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浅草にある亀十とは?
浅草「亀十」という和菓子屋さんをご存じでしょうか? 浅草の観光スポット・雷門からも近い人気の和菓子屋で、連日、開店前から行列ができる店です。浅草観光のお土産としてはもちろん、帰省の手土産用に買っていく方など、多くの人が朝早くから並んでいるようです。
「亀十」には、きんつばやかりんとう、「亀十」ならではの和菓子である松風などたくさんの人気商品がありますが、中でも特に有名なのが「どら焼き」です。行列を作っているお客さんの多くは、この「どら焼き」が目当てと言っても過言ではないでしょう。
人気商品であることに加え、手作りにこだわり毎日3000個のみ販売という個数制限があるので、手に入れるために早くから並んでいるのです。また、東京には都内3大どら焼きと呼ばれる有名などら焼きが3つあります。
そのうちの1つに「亀十」のどら焼きが入っているのです。それでは、都内3大どら焼きにも数えられる「亀十」のどら焼きがどんな特徴を持っていて、どんな美味しさなのか、一つ一つご紹介していきましょう。
都内3大どら焼きと呼ばれるお店!
東京には、都内3大どら焼きと呼ばれ、どら焼き屋さんの御三家のような和菓子屋さんがあります。それが、上野の「うさぎや」、東十条の「草月」、そして上野の「亀十」です。
それぞれ違う特徴を持つどら焼きを売っていて美味しさもそれぞれですが、今回ご紹介する浅草「亀十」のどら焼きは、大きいサイズとパンケーキのようなフワフワの生地が特徴となっています。
中に入っている餡子もこだわりの逸品で、一度食べたら忘れられない個性を持ったどら焼きと言えるでしょう。SNSなどでも「亀十」のどら焼きはたくさんの人が投稿していて、そんなところからも人気の高さをうかがうことができます。
浅草といえば有名な観光スポットとして名店も集まる場所柄です。だからこそお土産選びに悩んだり立ち寄るお店に迷ったりすることもあるかもしれません。そんな時はぜひ、都内3大どら焼きと称される「亀十」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
亀十名物・人気どら焼きの味は?
浅草名物であり、開店前から列ができるという都内3大どら焼きの1つ、「亀十」大人気のどら焼きはいったいどういうものなのでしょうか?「亀十」のどら焼きは、一般的などら焼きとは違う部分がたくさんあります。
美味しさをたっぷり堪能できるサイズ感、フワフワのパンケーキのような生地に、こだわりの餡子など、「亀十」のどら焼きの魅力を1つ1つご紹介していきましょう。きっと人気の秘密がわかるはずです。
浅草のお土産としてはもちろん、地元への帰省土産、お友達へのプレゼント、もちろん旅行の途中のグルメなど、どんな場面にもおすすめな「亀十」のどら焼きの魅力をチェックしてみてください。
ふわふわパンケーキのような生地
浅草「亀十」のどら焼きは、たびたびその生地のことを「パンケーキのよう」と表現されることがあります。そう呼ばれる理由として、フワフワ食感の生地はもちろんですが、ビッグサイズな見た目にもあるのかもしれません。
どら焼きと聞くと、ぷっくりとしたのような形で、生地と生地の間には餡子が見えているといった感じのものを思い浮かべる方も多いではないでしょうか? 「亀十」のどら焼きは少し平べったく、焦げ目がついているのが特徴です。
さらにビッグサイズの生地は中の餡子をすっぽりと覆っているので、まるでパンケーキが2枚重なっているようにも見えるのです。フワフワ食感も相まって、まるで「パンケーキのよう」と言われることも多いのでしょう。
普通のどら焼きは生地の表面がつるつるしていることが多いですが、浅草「亀十」のどら焼きは、少しでこぼこしています。これは、それだけ生地がふわふわしているということの証拠です。
生地の中にたっぷりと空気が含まれているので、まるでとっておきのパンケーキのようなふわふわ感を生み出しているのです。それを絶妙な加減で焼きあげ、パンケーキのようなどら焼きの生地はできあがっていきます。
北海道産小豆が生み出す上質な餡子
どら焼きに限らず、和菓子にとって餡子はとても重要なものです。「亀十」でも、そんな大切な餡子にはとても強いこだわりを持っており、小豆選びから炊き方まで、細部にまで手間暇をかけています。ここではそんな「亀十」の餡子についてもご紹介します。
浅草「亀十」では、餡子は北海道産の小豆を使用しています。北海道は、ご存じの方も多いかもしれませんが、備中、丹波と合わせて日本3大小豆の産地の1つとして知られています。
その美味しさは折り紙付きで、多くの和菓子屋さんで使われているのですが、「亀十」もそんなお店の1つなのです。もちろんただ北海道産というだけではなく、厳しい目で選びぬかれた小豆は、「亀十」のおいしさを支える大切な素材となっています。
もちろん素材が良ければいいというわけではありません。素材の良さを引き出す技術があってこそ、「亀十」の美味しさに繋がっているのです。
「亀十」では、小豆の良さを最大限に引き出すためにこだわりの炊き方をしています。水にさらしたり蜜とからめたりなど、様々な工程を4日間かけて行います。この手間暇を惜しまない工程こそが、「亀十」の美味しくて上質な餡子を生み出していると言えるでしょう。
亀十のどら焼きの値段は?
どら焼きというとどのくらいの価格を思い浮かべるでしょうか? もちろんお店によって違いますが、だいたい200円前後くらいが多いのではないかと思います。お土産としても人気の「亀十」のどら焼きですが、数を多めに買わなければならないという時もあるでしょう。
もちろんお土産として買うわけではなくても、やはりお値段は気になるものです。「亀十」のどら焼きは、他のお店と比べるとやや高めの価格設定になっています。
しかし、どら焼きとしてはやや高めとはいえ、その値段になっているのは、なっているだけの理由がちゃんとありました。ここでは「亀十」のどら焼きの価格についてご紹介します。
ビッグサイズなので300円オーバーも仕方ない
「亀十」のどら焼きは、1つ360円となっています。どら焼きとしては少し高いなと感じる方も多いかもしれません。しかし、「亀十」のどら焼きは、直径10センチくらいもあるとても大きなサイズ感です。
もちろんビッグサイズであるぶん食べ応えもあるので、実際に食べてみると、360円という値段もそれほど高いとは感じないでしょう。
すでにご紹介した通り、パンケーキのような生地とこだわりの餡子で作られたどら焼きの味は、連日並ぶ行列の長さが保証しています。味と大きさを考えれば、この値段にも納得です。
サイズが大きく美味しいのでお土産に最適
サイズが大きくて値段も少し高めの「亀十」のどら焼きですが、ここまででご紹介したように、その味と人気はとても有名です。そのため、お土産としてもおすすめの和菓子になっています。
浅草「亀十」のどら焼きはとても人気で味も間違いありませんが、個数が3000個限定であることやいつも行列ができていることなどもあって、購入しづらいという一面もあります。そのため、もしお土産にもらうことがあったら、それだけでも相手方に喜ばれるのではないでしょうか?
もちろん、有名なお店だからこそ話題にもしやすいですし、手土産として持参してみんなで食べるというのもおすすめです。また、「亀十」のどら焼きは甘さ控えめでしつこくない反面、大きなサイズとフワフワ生地の食感など、子供から大人まで食べやすい要素がそろっています。
大きなサイズではありますが、甘さ控えめの餡子とフワフワ生地の相性は抜群でペロリと食べきることができるでしょう。ただ、日持ちはそれほどしないので、帰省時のお土産にする時や相手方がいつ食べるかわからない時は、時間や購入する数には注意したほうがよさそうです。
亀十の混雑具合について
浅草「亀十」は、人気の和菓子屋さんであるがゆえに連日行列ができています。早い時は開店前から行列ができるなど、その繁盛ぶりが途絶えることはほとんどありません。平日の早い時間帯などは少し空いている時もありますが、列に並ばないということは少ないでしょう。
旅行の途中だと、電車の時間やツアーの途中など、時間制限がある場合もあるかもしれません。「亀十」では、混雑している時は1時間以上並ぶということもあるため、時間に限りがある場合は注意が必要です。ここでは「亀十」の混雑具合についてご紹介します。
1時間待ちも当たり前の行列
「亀十」のどら焼きは、東京3大どら焼きにも名を連ねる人気の和菓子です。浅草を訪れたらぜひ立ち寄って頂きたいお店の1つで、またお土産としてもおすすめではありますが、人気ゆえにいつも長い列ができてしまっていることも事実です。
場合によっては1時間待ちも覚悟しなければなりません。しかも「亀十」のどら焼きは手作りにこだわっているため、1日3000個の限定販売になっています。行列に並んだのにどら焼きは売り切れだったということも、残念ながらあり得ます。
もちろん「亀十」にはどら焼き以外にも美味しい和菓子があるのでそちらもおすすめですが、どら焼きを目当てにしている場合は、できる限り早く、開店時間を狙うくらいの気持ちでお店へ行ったほうが良いかもしれません。
開店前がおすすめ
それでは、どれくらい早くから並んでおけばいいのでしょうか? 実は、「亀十」の行列は、開店前から並ぶことでも有名です。「亀十」が開店するのは午前10時ですが、その30分前にはすでに行列ができていたということもあるようです。
特に「亀十」は、国内外から多くの観光客が集まる観光スポットの雷門の近くにあります。もともと人気のお店であることに加え、たくさんの人が集まればさらに行列は長くなってしまうでしょう。
休日や祝日、イベントの開催日などは特に人が多く集まるので、そういった日は「亀十」も混雑することを覚悟したほうが良いかもしれません。事前にイベントの有無などをチェックしておくと良いでしょう。
また、他に観光をする予定がある場合は、まずは「亀十」へ向かうことをおすすめします。開店前から行列ができることもある「亀十」ですが、平日であれば少し空いていることもあるようです。
ツアーの途中だったリスケジュールの関係でなかなか早いうちに行くことは難しいということもあるかもしれませんが、少なくとも列に並ぶ時間も考えてお店へ立ち寄ったほうが良いでしょう。
亀十どら焼きの予約ついて
行列必至の「亀十」のどら焼きですが、できる限り並ばないで買いたいという方もいらっしゃるでしょう。「亀十」では、取り寄せなどはありませんが、電話で取り置きの予約をすることができます。
ただし、用意できる数や受取りの日時はお店との相談次第なので、客側の都合だけで決めることはできません。浅草観光のついでに寄りたいなど日時に限りがある場合などは、やはり行列に並ぶのが基本的な購入方法と言えるでしょう。
受け付けは電話のみで、インターネットやメールなどでの予約はできないようです。取り置きの予約は、あらかじめ電話で個数などを注文し、店頭へ取りに行くという形になります。
ただし、用意できる個数や受け取りの日時などはお店の都合も合わせての相談となるので、客側の都合だけで決めることはできません。
必ずしも希望通りになるとは限らないので、予約をする時も、個数や時間にはゆとりを持っておいたほうが良さそうです。やはり列に並んで購入するのが基本的な方法と言えるでしょう。
亀十どら焼き以外のおすすめ和菓子
「亀十」といえばどら焼きというほどどら焼きは有名で人気な商品です。ですが、和菓子屋である「亀十」には、もちろんどら焼き以外にも人気の和菓子がたくさんあります。
こだわりの餡子をたっぷり使った和菓子や日持ちのする焼き菓子は、遠方へ持って行ったり送ったりする際のお土産としても安心ですし、おすすめです。ここでは、どら焼き以外にもぜひ一度は食べておきたいおすすめの和菓子をご紹介します。
1:きんつば
浅草「亀十」のどら焼きの魅力の1つ、こだわりの餡子の美味しさはすでにご紹介しました。そんな餡子をたっぷりと使い、思う存分楽しめるおすすめの和菓子といえば「きんつば」です。
きんつばは、餡子を固め、水で溶いた小麦粉などで作った薄い生地で回りを包んだ和菓子です。餡子をそのまま食べることができるような和菓子なので、餡子好きにとってはたまらない一品なのです。
「亀十」のんきんつばは、サイズこそ少し小さめなのですが、自慢の餡子をたっぷりと使っているので実際に食べてみると結構なボリュームがあります。甘さ控えめの餡子そのものの味を楽しむことができ、また、見た目も上品なのでちょっとした手土産やお客様用のお茶請けなどにもおすすめです。
2:松風
「亀十」の人気の和菓子の2つ目が「松風」です。どら焼きに並ぶ人気の商品で、見た目は小さなロールケーキのような和菓子になっています。黒糖を使ったフワフワの生地で餡子がくるりと巻いてあり、その優しい甘さは、子供から大人まで大好きな味だと言えるでしょう。
ちなみに、「松風」という名前は、見た目が松の木に見えるということに由来しているそうです。ご進物やお土産としても人気で、著名人の中にも常連さんがいるというおすすめの一品です。どら焼きと合わせてぜひ一度買ってみてください。
3:うすばかりんとう
「うすばかりんとう」は、その名前の通り、薄いかりんとうです。かりんとうというと、楕円形のコロっとした形を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか? しかし、「亀十」のかりんとうはひと味違います。
浅草「亀十」のうすばかりんとうは、その名前の通り、おせんべいのように薄く、大きな小判のような形をしている和菓子です。甘じょっぱい味とゴマの風味がとてもあっていて、思わず何枚でも食べてしまいそうな美味しさになっています。
浅草では贈答用としても使われる人気の和菓子だそうで、お土産にもピッタリです。また、焼き菓子のため日持ちがするのもお土産として嬉しいポイントです。
持ち歩きの時間や食べきれる量かどうかなどが気になる場合は、どら焼きよりもこちらのほうが良いということもあるかもしれません。どら焼き同様、人気の和菓子であることは間違いないので、お土産にしたら喜ばれる一品です。
浅草亀十 基本情報
浅草「亀十」は、浅草の観光スポット・雷門の近くにあります。そのため、観光客の多くが人気のどら焼きを求めて列を作っています。ここでは、浅草「亀十」の営業時間や定休日、アクセスをご紹介します。
せっかく行ったのにお休みだった、道に迷っているうちに売り切れになってしまったなどということがないように、ぜひ事前に確認しておいてください。雷門の近くということでアクセスもわかりやすくなっています。
営業時間・定休日
浅草「亀十」は、10時から19時で営業をしています。基本的には日曜日も営業していますが、「亀十」には定休日がありません。浅草のイベント情報などを発信しているHP「浅草のれん会」によると、「亀十」は年中無休となっています。
ただ、不定期に休みになったり営業時間が変わったりすることもあるようなので、できる限り事前にチェックしておくことをおすすめします。インターネットでわからない時は、直接電話してみるのもいいでしょう。
住所 | 東京都台東区雷門2丁目18-11 |
電話番号 | 03-3841-2210 |
電車でのアクセス
電車で行く場合、駅は「浅草駅」を利用するのがおすすめです。東武スカイツリーライン、都営地下鉄、東京メトロ各線が乗り入れており、アクセスは抜群です。
都内観光のついでに立ち寄るのも行きやすいでしょう。「浅草駅」からは、どの路線を使っても歩いて2、3分程度で辿り着くことができます。都営浅草線の場合はA4出口、東京メトロ銀座線の場合は2番出口の利用がおすすめです。雷門を目印にすると分かりやすいでしょう。
車でのアクセス
車で訪れる場合、まず注意したいのが混雑状況と駐車場です。浅草は観光エリアなので人も多く、空いているということはあまりありません。休日やイベント開催日ともなればさらに混雑することは間違いないので、訪れる日のイベントの有無などは事前にチェックしておくと安心でしょう。
また、「亀十」に専用駐車場はありません。コインパーキングなどを利用する必要があるので、周辺にある駐車場を調べておくことをおすすめします。雷門の正面にある「雷門地下駐車場」は、浅草観光の拠点として使われている駐車場です。
雷門のすぐ前にあるので、「亀十」へ行くにもとても便利な駐車場になっています。並木通りに入口があり、200台近くの車が停められる広さがあります。宿泊も可能ですが、営業時間である7時から23時以外の時間には出し入れができないので注意してください。
料金は、最初の30分200円、以降15分ごとに100円です。平日の昼間は、6時間以上12時間以内で2400円になります。
場所的にも広さ的にも申し分のない駐車場ではあるのですが、やはり混雑はするので待つ場合もあるようです。車でのアクセスを考える場合は、時間に余裕を持っておいたほうが良さそうです。
浅草亀十の絶品どら焼きを食べてみよう!
都内3大どら焼きである人気の「亀十」のどら焼きは、お土産としてはもちろん観光の思い出としてもぜひ食べてみたいグルメです。連日行列ができることや個数が限定されていることもあって購入が難しい時もありますが、それも「亀十」のどら焼きの人気の高さゆえと言えるでしょう。
どら焼きの購入を考えている際は、いろいろな観光スポットを巡る前に、まずは「亀十」へ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?