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バジルシードの成分の一つにグルコマンナンという水溶性食物繊維があります。グルコマンナンはこんにゃくに多く含まれる成分で、腸内環境を健康に保つために働き、善玉菌を増やし、悪玉菌の繁殖をしにくい腸内環境を作ってくれます。
このグルコマンナンは人の消化酵素では消化できないため、適量を摂取する分には問題なく健康に役立ちますが、過剰摂取すると消化不良を起こしてしまうことがあります。健康を損ねてはダイエットどころではありませんので、正しい量で正しくダイエットしましょう。
バジルシードの栄養価
女性に人気のチアシードやアサイーなどのスーパーフードは栄養価が高いことでも知られています。体内で作ることができない大切な栄養も含まれています。ここからは具体的にどのような栄養が含まれているのか、チアシードとも照らし合わせてご紹介します。
1g当たり1kcal
チアシードはダイエットに効果的とされていますが、意外とカロリーが高いので、正しく食べないと逆に太ってしまうこともあり得るそうです。しかしバジルシードは1gで1kcalと、とても低カロリーなのでバジルシードはチアシードよりも人気が出てきているのでしょう。
しかしバジルシードは太ってしまう心配はないものの、一度にたくさんの量を摂取してしまうと便秘になってしまう人が多いようです。その原因は膨張性があることです。
バジルシードもチアシードも水分を吸収すると膨らむ性質を持っていますが、チアシードよりもバジルシードの方が水分を吸収した時よく膨らむので、一度にたくさんの量を摂取してしまうと腸が張ってしまい、便秘になりやすくなるそうです。
便秘になってしまってはダイエットどころではなくなってしまうので、満腹感をたくさん得るために一度にたくさんの量を摂取するのはやめましょう。ダイエットを専門的に研究している医師によると、一度に摂取する量は小さじ一杯までにとのことです。
ちなみにチアシードは1gで5kcalありますので、1gで1kcalのバジルシードが低カロリーなことがわかります。カロリーが高いチアシードは、一日に大さじ一杯の量を目安に摂取しましょう。
食物繊維56%
バジルシードは食物繊維が56%で、バジルシードの成分の半分以上が「不溶性食物繊維」で構成されています。食物繊維は「第六の栄養素」として重要視されており、水に溶けるタイプの「水溶性食物繊維」と水に溶けないタイプの「不溶性食物繊維」の2つがあります。
水に溶けるタイプの「水溶性食物繊維」は昆布・わかめ・こんにゃく・果実などに多く含まれています。粘着性があるので胃腸内をゆっくり移動するためお腹がすきにくく、食べすぎを防ぎ、糖質の吸収をゆるやかにして食後の血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
さらに水溶性食物繊維は、胆汁酸やコレストロールを吸着し体内に排泄する吸着性や、ビフィズス菌などが増え腸内環境がよくなり、整腸効果が期待できる発酵性などの特性を持っています。
水に溶けないタイプの「不溶性食物繊維」は野菜や豆類・キノコ類・海藻などに多く含まれています。水分を吸収して大きく膨らみ、腸を刺激して便通を促進する保水性が高く、よく噛んで食べることで食べすぎを防ぎ、顎の発育がよくなるので歯並びも良くなる効果があります。
また不溶性食物繊維は、水溶性食物繊維と同じく、大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などが増え腸内環境がよくなり、整腸効果が期待できます。しかし不溶性食物繊維は水溶性食物繊維よりは発酵する確率は低いです。
バジルシードは食物繊維のほかに、たんぱく質14%・脂質14%も含まれています。その他にもビタミン・ミネラル・鉄分・カルシウム・マグネシウムなどの成分ももっています。
またバジルシードは4g程度でレタス1個分の食物繊維もとれます。水溶性食物繊維のグルコマンナンも同時に摂取できるので、腸内環境を整えることができます。
ちなみにチアシードは食物繊維40%・たんぱく質20%・脂質30%が含まれています。その他にも、必須アミノ酸8種・葉酸・ビタミン・ビタミンB群・鉄分・亜鉛・カルシウム・ミネラルなどの成分が豊富に含まれています。
αリノレン酸
バジルシードはオメガ3脂肪酸の一つの「α-リノレン酸」という成分を多くもっています。このα-リノレン酸は体内で作ることができないため、不足しがちな成分です。
このα-リノレン酸は肌の代謝を促進する効果があり、乾燥肌やシワ・たるみなどのアンチエイジングや、認知症・うつ病などの症状にも効果的です。チアシードにもα-リノレン酸が多く含まれているので、同じ効果が期待できます。
コルステロールや中性脂肪値を下げてくれる?
α-リノレン酸は体内で作ることができない成分EPA・DHAに変換され、コレストロール・中性脂肪を下げ、血液をサラサラにする効果が期待できます。なので動脈硬化や心筋梗塞・脳卒中・生活習慣病などの予防に効果的です。
α-リノレン酸は過熱してしまうと効力が減ってしまうので、生活習慣病などの病気予防の効果を目的に摂取するのであれば加熱せずに摂取してください。しかし40度くらいの熱なら成分が損なわれないので、温かい飲み物に入れて飲むことはできます。