炊飯器の内釜を徹底解説!剥がれが出たら買い替えのタイミング?

炊飯器の内釜を徹底解説!剥がれが出たら買い替えのタイミング?

炊飯器の内釜は、コーティングの剥がれや焦げで寿命が来ると買い替えを検討されるパーツです。炊飯器ごとのアピールポイントとしても紹介される内釜について、交換タイミングの見極めや長く使うための方法など、炊飯器を使う人であれば知っておきたい情報を解説します。

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記事の目次

  1. 1.炊飯器の内釜の構造について
  2. 2.炊飯器の内釜:コーティングについて
  3. 3.炊飯器の内釜:寿命や買い替え時期について
  4. 4.炊飯器の内釜:長く使うコツ
  5. 5.炊飯器の内釜を大事に使用しよう!

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炊飯器の内釜の構造について

Photo by veroyama

白米の炊飯だけでなく調理に使われることも多い炊飯器の「内釜」は、家電量販店やCMにおいてセールスポイントや他商品との差別化で強調されやすい部品です。中程度~高級モデルに相当する炊飯器はほぼ全てが内釜の素材や作りについて何らかのこだわりを出しており、多様な種類があります。

炊飯器を購入すれば当然のようにセットで付いている部品なので使用時に意識することは少ないですが、米を炊く際の加熱の程度調整は内釜の素材や性能から計算して行われているため重要な部品です。

炊飯器は電気やガスによって内釜を加熱しお米を炊く仕組みになっているので、内釜の構造や素材は熱の入り方に影響を及ぼします。ただし、どのような素材を使っていても炊飯器の性能として見て優れている点も劣っている点もあるため、どういった目的で使う素材なのかを見極める必要があります。

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炊いた米の味を落とさずにおいておく目的からいえば、炊飯器は高い火力でしっかり釜を発熱させて熱を米に伝えて炊き上げ、かつ冷めにくく必要以上に水分のとばない環境を維持できるのが理想です。しかし、上記の理想は相反する性質をいくつも含んでおり、実現することはほぼ不可能です。

簡単に実現できる理想ではないからこそ、炊飯器を製造する各メーカーは、炊飯器の加熱方式やセンサーを開発・改善し、内釜に使う素材の配合を工夫したり理想を叶える新しい素材はないか研究したりすることで日々技術を向上させています。

特殊な素材が使われていると性能も高いように思われる炊飯器の内釜ですが、必ずしもそうとは限りません。材質によってどういった違いがあるのかを知っておくと、炊飯器選びが楽になります。

内釜の材質についてまとめ

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市販されている炊飯器の多くは、IHで電磁波によって内釜を加熱しご飯を炊く仕組みとなっています。そのため、炊飯器の内釜もIHの仕組みに準じた製品が設置されています。IH式の炊飯器の内釜において、発熱しやすさや熱伝導率、錆びにくさは材質を比較する際の重要な基準となります。

最近では高機能タイプの製品は白米を炊く以外にも玄米や雑穀炊飯に対応したり炊飯器調理を行えたりするものも流通していますが、白米を炊くことが基本機能である点はどれも同じです。

炊飯器の内釜は、アルミを主な材料とするアルミ釜、異なった素材を重ねた多層釜、炭素素材を使用した炭素釜、そして陶器の土鍋釜などがあります。他にも鉄や銅を主成分としたタイプもありますが、流通している製品数が多く特徴も分かりやすいのは上記の素材です。

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炊飯器選ぼうとする際、加熱方式との相性や製造元のこだわりなど見るポイントはいくつかありますが、意外と注目されていない点に内釜の素材の違いによる重量の差があります。それぞれのタイプの説明において重さについても述べますが、日常的に扱う家電類の重量は使い勝手に影響します。

内釜は重い米や水を入れて運びセットし、使い終わった後は取り出して洗うことをほぼ毎日行うパーツです。重すぎて炊飯器から取り出すのが面倒になるような製品は、使うことをおっくうにさせる、もしくは扱いにくさから落下など思わぬ事故を生む元になることもあります。

内釜の素材ごとに見るべきポイントが多く大変ですが、自分が扱えるものかをイメージしてチェックしていくことは購入後の満足感のためにも大切です。

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1:アルミ釜

Photo byziodanilo

アルミニウムを主な材料として作られた釜は、電磁波を使っての発熱性はそれほど高くない一方で、すぐに冷めないのが特徴です。アルミ釜は比較的軽量で加工もしやすく、保温にも適していることから、主に仕組みがシンプルなマイコン式の炊飯器に採用されています。

低コストで作ることができることから、低価格帯の炊飯器はアルミ素材を使用した釜が多く、炊飯器を開発・製造する側から見て作りやすく扱いやすい材質といえます。

2:多層釜

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炊飯器の内釜:コーティングについて

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