炊飯器でさつまいもを使ったメニューを作ろう！丸ごと蒸す方法や簡単なレシピは？

今やご飯を炊くだけの存在でないのが、「炊飯器」です。その形状や火力を活かして、炊飯器を蒸し器代わりに使う人もいますし、ケーキ作りやパン作りに使う人もいます。さまざまな用途に使える炊飯器は、日本生まれの家電です。

炊飯器は、1955年に現在の「東芝」より発売されました。簡単に誰でもご飯が炊ける炊飯器は、今や世界中にも広がっています。米食文化のあるアジア圏では、日本生まれの炊飯器が愛用されています。アジアを旅行した時、炊飯器を目にした人も多いのではないでしょうか。

炊飯器はご飯を炊くための家電から、マルチな使い方のできる調理家電へと成長しています。この記事では、炊飯器を使って、簡単にさつまいもを蒸す方法や、アレンジメニューのレシピをご紹介します。

「さつまいも」というと、お料理だけでなく、お菓子作りにも使われる、使い勝手のいい食材です。ホクホクした食感と、優しい甘さのさつまいもは、女性や子どもから特に人気のある食材です。さつまいもは、蒸して食べても美味しいですし、天ぷらや煮物などにも用いられます。

さつまいもを使ったスイーツも人気で、さつまいもが旬を迎える秋には、多くのさつまいもスイーツがスイーツショップなどに並びます。さつまいもは食べごたえもあるので、主食代わりにもなる食材です。食物繊維が豊富で、ビタミン類も豊富なさつまいもは、食卓に欠かせない存在です。

さつまいもは、さまざまな品種があります。品種により味わいや食感が異なるので、好みのさつまいもを探してみましょう。

美味しいさつまいもですが、調理が面倒だと思っていませんか。さつまいもは、炊飯器を使えば簡単に美味しく調理できます。

炊飯器で丸ごとさつまいもを蒸したり、さつまいものスイーツも炊飯器で作れます。ぜひ炊飯器を使った、さつまいもレシピにチャレンジしてください。

スーパーなどで必ず見かけるさつまいもですが、どのようなさつまいもが美味しいのでしょうか。美味しいさつまいもを目利きするポイントは、さつまいもの形と色にあります。まず、さつまいもは皮の色が濃くはっきりしていて、ツヤのあるものを選びましょう。

次に、持った時に重みがあり、ラグビーボールのような形のさつまいもを選びましょう。最後に、さつまいものくぼみもよくチェックしましょう。くぼみが浅いもののほうが、美味しいさつまいもだといわれています。さつまいもを購入するときは、必ずチェックしてください。

たくさんの品種があるさつまいもですが、どの品種がおすすめなのでしょうか。ほくほくした食感のさつまいもが好きなら、「紅あずま」や「鳴門金時」がおすすめです。

ねっとりした食感のさつまいもが好みなら、「安納芋」や「紅はるか」がおすすめです。低温でじっくり調理すると、ねっとりとした甘みを楽しめます。

さつまいもは種類によって、味わいも食感も異なります。好みや用途に応じて、適したさつまいもを選びましょう。

ホクホクの蒸したてのさつまいもは、最高に美味しいです。蒸すだけで美味しく食べられるさつまいもですが、蒸すのがめんどくさいという人もいるのではないでしょうか。さつまいもは、炊飯器で簡単に美味しく蒸すことができます。炊飯器を使った、さつまいもの蒸し方をご紹介します。

炊飯器に、よく洗ったさつまいもを丸ごといれます。このとき丸ごといれるのが、さつまいもを美味しく蒸すポイントです。もしさつまいもが大きすぎて、炊飯器に入らない場合は、さつまいもをカットしましょう。あまり細かくカットせず、炊飯器に入る最大の大きさでカットしてください。

炊飯器に水を適量加え、炊飯スイッチを押します。これだけで、丸ごとのさつまいもを蒸すことができます。簡単なので、ぜひ試してみてください。

蒸したさつまいもをペースト状にしてから冷凍保存しておけば、いつでもさつまいものスープやスイートポテトが作れます。

炊飯器で蒸したさつまいもは、冷凍保存も可能です。蒸した状態で冷凍保存しておけば、料理にもすぐに使えてとても便利です。たくさん蒸して食べきれないときは、冷凍保存しておきましょう。

さつまいもを丸ごと炊飯器で蒸すとき、加える水の分量と、炊飯器のモードで、食感が変わってきます。ホクホクの食感が好みなら、水は1カップ、通常炊飯のモードで蒸すようにしましょう。短時間で蒸すので、ホクホクした食感に仕上がります。

ねっとりした食感が好みなら、さつまいもを丸ごと入れた炊飯器に、お水は3カップ入れます。炊飯器に玄米モードがあれば、玄米モードで蒸します。さつまいもは低温でゆっくり加熱すると、より甘くなる食材です。水の量と炊飯器のモードで、自由自在に調節できます。

炊飯器の種類や、さつまいもの種類によっても仕上がりは異なってきます。好みの仕上がりを追求してみましょう。

炊飯器で丸ごと蒸したさつまいもは、冷凍保存も可能です。食べるときは半解凍でアイスのように食べるのも美味しいです。

炊飯器を使えば、さつまいもを使ったバラエティ豊かなメニューが、簡単に作れます。さつまいもを美味しく食べられるメニューを、炊飯器を使ったレシピでご紹介します。

さつまいもの素朴な甘みが楽しめる人気メニュー「さつまいもご飯」は、炊飯器を使えば簡単に作れます。レシピもとても簡単で、小さめにカットしたさつまいもを、オリーブオイル・塩を加えたお米と一緒に、炊飯器で通常炊飯するだけでできあがりです。

仕上げに、ごま塩をふっても美味しく食べられます。さつまいもご飯は、炊きたても美味しいですが、冷めてからもさつまいもの甘さを堪能できます。お弁当にもおすすめのメニューです。

さつまいもを使って、デパ地下のデリ風サラダも簡単に作れます。さつまいもを炊飯器で蒸します。さつまいもが蒸しあがったら、食べやすい大きさにカットして、粒マスタードとマヨネーズで和えれば、「さつまいものサラダ」の完成です。

さつまいものサラダは、できたての熱いうちに食べても美味しいですし、しっかり冷まして食べても美味しいメニューです。マヨネーズの替わりにクリームチーズにしたり、ナッツを加えるなど、アレンジの幅も広いメニューです。

秋スイーツの定番、さつまいもを使ったスイーツも、炊飯器を使えば簡単に作れます。炊飯器があれば、スイーツ型も使わずにスイーツが作れます。お菓子作りの道具が揃っていなくても、簡単に作れるレシピをご紹介します。

さつまいもは食物繊維も豊富で、積極的に食べたい食材です。美味しいさつまいもスイーツを作って、積極的にさつまいもを食べましょう。

ホクホクしたさつまいもは、ケーキにアレンジするのもおすすめです。炊飯器で蒸したさつまいもを、よく潰し、ホットケーキミックス・はちみつ・牛乳・卵を加えてよく混ぜます。できあがった生地を炊飯器で加熱すれば、しみじみ美味しい、「さつまいもケーキ」の完成です。

さつまいもケーキは、ホットケーキミックスでなくても、米粉や小麦粉でも作れます。さつまいもを入れることで甘くなりますから、砂糖やはちみつなどの甘さを控えても、美味しくできあがります。好みでナッツやバナナなどのフルーツを加えるのもいいでしょう。

さつまいものケーキは、食べごたえのあるケーキなので、朝食やブランチにもおすすめです。食べきれない分は、小分けにして冷凍保存もできます。

卵と牛乳が香るプリンとさつまいもを組み合わせた、ちょっと珍しい「さつまいものプリンケーキ」のレシピをご紹介します。さつまいもは炊飯器で蒸しておきます。蒸したさつまいもと、牛乳・卵・砂糖・溶かしバターをミキサーにかけ、よく攪拌します。

どろりとしたら、ふるいにかけたホットケーキミックスを加え、炊飯器で加熱します。これだけで、しっとりなめらかなさつまいもプリンケーキの完成です。お好みでカラメルソースをかけても美味しく食べられます。さつまいもは、炊飯器でなくても電子レンジで蒸してもいいでしょう。

さつまいものプリンケーキは、できたてを食べても美味しいですし、しっかり冷蔵庫で冷やして食べるのもおすすめです。

炊飯器があれば、さつまいもを料理やスイーツで、簡単に美味しく味わえます。蒸したさつまいもは、様々な料理やスイーツにもアレンジが可能です。使い勝手のいいさつまいもを、炊飯器で上手に調理して美味しく食べましょう！