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美しいブルーが人々を惹きつけるイタリア・青の洞窟
アンデルセンの恋愛小説『即興詩人』の舞台となった場所が、イタリアのカプリ島にある「青の洞窟」です。ナポリブルーの美しい景色は、ロマンティックな恋物語にピッタリの景色といえます。
青の洞窟は、イタリアを旅行するなら一度は訪れてみたい絶景スポットです。青の洞窟に行きたいという人に、観光のベストシーズン、行き方を説明します。また、ダイビングにおすすめな日本の青の洞窟についてもご紹介します。
イタリアの青の洞窟って?
イタリアといえば有名な観光地がたくさんあります。そのなかでも、絶景として知られるのが青の洞窟です。ナポリの南に位置するカプリ島の美しい洞窟には、ブルーの素晴らしい景色を見るために世界中から観光客が訪れます。
1830年代から観光地として人気があった青の洞窟は、トリトンやポセイドンの彫像が発掘されたため、古代ローマの時代からあったのではといわれています。美しい景色で知られる青の洞窟の魅力を見ていきましょう。
イタリア・カプリ島の海食洞
イタリアの青の洞窟の美しさを世界中に広めたのは、ドイツ人の作家アウグスト・ピナシュです。洞窟というと暗闇のイメージがありますが、青の洞窟はブルーに光る海が美しく、神秘的な光景といわれます。
青の洞窟の周りは断崖絶壁になっており、ボートで洞窟の中を移動します。青の洞窟の中は、言葉では言い表すことができないくらい美しい景色で、世界の絶景といっても過言ではありません。
イタリアの青の洞窟は「海食洞」といい、波が崖に浸食したことで作られた自然の洞窟です。青の洞窟では、波の揺れを感じながら素晴らしい景色が体感できます。
打ち寄せる波によって断崖絶壁が浸食し形成
イタリアのカプリ島周辺には、断崖絶壁が多く波によって浸食した海食洞が集まっています。青の洞窟もその一つといわれています。イタリアではシチリア島の南部ペラージェ諸島にある「ランペドゥーザ島」も、青の洞窟と同じ海食洞になります。
また、日本にも海食洞はあり、観光地として人気がある福岡県糸島市の「芥屋大門」は、国の天然記念物にも選ばれています。海食洞は、イタリアや日本、アメリカと世界中にあります。