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このゼリー状の透明な膜が張ったバジルシードの表面を覆う部分は、多糖質と食物繊の維繊毛からできており、その繊毛が水を含むと吸収して膨らむ成分を持っています。
このゼリー状の透明な膜を張った部分の繊毛は、腸内に溜まった毒素や宿便をキレイに取り除いてくれるので、腸内環境をより良くしてくれます。
バジルシードは江戸時代に漢方として日本に伝わりました。バジルシードの和名は「目帚」と呼ばれ、バジルシードを水に含ませて膨張した時にできるゼリー状の透明な膜の部分を目に入れると、目のゴミがとれるという意味でついた和名だそうです。
バジルシードとチアシードの違い
チアシードとバジルシードはそれぞれ効果効能に大きな違いはありません。しかし膨張するときの大きさや、お互いに体内で作ることができない大切な栄養素を持っているのでバジルシードもチアシードはどちらを摂取しても健康な体づくりの味方になってくれます。
バジルシードやチアシードは成分にそこまで変わりはないものの、細かな成分が違ってくるので、どのような目的で使用するかによって使い分けると効果的です。ここからは詳しい成分についてや、どのような効果が期待できるのかを詳しくご紹介します。
バジルシードはインド原産のハーブ「バジル」の種
バジルシードが採れるバジルは、シソ科のメボウキ属に分類される多年草で、南東アジアが原産のハーブです。イタリア語が由来のバジリコと呼ばれることもあります。バジル・バジリコはギリシャ語では「王」という意味だそうです。バジルシードの色は黒色・黒緑色です。
バジルシードは気になる程ではありませんが少し土のような風味があります。しかし基本的にはほとんど無味なので気にする必要はありません。
膨らんだバジルシードの見た目はタピオカのようで、食感はタピオカというよりは、果実のキウイやアロエ果肉などに近い、プチプチとした食感です。この特徴的な食感がやみつきになり、ハマってしまう人も多いそうです。
クッキーなどに混ぜて調理するレシピも人気があります。プレーンのクッキーにプチプチした食感のバジルシードが混ざっているので今まで感じたことのない不思議な食感のクッキーを楽しめるかもしれません。
チアシードは南アメリカ原産の1年草
チアシードはメキシコ・アルゼンチンなどの南アメリカを原産とし、バジルシードと同じシソ科ですがアキギリ属という属性に分類されます。こちらは一年草で、チアシードの種の色は黒・白・茶・グレーなどの色があります。
チアシードもバジルシードと同様、プチプチした食感で、味や匂いはほとんどありません。チアシードはドリンクやゼリーなどに入れて食べるのが主流のようです。
チアシードは体内で作ることができない必須アミノ酸9種類のうち8種類を含んでいます。その他にも18種類のアミノ酸をもっています。代表的な必須アミノ酸の例はロイシンやバリンなどで、筋肉の増強や疲労回復に効果的です。
膨張率
バジルシードもチアシードも水を吸収すると膨らむ成分が含まれているので、水につけておくと膨張します。バジルシードは水につけておくと約30倍に膨張します。
チアシードはブラックチアシードが10倍に膨張し、ホワイトチアシードが14倍に膨張します。より満腹感を得られるのはホワイトチアシードなので、チアシードだけで比べるとダイエットにはホワイトチアシードの方が向いているでしょう。
小さな種だった状態から膨らむので、チアシードの10倍でも大きく感じますが、バジルシードは30倍膨張するとなると、かなり大きくなり、体積もかなり大きくなります。膨張するおかげで満腹感が得られます。
バジルシードの戻し方
バジルシードを食べるための戻し方は、小さじ1杯に対し150㎖の水に浸します。1時間でも膨らみますが、12時間以上水に浸しておくのがベターでしょう。膨らんでくるとバジルシードに透明の膜が張っているのが分かると思います。
バジルシードをドリンクなどに入れて飲む場合は、バジルシードを12時間以上つけなくてもドリンクの中に入れておくだけで膨らんでくるので、長くドリンクを持ち歩く場合は、少し早めにバジルシードをドリンクなどに入れておいても大丈夫でしょう。
時間はかかりますが簡単な戻し方なので、一度に少し多めに戻しておくといいでしょう。もちろん戻す量は食べきれる量で、適正な摂取量を守りましょう。