二次燃焼OKの【焚き火台】おすすめ7選！ソロ用からファミリー向けまで

見ているだけで癒されると人気を集めている焚き火ですが、焚き火をする際に必要になるのが焚き火台・ネイチャーストーブです。焚き火台やネイチャーストーブで焚き火をすることで、キャンプなどアウトドアシーンで安全に焚き火を楽しむことができます。

最近では焚き火台の中でも「二次燃焼」の仕組みを取り入れた焚き火台に、キャンプ好きを中心に注目が集まっています。二次燃焼が可能な焚き火台は、効率よく燃やすことができ、後片付けも楽になるという、良いこと尽くしのアイテムなのです。

二次燃焼が可能な焚き火台で焚き火をすると、薪を燃やした際に発生する煙を利用するので、煙の少ない焚き火を楽しむことができます。これだけ聞くとどういう仕組みなのか分かりづらいかと思いますので、まずは焚き火の仕組みから紹介します。

焚き火をすると、高温で薪が熱されることで可燃ガスが発生します。発生した可燃ガスが燃えることで、焚き火の炎が燃え上がります。これを一次燃焼といいます。

一次燃焼で発生した可燃ガスの中で、燃え切らなかったものが煙となって発生します。その発生した煙と高温の空気によって燃焼することを二次燃焼といいます。

二次燃焼では煙となった可燃ガスに高温の空気を当てることで再燃焼させているので、煙がほとんど発生せず、効率よく薪などの燃料を燃やすことができるのです。

二次燃焼が可能な焚き火台を使った焚き火には、メリットもデメリットもあります。メリットとデメリットをしっかりと把握して、二次燃焼の焚き火を楽しんでください。

まず二次燃焼が可能な焚き火台の一つ目のメリットですが、煙が少ないという点です。煙となった可燃ガスを再燃焼させているので、ほとんど煙が発生しません。煙が出ないので、焚き火特有の煤の匂いも付きづらくなります。

二つ目のメリットは少ない薪で効率よく焚き火を楽しめるという点です。二次燃焼は一次燃焼と合わせて2回にわたって燃やしているので、少ない薪でも大きな火になります。通常の焚き火とは少し違った二次燃焼独特のきれいな炎の焚き火を楽しむことができます。

三つ目のメリットは後片付けが簡単という点です。二次燃焼が可能な焚き火台での焚き火は、薪が完全燃焼するので、薪の燃え残りがほとんど出ずにサラサラな灰だけが残るのです。そのため、灰を処理すれば良いだけなので、通常の焚き火台での焚き火よりも後片付けが簡単です。

続いて二次燃焼が可能な焚き火台のデメリットですが、燃費が悪いという点です。二次燃焼は燃焼スピードがかなり早いので、それなりの量の薪を用意しておく必要があります。

少ない薪で大きな炎が楽しめるのが二次燃焼の魅力ですが、長い楽しみたい時には、牧の用意をしっかりとしておきましょう。

また二次燃焼は煙と高温の空気で再燃焼させているので、焚き火台から薪がはみ出ていたりするとしっかりと燃焼しなくなるというデメリットもあります。

二次燃焼が可能な焚き火台を使う時には、二次燃焼の仕組みを理解した上で正しく使うことが、二次燃焼の焚き火を楽しむポイントと言えるでしょう。

ここからは、ソロキャンプにおすすめな二次燃焼が可能な焚き火台を2種類紹介します。ソロキャンプにぴったりな、持ち運びが楽なコンパクトサイズの商品を中心にピックアップしました。

まず紹介するソロキャンプにおすすめな二次燃焼が可能な焚き火台は、UPIから販売されている「SOLO STOVE LITE / ソロストーブ ライト」です。この焚き火台は、軽量かつコンパクトでソロキャンプにぴったりなサイズ感となっています。

二次燃焼を可能としている構造で、燃焼効率が高く、燃料を灰になるまで燃やすことができます。煙が少ないため、衣服に焚き火独特の匂いがつきづらく、軽くて丈夫な高品質なステンレスボディーで見た目も美しいのが特徴です。

焚き火台上部にやかんや鍋が置けるようになっており、約950mlの水を8〜10分ほどで沸かすことができます。ちょっとした調理も焚き火も楽しめる、ソロキャンプにおすすめの二次燃焼が可能な焚き火台となっています。

続いて紹介するソロキャンプにおすすめな二次燃焼が可能な焚き火台は、DODから販売されている「ぷちもえファイヤー Q1-760-SL」です。この焚き火台は、国語辞書ほどのコンパクトサイズなので、バックパックやバイクなどでも楽に持ち運ぶことができます。

焚き火台の上部の穴から吹き出すように見える二次燃焼の美しい炎を楽しめる商品です。小鍋やシェラカップを乗せられる専用の網が付属さえているので、二次燃焼の炎を眺めながら直火でお湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりすることができます。

焚き火台の側面サイドに着火用の穴が空いているので、着火がしやすく、着火から鎮火までのコントロールもしやすいという特徴があります。コンパクトでありながらも機能性にこだわったソロキャンプにぴったりなおすすめな焚き火台です。

続いてここからはファミリーキャンプにおすすめな二次燃焼が可能な焚き火台を3種類を紹介します。大きめサイズですが、折りたたみできたり、収納袋が付いていたりと、持ち運びや収納に便利な商品をピックアップしました。

まず紹介するファミリーキャンプにおすすめな二次燃焼が可能な焚き火台は、モンベルから販売されている「フォールディング ファイヤーピット」です。この焚き火台は、独自の二重・深型構造で高い燃焼効率を実現しています。

折りたたむことができるので、持ち運びや収納にも困りません。二次燃焼の美しい炎を眺めながら、付属の網焼きを装着してバーベキューも楽しむことができます。

モンベルが販売する「フォールディング ファイヤーピット クッカースタンド」を取り付ければ、ダッチオーブンなどを乗せることができます。フォールディング ファイヤーピットでの焚き火を、最大限に楽しむことができる、ぜひ手に入れたいオプションアイテムです。

続いて紹介するファミリーキャンプにおすすめな二次燃焼が可能な焚き火台は、富士見産業が販売する「フレイムストーブ MAX OF-BMAX」です。燃焼効率が良く、煙がほとんど発生しない、ファミリーキャンプはもちろん、ソロキャンパーにもおすすめな焚き火台となっています。

収納袋が付属されているので、持ち運びや収納にも便利です。焚き火好きの中でも話題を集めている焚き火台で、二次燃焼による美しい炎を楽しむことができます。

最後に紹介するファミリーキャンプにおすすめな二次燃焼が可能な焚き火台は、Mt.SUMIが発売する「Bud Bonfire ／バッドボンファイヤー」です。この焚き火台は、つぼみ（BUD）をイメージした八角系の独特なデザインが人気となっています。

40cmサイズの薪を燃やせる大きめサイズの焚き火台ですが、分割することができるので、収納時にはコンパクトにまとめることができます。専用収納バッグも付属されているので持ち運びや収納場所にも困りません。

組み立てに工具は必要ないので、キャンプに不慣れな方でも簡単に組み立てることができます。さらに、二次燃焼で燃やしているので、焚き火初心者の方でも簡単に火起こしすることができ、焚き火の維持も楽に行えます。

最後に大型の二次燃焼が可能な焚き火台を2種類紹介します。大勢でのキャンプなどに便利な大きめの焚き火台をピックアップしました。

はじめに紹介する大型の二次燃焼が可能な焚き火台は、フュアハンドが発売する「タイロピット」です。この焚き火台は、常設での使用をコンセプトにデザインされている大きめサイズで、キャンプ場で目立つこと間違いなしな焚き火台となっています。

最後に紹介する大型の二次燃焼が可能な焚き火台は、DCMから販売されている「ヘキサファイアピット 収納バッグ付き」です。この焚き火台は大型サイズなので、大きな薪もゴロゴロ入れることができます。

大きめサイズですが、組み立て式なので収納や持ち運びに苦労しません。ビッグサイズで二次燃焼機構を備えたおすすめのネイチャーストーブです。

通常の焚き火に満足できなくなった人におすすめな二次燃焼が可能なおすすめの焚き火台を紹介しました。これから焚き火を始めようと考えている人にも、二次燃焼の焚き火はおすすめなので、ぜひ二次燃焼の焚き火台をゲットして、二次燃焼の焚き火の美しさを堪能してください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。