山形のおすすめタピオカ店特集！！人気専門店から穴場までご紹介

山形県は東北の日本海側に位置し、国内最長を誇る最上川や、スキー場や温泉のある蔵王、大正レトロで人気のある銀山温泉など、自然豊かなところです。また、冬には地域によっては最大2メートルほどの雪が降る、県内全域が「豪雪地帯」に指定されている、全国でも有数の豪雪県でもあります。

山形と言えばフルーツ！と連想される方も多いのではないでしょうか。山形は、フルーツ王国として名高い山梨県と肩を並べるほどフルーツが有名です。メロンやラ・フランス、スイカなどの収穫量は全国でもトップクラスです。

中でも、日本一の収穫量かつ、山形が収穫量全体の約7割を占めている、さくらんぼはとても有名です。1粒数百円はする、高級さくらんぼ「佐藤錦（さとうにしき）」は、一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

タピオカは、今、若者を中心に空前の大ブームとなっています。あの粒々の食べ応えとモチモチの食感はとても特徴的です。そんなタピオカですが、何から作られているか、知らない方も多いのではないでしょうか。

実は、タピオカは、南米や東南アジアなどが原産の「キャッサバ」というイモのデンプン質の部分を抽出し加熱したものです。それを粒状にして乾燥させたものがタピオカです。デンプン質が原材料のため、あのモチモチとした食感が出るのです。

また、本来のタピオカは半透明の白色ですが、タピオカドリンクなどでよく見かける、黒など色の付いたタピオカは、黒糖などで味が付けられています。

所説ありますが、日本では3度、タピオカブームが到来していると言われています。1990年代の第1次ブームではココナッツミルクと合わせたタピオカのデザートなどが人気となり、2000年代の第2次ブームでタピオカミルクティが話題となりました。

そして現在、第3次ブームとしてタピオカミルクティを始めとするタピオカスイーツは爆発的な人気となりました。今や、国内外の多くの有名店や専門店がこぞってタピオカ店を出店しています。

山形でも近年増加しているタピオカ店ですが、たくさんのお店があり、「スイーツのようなタピオカが飲みたい」「今日は甘さ控えめが飲みたい気分だけど、どのお店がいいのかな」などと迷うことも多く、自分にぴったりのお店を選ぶのもなかなか大変です。

今回はどのお店がいいのか迷ったときにもおすすめできる、一押しのお店を厳選して4店ご紹介します。

山形駅から車で約6分の山形市前田町にある「フレーバーグリーン」は、自社ブレンドのフレーバー緑茶専門店です。京都の和茶園のお茶を使用しており、香料や着色料は一切入っていない自然の香りを楽しめます。小さなお子様でも安心して飲むことができます。

「フレーバーグリーン」は一見すると緑茶専門店なので、ちょっとした穴場としても利用することができます。「フレーバーグリーン」で提供しているタピオカドリンクは、「ボトルタピオカドリンク」です。他ではあまりない、オシャレな蓋付きボトルで提供しています。

緑茶やブルーベリーなど、6種類の中からベースを選ぶことができ、ミルクか炭酸で割ります。タピオカの量もトッピングで増やしたり、少量にすることもできます。小さなお子様と一緒に飲みたいときに、またすっきりとしたタピオカドリンクが飲みたいときにもおすすめです。

「クレープハウス 花の種」は山形駅ビル「S-PAL」内1階にある、創業35年の老舗のお店です。お店横の壁にはカラフルなクレープが散りばめられた撮影スポットもあります。

独自配合のモチモチとした生地は、注文の度に1枚1枚焼くというこだわりがあります。定番の生クリームやカスタードクリームベースのクレープの他、ランチにもぴったりのお食事クレープもあります。

「クレープハウス 花の種」はクレープだけではなく、タピオカドリンクも豊富です。常時20種類以上を取り揃えています。定番の味以外にも、マンゴーやピーチ、ココナッツといった変わり種の味も人気です。

また、アイスや生クリームなどのトッピングもできるので、他とはちょっと違ったタピオカドリンクが飲みたい方も、オリジナルのタピオカドリンクを作って楽しめます。

さくらんぼ東根駅から徒歩約9分、東根市の公益文化施設「まなびあテラス」内に、「ブーランジェリーカフェ オイッティ マルシャン」があります。東京のイタリアンレストランで修行を積んだシェフが作る、本格的なイタリアンとパンがお手頃価格で楽しめます。

2019年6月より「ブーランジェリーカフェ オイッティ マルシャン」でもタピオカドリンクの販売を開始しました。おすすめのタピオカメニューは「オイッティ マルシャン」オリジナルのエスプレッソを使ったカフェラテです。

施設内の図書館と併設しているため、穴場的スポットとしても人気です。図書館側直結のカウンターよりテイクアウトとして購入することができ、そのまま図書館内でも持ち運び可能です。読書の合間に甘いものが飲みたいときに、タピオカドリンクはぴったりです。

JR蔵王駅から車で約5分ほど行ったところに、山形県観光物産会館「ぐっと山形」の館内、入口左手側のフードコートの一角に「Amabile（アマービレ）ぐっと山形店」があります。フードコート内は300席の広々としたスペースがあり、ゆったりと寛げます。

おすすめは、「Amabile ぐっと山形店」のみの限定販売となる「タピオカソフト」です。モチモチのタピオカと濃厚な生乳ソフトクリームと、お好みのソースをかけたコラボレーションがたまらない逸品です。ソースは「いちごソース」か「ミルクティー」から選べます。

「ぐっと山形」は県内でも大型のお土産屋さんのひとつであり、観光案内や、県内各地の名産品などのお土産も豊富に取り揃えています。旅の途中の休憩に、ぜひ甘いタピオカスイーツを召し上がってみてはいかがでしょうか。

タピオカドリンクの王道と言えば、言わずと知れた「タピオカミルクティ」が有名です。コンビニ各社でも、こぞって様々な「タピオカミルクティ」を発売しています。

そんな王道「タピオカミルクティ」に負けず劣らずの、山形で一度は飲みたい、おすすめの変わり種タピオカドリンクをご紹介します。

山形市東原町に2019年9月にオープンした「生タピオカ専門店ルヴィーブル」です。お店は、山形駅から車で約7分ほど、マックスバリュ東原町店の隣にあります。外観も店内も、明るいブルーを基調としたオシャレな造りとなっています。

「ルヴィーブル」は雑誌やテレビでも紹介された、関西の有名洋菓子店のパティシエが、初めてタピオカ専門店として出しているお店です。

「ルヴィーブル」ではトッピングはもちろんのこと、「甘さ」や「氷の量」も自分で3段階から選ぶことができます。

一度は飲みたいおすすめの味は「ティラミス」です。柔らかめでモチモチ食感のタピオカと、「ルヴィーブル」オリジナルの生クリームとマスカルポーネを合わせた濃厚なチーズフォームが見事にマッチしています。

「ルヴィーブル」のタピオカドリンク「ティラミス」は、大阪のルヴィーブル本店で人気スイーツの「ティラミス」の味をそのままドリンクにしています。ティラミス好きの方はぜひ一度召し上がってみてはいかがでしょうか。

「H&A CAFE Wedding」は山形駅から車で約5分ほどの山形市南栄町にあります。チャペルやガーデンが併設されており、1日1組限定でアットホームな結婚式を挙げることができます。

「H&A CAFE Wedding」では、結婚式だけではなく、レストランとして人気のローストビーフや石窯焼きのピザなどのお料理を楽しむこともできます。

ウェディング会場としても使用できる店内は、木の温もりが溢れた広々とした内装で、日々の喧騒から離れられる、ゆったりと寛ぐことのできる穴場的スポットです。

おすすめは、「タピオカ スパークリングライチ」です。自家製の爽やかなライチスカッシュに、本場台湾産の生ブラックタピオカを最高の食感に茹で上げ使用している、「H&A CAFE Wedding」オリジナルのタピオカドリンクです。暑い季節にすっきりと飲みたい一品です。

蔵王駅から車で約10分ほどの山形市蔵王半郷にある、鮮やかなグリーンのオシャレなお店「カフェ・アモール」です。コンテナを改装した店内にも、イタリアンカラーのオシャレな家具や雑貨が散りばめられており、オーナーのこだわりが感じられます。

ほのかな甘みの感じられるこだわりのブレンドコーヒーや、イタリア製最高級マシーンで抽出するエスプレッソが人気のお店です。

「カフェ・アモール」で一度は飲みたいタピオカドリンクは「シャルドネ」です。「シャルドネ」はぶどう味の炭酸系タピオカドリンクです。ほんのり甘くモチモチのタピオカとすっきりとした炭酸が絶妙な味わいです。

他にも「パインソーダタピオカ」や「バナナミルクタピオカ」など、変わり種が多くあるようなので、その日の気分で色々な味を試してみるのもおすすめです。

山形でも続々と増えているのが「タピオカ専門店」です。全国展開している人気店もあります。数多くあるタピオカ専門店の中から、専門店ならではのこだわりのタピオカドリンクを提供している2店を厳選してご紹介します。

「珊瑚十五（さんごじゅうご）」は山形市旅籠町（はたごまち）にある、生タピオカ専門店のお店です。山形駅から徒歩約25分ほどの場所で、山形銀行本店の向かいです。2019年8月にオープンしたお店です。

店内の壁には、青空とカラフルな羽が描かれた撮影スポットがあります。タピオカは台湾から直送しており、独特の食感が損なわれないように、1時間ごとに仕込みをする、というこだわりが詰まっています。

メニューは、定番の「生タピオカ黒糖ミルクティー」のほか、自家製のジャムを使った「生タピオカイチゴミルクティー」や、季節やイベントごとに期間限定のメニューも多数登場します。ホットドリンクの「生タピオカホット」シリーズはぜひ寒い冬に飲みたい一品です。

JR天童駅から車で約10分、県道279号線沿いの天童市干布に2019年5月にオープンした、「KOHAKU タピオカファクトリー」です。全国展開している人気のチェーン店です。

「KOHAKU タピオカファクトリー」では、原材料にこだわっており、本場台湾から直輸入したモチモチの大粒タピオカを使用しています。厳選した沖縄産黒糖でしっかりと中まで味を付けたタピオカが人気です。

また、ミルクは北海道の牧場直送のプレミアムミルクを使用しており、大粒タピオカと合わせることで他にはない濃厚なタピオカドリンクが楽しめます。

大ブーム中のタピオカドリンクですが、特にタピオカ専門店などでは「いつも混んでいてなかなかすんなり買えない」という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、知る人ぞ知る、「こんなところでもタピオカが買えたの？」という穴場のお店を厳選してご紹介します。実は行ったことがあるお店も意外と穴場なお店かもしれません。

「＆ mark cafe」は山形市江俣にあります。店内は33席と広々としており、木目調の落ち着いた色合いの内装がゆったりと癒される空間となっています。

「＆ mark cafe」では、焼き立てのベーカリーとドリンク、スイーツを豊富に取り揃えています。噛み応えのある食感が人気のタピオカドリンクは、生クリームと黒蜜がトッピングされており、定番の味や、他では味わえないオリジナルの新作メニューも随時登場します。

「＆ mark cafe」の穴場スポットな点は、「TSUTAYA山形北町店」とコインランドリーが併設されている点です。少し混雑していても、併設されているTSUTAYAで本を読んだり、レンタルDVDを探しながら、待つこともできます。

レンタルDVD探しやお洗濯が終わるまでのついでに、ちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

JR西寒河江駅から車で約5分ほどの、寒河江市鷹の巣にある「グリュックベーグル」は、こだわりの原材料を使用した、モチモチとした柔らかい食感が特徴のベーグル専門店です。

「ベーグル専門店でタピオカ」のイメージはなかなかありませんが、発売以来、本格的なモチモチのタピオカを使用したタピオカドリンクが大人気です。タピオカの新メニューも随時登場します。

ベーグル専門店でタピオカが置いてあるお店は意外と穴場です。ベーグルと一緒にモチモチのタピオカドリンクもいかがでしょうか。なお、一部のタピオカドリンクは曜日限定のようですので、確認してから行かれることをおすすめします。

山形の人気のお店や専門店、知る人ぞ知る穴場まで、おすすめのタピオカ店をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

特に、タピオカ店ではないのに実はタピオカが買える、といった穴場のお店が多数ありました。また、定番の味以外にも様々なオリジナルのタピオカドリンクを提供しているお店も数多くありました。

普段使いにも、休日にリフレッシュしたいときにも、ぜひ新たなタピオカスイーツを求めてみてはいかがでしょうか。