長崎の中華街で人気の名店ランキング！名物ちゃんぽんや食べ歩きグルメも

長崎といえば鎖国時代に唯一海外に通じていた歴史深い町で、オランダ坂やグラバー園をはじめとして軍艦島、原爆資料館、ハウステンボスなどの観光スポットもたくさんあり、年間を通してたくさんの方が訪れます。

そんな長崎で是非訪れたいのが中華街です！中華街で名物のちゃんぽんや食べ歩きグルメを楽しむ旅に出てみてはいかがでしょうか。

今回は、長崎中華街の人気の名店ランキングTOP13を発表します！長崎名物ちゃんぽんの有名店から老舗までをご紹介するので、楽しみにご覧ください。また、最後には長崎中華街食べ歩きグルメランキングもご紹介します。

横浜や神戸の中華街は知っているけれど、長崎の中華街はご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は長崎にも中華街があります。姉妹都市の福建省の協力で作られました。ここでは、長崎の中華街について迫っていきましょう！

「長崎新地中華街」では、東西・南北合わせて約250メートルに及ぶ十字路の石畳に沿って約40店舗の中華料理店や中国雑貨店などが軒を連ねています。日本に居ながらにして中国気分を味わえるのが、中華街のいいところです。

長崎中華街は、横浜、神戸と合わせて日本三大中華街に数えられる中華街です。その歴史は古く、江戸時代中期にさかのぼります。

長崎中華街は、江戸時代の中期に出来ました。江戸時代の鎖国下でも長崎は対中貿易港として認められており、最盛期には約1万人の福建省出身者を中心とした中国人（華僑）が長崎市に移住していました。

その後華僑の居住地は丘陵地の「唐人屋敷」という場所に限定されましたが、1698年の大火で中国船の荷蔵が焼失したため、「唐人屋敷」前の海を埋め立てて新しく倉庫区域を造成しました。この地域が新地と呼ばれ、今の中華街の場所が出来たのです。

幕末に鎖国がなくなり、1859年に長崎港が開放されると、唐人屋敷は廃墟となり、華僑は海岸に近い新地に移り住むようになりました。これが長崎新地中華街の起源です。

長崎の中華街といえば春節祭に行われるランタンフェスティバルが有名です！インスタ映えすると話題で、今では毎年約100万人もの観光客が訪れるイベントとなっています。

ランタンとは、中国提灯のことです。期間中は1つ1つが煌びやかに光り、約1万5千個ものランタンが街を埋め尽くします。また、ランタンの他にも、干支をモチーフにした大きなオブジェや、龍や鳳凰などのオブジェも飾られます。

開催の日程は、春節祭の時、すなわち旧暦の1月1日から15日までです。毎年日程が変わりますので、長崎市のホームページで確認をしてみてください。

2020年は、1月24日から2月9日を予定しています。長崎ランタンフェスティバルに合わせて旅行の日程を組んでみてはいかがでしょうか。

ここでは、長崎中華街の人気の名店ランキング・TOP13～TOP11を発表します！長崎中華街で唯一「上海料理」を出しているお店や、中国茶カフェなどが登場します。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第13位は、「龍園 新館」です！「龍園 新館」は、長崎中華街の東門入口に位置するお店で、長崎中華街で唯一「上海料理」を堪能することができます。

上海料理は日本人の口にも合う、甘みのあるさっぱりとした味わいの料理です。名物「特製ちゃんぽん」のスープは鶏ガラと海鮮の旨味が溶け込んだ、さらりコクウマ系です。麺は中麺、柔らかめでスープを吸ってもちもちです。

1階レストランには50席、2・3階には約70名が利用できる宴会場と、約6名～25名までが利用できる個室があり、様々なシーンで利用が可能です。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第12位は、「泰安洋行」です！「泰安洋行」は、「中国茶の味・香りを沢山の人に体験していただきたい。」との思いから2012年に創業したこぢんまりとした中国茶カフェです。

中国茶に合うランチや体に優しいデザートなどを提供しており、おすすめは、平日・数量限定の薬膳中華粥セット＋薬膳スープです。中華粥に点心5品、鉄観音茶の包み野菜、ミニデザート、ブレンド茶と薬膳スープが付いて千円程度で楽しめます。

お茶は急須でたっぷりと出てきます。中国茶の専門店で、体に優しいランチを堪能してみてはいかがでしょうか。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第11位は、「新和楼」です！「新和楼」は、1928年創業の、長崎中華街で最も歴史がある中華料理店です。

名物のちゃんぽんには、えびやいか、はんぺんなどのベーシックな具材に加えあさり（冬は牡蠣）が入るため旨味が増しています。麺は太麺でスープの旨味をたっぷりと吸い込んでいます。

「新和楼」には、小部屋から大広間までの設備があり、人数に合わせてゆったりとコース料理を楽しむことができます。

ここでは、長崎中華街の人気の名店ランキング・TOP10～TOP6を発表します！ランキングもいよいよTOP10に入ってきました。どのようなお店がランクインしているのか、楽しみにご覧ください。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第10位は、「西湖（せいこ）」です！「西湖」では、四川料理をベースに、日本人に合うように辛さを抑えた中華料理が楽しめます。

おすすめは、プリプリの海老を使ったエビチリです。甘辛いソースがクセになります。名物のちゃんぽんは、テレビでも紹介された一品です。

ちゃんぽんは、鶏ガラスープをベースに白湯スープをブレンドし、クリーミーでありながらも、見た目よりもあっさりとした仕上がりです。麺は太麺・もちもちで量が多く、コスパ最強です。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第9位は、「中華菜館 春夏秋冬」です！「中華菜館 春夏秋冬」は、2013年創業の新しいお店です。店内はすべて中国から取り寄せたもので飾られ、ラグジュアリーな雰囲気です。

名物のちゃんぽんは、ベーコンとコーンが入った一味違う一品です。ベーコンのスモークされた香りがスープに移り、洋風な仕上がりです。味付けは薄めであっさりとしています。

店内には、なんと映画なども楽しむことができる、シアターも完備しています。おしゃれなマダムの憩いの場にもおすすめです。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第8位は、「楊家菜房 翠獅庭（ようけさいぼう すいしてい）」です！「楊家菜房 翠獅庭」は、中華街北門（玄武門）から2軒目の、2016年創業の新しいお店です。

竹林のオブジェとティファニーブルーが目印の外観で、とてもおしゃれです。中華の古典といわれる料理から、新しい中国料理までを、香港スタイルで提供しています。

名物の特製ちゃんぽんは、ノーマルの具の他に、殻付きエビが2個、大ぶりの牡蠣が2個、肉団子が1個も入ったコスパのいい仕上がりです。イカ、椎茸も大振りにカットされ、ゴージャス感抜群です。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第7位は、「中華料理 王鶴（おうづる）」です！「中華料理 王鶴」は、1952年創業の老舗で、長崎中華街唯一の日本人オーナーのお店です。

広東料理をベースに、日本人向けの味付けで中華料理を提供しています。看板メニューは、昔ながらの手作りの春巻きです。

ランチには名物ちゃんぽんor皿うどんとチャーハンがセットで800円ほどと、驚きのコスパのセットを提供しています。また、「八宝海鮮ちゃんぽん」はカニ爪や殻付きの海老などが入り、とても豪華な一品です。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第6位は、「中華菜館 福壽（ふくじゅ）」です！「中華菜館 福壽」は、長崎中華街の中にはないものの、表通りから一本外れた、長崎ワシントンホテルの正面にあります。

「中華菜館 福壽」は、リーズナブルでとても人気のお店です。名物のちゃんぽんは、スープはクリーミーでありながらも後味があっさりとしています。麺は中麺・柔らかめでツルツルとした、のど越しのよいものです。

「特製そぼろちゃんぽん」には肉団子、肉ミンチ入り魚肉団子、うずらの卵、大ぶりのイカ、エビ、脂身の少ない豚肉、白菜などが入りとても豪華です。そぼろは長崎中華街では具沢山を意味します。

ここでは、長崎中華街の人気の名店ランキング・TOP5～TOP1を発表します！いよいよTOP5です。どのようなお店がランクインしているのでしょうか。期待してご覧ください。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第5位は、「蘇州林」です！「蘇州林」は、長崎ランタンフェスティバルのメイン会場「湊公園」のすぐそばにあり、ちゃんぽん・皿うどんが人気の中華料理店です。

店頭では、飲茶メニューなどをテイクアウトして食べ歩きを楽しむこともできます。おすすめは、長崎のソウルフード「ハトシ」です。「ハトシ」とは、魚や海老のすり身をパンで挟み、油で揚げたものです。

名物のちゃんぽんは、鶏ガラのあっさりとした上品な味を基調とし、丸みのある味わいで、思わず飲み干してしまう程の美味しさです。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第4位は、「会楽園」です！「会楽園」は、長崎中華街北門（玄武門）の入口に店を構える老舗です。地元の人や観光客に愛されており、とても人気があります。

中国宮廷を彷彿とさせる店構えはとても豪華で、玄関前にある神馬の像が目印です。名物のちゃんぽんには「会楽園の命と位置付ける」と謳っているほど力が入っています。

ちゃんぽんのスープは、鶏ガラメインの濃厚クリーミータイプです。口にすると鶏ガラの上品でコク豊かな旨味が口の中に広がります。最後にはアサリ（冬は牡蠣）の旨味も感じられます。太麺で柔らかめの麺はスープをたっぷり吸ってたまりません。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第3位は、「京華園」です！ランキングもいよいよTOP3です。「京華園」は、長崎中華街北門（玄武門）の入口に店を構える、1944年創業の老舗です。

極彩色豊かな外観が目を引く「京華園」は、本格中華料理のお店で、ちゃんぽん、皿うどんはもちろん、コクのあるタレが後を引く角煮どんぶりやオリジナルの花ニラを使ったニラパンメンもおすすめです。

名物の「特製ちゃんぽん」は、なんとアワビが入った豪華版です。他にも大振りな殻付きの海老や、肉団子、ホタテ、イカ、アサリなど豪華な具材がたくさん堪能できます。

長崎中華街の人気の名店ランキング、第2位は、「老李（らおりー） 新地中華街本店」です！「老李 新地中華街本店」は、テレビや雑誌の取材も多い人気店です。落ち着いたインテリアで統一された店内では、ゆっくりと台湾料理が楽しめます。

「老李 新地中華街本店」は、台湾の今の味を保つため、常に台湾からの料理人を確保し、「食の研究に終着駅は無い」という精神で研究を重ねています。名物は水餃子、ちゃんぽん、皿うどんです。

水餃子はにんにくやニラは一切使っていませんが、厳選した具材からは旨味たっぷりの肉汁があふれ出します。濃厚なスープが特徴的なちゃんぽんは、生からすみちゃんぽんやクセになる辛さの麻辣ちゃんぽん、極上ちゃんぽんなど種類も豊富です。

長崎中華街の人気の名店ランキング、栄えある第1位は、「江山楼（こうざんろう） 長崎中華街本店」です！「江山楼 長崎中華街本店」は、平日でも満席であることが多い全国区の超人気店です。

名物ちゃんぽんは、なんといっても鶏ガラ100％のクリーミーなスープが特徴です。同時に、たっぷりの具材から染み出た出汁が味に深みを出して、濃厚でコクがありながらもあっさりしており、1滴残らず飲み干してしまうほどの美味しさです。

2番人気の皿うどんは、クリーミーなちゃんぽんのスープが餡になってかかっています。パリパリ「細麺」と、もっちり「太麺」を選べます。ちゃんぽん・皿うどん共「並」・「上」・「特上」の3つがあり、好みに応じて選ぶことができます。

ここでは、長崎中華街食べ歩きグルメランキング・TOP5～TOP1を発表します！どのような食べ歩きグルメが登場するか、楽しみにご覧ください。

長崎中華街食べ歩きグルメランキング、第5位は、「中華レストラン 出島亭」です！「中華レストラン 出島亭」では、寿桃（じゅとう）あんまんが人気です。

寿桃あんまんは、桃の形をしたあんまんで、ぷっくりとしてピンク色に色づいている様子はとてもかわいく、インスタ映え抜群です！桃は、中国で「不老長寿の薬」の縁起物とされており、お祝いの席では桃を形どったまんじゅうを食べる習慣があります。

丁寧に炊かれた甘さひかえめのこしあんが、ふんわりと優しい食感の生地に包まれていて、一口食べれば幸せな気分になれます！食後のデザートとしてもピッタリな食べ歩きグルメです。

長崎中華街食べ歩きグルメランキング、第4位は、「石橋蒲鉾店」です！「石橋蒲鉾店」は、1924年創業の老舗の蒲鉾屋さんです。地元の方はもちろん、全国区で人気があるお店で、代々受け継がれた品質は様々な品評会で賞を受賞するほどです。

おすすめの食べ歩きグルメは、でん粉・水を一切加えず、魚本来の食感が楽しめる「特製ちくわ」、卵とハモの身を使って1枚1枚丁寧に銅鍋で焼き上げられた「とら巻」、新鮮なとび魚を原料とした「とびすぼ巻」です。

肉まんなどは重たい、という時でも蒲鉾ならペロっと食べられます。長崎中華街を街ブラして小腹がすいたら、完全手作りの蒲鉾の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

長崎中華街食べ歩きグルメランキング、いよいよ第3位は、「三栄製麺」です！「三栄製麺」は、ちゃんぽん麺や皿うどんの麺、長崎特産あごだし（トビウオ）ラーメンなどのお土産を売っているお店です。

製麺屋さんで一見お土産物屋さんのようですが、食べ歩きグルメも売っています。大きな角煮が入った角煮まんも美味しいですが、おすすめは角煮おこわです。

角煮おこわは、店頭で注文するとすぐに温めてスプーンもつけて出してくれます。小さく切った角煮がゴロゴロ入っており、下味がついたおこわにも角煮の旨味がしみだしています。300円ほどと価格もお得で食べ歩きグルメに最適です！

長崎中華街食べ歩きグルメランキング、第2位は、「双葉屋」です！「双葉屋」は、1937年創業の老舗の和菓子屋さんです。和菓子は一つ一つ手作りしており、保存料などは無添加で、天然色素を使用した体に優しいものです。

昔ながらの製法で作られた和三盆カステラや生麩餅、軍艦島の世界遺産登録を記念して作られた最中などもおすすめですが、食べ歩きグルメでおすすめなのは、四季の香りを感じさせるフルーツ大福です。

フルーツ大福は全15種類もあり、選ぶのに迷ってしまう程です。いちごとバナナ、チェリー味は全国発送ができないため是非地元で味わいたい一品です。

長崎中華街食べ歩きグルメランキング、栄えある第1位は、「友誼商店（ゆうぎしょうてん）」です！「友誼商店」は、角煮まん、肉まん、中華ちまきといった中華街らしい食べ歩きグルメから、ハンドメイドアイスなどのデザートまでを取り揃えているお店です。

「友誼商店」でうれしいのは、角煮まんとひとくちぶたまんのセットが300円程と、お得な値段で売られていることです！家族や友人と買ってわけるのもおすすめです。

角煮まんは、甘辛く味付けされた柔らかな角煮が、やわらかすぎない生地の中に入っています。ひとくちぶたまんは、ふんわり生地に甘辛い餡がたっぷりと入っています。餡がたっぷり入っているので意外と食べ応えがあります！

今回は、長崎中華街の人気の名店ランキング・TOP13、長崎中華街食べ歩きグルメランキング・TOP5を発表しましたが、いかがだったでしょうか。長崎の中華街は、いわば食のテーマパークです！あなたも長崎中華街で美味しい中華料理を堪能してみてはいかがでしょうか。