知覧武家屋敷の見どころをご紹介!薩摩の小京都の美しい町並みと日本庭園を堪能

知覧武家屋敷の見どころをご紹介!薩摩の小京都の美しい町並みと日本庭園を堪能

鹿児島県の南九州市にある知覧をご存知でしょうか?「平和と歴史の町」である知覧は、「薩摩の小京都」と呼ばれる美しい知覧武家屋敷が見どころの一つです。そんな知覧武家屋敷の美しい町並みと日本庭園を堪能できる知覧についてご紹介します。

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記事の目次

  1. 1.南九州市に位置するまち「知覧」
  2. 2.「知覧武家屋敷」とは?
  3. 3.「知覧武家屋敷」の7つの庭園
  4. 4.「知覧武家屋敷」の基本情報はこちら
  5. 5.知覧武家屋敷周辺でランチを食べよう
  6. 6.知覧武家屋敷周辺のカフェでひと息つこう
  7. 7.知覧武家屋敷で歴史情緒あふれる通りを散策しよう

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知覧のご当地メニュー「知覧茶グルメ」は、ドリンクやスイーツ、さつまあげ、さらに定食まで様々なグルメを食べることができます。知覧茶グルメを片手に、知覧の歴史を感じながら食べ歩きできるのも、知覧観光の楽しみの一つです。

「知覧武家屋敷」とは?

Photo by alberth2

そんな見どころ満載の知覧の一番の見どころが、知覧武家屋敷です。「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧武家屋敷とは、どういったものなのでしょうか?

江戸時代、薩摩藩は領地を外城と呼ばれる102の地区に分け、地頭や領主の屋敷である御仮屋を中心に麓と呼ばれる武家集落を作り、鹿児島に武士団を結集させることなく分散して統治にあたらせました。

知覧には、島津氏の傍流と島津家の分家である佐多島津氏による統治が行われました。特に江戸時代の享保年間に佐多久峰の統治のもと、上級節武士と外敵からの防御を兼ね備えた武家屋敷が築かれました。それが現在の、知覧武家屋敷です。

薩摩の小京都と呼ばれる風景が魅力

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昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された知覧武家屋敷は、「薩摩の小京都」と呼ばれるほど、美しい武家屋敷が立ち並ぶ風景が見どころの一つです。

島津家の分家である佐多氏十八代島津久峰(1732~1772)の時代に造られたものではないかとされている美しい武家屋敷が残る知覧武家屋敷は、特徴的な建築物を見ることができます。

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知覧武家屋敷が立ち並ぶ地区内には、石垣で屋敷が区切られています。中でも、沖縄によく見られる魔除けの石碑である石敢當(いしがんどう)が置かれています。

また、屋敷入口には屋敷内が見えないように沖縄で「ヒンプン」と呼ばれる屏風岩があるなど、知覧武家屋敷には沖縄文化が見て取れます。これは、江戸時代に知覧の港が琉球貿易の拠点であったことから、武家屋敷も琉球の影響を多く受けているものと考えられています。

江戸時代の歴史が残る地域

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江戸時代に建てられた美しい知覧武家屋敷群が残り「薩摩の小京都」と呼ばれる知覧は、江戸時代の歴史が残る地域として、たくさんの見どころがある観光スポットです。

そんな「薩摩の小京都」知覧は、2018年にテレビ放映されたNHK大河ドラマの「西郷どん」のロケ地にもなったところです。西郷隆盛の幼少期に、鹿児島の町並みとして、知覧武家屋敷が何度か登場しました。

「知覧武家屋敷」の7つの庭園

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知覧武家屋敷の一番の見どころが庭園です。知覧武家屋敷で見られる美しい7つの庭園の見どころについてご紹介します。

貴重なものとして国の名勝に指定されている

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知覧武家屋敷の7ヵ所の庭園は、貴重なものとして国の名勝にも指定されています。そんな貴重な庭園のそれぞれの見どころについてご紹介します。

江戸時代後期の文化・文政期に「西郷恵一郎庭園」は、遠くの連山を表現した「イヌマキ」と「鶴亀の庭園」と呼ばれる石とさつきの組み合わせが見どころの庭園です。

江戸時代中期の「平山克己庭園」は、調和と表現にすぐれた庭園として評価されています。「平山亮一庭園」は、石組が一つもない極端に簡素化された借景園です。

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「知覧武家屋敷」の基本情報はこちら

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