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伊丹空港の「551蓬莱」で豚まんが気になる
「551蓬莱」は、大阪ミナミに所在する本店を旗艦店とし、大阪を中心に主に関西圏に中華点心や総菜を販売展開している老舗店舗です。直営レストランもあり、商業施設や百貨店だけではなく、駅構内や空港ターミナル内にも売り場や店舗があります。
伊丹空港にも例外なく551蓬莱商品でのテイクアウト専用の売り場店舗があり、営業時間中の売り場前は常においしそうな匂いを漂わせています。大阪の人気お土産ランキングでトップに選ばれることが多い、あの「551蓬莱豚まん」も販売しています。
伊丹空港の売り場の営業時間など、食欲を誘うその匂いで条件反射または無意識にチェックする人も多いのではないでしょうか。絶大な人気がある551蓬莱の肉まんが伊丹空港でも販売されているなら、なおさら伊丹空港で買わない理由はありません。
そこで、大阪の人気お土産ランキング常連の551蓬莱の豚まんが気になりませんか。この項目では、伊丹空港内の売り場店舗で販売している551の豚まんを紹介します。
※ネット上では「伊丹空港店」や「大阪空港店」との表記が、公式サイトさえも散見されます。本記事では伊丹空港にある「大阪空港店」という表記といたします。
551蓬莱ってどんなお店?
伊丹空港にある551蓬莱の売り場や豚まんの紹介の前に、その扱っている商品を知る意味でも「551蓬莱」とはどのようなお店なのかを、まずはチェックしていきます。
もともとは、1945年大阪市内の難波にて創業の「蓬莱食堂」が前身です。1962年に火災被害を負ったのを機に、創業当時のメンバー3人により、「株式会社 蓬莱」や「株式会社 蓬莱本館」、「株式会社 蓬莱別館」などの3社に分かれます。いわゆる「のれん分け」です。
この3社の中でも現在豚まんを販売しているのは「株式会社 蓬莱」と「株式会社 蓬莱本館」です。そして「株式会社 蓬莱」が、いわゆる現在の「551蓬莱」であり、豚まんで最も有名な蓬莱でもあります。一般的な意味として国内で「蓬莱」といえばこの「551蓬莱」を意味する場合が多いのです。
「蓬莱」という店名は、「桃源郷」を意味しています。創業当時3人のメンバーが台湾出身だったこともあり、成功を目標に故郷を離れた3人にとっては、当時の日本は「桃源郷(夢の国)」だったことから命名されたとのことです。
ちなみに「551」の由来は複数存在します。その1つでもある店舗の電話番号の末尾「551」に沿った「味やサービスともに、ここが1番を目指そう!」という会社のコンセプトや、当時の社長が愛好していたタバコの銘柄「State Express 555」もヒントになったといわれています。
商品は全て手作り
「551蓬莱の商品はすべて手作り」とよく耳にしますがそれは本当なのか?と、ついチェックしたくなります。実際は本当にその通りで551蓬莱では、商品を「ひとつひとつを手作り手包みで」にこだわっています。伊丹空港で販売している商品も同じです。
また、創業から材料や調味料の分量、味付けなど全く変わらず同じ製法で作っています。「鮮度最優先」を念頭に置いているので、毎日販売するその日の分のみを手作りしています。
豚まんなどは生地の発酵を考慮し、セントラルキッチンより150分圏内で店舗展開をしています。それは伊丹空港内の「大阪空港店」であっても同じです。
551蓬莱豚まんにおいても、伊丹空港や各直営売り場や店舗では、手包みによる蒸し立ての豚まんを販売しています。その他商品も同様です。また、新大阪駅や大阪駅、または関西国際空港や伊丹空港などの一部の売り場では、チルド(冷蔵)商品を扱っています。
また伊丹空港などの各売り場や店舗では冷凍食品を扱っておりません。一方で「蓬莱」ブランド豚まんの冷凍食品は、実際にスーパーなどで見かけます。この冷凍食品は551蓬莱のコピー商品でも何でもなくのれん分けした「蓬莱本店」の正規商品です。
「蓬莱本店」の豚まんは主にスーパーや生協で販売しています。それこそスーパーで見かけることがありましたら、1度チェックしてみても良いでしょう。「551」がその冷凍食品のパッケージに表記があるかどうかがチェックするポイントです。
素材にこだわる
例えば551蓬莱豚まんの主な食材、豚肉や玉ねぎ、または皮の素材でもある小麦粉など、意外に知られていない551蓬莱の「こだわり」をご存じでしょうか。素材そのままの味や食感を堪能してもらうために厳選食材にこだわっています。
また、味そのものについても、味を壊しかねない保存料や着色料などは一切使わず無添加を貫いています。常に「でき立て」を意識して独自の調理法や味もシンプルにこだわっているのです。
そのこだわりは豚まんや焼売など商品そのものだけではなく、意外にも商品の味を引き立てる薬味などの脇役たちにも及んでいます。
豚まんや焼売などの味をきわ立たせる「からし」や餃子に旨味をプラスさせる「タレ」にもこだわり、鮮度や風味を徹底的に吟味した結果、自社生産に至っています。重要な551蓬莱の脇役たちも、毎日でき立てを提供しています。
551蓬莱の豚まんは大人気!
先にも書きましたが、大阪お土産ランキングにもトップに選ばれることが多い551蓬莱の豚まんです。よく考えてみてください、食い道楽といわれて久しい大阪は、すさまじい数のお土産が売られています。それは伊丹空港でも同様です。
その中でもトップということは、数あるお土産でも断トツの大人気であることを意味しています。それもそのはずで、伊丹空港の販売分を含めその豚まんの販売個数は1日の約17万個といわれています。
また関東近辺に視線を変えると、東急百貨店で開催の「大阪うまいもん市」や京王百貨店で開催の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」、西武百貨店や銀座三越などのイベントでも、最近は蒸し立て豚まんが買えるチャンスが増えています。
しかし、その度に行列もできてしまいます。このような百貨店のなどのイベントでは、高確率で行列は避けられない大人気商品です。チェックする人も多いでしょう。また「東の崎陽軒、西の蓬莱」と称する人も多く、意外に昔から知られています。
551蓬莱の看板商品の人気は伊達ではありません。その人気ぶりの裏を取るかのように、今では全国的な認知度を誇る551蓬莱の豚まんなのです。関東関西問わず、イベントは特に売り場や販売営業時間などチェックする人も多いでしょう。
伊丹空港・551蓬莱豚まん売り場と営業時間をチェック
伊丹空港に所在する551蓬莱豚まん売り場の名称は「大阪空港店」です。場所は南と北ターミナルの間にある商業施設の2F(中央ブロック2Fセキュリティチェック前)、大阪モノレール、大阪空港駅との連絡通路すぐに売り場があります。
では、その伊丹空港の売り場の営業時間チェックをしてみましょう。ちなみに伊丹空港の売り場の営業時間は6:30~21:00ですが、6:30〜はチルド商品のみの提供で、9:00〜はチルド商品と温かい商品を提供しています。
温かい豚まんを確実に手に入れたいなら、営業時間内の行列状態をチェックしつつ9:00時点で伊丹空港の売り場の前に立つ必要があります。それでも行列は必須でしょう。
また、伊丹空港内にある551蓬莱の「大阪空港店」へのアクセスですが、阪急 蛍池駅よりバス、もしくは大阪モノレール 大阪空港駅下車になります。大阪空港店の定休日は無休です。営業時間の点でも朝早くから伊丹空港の売り場が開いているのが、ありがたいと思う人も多いでしょう。※2022年6月末時点、551蓬莱公式HPの情報より。
住所 | 大阪府豊中市螢池西町3-555 |
電話番号 | 06-6868-9551 |
伊丹空港・551蓬莱の混雑状況は?
これだけの行列必須で大人気商品の551の豚まんなら、伊丹空港の店舗営業時間内のその行列の混雑具合などをチェックしたくなるのも道理です。そこで伊丹空港の売り場の営業時間は実際にどのような状況なのかをチェックついでに調べてみました。
12月中旬の月曜日、その営業時間は17:00頃で「大阪人もビックリの混雑具合といえる」混雑状況です。ちなみに並んだ時間は15分という声があります。夏頃の昼からでも、時間に余裕をもって伊丹空港の売り場に立ったとしても行列は避けられません。
金曜日の夜や、土曜日曜などは30分ほど並ぶのはザラ、大阪空港店は割と待ち時間が長いという声もあります。関東圏からの人だとすると、めったに買えないからそれでも並んで買うという人も多いようです。
豚まんは冬の商品のイメージがありますが、1年通し「すごい混雑」や「混雑過ぎて購入断念」した声ばかりで、季節問わず営業時間内は全般的にかなりの混雑ぶりであるのが垣間見えます。伊丹空港で豚まんを買うときは少なからず並ぶことを想定したほうが良いでしょう。
かつて南ターミナル1F(ANA側)にあった551蓬莱のレストラン(蓬莱Cafe)は2018年4月に閉店しています。そのレストランも豚まんを提供していたこともあり、閉店後はさらに混雑が増した印象さえあります。伊丹空港で551豚まんを買う際は時間に余裕をもって立ち寄ることをおすすめします。
伊丹空港・551蓬莱のおすすめ商品を紹介
551蓬莱は豚まんが看板商品でありあまりにも有名です。しかし、地元で知られた商品も多く551蓬莱は豚まんだけではないのが実感できます。また、焼売や焼餃子などもにも個々にファンが付いており、他に甘酢団子や叉焼まん、あんまん、551ラーメンなどがあります。
551蓬莱の豚まんに引けを取らない有名な「551のアイスキャンデー」があります。しかも6種のフレーバーが1年間通して提供され、毎年夏季には季節限定のフレーバーも追加されます。しかし残念ながら、伊丹空港の「大阪空港店」では提供していません。
少々話が其れましたが、それでは伊丹空港の売り場で販売されている豚まん以外の商品をチェックしていきます。ちなみに売り場で扱っている商品は、豚まん以外では551ちまき、焼き餃子、焼売・エビ焼売です。
先に軽く紹介した叉焼まんや甘酢肉団子やアイスキャンデーが扱っていません。特に遠方からの人からすると「豚まんだけではないんだ」と意外に思うでしょう。
551ちまき
551蓬莱のちまきですが、確かに中華点心での定番です。中華総菜としての販売はかなり珍しいのではないでしょうか。中国において、水を吸ったもち米を葉で巻き蒸したものをちまきとしています。
中に入れ込む具材も下味付けた肉や煮卵、ナツメや栗などがあります。また粒あんを入れ込んだちまきや、アワビや叉焼を入れた豪華なものまであります。551蓬莱の551ちまきですが、フレーバーとして3種類あります。
551ちまきを押す人もあり、家族や友人などへのお土産として買うのはもちろん、新幹線内で駅弁代わりに食べるという人も珍しくありません。また、好きなフレーバーにもこだわりを持つ人も多いでしょう。その3種の551ちまきをチェックしてみましょう。
551ちまきは3種類あり
551蓬莱の3種の551ちまきとは、旨味が詰まった多彩な具をもち米と一緒に蒸しあげた定番3種の551ちまきです。その1つ目は「鶏&うずら卵」です。スープが染みたふっくらとした鶏肉とうずら卵のコラボレーションした551ちまきを堪能してみて下さい。
2つ目は「豚肉&栗」です。栗の甘味と肉汁多めの豚角煮の旨味をたっぷり詰め込んだ551ちまきです。3つ目は「海鮮」です。エビや貝柱などを潤沢に使った海の幸が551ちまきに詰まっています。ちなみにチルド商品の場合、消費期限は製造日を含め5日間です。
また定番551ちまき以外にも、春季や秋季限定の551ちまきも販売されます。各種とも1個単価が少々高額の380円(税込み)ですが、もち米ベースのこともありその分かなりボリュームがありランチにも最適な逸品です。ちなみに3種セット1140円(税込み)がお得です。
焼餃子
551蓬莱の焼餃子も固定ファンが多い逸品です。その理由はいろいろとありますが、その1つとしてこだわりの新鮮野菜や豚肉を贅沢に使っている点があります。
キャベツやハクサイなどを使い、食感を残すために粗挽き挽肉にした豚肉と、ニンニク やショウガなどの薬味を加えた絶功なバランスの餃子の餡が後を引きます。
お子さまから年配の方まで世代問わず大人気です。もちろんビールなどのお酒の供に最適です。551蓬莱の焼餃子そのまま温めても良いですが、揚げ餃子でも絶品です。ちなみにチルド商品の場合、賞味期限は製造日を含め5日間です。
あまりにも豚まんが有名であり支持や人気があるので、焼餃子や別途紹介している焼売など「大したことが無い」と思われがちですが、決してそのようなことがありません。
実際に「舐めていた、餃子も旨い!」「リピートあり」との声もあります。また、豚まんと一緒にお土産にするケースも多い逸品です。
焼売
551蓬莱の焼売はあらゆる意味でシンプルです。まず主な原材料は「豚肉と玉ねぎ」であり、早朝から仕込み調理し、作り立て蒸し立て出来立てを提供するという、551蓬莱の全体のコンセプトを体現したような逸品です。
シンプルな味のものが、さらに違いが分かる場合もあります。まさに「Simple is Best」、シンプルな味のものが、さらに違いが分かる場合もあるのです。この焼売にして「東の崎陽軒、西の蓬莱」と称する著名人もおり、そのシンプルな味が称賛する理由の1つにもなっています。
豚まんとセットでお土産として買うケースが多く、1日約7万個も売れている人気商品でボリューム満点の焼売です。また「エビ焼売」も提供しており、焼売に負けず劣らずの人気を誇っています。
ちなみに賞味期限は、温かい状態のものはその日のうちに、チルド商品の場合は要冷蔵にて製造日を含め5日間です。
伊丹空港には空港セットも!
伊丹空港にある551蓬莱の「大阪空港店」では伊丹空港独自のセット商品「空港セット」があります。豚まんが4個、焼売が10個、エビ焼売が20個全てがチルド商品での詰め合わせで提供しています。
少量でいろんなものを欲しい時や伊丹空港の店舗で1度にまとめて買いたいときなど、バラエティー豊かに欲しい時に最適なセット商品です。ただ、セット商品なのでお得に買えるという、つまりセット値引きはありません。
また、チルド商品をテイクアウトする際は、3時間保つ保冷剤がサービスで付けてもらえます。ちょっとした伊丹空港からの手土産にも便利です。「空港セット」は、伊丹空港の売り場で多くの種類を1度にまとめて買いたい時におすすめです。
伊丹空港の「空港セット」以外にも、豚まん4個と焼売10個がセットになった「しゅうまいセット」や、豚まん4個とえび焼売10個がセットになった「えびセット」があります。5時間保冷が可能の保冷バックも別途用意されているので、これはこれでお土産にも最適です。
伊丹空港・豚まんテイクアウト時の賞味期限
伊丹空港の売り場で販売の551蓬莱豚まんの賞味期限の件です。(ここでは敢えて消費期限と賞味期限を同じ意味として記載します。)温かい状態(蒸し立て、作り立て状態)の場合は本日中です。1つだけ買ったうえで、その場ですぐに食べる人も多いでしょう。
また、家族用など温かい状態のものを複数買った際は、すぐに冷蔵庫(10℃以下)で保存の場合は3日間です。チルド(冷蔵)商品の賞味期限の場合は、製造日より5日間です。
チルド商品については、さすがに温かい状態より賞味期限は持ちます。しかしそれでも数日中に味わった方が美味しい状態で食べられます。豚まんに限らず、その他のチルド商品でもそれほど日が持たないと考えたほうが良いでしょう。
チルド商品は、例えば遠方の知人へのお土産や、それこそお家お土産目的なら伊丹空港の売り場で買うのをおすすめです。
551蓬莱豚まんはネット通販でも購入可能
先にも書きましたが、551蓬莱の商品を扱う伊丹空港の「大阪空港店」を含む実店舗は、現在のところ関西圏以外には存在しません。関西圏でも主に京阪神が多く、百貨店内にテナントする実店舗もある一方で、東京・関東周辺に進出していない点でも意外です。
物産展やイベントなどの期間限定の販売を除き、関西圏以外では現在直営の売り場や店舗が存在しないので実店舗で手に入れるのは不可能です。一方で、通信販売つまり注文専用電話(0120-047-551)やFAX(06-6567-5510)で注文が可能です。
電話、及びFAXの注文受付時間は9:00~17:30です。FAXでも24時間受付ではないので要注意です。また、公式ネットショップも公開されています。蒸し立て豚まんを筆頭に焼売や餃子など、売り場にあるものをチルド(冷蔵)状態にして販売しています。
欲しい時に、蒸すだけや温めるだけのチルド状態の551蓬莱豚まんが営業時間にとらわれずすぐに注文できます。興味がある人や、特に関東圏など遠方の人は1度公式ネットショップを利用してはいかがでしょうか。※2022年6月末時点、551蓬莱公式HPの情報より。
また、「楽天」や「Yahooショッピング」でも買えますが、その場合は「551蓬莱公認店(近鉄百貨店など)」の記載があるショップでの購入をおすすめします。
伊丹空港で551蓬莱豚まんをゲットしよう!
伊丹空港内で551蓬莱のテイクアウトのみの売り場は「大阪空港店」のみです。伊丹空港の「大阪空港店」だけが混んでいるのではなく、他地域の売り場も混んでいます。
となると、逆に伊丹空港で蒸したての551蓬莱豚まんをお土産に買って帰りたくなるものです。551蓬莱豚まん好きなら、伊丹空港の売り場や営業時間などをチェックしつつ迷わずに伊丹空港でぜひGETしてみませんか。