり、フッ素加工が剥がれている内釜でも安全なご飯を炊いて食べられます。

しかし、炊飯器の使い心地にはフッ素加工の剥がれは大きく影響します。内釜のフッ素加工が剥がれていると、どうしても炊いたご飯がこびりつきやすく使い勝手も悪くなります。

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炊飯器の内釜:寿命や買い替え時期について

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