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東根さくらんぼ温泉とは?
「東根(ひがしね)市」は山形県の中央東部に位置する人口約4万7000人の都市です。山形県といえばさくらんぼですが、東根市もりんごやさくらんぼなど果物の栽培が盛んで、特に東根市はさくらんぼの生産量は全国市町村の中でナンバーワンといわれています。
山形県にある温泉街
東根市には、「東根さくらんぼ温泉」と呼ばれる温泉街があり、地元の人から観光で来た人々まで、多くの人たちに親しまれているおすすめのスポットです。温泉街だけで、16軒の温泉旅館と4軒の日帰り温泉があります。
東根さくらんぼ温泉の成り立ち
遡ること年前の明治42~43年、当時本郷地区と呼ばれていた東根さくらんぼ温泉エリア一帯は旱魃(かんばつ:雨が降らないなどの理由によって水不足が起こること)に悩まされていました。人々は灌漑用水を得るため、元々元湯旅館の敷地だった場所の一隅に井戸を掘ってみることにしました。
20数メートル掘り進めたところで水が出てきましたが、温度がとても高いため生活用水としては利用できそうにありませんでした。更に掘り進め、40メートル近くに達した時、約40度のお湯が毎分36リットル湧き出る温泉に当たりました。これが東根さくらんぼ温泉の始まりといわれています。
東根さくらんぼ温泉の名前の由来
東根さくらんぼ温泉は元々東根温泉という名前で呼ばれていました。山形新幹線が開通した際に駅名がさくらんぼ東根駅となったことにあわせて、今では「さくらんぼ温泉」の名前で親しまれています。
ちなみにJR奥羽本線東根駅とさくらんぼ東根駅は隣り合った駅同士であり、全くの別物なのでお出かけの際はご注意ください。
東根さくらんぼ温泉の泉質
東根さくらんぼ温泉には6つの源泉があり、55度~68度の綺麗な琥珀色の温泉が湧き出ています。弱酸性なので肌の汚れや古い角質を落とす効果があり、ツルツルの肌になれると女性に人気です。