泉屋のクッキーはまずい？美味しい？食べた人の口コミ・評判や美味しい食べ方も紹介

「クッキーといえば泉屋」と言われるほど有名な「泉屋（IZUMIYA）」は、日本で最初にクッキーを売り出した老舗のクッキー専門店。1927年に創業してから現代まで、伝統の味を守り続けており、毎日のおやつやお茶菓子としてはもちろん、手土産やギフトにもぴったりです。

泉屋は創業以来多くの人に利用されていることもあり、ネットなどで口コミを検索してみると美味しい・まずいの両極端な意見が出てきます。そこで本記事では、泉屋のクッキーは美味しいのかまずいのか、おすすめのクッキーはどれかなどについて紹介していきます。

泉屋は日本で初めてクッキーを製造・販売した老舗で、創業以来の伝統を守りつつ、現代にもその味を受け継いでいます。

泉屋のクッキーが誕生したのは、明治から大正にかけて貿易商であった泉伊助さんのご夫人、園子さんがアメリカ宣教師のJ･H･ロイド氏とその夫人に出会ったことがきっかけ。

園子さんは敬虔なクリスチャンで、ロイド氏の夫人が子供たちのために栄養価の高いクッキーを焼いていることを知りました。そして自分も自分の子供たちのために愛情をこめてクッキーを焼きたいという思いから、ロイド夫人のもとでクッキー作りを学んだのです。

クッキー作りを学びながら、日本人好みのクッキーになるよう試行錯誤を重ね、ついにはロイド夫人に「もう教えることはない」と言われるほどの出来栄えに。それが現在も販売されているスペシャル・クッキーズにも入っている14種類を含む、約30種類のクッキーです。

いつしかその評判は近所に広まり、材料を持ってきて焼いてくださいと頼む人が現れるほどとなり、泉夫婦は昭和2年に「泉屋」としてクッキー専門店を創業しました。

泉屋のクッキーの特徴は、泉屋の創業者である泉夫妻が完成させたクッキーの味や形、製法、そして美味しさを守り続けているということ。泉屋のクッキーはスコットランドの家庭の味、すなわちホームメイドのおいしさがあります。

機械化が進んだ現在でも、手作業で作る部分を残し、家庭で作る愛情の込められたクッキーを今でも作り続けています。種類によって味わいは異なりますが、そのどれもが素朴で懐かしい味わいです。

老舗のクッキー専門店である泉屋は、多くのファンがおり、良い口コミがたくさんありました。

• 泉屋のクッキー世界一好き
• 泉屋のクッキー美味しい
• シンプルで美味しい
• 泉屋のクッキー缶は可愛いから集めたくなる
• 異国の大人の味がして大好き
• 素朴で美味しい
• レトロな味がしていい

泉屋のクッキーに対する良い口コミがある一方で、悪い口コミも少なからずありました。

• 独特の味がするから苦手だった
• かためであんまり好きじゃない
• シナモンが苦手
• 生姜の味がするクッキーは好きじゃない
• 外国の味がして苦手
• 好みじゃなかった
• まずいとまでは言わないけど微妙

泉屋のクッキーは種類が豊富で、ギフト向けの商品からカジュアルな商品まで幅広く販売しています。そこで今回は特におすすめのクッキーを5つ厳選して紹介します。

泉屋を代表する「スペシャルクッキーズ」は、創業以来変わらず作り続けている看板商品。カラフルなドライフルーツが可愛い「リングターツ」やピーナッツとバニラの風味が美味しい「ピーナッツクッキー」、シナモンが香る大人味の「BSロック」など14種類が詰合せになっています。

シンプルなデザインのクッキー缶に入っているので、ちょっとした手土産や弔事のご挨拶にも失礼がありません。長い間愛され続けている商品なので、目上の人へのギフトにもおすすめです。

泉屋のクッキーは、クッキーそのものの美味しさも人気がありますが、缶のかわいさやおしゃれさも人気のひとつ。特に「ねこ缶」は新作が出るとすぐ売り切れるほど人気のアート缶です。ネコをモチーフにしたクッキーもかわいらしく、猫好きにぴったりなギフトです。

泉屋での創業者である園子夫人は、クッキーを焼くことで社会貢献したいという気持ちを持っていました。その心は現代においても受け継がれ、今では補助犬育成の支援活動などに売り上げの一部を寄付する「盲導犬アート缶」を販売しています。

そのひとつである「【風のように軽やかに】」は、ごまや青のり、チーズ、七味唐辛子などを使った個性的なクッキーが詰合せになっています。甘いものが苦手でも食べやすく、珍しいお菓子が好きな人やお酒を飲む人にもぴったりなクッキー缶です。

自分へのご褒美やパーティーへの持ち寄りなど、カジュアルに楽しむなら「カップインクッキーズ」がおすすめ。9種類のクッキーが全部で48枚入っていて2160円（税込）とお手頃価格。個包装になっているので、配りお菓子としてもおすすめです。

初めて泉屋のクッキーを食べてみる！というときは「アソートパックス-S」がぴったり。リングターツやサボイフィンガー、ウォルナッツクッキーなど定番人気の9種類が詰合せになって130g入っています。チャック付きの袋に入って864円（税込）とお買い得です。

泉屋のクッキーは素朴な味わいでかための食感なので、コーヒーや紅茶だけでなく、緑茶や牛乳にもよく合います。また、好きなクッキーにアイスクリームをのせて食べるのもおすすめ。クッキーとアイスの食感の違いが美味しく、クッキーにアイスが染みて食べやすくなります。

泉屋のクッキーは全国にある店舗と公式のオンラインストア、そして楽天やAmazonでも購入可能です。ハロウィンやクリスマスなどのイベント時期には、全国各地の百貨店やデパートで催事販売が行われることもあります。また、成城石井や明治屋などのスーパーでも販売しています。

泉屋のクッキーを販売している店舗をエリアごとに紹介すると、北海道エリアに2店舗、東北エリアには8店舗あります。関東エリアは店舗数が多く、直営店を含む53店舗があり、甲信越・北陸・東海エリアには12店舗があります。

関西エリアは20店舗で販売しており、中国・四国エリアには17店舗で取扱いがあります。九州エリアには11店舗がありますが、残念ながら沖縄県には店舗はありません。

泉屋には公式通販の「泉屋東京店オンランショッピング」があり、目的や用途に合わせたクッキー缶や、カジュアルなギフトや自分へのご褒美にぴったりのクッキーアソートが購入できます。定番人気のリングターツでアイスをサンドした「リングターツサンドアイス」も購入可能です。

泉屋のクッキーは、Amazonや楽天で出品販売しているお店もあります。泉屋公式の出店は確認できませんでしたが、Amazonや楽天はセールポイント還元などもあるので、お得に購入することができます。また、ふるさと納税の返礼品に選ばれていることもあるので、お得に楽しみたい人はこちらもおすすめです。

Amazonではこどもの日向けの「動物クッキー」を出品販売しているお店があります。レトロかわいいデザインのパンダ・くま・いぬの3種類のクッキーが入っていてちょっとした手土産にぴったり。Amazonであれば自宅以外にも簡単に配送してもらえるので、離れて暮らす家族へのプレゼントにもおすすめです。

楽天市場では、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 凱風快晴｣がデザインされたアート缶入りクッキーを販売しているお店などがあります。定番のリングターツのほか、ショートクッキー、ヘーゼルスナップなど8種類が詰合せになっていて、国内外のギフトや手土産に選ばれています。

泉屋は日本で初めてクッキーを販売した老舗のクッキー専門店です。昔ながら味・形・製法を守り続けているので、素朴でかための食感が特徴。シナモンやスパイスを含むクッキーもあり、人によって好みがあるとは思いますが、半数が美味しいと感じているようでした。

泉屋では、甘いものが苦手な人でも食べやすいクッキーやイベントに合わせたクッキーなども販売しているので、自分好みの味を探してみるといいでしょう。

※本記事中の商品や店舗の情報は2024年4月22日時点、泉屋東京店公式サイト・泉屋東京店公式オンラインショッピングより。紹介した商品は販売店や時期によって取り扱いがない場合や、内容が変更になる場合があります。