【実食レポ】ねっとりベイクドとシュワっとレアが一度に味わえる【プレシア】チーズタルト

スーパーやコンビニにチルドデザートなどを提供しているお菓子の製造会社「プレシア」のブランド「eMitas」といえば、ミルクレープをロール状にした「クレープバウム」やkiriクリームチーズとのコラボスイーツなどでご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか？

安価で手に取りやすい商品が多いだけではなく、安心安全にも注力した添加物をなるべく使用しない商品提供を目指しているというところも嬉しいお菓子メーカーさんです。

そんなプレシアの商品、eMitas「２層のクリームチーズタルト」（税込322円）も保存料、合成着色料不使用のスイーツです。

全く添加物を取らないことは難しいですが、出来る限り取りたくないと考えたとき、こうした商品は本当にありがたいですね。しかも直径14センチほどのホールサイズのタルトなのですが、それが300円ほどで買えるのには、まず驚きです。

それでは、レアとベイクの2種のチーズケーキを一度に味わえてしまうという、プレシアのeMitas「２層のクリームチーズタルト」を実食して、どのようなケーキなのか、お伝えします。

かっちりとしたプラスチックのパッケージを開け、まずお皿に移してみます。

表面に透明のフィルムが張り付いているので、それをはがすと、白いレアチーズの生地が滑らかで美味しそうです。厚さは２センチほどです。

ナイフでカットしてみます。一見、タルト生地の色味から固めのクッキー生地を連想したのですが、カットしてみると意外と柔らかいです。焼き目のある部分も割れずに綺麗にカット出来ました。

断面を見てみると、確かに黄色い生地の上に白い生地が重なり、2層に分かれています。土台のタルト生地部分は思ったよりやや厚めで、2つのチーズの部分と同じくらい割合があります。

一番上のレアチーズ層を食べてみます。シュワっと溶けるタイプのレアチーズです。ややヨーグルトのような爽やかな味です。

2層目のベイク部分は、チーズの風味がしっかりしていて、塩気が強めです。層がそんなに厚くないので、ねっとり感はありますが重さを感じるほどではありません。

台になっているタルト生地ですが、やわほろでややしっとりです。甘みは割としっかり目です。

焼き目の強い端の部分も思ったような固さやサクサク感はなく、やや固めのやわほろです。

全部を一緒に食べてみると、レアチーズのシュワっとした食感は、全体に紛れてしまった感があります。ただ、チーズや塩気の強い2層目とレアチーズの爽やかさが相まって良いバランスです。

土台のタルトは、しっとりしているので食感がチーズ生地のねっとり感と馴染み、別の存在として認識はしにくいと感じました。ただ甘みと焼き菓子の風味を加味してくれるので、それも良いアクセントになっています。

プレシアのeMitas「2層のクリームチーズタルト」は部分ごとに食べてみる楽しみ、また全てを一緒に食べたときのバランスの良さの楽しみと両方楽しみたくなるスイーツです。

ちょっとしたおやつに、数人で分け合った食べられる手軽なケーキなので、ぜひ一度お試しください。