【宇部ラーメン】の名店おすすめ7選！通販で買える人気商品もご紹介

山口ラーメンといえば醤油と豚骨の2大スープを使ったラーメンが有名ですが、同じ山口県内でも宇部市内で古くから食べられている「宇部ラーメン」は、一般的な山口ラーメンの豚骨ラーメンとも異なる独自に発展した個性派ご当地ラーメンです。

近年メディアなどでも取り上げられ注目度が上がっている山口・宇部ラーメンですが、東京でこの個性的なラーメンを提供する店がほとんどないため、実際にどんな特徴のラーメンかイメージがしにくい人も多いでしょう。

そこで宇部市民が愛してやまない個性的な山口ラーメン「宇部ラーメン」の魅力を、味や見た目の特徴と併せて簡単にご紹介します。

山口・宇部ラーメンは、豚骨ベースのラーメンです。山口ラーメンも豚骨ベースのラーメンは定番ラーメンの1つですが、宇部ラーメンは一般的な豚骨ベース山口ラーメンよりも濃厚なスープを使用しているのが特徴に挙げられます。

一般的な豚骨ベース山口ラーメンは博多由来の豚骨ラーメンなので細麺に合うあっさりとしたラーメンなのですが、山口・宇部ラーメンは久留米由来の豚骨ラーメンでかなり濃厚な豚骨スープです。

しかも基本的にスープは継ぎ足して作るため、博多系豚骨スープのような白濁スープではなく味噌ラーメンを連想させる茶色に濁ったスープが見た目の特徴に挙げられます。

さらに博多系では豚骨特有の臭みを取り除いて作るのが一般的ですが、山口・宇部ラーメンはその真逆で豚骨臭を全面に出したスープが特徴です。なお山口・宇部ラーメンは、宇部市内およびその周辺に店を構える「くさうま濃厚豚骨ラーメンの店」をさします。

山口ラーメンの中でも独特の個性を放つ山口・宇部ラーメンは、店によってベースとなる豚骨だしのとり方や味などは違いがあります。

そんな山口・宇部ラーメンですが、宇部市シティセールスパートナー（くさうま宣隊宇部ラーメンジャー）によると、「茶褐色の濃厚豚骨スープ」「（くさうまの元とされる）パンチの効いた豚骨臭」「柔らかい中太麺」の3つを山口・宇部ラーメンの定義としています。

「くさうま」が人気の山口・宇部ラーメンは、山口ラーメンの中でも独自の進化を遂げた濃厚豚骨のおいしいラーメンです。山口・宇部ラーメンの味を楽しむなら地元の名店がおすすめですが、東京にもくさうま・宇部ラーメンが食べられるおすすめの店があります。

5大宇部ラーメンの中でも特別な存在なのが「大阪屋」です。今でこそさまざまな山口・宇部ラーメンが展開されていますが、「宇部ラーメン」の原点とされるのが大阪屋で、大阪屋があるアーケードを歩くだけで山口・宇部ラーメンの特徴であるパンチの効いた豚骨臭がします。

茶褐色の濃厚豚骨スープと柔らかめの中太麺の上には、山口・宇部ラーメンの特徴であるチャーシュー、青ネギ、紅ショウガがトッピングされています。

現在は3代目がその味を継承していますが、山口・宇部ラーメンの歴史とともに歩んできた大阪屋の濃厚豚骨ラーメンは、わざわざ足を運んででも食べて欲しい秀品です。

山口・宇部ラーメンの原点は「大阪屋」ですが、宇部ラーメンのスタンダードモデルを確立したのは、宇部市内外に8店舗を展開している一久中華そばです。

一久中華そばは店舗によって濃厚豚骨スープの味が少しずつ違うのですが、これこそが店舗ごとに時間をかけて豚骨臭の効いたスープをとっている証といえます。

一久中華そば 川上店は一久中華そばの中でも60年以上の歴史を誇る老舗店で、創業以来継ぎ足しながら引き継いできた超濃厚豚骨スープが特徴です。5大宇部ラーメンの1つに挙げられる一久中華そばの中でも特に個性のある男性的なラーメンで、地元客にも人気があります。

カウンターメインの店舗ですがテーブル席もありますし、おいしいのに値段が安いところも宇部市民に人気があります。

宇部新川駅からほど近い場所に店を構える昼専門営業の宇部ラーメン店「味の三平」は、5大宇部ラーメンの1つに挙げられる人気店です。

1968年（昭和43年）創業なので山口・宇部ラーメンの中でも老舗店に区分される味の三平ですが、創業当初から継ぎ足しながら守ってきた変わらぬ味が地元客にも人気があります。

スープの色は山口・宇部ラーメンの特徴である茶褐色ですが、見た目よりもあっさりしているので女性にもおすすめです。具はチャーシュー・青ネギ・メンマとシンプルで、盛り付けもどこか懐かしさがあります。

しっかりと豚骨臭がありますがまろやかなスープに仕上げているので、「豚骨臭が苦手だが本場・宇部ラーメンの味が楽しみたい」という人におすすめです。

三久ラーメンも5大宇部ラーメンの1つとされる人気店です。山口大学工学部のキャンパスや宇部高専が近くにあるので、「子供たちがお腹いっぱい食べられるように」と人気の宇部ラーメンも安く提供していますし、ボリューム満点のセットメニューもあります。

創業から約30年の三久ラーメンは、パンチの効いたスープが多い山口・宇部ラーメンの特徴を保持しつつもさらりとした口当たりがおいしいと評判で、女性客も多いです。

小ぶりのチャーシューに斜め切りした長ネギとメンマをトッピングしたシンプルな内容で、一般的な山口・宇部ラーメンを「男性的」と表現するなら三久ラーメンは「女性的」という表現が似合います。

研究を重ねて進化した三久ラーメンの宇部ラーメンですが、原点にあるのは「正統派・宇部ラーメン」なので、山口・宇部ラーメンの特徴をじっくりと味わいたい人にもおすすめです。

宇部市内で「山口・宇部ラーメン」として登録されている人気店・つるやは、宇部中央バス停のすぐ近くにあるため地元客だけでなく観光客にも人気があります。茶褐色というよりもやや黒っぽい色をしているのは、醤油豚骨スープを使用しているからです。

山口・宇部ラーメンらしい豚骨臭のあるラーメンですが、独自に開発したスープは塩味を抑えたまろやかスープで、チャーシュー、メンマ、青ネギのほかに山口宇部ラーメンには珍しいもやしがトッピングに使われています。

そのため濃厚醤油豚骨スープですが、野菜の旨味が溶けだして優しい味に仕上がっているところが人気です。昼・夜ともに営業していますがどの時間に食べてもしっくりくる味なので、ランチだけでなく夕食や飲んだ後の締めにも人気があります。

5大宇部ラーメンの1つ「秀ちゃん」は、宇部・中央町の飲み屋街に店を構える夜専門の山口・宇部ラーメン店です。5大宇部ラーメンの中では最も新しいですが、旨味が凝縮したがっつり系の濃厚豚骨スープと独特のにおいが絶品と地元客に人気があります。

トッピングは山口・宇部ラーメンの定番であるチャーシュー・青ネギ・メンマを使っていますが、他の5大宇部ラーメンには見られない海苔が中央に鎮座している点が秀ちゃん・宇部ラーメンの特徴です。

これは秀ちゃん店主がメニュー作りの際にお手本としていた、今はなき宇部ラーメンの名店「つばめ」のメニューに由来します。

夜のみの営業ですが飲んだ後の締めの一杯に秀ちゃんの宇部ラーメンを食べにくる地元客が多いため、のれんがかかっている時間帯は常に人でにぎわっている人気店です。

Diningbar bar-Bは、東京でおいしい山口・宇部ラーメンが食べられる貴重な店です。東京の人気フードスポット・築地に店を構えるDiningbar bar-Bは、ラーメン専門店ではなくダイニングバー＆バルとなっています。

そんな東京のおしゃれな店で食べられるのが、5大宇部ラーメンの1つ・一久の濃厚豚骨ラーメンです。地元・宇部のラーメン店と比べるとやや高めの価格設定ですが、本場の味を東京で気軽に楽しめることもあり、店のメニューの中でも人気があります。

ちなみにDiningbar bar-Bは平日11時～16時をランチタイムとしているので、東京・築地見物をしながらランチに山口・宇部ラーメンを食べるという楽しみ方もおすすめです。

個性的なのにおいしい山口・宇部ラーメンは、通販のお取り寄せもあります。通販お取り寄せを利用すれば、宇部以外ではなかなか食べられない茶色に濁った濃厚豚骨スープの山口・宇部ラーメンが自宅で気軽に楽しめます。

「一久 おみやげラーメン 6食入」は、山口・宇部ラーメンの名店である一久の味を通販でお取り寄せできるおすすめ商品です。有名デパートでも取り扱っている人気商品が通販でも利用できるとあり、知る人ぞ知る人気商品となっています。

店で使用している生麺が入っているので、柔らかめに茹ででもしっかりとした弾力があります。さらに「一久 おみやげラーメン 6食入」にはチャーシューもついていますから、青ネギとメンマを準備すればお店の味が自宅で簡単に楽しめるおすすめの通販お取り寄せ商品です。

山口・宇部ラーメンは味噌ラーメンかと見間違うほど濃い茶褐色の濃厚豚骨スープと、「くさうまのもと」といわれるパンチの効いた豚骨臭が人気のおいしいラーメンです。

宇部ラーメンを提供する店は宇部市に集中していますが、東京にも宇部ラーメンの店がありますし、通販お取り寄せを利用すれば自宅でも気軽に楽しめます。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。