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浜松にある鍾乳洞「竜ヶ岩洞」ってどんな場所?
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は、静岡県浜松市北区に位置しています。標高359.1mの竜ヶ石山の地下部分にある鍾乳洞です。「新・浜松の自然100選」や「浜松市音・かおり・光資源百選」に選定されています。
2億5千万年前の石灰岩地帯に形成された鍾乳洞は、1981年に洞窟愛好家によって発見されました。竜ヶ岩洞の総延長は東海地方最大級の1046mあり、そののうち一般公開されているのは400mです。
鍾乳洞内の気温は年間を通して18度前後に保たれており、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるので、年間を通して楽しむことができるの浜松有数の自然体験スポットです。
見る前の基礎知識:鍾乳洞とは?
鍾乳洞は、石灰岩が二酸化炭素を含んだ雨水や地下水の浸食によってできた洞窟です。岩石を少しずつ溶かしていく溶食作用によって形成されています。そのため鍾乳洞の天井や壁にはとても複雑な形状ができています。鍾乳洞に入る前の基礎知識として、鍾乳洞で見られる形状などを紹介します。
溶食ノッチ
溶食ノッチとは、地下川や地底湖に沿って浸食が進んでできた棚状の窪みです。洞壁が溶かされて同じ高さでへこみが続いています。幅は数メートルから数十メートル、深さは数センチから数メートルまで大きさも深さも様々です。
ポケット
ポケットは鍾乳洞の天井に見られる丸い窪み・穴です。水面の下で起こる濁流によってこの形ができたと言われています。大きさは数十センチから1メートルくらいで、群がっていることがよくあります。
ペンダント
ペンダントは鍾乳洞の元とも言える石灰岩が溶食されていく過程において、溶け残って天井などから垂れ下がっている形状です。大きさ数センチから数メートルのものまであります。