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南九州市に位置するまち「知覧」
南九州市に位置するまち「知覧」についてご存知でしょうか?「知覧町」として、鹿児島県薩摩半島の南部中央にあった町で、2007年に川辺郡川辺町と揖宿郡頴娃町(いぶすきぐんえいちょう)と合併し「南九州市」となりました。
知覧は「薩摩の小京都」と呼ばれるほど、武家屋敷が多く残っている町です。国の文化財にも指定されている知覧武家屋敷にある7つの庭園は、大変美しい知覧のおすすめスポットです。
知覧武家屋敷以外にも、平安時代末期~明治時代の約700年間に渡って刻まれた約200基にのぼる彫刻群がある、清水磨崖仏があります。この清水磨崖仏は、鹿児島県の文化財に指定されています。
高さ約20m、長さ約400mの溶結凝灰岩に彫られた清水磨崖仏には、時代ごとの彫刻を見ることができます。中でも平安時代後期に彫られたと推定される「大五輪搭」は、高さ約12mもあり、これは日本一大きなものです。
さらに知覧には、陸軍特別攻撃隊が出撃した特攻基地がありました。現在この跡地には、「知覧平和特攻会館」が建ち、戦闘機や特攻隊員の写真や遺書・手紙類が展示されています。
知覧武家屋敷や彫刻、さらには特攻基地もあった知覧は、「平和と歴史の町」として観光客が訪れるスポットです。そんな知覧の見どころをご紹介します。
歴史とお茶の街として知られる
美しい庭園を有する武家屋敷が立ち並ぶ街並みに迫力の彫刻群が彫られた清水磨崖仏、さらに戦時中には陸軍特別攻撃隊が出撃した特攻基地があった知覧は、平安時代から現代までの日本の歴史を見ることができる歴史の町です。
さらに知覧には、特産品として「知覧茶」が知られています。知覧のある南九州市は、栽培面積や生産量、さらに品質においても日本を代表するお茶の産地として有名なお茶の町です。
1年を通じて温暖で日照時間も長く、桜島の火山灰によってつくられた水はけが良く肥沃な土壌は、お茶の栽培に最適です。全国茶品評会で農林水産大臣賞を受賞するなど、全国的にも高い評価を得ているのが知覧茶です。
市内の各地では、特産の知覧茶を栽培している広大なお茶畑を見ることができ、知覧の見どころの一つでもあります。特に知覧にある高塚丘の「茶ばっけん丘」という高台からは、山々を背にどこまでも広がる知覧の広大な茶畑が望める見応え抜群のスポットです。