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イタリアの青の洞窟は、海の中に断崖絶壁がそびえ立っています。崖に向かって揺れる波のダイナミックな光景と水色のコントラストが楽しめます。洞窟をボートに乗って移動するからこそ、青の洞窟が持つ自然の美しさが感じられます。
入り口は高さ1m
青の洞窟はベストシーズンに行っても、天候や波の高さ、潮の状態によっては見学ができないこともあります。イタリア、カプリ島の青の洞窟の入り口は高さが1mととても低くなっています。洞窟内の奥行きは約54mで、高さは約15mの空間になります。
この中をボートで移動するためには、気候や時間帯といった条件が全て揃わなければなりません。美しく神秘的な光景は、自然の賜物といえます。透き通ったブルーの海は、ダイビングをする人なら潜ってみたくなる美しさです。
ゴツゴツした岩場や断崖絶壁も青の洞窟の魅力の一つといえるでしょう。ただ、青い海だけではなく、自然が作った美しい洞窟は、写真で見るよりも実物の方が何倍も美しく見えます。遊歩道ではなく、ボートで移動することで自然の雄大さにも気づくことができるはずです。
青の洞窟の神秘的な青の理由
イタリアの青の洞窟は、ナポリブルーと呼ばれる透き通ったブルーの水が特徴です。このナポリブルーといわれる青色は、海が青いということと大きく関係しています。
海の色は、太陽の光によって作られた色です。太陽は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色で構成しています。青以外の色は水中で吸収されますが、青だけが海の中で広がっていきます。
青の洞窟の場合、水中の透明度が高いため、より青の色が濃くなっています。青の洞窟の底が石灰石でできていて白いということも、青く見せる理由になります。
青の洞窟は、イタリアの他に、クロアチア、ギリシャ、マルタ、日本にあります。これらの洞窟もイタリア・カプリ島の青の洞窟と同様に海の水の透明度が高く、石灰石で構成されているため水の色が濃いブルーになっています。
イタリア・青の洞窟の基本情報
青の洞窟があるイタリア・カプリ島は、地中海沿岸のティレニア海にある島の一つです。イタリア半島にあるティレニア海には、カプリ島の他に、シチリア島、サルデーニャ島、コルシカ島といった島があります。
青の洞窟の入洞時間は9時~17時までで、洞窟内は船で移動します。青の洞窟への行き方は、観光客向けのオプショナルツアーに参加をするか、個人で鉄道やバスを乗り継いでいく方法があります。
オプショナルツアーは、ローマやナポリといったイタリアの都市から出発することができます。料金はローマからだと165ユーロ~280ユーロ(約19900円~33610円)、ナポリからは51ユーロ~130ユーロ(約6120円~15600円)で行かれます。
オプショナルツアーは食事付きや送迎付きもありとても便利ですが、旅行の日程によってはツアー開催日と予定が合わないということもあります。
イタリアの首都ローマから青の洞窟までは、日帰りで行くこともできます。行き方によっては、オプショナルツアーを利用するよりもコスパ良く青の洞窟の観光が楽しめます。
ここでは、オプショナルツアーは使わずに個人で青の洞窟まで行きたいという人に、ローマからの行き方をまとめています。アクセス方法、所要時間、料金について説明していきます。