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札幌は美味しいグルメがいっぱい!
北の大地・北海道は日本の食糧基地とも言われているだけに、美味しい食べ物の宝庫です。特に、札幌は北海道の中枢都市であり人口が多いことから、たくさんの美味しいグルメが集まる街です。
札幌と言えば、海鮮丼やスープカレーを思い浮かべる人が多いでしょうが、今回は、札幌の中華料理店「中国料理 布袋」に焦点を絞って、おすすめメニューなどをご紹介します。布袋は美味しい中華料理を味わえるお店として、札幌では非常に有名です。
また、他の中華料理店とはひと味違った特色があります。それでは、布袋にはどのような特色があり、どんなメニューが揃っているか、チェックしていきましょう。
札幌の布袋で有名なザンギとは?
ザンギとは北海道弁で、唐揚げを意味します。北海道では、ザンギという言葉を知らない人はいないというほど浸透しており、古くから道民に愛され続けている食べ物です。また、ごはんのおかずとしてだけでなく、ビールに良く合うおつまみとしても人気を保ち続けています。
道外で唐揚げと呼ばれるものとの違いは、あらかじめニンニクや醤油などの調味料で味付けしてから揚げる点です。また、つけダレを使用することもあります。
なお、海産物の唐揚げもザンギと呼びますが、札幌の布袋で提供されるザンギは、鶏の唐揚げです。布袋で一番人気かつおすすめなのは、ザンギを使用したメニューですが、これについては後ほどご紹介します。
札幌にある布袋の店舗
札幌の布袋は、中央区に4つの店舗があります。1998年に本店が開業となり、その後、次々に支店が開業しました。「ザンギと言えば布袋」という声も上がるほど、美味しいザンギで有名な中華料理店です。
中国料理 布袋 本店
布袋本店は1998年に創業して以来、数多くの常連客を持つ有名店であり続けています。人気メニューのザンギは美味しさはもちろんのこと、ボリュームがあることでも有名です。また、特製タレもついてきます。
この絶品のザンギを食べるために、女性客も多く訪れることが特徴で、多くの人に愛されていることを物語っています。また、お店で食べきれなかった分は持ち帰ることもできるので安心です。
来店客の半数近くがザンギ定食を注文するほどの人気ぶりですが、もちろん他にもおすすめのメニューがありますので、後の項目で詳しくご紹介します。
持ち帰り用のザンギも販売されており、自宅や職場に持ち帰って食べるために訪れるお客さんも多いです。
店内は1階部分がカウンター席とテーブル席となっており、2階には宴会場もあるので、幅広いシーンに対応できます。
住所 | 北海道札幌市中央区南1条西9丁目1 |
電話番号 | 011-272-4050 |
寿司・中国料理 福禄寿
寿司・中国料理 福禄寿は、和食であるお寿司と中華料理を楽しめる、布袋3号店です。経験豊富な寿司職人と中華の料理人の2人を料理長としています。新鮮な魚介類をお寿司で食べたり、中華料理で食べることもできます。
福禄寿では、お寿司と中華料理とザンギがセットになったランチメニューがおすすめです。お寿司と他の料理のセットメニューは各地にありますが、福禄寿のお寿司は、リーズナブルな価格設定に似つかわしくないほどの美味しさです。
また、「海鮮麻婆豆腐」という珍しいメニューもあります。麻婆豆腐に魚介の味が加わったメニューは、和食と中華を組み合わせた福禄寿ならではです。
もちろん布袋流のザンギもあります。布袋本店で出るようなつけダレも、頼めば無料でつけてくれます。ディナーには飲み放題もあります。
店内は、カウンター席とテーブル席があります。窓側のデーブル席は、札幌中心部の街並みを眺めながら美味しい料理を堪能でき、おすすめです。
住所 | 北海道札幌市中央区北1条西3丁目3-24札幌中央ビル3F |
電話番号 | 011-211-6646 |
中国料理 布袋 赤れんがテラス店
布袋赤レンガテラス店は、2014年オープンの布袋2号店です。商業施設「赤レンガテラス」内のフードコートにあり、布袋の料理と他店のメニューを組み合わせて食べることもできます。
JR札幌駅から近く、札幌駅前地下歩行空間「チ・カ・ホ」にも直結しているので、観光客にとっては布袋本店よりもアクセスしやすいでしょう。また、席が240席と非常に多いので、待つことはほとんどないでしょう。
布袋で最も有名なメニューはザンギ定食ですが、布袋赤レンガテラス店には、布袋本店にあるような定食AとBだけでなく、レディースランチというメニューがあります。これは、デザートが付きますが、全体の量は少なめで、値段も安くなっています。
住所 | 北海道札幌市中央区北2条西4丁目1赤れんがテラス 3F |
電話番号 | 011-206-4101 |
布袋点心舗 弁財天
布袋点心舗 弁財天は2019年8月オープンの布袋4号店です。札幌・狸小路のメガドンキのレストランフロア「たぬドンダイニング」内にあります。
布袋流のザンギはもちろんのこと、布袋点心舗 弁財天ならではの料理もあります。毛ガニやウニを使った小籠包のような、北海道らしいグルメを楽しめます。
また、麻辣湯麺(弁財天レッド)や黒胡麻担々麺(弁財天ブラック)も、布袋の他の3店舗にはないメニューです。以上の麺のどちらか1つに加え、ザンギとライスも付く「特選麺セット」がおすすめです。
住所 | 北海道札幌市中央区南3条西4丁目12-1アルシュビル5階 |
電話番号 | 011-206-1886 |
札幌・布袋のザンギメニュー
次に、札幌の布袋のザンギを使用したメニューについて詳しくご紹介します。旅行等で札幌を訪れた時には、札幌市民の間で有名な布袋のザンギを味わっていきましょう。
ザンギ定食A・B
布袋のメニューの中ではザンギ定食が最も有名で、不動の一番人気です。AとBから好きな方を選びますが、どちらもご飯・味噌汁・サラダ・たくあんが付きます。さらに、「ザンギ定食A」はザンギ7個、「ザンギ定食B」はザンギ4個と小さな麻婆豆腐が付きます。
北海道のザンギは、もともと味がついたお肉に更にタレを付けて食べることが多いですが、布袋のザンギも同様です。味付きなのでそのまま食べても美味しいですが、ネギ入りの特製タレに付けて食べると更に箸が進みます。
3度揚げにより、外はカリッとした食感で、中はジューシーな絶品のザンギが出来上がります。1つ1つが非常に大きく、ものすごいボリュームです。
食べきれるか心配になるほどの量なのに、どちらもお手頃な値段です。この名物メニューを食べるために、連日客足が絶えません。
ザンギチャーハン
ザンギチャーハンも、美味しいと評判のメニューです。大きなザンギが皿に乗っているのではなく、小さく刻まれたものがご飯の中に混ぜ込まれています。通常どおり3度揚げされたザンギを、更にご飯とともに炒めたカレー味のチャーハンです。
他に、味噌汁と福神漬けが付きます。中華料理のチャーハンに味噌汁という組み合わせにもなかなかお目にかかれません。
ザンギ定食と同様に、やはりボリュームが多いのが特徴で、ご飯は一般的な中華料理店のチャーハンよりも多く使われています。また、ザンギもたくさん入っているので、絶品の味をたっぷり楽しめます。
ザンギは持ち帰りもできる
布袋の絶品のザンギは、店内だけでなく、持ち帰りも可能です。ボリューム満点なので店内で食べきれなくても持ち帰ることができたり、持ち帰り用のザンギもありますので、自宅でゆっくり美味しいザンギを食べたいという人におすすめです。
札幌・布袋のおすすめ中華料理メニュー
札幌・布袋の一番人気のメニューはザンギですが、中華料理にも美味しいメニューがたくさん揃っています。中華料理の有名店とあって、どれも抜群の美味しさです。
マーボー麺
マーボー麺という目新しいメニューですが、元々はまかない料理として作られているだけでした。麻婆豆腐の残りを無駄にしないよう、麺にかけてみたのが始まりです。この味が従業員の間で好評だったので、改良の末、お店のメニューとして提供することになりました。
開店から約1年後に提供し始めたマーボー麺は、来店客の間でもやはり好評を博し、今なお人気メニューです。麻婆丼というものがあるように、麻婆豆腐にご飯が良く合うことは広く認識されていますが、麺と一緒に食べるというのはあまり馴染みがありません。
しかし、マーボー麺を食べてみれば、麻婆豆腐がラーメンとも良く合うことが分かります。普通のラーメンのスープよりも、麻婆豆腐の餡の方が、やはり麺には良く絡みつきます。
ピリ辛の麻婆豆腐と麺の組み合わせは、くせになる美味しさです。また、ふっくらとした豆腐もたくさん入っています。腹持ちが良く、胃袋を満足されてくれますし、健康にも良く、嬉しいポイントが満載です。
更に、布袋のマーボー麺は「激辛」にすることもできます。通常のマーボー麺よりも赤みがかった色合いは、見るからに辛そうです。辛い上に量が多いので、汗が出る可能性が高いので、タオルがあった方が良さそうです。
激辛であっても、抜群の美味しさには変わりがないので、辛いものが好きな人は試してみてはいかがでしょうか。
五目あんかけ焼きそば
お肉と野菜と海産物がたっぷり入った五目あんかけ焼きそばは、常連客からの人気が高いとされています。それに対して、来店回数が多くない人はあまり注文しないメニューでもあります。
それは、布袋に来たからには、まずはザンギを食べてみようと考える人が圧倒的に多いためであり、決して五目あんかけ焼きそばに魅力がないからではありません。
布袋の五目あんかけ焼きそばは、たくさんの具材にたっぷりの餡がかかっており、胃袋を満足させてくれること間違いありません。ご飯をかけて、餡と絡めて食べても美味しいです。布袋の魅力はザンギだけではないので、いろいろなメニューを試してみることをおすすめします。
酢豚定食
酢豚定食には、ご飯・味噌汁・サラダ・たくあんが付きます。酢豚はお肉が大きく、パプリカや人参が入っており、カラフルな色合いが楽しめます。甘酢の美味しさが抜群で、ご飯も次々と進みます。甘すぎず酸っぱすぎず、程良い味と定評があります。
大きめで歯応えのある野菜がたっぷり入った布袋の酢豚は、野菜をしっかり摂りたいという人に特におすすめです。栄養面でもバランスが取れていると言えるでしょう。
半身鶏
半身鶏を食べるためには、前日までの予約が必須です。鶏肉は程良い上がり具合で、柔らかく食べやすいですが、食べ応えもあります。パックを開けた瞬間に良い香りがします。
12月には、ザンギと半身鶏が入った「クリスマスセット」が販売されます。これは、通常時に同数のザンギと半身鶏を買うよりも、期間限定で安い価格となります。もちろん、事前の予約が必要なので注意しましょう。
札幌にある布袋の基本情報
布袋本店は日曜日と第3土曜日が定休日となっており、水曜日はランチのみの営業です。札幌市営地下鉄東西線西11丁目駅より徒歩5分、札幌市電西8丁目電停からは徒歩2分という至近距離です。札幌駅からだと地下鉄乗り換えが必要です。
駐車場はありませんので、上記の交通機関を利用するのがおすすめです。また、全て喫煙席です。カードは使えません。
福禄寿は日曜と祝日が定休日となっており、水曜日はランチ営業が休みです。札幌市営地下鉄大通駅から徒歩3分です。駐車場はありません。本店と違い、全席禁煙となっており、カードは利用可能です。
布袋赤レンガテラス店は赤レンガテラス同様、不定休です。つまり、日曜日に営業することもあります。札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅より徒歩2分です。地下歩行空間を使えば信号待ちがありません。
また、56台分の駐車場がありますが、30分ごとに200円がかかります。店内は全席禁煙で、カードの利用はできません。
弁財天は月曜日と第3火曜日が定休日です。札幌市営地下鉄南北線すすきの駅から徒歩3分、札幌市電狸小路電停からは徒歩1分です。すすきの駅からは、札幌地下街(ポールタウン)を通れば信号待ちがありません。また、駐車場はありません。全席禁煙で、カードは利用可能です。
札幌へ行ったら布袋で名物のザンギを食べよう!
今回は、札幌の中華料理店・布袋についてご紹介しました。一般的な鶏の唐揚げよりも濃厚な味付けが施された北海道名物「ザンギ」を始め、美味しい料理を堪能できる有名店です。ボリュームのあるメニューが多いので、満腹になるまでがっつり食べられます。
また、4店舗全て札幌中心部にあり、駅から近い便利な立地です。非常におすすめのお店ですので、札幌観光の際には布袋での食事を旅の行程に含めてみてはいかがでしょうか。