実食レポ【ローソン】秋と言ったら食べたくなる！お待ちかねの「おいもあんぱん」

まだ、暑い暑いと言い続けてはいますが、やはりもう9月、季節はだんだんと秋めいてきました。最近では朝晩の影の長さや、飛んでいるトンボの種類など、至る所に秋を感じられます。気温も朝は随分と過ごしやすくなりましたね。

そして、そんな秋と言えば、やはり美味しいものが沢山並ぶ楽しい季節でもあります。梨やぶどう、栗なんかもよく見かけますが、さつまいもなんかも楽しみですね。食材としても勿論楽しみですが、色々なお店から、さつまいもを使った商品が発売されるのもこの季節の楽しみです。

今回はそんなさつまいもの商品の中から、ローソンの「マチノパン おいもあんぱん」（税込150円）をご紹介します。

細長い楕円がちょっとさつまいものような形のパンですが、やや小ぶりでちょうど手に収まるサイズ。中の餡には安納芋やバター、生クリームを使用し、コクのある餡に仕上げているのだとか。

表面には沢山の黒ゴマもトッピングされ、見た目にも食欲を誘います。それでは早速、ローソン「マチノパン おいもあんぱん」を実食して、そのお味をお伝えします。

袋から出してみると、どっしりした感じが手から伝わってきます。パンが薄めなので、餡がたっぷり入っている感覚が分かる手触りです。

裏を返してみると良く分かるのですが、パン全体が少し赤みがかっています。さつまいもの形にこの色なので、ちょっと見た目も可愛いです。原材料にさつまいも粉末とあり、パンにもさつまいもが混ぜ込んであるようです。

カットしてみると、いも餡がたっぷり入っています。お芋の皮もちょっと混ざっているのが分かります。見るからにしっとりで美味しそうな餡です。やはり、パンはだいぶ薄めの生地です。

餡だけを食べてみると甘さはかなり強めです。ただ、ぎすぎすした甘さではなくクリームが入っているだけあり柔らかい甘さです。皮のつぶつぶ食感も感じられ、それがアクセントになっていて楽しいです。そして、さつまいもの独特な風味と、安納芋のねっとり感がとにかく強い餡です。

パンの部分を食べてみると、想像より塩味が強めで噛み応えがあるパンです。ボリュームなさそうなパンに見えますが、パンだけで食べても舌触りが良く美味しいパンです。しかも、上の黒ゴマがとても香ばしくプチプチしていて、見た目だけでなく味としても良いアクセントです。

全体を食べてみると、薄めのパンですが塩気も歯ごたえもしっかりしているので、甘い餡とベストマッチとしか言いようがありません。しかもどこを食べても当たるくらいたっぷりのった黒ゴマが、更に美味しさを引き出しています。焼きまんじゅうなど、和菓子のような感覚です。

このままでも十分すぎる美味しさなのですが、どうしても温めて食べてみたく、トースターで焼いてみました。すると、餡は熱々でトロトロになり、パンはカリカリで止まらない美味しさです。

更に、おいもと言えばバターとの相性が抜群なので、ひとかけら乗せてみます。溶けたところを食べてみると、溶けたバターの風味と餡の甘さが絶妙すぎて、絶対に試していただきたいお味です。

ローソン「おいもあんぱん」は見た目は何でもない「いもあんぱん」ですが、細かく考えられたバランスの和菓子のようなあんぱんです。更に少しトーストしてバターを足せば、大満足間違いなしです。ぜひ一度お試しください。