東京で絶品の和菓子を!老舗の味はお土産にも手土産にもおすすめ!

東京で絶品の和菓子を!老舗の味はお土産にも手土産にもおすすめ!

東京には沢山の和菓子の老舗があります。和菓子の老舗の絶品は伝統を重ねるに連れ単なるおやつに留まらない食文化となっています。老舗の味は帰省の際の東京のお土産にも、友人知己へのちょっとした手土産にも喜んでもらえるので強くおすすめできます。

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記事の目次

  1. 1.東京の和菓子店は老舗ぞろい
  2. 2.東京の和菓子にはどんな種類がある?
  3. 3.東京の老舗和菓子店で伝統の味を手土産に
  4. 4.東京のお土産におすすめの絶品和菓子
  5. 5.東京の和菓子は季節限定品も見逃せない!
  6. 6.東京駅限定の和菓子でプレミア感アップ!
  7. 7.帰省当日でも大丈夫!東京の和菓子が購入できるエリア
  8. 8.東京の和菓子を大切な方への贈り物に

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

東京の和菓子店は老舗ぞろい

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東京の和菓子店は、「御菓子老舗 塩瀬総本家」「とらや」「榮太樓總本鋪」など古くは江戸やそれ以前、あるいは、明治・大正・昭和に創業した有名どころも多数あります。長期間の商いが続くと信用が高まり老舗となります。

近年は若年層にも人気がある新興の創作和菓子店もよく見かけるようになりました。創作和菓子店も長続きして実力が認められれば続々と老舗の仲間入りをして行くことでしょう。

東京の和菓子にはどんな種類がある?

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和菓子は製造直後の水分量によって生菓子(30%以上)、半生菓子(30%未満~10%以上)、干菓子(10%未満)、に分類されています。

生菓子

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生菓子は和菓子のうち特に保存に注意が必要なので、厚生省も生菓子については水分を40%以上含むもの又は、あん・クリーム・ジャム・寒天・などをふくむ場合は、出来上がり直後において水分を30%以上含むものとしています。

例としては、今川焼・ういろう・うぐいすもち・もみじまんじゅう・かのこ・かるかん・ぎゆうひ・きんつば・水ようかん・だいふく・どらやき・切ざんしようなどが挙げられます。

半生菓子

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砂糖漬づけなどの方法で生菓子よりも日持ちをよくしたもので、練ようかん・甘納豆・桃山・最中、などが挙げられます。

干菓子

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干菓子は水分が少ないので、生菓子、半生菓子に比べて日持ちします。落雁・おこし・かりんとう・せんべい、などが挙げられます。

お土産・手土産で和菓子を選ぶ際に気をつける点

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お土産・手土産で和菓子を選ぶ際には、先方に渡してからすぐ食べてもらえるかを考えましょう。ちょっとした手土産なら生菓子でも食べて楽しんでもらうことを目的にしてもいいでしょう。グレードが上がった贈答用なら、やはり日持ちのする老舗の定番商品が無難でしょう。

東京の老舗和菓子店で伝統の味を手土産に

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やはり、手土産を持って行く人も安心、手土産をもらう人も満足、というためには誰でも知っている老舗の有名和菓子が一番のおすすめです。

金鍔(榮太樓總本鋪)

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「榮太樓總本鋪」は、文政元年(1818年)創業、東京都中央区に本店を構える老舗の和菓子店です。創業当初の屋号は「井筒屋」で、後に創業者の幼名にちなんで屋号を「榮太樓」と改めました。

「榮太樓」の和菓子は、お土産に、手土産に、中元歳暮の贈答用に広く使われていて、全国のデパートに販売網が築かれています。

「名代金鍔」は、榮太樓が江戸の創業当時から作り続ける伝統和菓子です。 金鍔(きんつば)の名称は、刀の鍔をかたどったことからあてはめたものです。

榮太樓の金鍔は丸型でごま油で香ばしく焼きあげた絶品です。栗などを使った季節商品の名代金鍔もあります。賞味期限は、製造日を含む15日と長めなのでお土産、手土産に最適です。

住所 東京都中央区日本橋1-2-5
電話番号 03-3271-7785

人形焼(紀文堂総本店)

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「株式会社紀文堂総本店」は、明治23年(1890年)創立、東京都台東区に本店を置く人形焼・瓦せんべいなどの老舗和菓子店です。のれん分けした支店は、東日本橋、麻布十番、中野坂上の三店舗あります。

取り揃えているのは、あん入り人形焼き、あんなしカステーラ焼き、瓦煎餅など、それぞれバラエティーに富んだ商品構成で、お土産・手土産におすすめの絶品和菓子が並んでいます。

Photo by densetsunopanda

人形焼は、すべてあん入りです。「黒あん顔型」は、七福神がモデルと言われている最も人気の品です。厳選材料の生地に、国産で最高級の小豆を使った餡がたっぷり入っています。黒あん丸型は、顔型と同じ味ですが、顔型よりも大型で、餡が多いことから用途や好みによって選択できます。

「白あん壷型」は、茶壷の形が元になっています。顔型、丸型同様の厳選材料を使った生地に、こちらは国産で最高級の白いんげんを使った餡がたっぷり入っています。賞味期限はいずれも製造から7日間と長めなのでお土産、手土産におすすめです。営業時間は9:00~19:00、休日は水曜日です。

住所 東京都台東区浅草1-2-2
電話番号 03-3841-4401

志ほせ饅頭(塩瀬総本家)

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「御菓子老舗 塩瀬総本家」は、貞和5年(1349年)創立、本社・東京都中央区の老舗和菓子店です。貞和5年、塩瀬総本家の始祖・林淨因は、宋で修業を終えた龍山徳見禅師の帰国にともなって来日しました。林淨因は奈良で饅頭販売を始めましたが、これが塩瀬総本家の起源となりました。

始祖・林淨因は、中国で肉を詰めて食べる「饅頭」をもとに、肉食が許されない僧侶を対象に、小豆を煮て、葛の甘味と塩を加えて餡を作り、皮にくるんで蒸し上げました。これが大好評となったと伝えられています。

Photo by 石川 Shihchuan

塩瀬総本家の看板商品は、一口薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)です。ふわりとやわらかくしっかりとした歯ごたえ、厳選した素材で控えめな甘さに仕上がっています。職人の勘が生きている深い味わいが楽しめる絶品和菓子です。

賞味期間は10日間と長めでお土産に、手土産におすすめです。本店の営業時間は9:00~19:00、定休日は、日曜・祝日です。

住所 東京都中央区明石町7-14
電話番号 03-3521-8811

豆かん(赤坂 相模屋)

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「赤坂 相模屋」は明治28年(1895年)創業、本店・東京都港区の老舗和菓子店です。昔ながらの製法を守り丁寧な手仕事をこころがけています。保存料や添加物は一切使用しないため、作り置きはしません。

伊豆七島や西伊豆産の最高級の天然天草のみが原料の寒天は、数種類の天草を気候にあわせてブレンドし、磯の香りを楽しめる自然な仕上がりです。程良い固さの塩ゆで赤えんどう豆、甘さを控えたこし餡、程良い甘みの黒蜜、いずれも手作りです。

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「豆かん」は、寒天、蜜、豆、三つだけで作られています。添加物は一切使っていません。シンプルだからこそ素材が持つ風味をそのまま味わうことができる絶品となっています。

寒天の食感、黒蜜のコクと程よい甘さ、赤エンドウ豆のかすかな塩味、三種の味が醸し出すハーモニーのすばらしさを楽しんでください。甘い物が苦手な向きにも最適です。日持ちは冷蔵保存で約3日ほどとなります。休業日は日曜、祝日です。

住所 東京都港区赤坂3-14-8
電話番号 03-3583-6298

御目出糖(萬年堂)

Photo by Kentaro Ohno

「萬年堂」は、元和3年(1617年)創業、本店・東京都中央区の老舗和菓子店です。創業時は京都寺町三条にて「亀屋和泉」を名乗り、御所、所司代、寺社等に菓子を納めています。その後各種生菓子、干菓子に加え元禄頃より高麗餅(御目出糖の原型)を作り始めました。

明治5年、遷都に伴い東京八重洲北槇町に移転、「亀屋和泉萬年堂本店」の看板を掲げ、明治中頃よりそれまでの高麗餅を赤飯に見立て「御目出糖」と名付け売り出しました。震災、戦災で八重洲の店舗を消失後は銀座に移転しました。

Photo by Kentaro Ohno

「御目出糖」は、萬年堂では元禄の昔から伝統の高麗餅仕様書によって作っている蒸し物です。小豆あん、餅粉、米粉類をそぼろ状にし、大納言の蜜漬けを混ぜ蒸し上げ、こだわりの製法でもちもちとした食感を意識して和菓子を作っています。

明治中頃に赤飯のように見えることから、御目出糖と名称を変え、贈答品としての意匠にも好評を博している絶品です。婚礼引き出物、内祝い、お土産に、手土産におすすめです。

住所 東京都中央区銀座5-8-20
電話番号 03-3571-3777

空也もなか(空也)

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「空也」は、明治17年(1984年)創業、本店を東京都中央区に置く老舗の和菓子店です。屋号は、初代が瓢箪をたたいて踊りながら念仏を唱える関東空也衆に属していたことに由来しています。

和菓子に保存料や添加物は一切使用せず、最高級の小豆と砂糖を使い手間暇かけてじっくりと煮込んでいます。

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「空也もなか」は、ひょうたんを叩いて念仏を唱える空也念仏からひょうたんの形をモチーフにしています。小型の食べやすいサイズで潰し餡は上品で控えめな甘さです。皮は軽く焙ってあり口の中に張り付く感じはありません。

日持ちは一週間程度と長めなので、お土産、手土産におすすめです。購入当日より、餡と皮が馴染む購入翌日くらいが食べごろということです。購入は、店頭販売のみで、予約しなければなかなか難しいようです。定休日は、日曜日、祝祭日です。
 

住所 東京都中央区銀座6-7-19
電話番号 03-3571-3304

豆大福(瑞穂)

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「瑞穂」は、昭和56年(1981年)創業、東京都渋谷区にある老舗の和菓子店です。商品は豆大福が中心で、すべて手作業で作っています。御影石の臼とケヤキの杵で餅をつき水を足し、ご主人が職人の経験で豆大福にちょうど良い硬さと食感の餅に仕上げます。

餡はこしあんでほど良い上品な甘さです。周りの餅にまぶした赤えんどう豆の硬さと塩味、餅のやわらかい食感が絶妙のバランスを作り出す絶品です。

購入後、時間が経って水分が抜けると固くなるのでちょっとした手土産に使い、当日中に食べていただくのがおすすめです。開店は、8:30で、豆大福が売り切れると閉店となります。最近は人気も高く午前中に閉店となることもあるので注意してください。定休日は日曜日です。

住所 東京都渋谷区神宮前6丁目8-7
電話番号 03-3400-5483

東京のお土産におすすめの絶品和菓子

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東京のお土産を選ぶときには、絶品として評価が高い和菓子を買えば間違いはありません。ファンが多く好評を博している和菓子を、新旧取り混ぜてご紹介します。

かりんとう(日本橋錦豊琳)

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「日本橋錦豊琳」は、東京都中央区・日本橋小伝馬町に明治28年(1895年)創業の老舗菓子問屋・丸井スズキが展開する和菓子店です。

東京・日本橋で菓子問屋として日本全国の和菓子を広く扱ってきた経験に基づいて、なじみ深い和菓子を現代に合わせて変えるというコンセプトのもと日本橋錦豊琳には、かりんとうをはじめ、さまざまな和菓子がそろっています。

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日本橋錦豊琳の「かりんとう」にはさまざまなバリエーションがあります。「黒糖かりんとう」は黒糖の旨味を最大限に引き出すために素材と製法にこだわり黒糖の風味を活かした絶品で、昔ながらのかりんとうです。

「むらさきいもかりんとう」はむらさき芋を材料に淡い独特の甘さをもつ、女性に人気の高い和菓子です。「ゆずこしょうかりんとう」はおつまみにもおすすめの、ゆずとこしょうが合致した大人の味わいです。その他、お土産に、手土産に、たくさんの種類から選ぶことができます。

住所 東京都中央区日本橋小伝馬町16-14
電話番号 03-6661-1472

言問最中(向島 言問団子)

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向島 言問団子は、東京・東京都墨田区にある江戸末期創業の老舗和菓子店です。在原業平が東国への道中、隅田川で詠んだ「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」から店名をとりました。

店名にもなっている言問団子は、小豆餡、白餡、みそ餡(クチナシの色粉で青黄色)の3種類があります。控えめの甘さと串を使わない球形という団子の原型を意識し創業以来の伝統を守っています。添加物を使っていないので日持ちはせず当日限りです。

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「言問団子」とともに、もう一種類販売されているのが「言問最中」です。これは、都鳥(ユリカモメ)をモチーフとして形を作ったもので、小豆餡と白餡の二種類があります。安定した甘さがあります。

お土産用に、当日限りの「言問団子」よりもう少し日持ちのするものが欲しいという要望が多かったので考案されました。「言問最中」は予約が必要です。

住所 東京都墨田区向島5-5-22
電話番号 03-3622-0081

特選おこし「古代」(大心堂雷おこし)

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「株式会社 大心堂雷おこし」は、明治30年(1897年)創業、本店を東京都台東区に置くおこし専門の老舗の和菓子店です。工場は東京都墨田区にあり、店頭での販売は本店と工場店舗で行っています。

昭和39年(1964年)店主村上勇氏は東京土産として知られる、雷おこしの改良を考え、米と落花生などの原料、砂糖と水飴の温度、からめ具合、などさまざまな面で工夫を重ねました。造っては試食を繰り返し一年余をかけて造り上げたのが特選おこし「古代」です。

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特選おこし「古代」は、原料の調達から製造・販売までの徹底した管理から生まれました。ほどよい甘さと、固すぎない歯応えが特徴です。厳選された千葉県産落花生、おこし種、水飴、砂糖を原料に、衛生管理の整った自社工場で熟練職人が生産しています。

白砂糖と水飴の上品な味、と、黒砂糖が強めでコクを楽しめる味の二種類があります。日持ちは、1ヵ月から約1ヵ月半程度と長くお土産にもおすすめです。

住所 東京都台東区台東4-28-2
電話番号 03-3832-0005

ごまたまご(銀座たまや)

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「銀座たまや」は、平成13年(2001年)設立の「株式会社東京玉子本舗」が展開している菓子店です。美味しいスイーツを提供することに加えて、感動、喜び、心地よさを創造できる菓子店として笑顔・サービスの徹底を行っています。

「銀座たまや」は、たまごをモチーフにしたさまざまな和菓子を取り揃えるというユニークな商品構成を取っています。

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「ごまたまご」は、東京のお土産としておすすめです。黒ごまペーストと黒ごま餡をカステラ生地でくるみ、さらにホワイトチョコレートでコーティングした、たまごを模したお菓子です。

黒ごまの風味がとても魅力的で四層の絶妙な調和が楽しめる絶品です。日持ちも約2〜3週間とお土産としては十分な長さがあります。

住所 東京都中央区銀座7-14-14
電話番号 0120-25-0805

たぬき煎餅(株式会社 たぬき煎餅)

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「株式会社 たぬき煎餅」は、昭和3年(1928年)創業、本社を東京都港区に置く煎餅専門の老舗和菓子店です。創業当時は浅草区柳橋にあり、芸者衆の口伝えにより花柳界の街だった柳橋名物となり、1932年には、煎餅店として唯一の宮内省御用達となりました。

現在は、麻布十番に移った本店と、渋谷東急東横店東横のれん街の販売店に資源を集中させ、屋号のとおり、たぬきをモチーフにした煎餅を多数揃えて販売しています。

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「たぬき煎餅」は、伝統の技で一枚ずつ焼き上げた正統派手焼き煎餅です。大狸、小狸、古狸、元老狸、の四種類があります。材料、生地作り、焼き、仕上げまで、手間暇をかけた絶品で、一日に数百枚焼くのが限度です。お土産、手土産におすすめです。

それでも、直焼きにこだわっているのは店頭で焼くことでお客様の生の声を聴き、また、煎餅を焼いている姿をお客様に見ていただけるからということです。

住所 東京都港区麻布十番1丁目9番1号
電話番号 03-3585-0501

どら焼き(うさぎや)

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「合資会社 うさぎや」は、大正2年(1913年)創業、東京都台東区にある老舗和菓子店です。店名は、初代が卯年生まれであったために名付けられました。

創業当初は、菓子折には 「うさぎやは素人の菓子屋也」と述べた口上書を入れていました。これは、素人なので材料は最上を選び、 味を第一に、価格は安く、容器は廃物利用をと、営業方針を示したものです。現在もこの方針を守って営業しています。

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「どら焼き」は、十勝産の小豆が原料のとても柔らかい粒餡を使っています。 皮にはレンゲの蜂蜜を入れてあり、表面のサクサクした食感を楽しめる絶品です。

16時以降に来店する場合は予約が必要です。消費期限は2日間ですが、当日中のほうが美味しいので、ちょっとした手土産に使い販売当日に食べていただくのがおすすめです。

住所 東京都台東区上野1丁目10番10号
電話番号 03-3831-6195

発酵さしすせそ羊羹 五季(五穀屋)

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「五穀屋」は、明治20年(1887年)創業で静岡県浜松市に本店を置く老舗の和菓子店「春華堂」が展開する和菓子ブランドです。「春華堂」の主力商品「うなぎパイ」の50周年を期に新事業を企画、3年をかけて立ち上げたものです。

「五穀屋」は、静岡県浜松市に続き、東京には松屋銀座店がオープンしています。隠し味として、古来使われたきた五穀(あわ、きび、ひえ、大麦など)や発酵素材(酒、糀、酢、醤油、味噌など)、旬の材料をもとに心と身体に喜びを与える和菓子を作るというのがコンセプトです。
 

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「発酵さしすせそ羊羹 五季」は、酒(透明)、塩糀(緑)、酢(赤)、醤油(茶)、味噌(薄黄)、という「発酵のさしすせそ」の5つの味を素材とした和菓子の絶品で一口サイズの玉羊羹です。

それぞれで5つの季節(春夏秋冬+土用)を表しています。付属の楊枝で突くと包装が破れて弾ける姿も楽しめます。5個入りと15個入りがあります。

住所 東京都中央区銀座3丁目6-1 松屋銀座地下1階
電話番号 03-3567-1211

東京の和菓子は季節限定品も見逃せない!

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東京の和菓子には、四季の名産品を用いた商品が数多くあります。帰省の際のお土産に、ちょっとした訪問の際の手土産におすすめの絶品をご紹介します。

あんこ玉(舟和)

Photo by toshifukuoka

「株式会社舟和本店」は、明治35年(1902年)創業の老舗和菓子店です。浅草で芋問屋を経営していた創業者小林和助氏が、現本店住所・東京都台東区浅草に開店しました。

高価な煉ようかんの代わりに手に入りやすいさつま芋を使い、工夫を重ね作り上げたのが芋ようかんです。創業時は羊かん司・舟和として、芋ようかん、あんこ玉、栗むしようかん、煉ようかんを販売していました。

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「あんこ玉」は一玉まるごとあんを寒天でくるんだ、おすすめの和菓子です。甘過ぎない自然な甘さが弾けて転がる、1902年の開店当時から販売し続けているお土産に最適の絶品です。

あんこは、小豆、白いんげん、抹茶、苺、みかん、珈琲、の6つの味があり、これらに、季節限定・絶品のお楽しみのあんこが加わることがあります。あんこ玉のみや芋ようかんとの組み合わせで様々な和菓子の詰め合わせがあります。

住所 東京都台東区浅草1-22-10
電話番号 03-3842-2781

陸乃宝珠(宗家 源 吉兆庵)

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「宗家 源吉兆庵」は、昭和21年(1946年)岡山県で創業した老舗和菓子店「源 吉兆庵」の販売部門です。「源」は和菓子の原点「吉兆」は喜びの兆し「庵」は人が集う場所というのが商号の由来です。

和菓子の伝統製法を守りながら現代人の嗜好に合った和菓子をつくり、製造拠点においては、衛生管理を徹底して行なって安心できる商品を提供しています。また、和菓子とともに日本の文化を広げたい、という想いから積極的に海外展開をおこなっています。

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陸乃宝珠は、販売期間5月上旬から9月中旬の夏季限定商品です。果実の女王といわれる、マスカット オブ アレキサンドリアを一粒まるごと和菓子に変えた絶品です

陸乃宝珠の材料は、ブドウの名産地・岡山県産の新鮮なマスカット オブ アレキサンドリアです。最適な糖度・粒の大きさなどいくつもの関門を通過した果実だけを求肥で包み砂糖をまぶしたものです。ほどよい酸味と甘みが楽しめる夏のフレッシュな和菓子です。

住所 東京都中央区銀座6丁目9番8号
電話番号 0120-277-327

竹露(御菓子所 ちもと)

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御菓子所ちもとは、昭和40年(1965年)創業、東京都目黒区にある老舗の和菓子店です。地元・八雲の名を冠したカシューナッツ入り黒砂糖求肥「八雲もち」が有名です。御用や予算に合わせてさまざまな和菓子を詰め合わせできます。お土産におすすめです。

店内には、作りたての和菓子をその場で味わえる10席の喫茶コーナーもあり、煎茶か抹茶を選んで「八雲もち」と味わう和菓子セットをはじめ、夏季限定でいただけるかき氷など季節感に満ちたメニューも用意してあります。

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「竹露」は、5月頃~9月上旬頃までの季節限定の和菓子です。青竹の一節を切った筒の中に水ようかんが詰まっています。

一緒に付いている針で節に穴を開け、空気を入れると水ようかんが押し出されてきます。青竹が心地よく香り、ほど良い甘みと優しい口当たりの絶品で、手土産にもおすすめです。消費期限は販売日から3日間で冷蔵が必要です。

住所 東京都目黒区八雲1-4-6
電話番号 03-3718-4643

金魚すくい(日本橋屋長兵衛)

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「日本橋屋長兵衛」は株式会社 「源 吉兆庵」の子会社の和菓子店です。直営店として、東京日本橋の日本橋本店、および、東京都日野市に日野万願寺店、他にも全国のデパートやターミナルに出店しています。

江戸の文化や風物を和菓子を通して現代へつなげることをコンセプトとしています。粋という江戸の文化を現代に持ち込み、和菓子と合わせ、洒落の要素も加えて展開しています。定番、季節、暦の和菓子、おかきやせんべいなど幅広い和菓子がそろっています。
 

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金魚すくいは夏限定の商品です。レモン風味のゼリーに羊羹の金魚を浮かせた夏の風情を感じさせる涼やかな和菓子の絶品です。

浮かんでいるのは、ようかん製の赤い金魚と黒い出目金、土台になっている透明な部分は寒天製で錦玉(きんぎょく)と言います。動植物や季節の風物詩をようかんで表わし、錦玉に置けば涼しげな景色を表わすことができます。

住所 東京都中央区日本橋室町1-6-2
電話番号 03-3242-3030

東京駅限定の和菓子でプレミア感アップ!

Photo by rail02000

東京駅構内には、エキュート東京、グランスタなど、お土産、手土産を選ぶのに便利な施設があります。東京駅構内限定で購入できる「東京」を強くアピールした和菓子をご紹介します。

小形羊羹 夜の梅

Photo by Yuki Yaginuma

「株式会社 虎屋」は、室町時代後期の創業、本社・東京都港区の和菓子製造販売会社です。創業以来京都で和菓子店を営んできましたが、明治2年(1869年)の東京遷都で東京に進出しました。

「夜の梅」は、切り口に見える小豆を夜の闇に咲く梅に見立て菓銘がつきました。とらやの代表的な小倉羊羹です。小形羊羹、中形羊羹、大形羊羹、竹皮包羊羹、TORAYA TOKYO 小形羊羹、とバラエティーも豊富です。

このうち「TORAYA TOKYO 小形羊羹」は、パリ在住の画家、P.ワイズベッカー氏が描いた東京駅丸の内駅舎を包装に使っています。東京のお土産、手土産に最適です。取扱は東京ステーションホテル2階「TORAYA TOKYO」および、JR東京駅地下1階改札内「とらや グランスタ店」の限定2店舗です。

TORAYA TOKYO
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル2階
電話番号 03-5220-2345

とらや グランスタ店
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内地下1階(改札内)
電話番号 03-6206-3311

東京鈴せんべい(富士見堂)

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「有限会社 富士見堂」は、昭和25年(1950年)創業、本店を東京都葛飾区に置く煎餅専門の和菓子店です。「次の世代の子供たちへお米の文化を伝えたい」をコンセプトに、減農薬米を玄米で仕入れ自社精米で風味と食感を生かし、美味しい素材を味わえる煎餅を作っています。

商品構成は煎餅専門店だけあって、「牡丹」「白ほおばり」「胡麻沢山」「黒米揚げ」「シンプル」「ショコラビター」など各種煎餅が取り揃えてあります。

特に、東京駅グランスタ店限定品として「東京鈴煎餅」があります。東京駅地下1階の待ち合わせ場所として有名な「銀の鈴」がモチーフになっています。味は四種類が入っています。東京のお土産、手土産としておすすめです。

住所 東京都千代田区丸の内1-9-1JR東日本東京駅構内地下1階
電話番号 03-3211-8011

KABUKI-KIDS 抹茶(菓匠禄兵衛)

Photo by Richard, enjoy my life!

「株式会社 菓匠禄兵衛」は大正15年(1926年)創業、本社を滋賀県長浜市に置く和菓子店です。和菓子づくりのコンセプトは、厳選した素材選びから始まり、生産者と対話して最高品質で安全な材料を選りすぐり、職人の手作りで素材の持ち味を最高に生かした絶品の和菓子を作るということです。

菓匠禄兵衛はひとつひとつの商品にある物語性を大切にしています。企画に始まりパッケージのデザイン、販売に至るまで、全て自社で行い、それぞれの商品に物語性を与えています。

菓匠禄兵衛は東京駅構内の「エキュート東京」限定で和菓子「KABUKIKIDS 抹茶」を販売しています。濃厚な抹茶ミルク餡が入った、やさしい甘さの焼き饅頭のセットです。蓋は隈取のお面になっています。賞味期限は製造日より30日と長いので東京のお土産、手土産におすすめです。

住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内1Fサウスコート内
電話番号 03-3211-8926

帰省当日でも大丈夫!東京の和菓子が購入できるエリア

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帰省で急いでいるのにお土産をまだ買っていなかった、そんな時は移動に時間がかからない駅からすぐの駅ビルやデパート、大きな駅なら構内にある和菓子店がありがたいものです。便利であることに焦点をあて駅ごとにご紹介します。

東京駅

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東京駅エリアで和菓子が購入できる施設を挙げます。駅からすぐの場所には「大丸東京店」「東京駅一番街」があります。東京駅改札内には「グランスタ」「エキュート東京」もあります。

「大丸東京店」には、塩瀬総本家の饅頭、坂角総本舗 のえびせんべい、鎌倉五郎の半月、満願堂の芋きん、中里の揚最中、船橋屋のくず餅、羽二重団子の団子、などがあります。

「東京駅一番街」には、舟和本店芋の芋ようかん、清月堂本店の最中、文明堂のカステラ、両口屋是清の銘菓、ふるや古賀音庵の団子、などがあります。

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「グランスタ」には、香炉庵のどらやき、日本橋 錦豊琳のかりんとう、鳴門金時本舗 栗尾商店の和風スイートポテト、銀座 甘楽の豆大福、とらやの羊羹、坂角総本舗 のえびせんべい、などがあります。

「エキュート東京」には、船橋屋こよみのくず餅、菓匠禄兵衛の銘菓、和楽紅屋の和風ラスク、などの商品があります。

新宿駅

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新宿駅周辺には多数の和菓子店があり選択に苦労しますが、ここでは駅に一番近い小田急と京王の二大デパートに絞ってみましょう。

「小田急百貨店新宿店」には、たねや饅頭の饅頭、両口屋是清の銘菓、とらやの羊羹、文明堂のカステラ、船橋屋のくず餅などがあります。

「京王百貨店新宿店」には、榮太樓總本鋪の銘菓、文明堂のカステラ、花園万頭の饅頭、銀座鈴屋の銘菓、とらやの羊羹、など有名店が入っています。

銀座駅

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銀座駅周辺にも和菓子店は沢山ありますが、銀座駅出口直結のデパートは銀座三越、松屋銀座が挙げられます。

銀座三越には、とらやの羊羹、銀座 鹿乃子、たねやの餅菓子、鶴屋吉信の餅菓子、銀座あけぼののあられ、などがあります。

松屋銀座には、銀座鈴屋の甘納豆、とらやの羊羹、銀座文明堂のどら焼き、塩瀬総本家の饅頭、豆源の豆菓子、などがあります。

上野駅

フリー写真素材ぱくたそ

上野駅構内にある和菓子が買える施設を二つご紹介します、「ザ ギフト ショップ 上野」は中央改札前、「エキュート上野」は三階にあります。

「エキュート上野」には、和楽紅屋の和風ラスク、かきたねキッチンの柿の種、宗家 源 吉兆庵の銘菓、舟和の芋ようかん、餡舎ひよ子の大判焼きがお土産を販売しています。

「THE GIFT SHOP上野」には、常盤堂雷おこし本舗のおこし、銀座たまやの銘菓、東京ひよ子の東京名菓ひよ子、など有名なお菓子を取り揃えています。

羽田空港

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羽田空港には、第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナル、それぞれに和菓子店多数が出店しています。

第1旅客ターミナル、2Fの特選和菓子館には、とらやの羊羹、叶 匠壽庵の水羊羹、榮太樓總本鋪の銘菓、などがあります。

第2旅客ターミナルは、2Fに 宗家源吉兆庵の銘菓、黒船のカステラ、とらやの羊羹、桂新堂のえびせんべい、御門屋の揚まんじゅう、他に、東京食賓館(時計台1番前、時計台3番前)にも多数出展しています。

東京の和菓子を大切な方への贈り物に

Photo by12019

東京の和菓子をお土産、手土産にするにはどこにどんな商品があるか、どんな注意が必要かいろいろ考えてきました。

東京の和菓子は、時代を重ねるにしたがって単なるおやつに留まらず、素材、季節、器、作法、贈答、に至る食としての一大文化を形成しています。この文化があるからこそ、日本人にとってお土産を選ぶことももらうことも楽しいものです。東京のお土産に和菓子を持っていきましょう。

uzimodo
ライター

uzimodo

世の中では何でもできる多能工という働き方が重視されています。同様にライターとしても仕事があれば幅広い分野に対応できるように勉強し、何でもよく調べてわかりやすい記事を書くようにしています。特に興味を持っている分野は自然言語処理やAIのテクノロジー方面です。

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