横浜中華街のお粥専門店「謝甜記」特集!行列必至の人気店おすすめのメニューは?

横浜中華街のお粥専門店「謝甜記」特集!行列必至の人気店おすすめのメニューは?

横浜中華街にある「謝甜記」はバラエティ豊かなお粥で知られる、お粥の専門店です。生のお米と出汁をじっくり煮込んだ絶品のお粥を求めて、謝甜記には早朝から大勢のお客さんが行列を作ります。横浜中華街の名店・謝甜記でおすすめしたい人気のお粥についていくつかご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.横浜中華街の謝甜記はお粥の概念が崩される
  2. 2.横浜中華街:謝甜記の人気お粥・味の秘密
  3. 3.横浜中華街:謝甜記の混雑具合について
  4. 4.横浜中華街:謝甜記のお粥以外のおすすめメニュー
  5. 5.横浜中華街:謝甜記の基本情報とアクセス
  6. 6.横浜中華街の謝甜記で絶品お粥を食べよう!

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横浜中華街の謝甜記はお粥の概念が崩される

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横浜中華街にある老舗中華料理店「謝甜記」は、中華街でも数少ないお粥の専門店として知られています。中国広東省出身の初代店主・謝甜氏が横浜中華街に店を構えたのは1951年、当初は点心専門店でしたが、その後、お粥の専門店にシフトし、世間に本場の中華粥の味を知らしめました。

干し牡蠣や乾燥貝柱、鶏を丸ごと一羽といった高級食材を使って出汁を取り、生米から炊いた謝甜記のお粥はまさに専門店の味で、従来のお粥の概念が崩されるようです。その味は開店以来、著名な有名人をはじめ地元の人から愛され続けており、現在では早朝から店の前に行列ができるようになりました。

お粥専門店の名は伊達ではない

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謝甜記のお粥は全20種類以上、サイズは2種類で「普通」はラーメンどんぶり程度のサイズ、「中碗」は普通の半分のサイズです。そのほかふかひれや大粒の牡蠣といった具材を土鍋で炊いたスペシャル粥も人気があります。油条(ヤウチャッカイ)や炒め高菜、香菜などトッピングも充実しています。

広東風の中華粥は日本のお粥と違い、お粥を作る際に出汁を取り、具材がバラエティ豊かなのが特徴です。基本の白粥をはじめ、日本人にも人気がある白身魚のお刺身をのせたお粥や牛や豚、鶏肉といった肉類をのせたお粥など、さすが専門店という種類の多さで、いつ食べても全く飽きがきません。

横浜中華街:謝甜記の人気お粥・味の秘密

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早朝から行列ができる中華料理店・謝甜記のお粥の味の秘密は、最高の材料を使い手間暇かけて料理したからに他なりません。手間暇かけた最高の一杯は横浜中華街でも随一のお粥として名高く、連日、大勢のお客さんが訪れます。謝甜記でおすすめしたい人気のお粥についていくつかご紹介します。

口コミ評価も非常に高い

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謝甜記は「食べログ」などの口コミの評価も非常に高く、特に本店、貮号店ともにお粥の評価は目を見張るものがあります。その人気は全国の名店ばかりが集まった「食べログTOP5000」にも選出されるほど多くの人に支持されており、連日、早朝から大勢のお客さんで店内がごった返します。

ヤウチャッカイを添えて本場の味

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中国式の揚げパン・油条(ヤウチャッカイ、油炸鬼とも)は、謝甜記の味の秘密のひとつと言えます。油条は小麦粉に食塩と膨張剤を入れて寝かせた生地を油で揚げたもので、揚げ麩のようなサクサクした食感が持ち味です。中国では細かく刻んでお粥に入れたり、豆乳にひたして食べたりします。

油条は中国の朝食の定番中の定番で、これがないと朝が始まらないという人もいる程です。油条を単品で食べることはほとんどなく、必ずお粥または豆乳とセットで販売されています。油条とお粥を組み合わせることで噛み応えが生まれるので、謝甜記でもほとんどのお粥に刻んだ油条がのっています。

お粥だけではない美味しいメニュー

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謝甜記はお粥の専門店ですが、それ以外にも「焼き餃子」や「焼売」、名物の「梅醤炸花鶏」(梅味噌付き鶏の唐揚げ)、「茹汁蝦仁」(エビのチリソース炒め)など美味しいメニューが豊富にあります。サイドメニューが気になる人はお粥のサイズを中碗にして、いろいろと注文するのがおすすめです。

白粥に一品料理、点心がついたお得なランチも人気があります(平日限定)。おすすめはエビ粥に「梅醤炸花鶏」(梅味噌付き鶏の唐揚げ)がついた「海老粥セット」です。ふかひれのお粥や姿煮、蒸餃子など、ふかひれを思う存分堪能できる「ふかひれコース」といったコースメニューも人気があります。

お粥メニューも沢山!

謝甜記のお粥メニューの基本といえば、まず「白粥」でしょう。具材は刻んだ油条とネギだけというシンプルなこのお粥は、余計な具材がのっていない分、干し牡蠣や乾燥貝柱で取った出汁の旨味を純粋に味わえます。追加で油条や玉子といったトッピングをお好みでのせて食べるのもおすすめです。

干したホタテの貝柱がたっぷり入った「鮮貝粥」(貝柱粥)はシンプルな塩味のお粥に貝柱の旨味が強化された絶品です。貝柱のクニャッとした噛み応えも心地よく、いくらでも食べられる感じがします。少し飽きたら搾菜や白髪ネギで味を変えると舌がリセットされてまた美味しくいただけます。

お粥の上に剥きエビをのせた「鮮蝦粥」(エビ粥)は、プリプリした食感が魅惑的な一品です。具材はエビだけといたってシンプルなので、具沢山なお粥にあまり馴染みがない高齢者にも人気があります。ニューカレドニア産の殻付きエビを土鍋で炊いた「天使鮮蝦粥」(天使のエビかゆ)も好評です。

白身魚のお刺身とツブ貝、イカがお粥にのった「三鮮粥」は謝甜記でも1番人気を誇るメニューです。もともと出汁の旨味がすごいお粥に海鮮の旨味が合わさった、まさに最強の一杯で、一度食べればその美味しさの虜になります。お粥の熱で半煮えになった刺身も鯛しゃぶのような美味しさです。

牛肉や豚肉、鶏肉がトッピングされた「五味粥」など、いわゆる肉粥は中国本土で人気の朝食メニューです。肉類のトッピングはエビや貝柱とは一味違った美味しさがあり、お粥一杯で満腹になりそうなぐらい食べ応えがあります。丁寧に下処理されたハチノスやミノをのせた珍しいお粥もあります。

アヒルの卵を粘土で包んで発酵させた皮蛋(ピータン)も中華粥には欠かせないトッピングです。謝甜記の「皮蛋痩肉粥」には皮蛋と豚スネ肉がのっており、皮蛋のゼリー状の白身や真っ黒で濃厚な黄身が出汁のきいたお粥によく合います。生卵をのせた「鶏蛋粥」とは一味も二味も違うお粥です。

白粥に宮城県産の大粒の牡蠣をトッピングした「海蛎粥」(牡蠣粥)は、謝甜記の季節限定メニューです。とにかく牡蠣が想像以上に大きく、お粥と一緒に食べると牡蠣の甘いエキスとお粥の旨味が合わさって得も言われぬ味になります。牡蠣が旬を迎える冬の時期しか味わえない、極上の一品です。

新鮮なアワビを厚切りにした「鮑魚粥」(活アワビ粥)は謝甜記でも1、2位を争う豪華な一品です。お粥に入っているアワビはコリコリとした食感で、噛めば噛む程、旨味が滲みでてきます。入荷状況によっては提供できない場合もあるので、どうしても食べたい人は予め店に連絡しておきましょう。

土鍋で炊いたお粥に煮込んだふかひれをのせた「排翅粥」(ふかひれ粥)は、まさに特別な日のご馳走です。スープをたっぷり含んだ大ぶりなふかひれとお粥の相性が抜群なのはもちろん、つるりとした歯ごたえの良さがさらに特別感を与えます。中華料理の高級食材を堪能できる貴重な一品です。

「謝甜記 貮号店」の斜め向かいにある「工場直売所」ではお粥や点心のテイクアウトが可能です。お粥の種類は店舗と比べると少な目ですが、「三鮮粥」や「排翅粥」など人気商品は全てそろっています。ご家庭で気軽に有名店の味を楽しめるテイクアウトは横浜中華街のお土産にもピッタリです。

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横浜中華街:謝甜記の混雑具合について

Photo by doronko

横浜中華街では海鮮料理や飲茶で知られる広東料理を中心に、上海料理や四川料理、北京料理など、ありとあらゆる中華料理がいただけます。そのため休日は特に多くの観光客が訪れ、お粥の専門店・謝甜記も早朝から行列ができるほどです。謝甜記の混雑具合やおすすめの時間帯をご紹介します。

早朝から行列

Photo by Dick Thomas Johnson

そもそもお粥は中国では朝食に食べるものです。そのため謝甜記は、本店は10:00(休日は9:00)から、貮号店は8:30(休日は8:00)からと、営業時間が少し早くなっています。しかし人気のお粥専門店だけあって、休日・平日問わず、早朝から大勢のお客さんが行列を作っています。

休日はさらに混雑

Photo by Dick Thomas Johnson

特に休日は人気の美味しいお粥を求めて観光客が殺到するため、行列はさらに長くなります。しかし他店の迷惑なので、あまり行列が長くなると店側から並ぶのをお断りされることもあります。おすすめは早朝の開店間際、または平日の夕方以降でお客さんの数がある程度落ち着いてからが狙い目です。

横浜中華街:謝甜記のお粥以外のおすすめメニュー

Photo byNipapun

謝甜記はお粥の専門店ですが、お粥以外のメニューも充実しています。本店と貮号店で少しメニューは違いますが、広東料理を代表する餃子や焼売などの飲茶や謝甜記の名物・鶏のから揚げは、食事にも酒の肴にも良い絶品です。謝甜記のお粥以外のおすすめメニューについていくつかご紹介します。

1:五目おこげ

「五目おこげ」(什錦鍋粑)は、謝甜記本店・貮号店共通の人気メニューです。テーブルの上でイカやタケノコ、人参、豚肉を炒めて作った熱々の五目あんをおこげ(鍋粑、乾燥したご飯を油で揚げたもの)かけると、パチパチという音と共にかぐわしい香りが立ち昇り、音と香りの両方を楽しめます。

五目おこげの人気の秘密はおこげのパリパリとした食感にあります。ご飯を低温で乾燥させ油で揚げたおこげは歯ごたえが良い上に食べ応えもバッチリです。おこげを五目あんにひたしてしっとりさせてから食べるのもおすすめです。ふかひれ入りの「ふかひれ海鮮おこげ」(貮号店)も人気があります。

2:点心セット

「飲茶」(ヤムチャ)の習慣に欠かせない「点心」も謝甜記の人気メニューのひとつです。点心とは甘いものを含めて一口で食べられる軽食を意味し、餃子や焼売、春巻、小籠包などがこれに該当します。謝甜記の点心は自社工場で一括生産されており、工場直売所ではお土産として販売されています。

特に蝦蒸餃子(エビ蒸し餃子)2個に小籠包2個がセットになった「点心セット」は、若い女性を中心に人気があります。謝甜記のお粥は中碗でも量が多めですが、点心であれば気軽に食べられることも人気の秘密です。ジューシーで食べ応えがある焼き餃子やふかひれ入りの魚翅蒸餃子もおすすめです。

3:梅味噌付き鶏の唐揚げ

「梅味噌付き鶏の唐揚げ」(梅醤炸花鶏)はカレー粉で味付けしたチューリップの唐揚げに梅味噌をつけて食べる、謝甜記の名物料理です。裏ごしした梅の酸っぱさが嬉しいこの唐揚げはかつてテレビでも紹介されたことがあり、今ではお粥とともに謝甜記の人気メニューのひとつになっています。

骨付きチューリップ(手羽元)の唐揚げはサクサクと香ばしく、お粥にも、また酒の肴にもよく合います。お酒はビールもいいですが、まろやかな風味が特徴の紹興酒と一緒にいただくと、また違った味わいが楽しめます。食べる時はチューリップの骨をつまんで豪快にいただくのがおすすめです。

横浜中華街:謝甜記の基本情報とアクセス

Photo by Kentaro Ohno

横浜中華街の名店・謝甜記には本店と「謝甜記 貮号店」、そしてテイクアウト専門の「工場直売所」(貮号店の斜め向かい)があります。本店と貮号店はお粥の味やメニューが少し違うので、常連は日によって店を変え、その違いを楽しんでいます。謝甜記の基本情報とアクセスについてご紹介します。

謝甜記 本店の基本情報とアクセス

謝甜記の営業時間は平日は10:00~15:00、16:30~20:30、土曜は9:00~21:30、日・祝は9:00~20:30、定休日は火曜日です。週末・平日ともに早朝から行列ができるのでご注意ください。場所はみなとみらい線「元町・中華街」駅から徒歩約5分、またはバス停・中華街入口から徒歩約2分です。

住所 神奈川県横浜市中区山下町165
電話番号 045-641-0779(謝甜記 本店)

謝甜記 貮号店の基本情報とアクセス

「謝甜記 貮号店」の営業時間は月~木が8:30~15:00、17:00~20:30、金曜は8:30~15:00、17:00~21:30、土曜は8:00~21:30、日曜は8:00~20:30、年中無休です。貮号店も早朝から行列ができます。場所はみなとみらい線「元町・中華街」駅から徒歩約6分、謝甜記からは徒歩約1分です。

「謝甜記 貮号店」の斜め向かいにあるテイクアウト専門店「工場直売店」の営業時間は月~火が11:30~20:00、水曜が11:30~20:30、木曜が11:00~20:30、金曜が11:00~20:30、土曜が11:00~21:00、日曜が11:30~20:00です。曜日によって途中の休憩時間が異なるのでご注意ください。

入り口サンタクロースが目印

「謝甜記 貮号店」の目印といえば、入口にあるサンタクロースの看板です。行列ができるお粥の専門店には似つかわしくないこのサンタクロースの看板が飾られたのは、昭和27年、まだ謝甜記が開業して間もないころに近くの外国人向けBARに飾ってあったものをもらい受けたのが始まりでした。

ひょんなことからもらい受けることになりましたが、サンタクロースがプレゼントを届けるように、謝甜記は美味しい料理を世の中に届けようという思いから、それ以後、サンタクロースは謝甜記のシンボルになりました。「謝甜記 貮号店」には等身大のサンタクロースの人形が飾られています。

住所 神奈川県横浜市中区山下町189-9 上海路辰ビル 1F
電話番号 045-664-4305(謝甜記 貮号店)

住所 神奈川県横浜市中区山下町188−16
電話番号 045-263-9280(工場直売店)

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横浜中華街の謝甜記で絶品お粥を食べよう!

Photo by doronko

横浜中華街の名店・謝甜記の人気のお粥やお粥以外のメニューについてご紹介しました。お粥の専門店で早朝に食べる滋味あふれるお粥は、その日一日の幸せを約束してくれます。工場直売店のテイクアウトもおすすめです。横浜中華街を訪れた際は、ぜひ早朝の謝甜記で絶品のお粥を味わいましょう。

dmi30
ライター

dmi30

北海道在住。牛や馬、羊が身近にいる自然豊かな場所で暮らしています。旅行が趣味で、気の赴くまま北海道のあちこちを旅してまわっています。旅先で美味しそうなものを見つけたら、食べずにいられない食いしん坊。宿泊先はホテルよりユースホステルやドミトリーを利用しています。北海道を中心に、素敵な場所や旅先での楽しみ方、グルメ情報などをお届けします。

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