【レザークラフト】は型紙が命！簡単な作り方や無料配布サイトもご紹介

レザークラフトは、動物の皮革を用いる工芸の事で、革工芸、革細工などとも呼ばれます。牛の革を使用するレザークラフトが多いですが、豚、羊などの哺乳類だけではなく、ワニ、蛇、魚など様々な革もレザークラフトに使用されます。

レザークラフトは動物の革を使用する事、特殊な道具を使用する事から少々敷居の高い手芸と考える方が多くいました。またレザークラフトは縫製もし、工具も使う事から手芸と日曜大工の中間のような位置づけともいえます。

最近ではレザークラフトの道具セットが安価で手に入るようになりました。レザークラフトの道具は専門的なものもいくつかありますが、すべてを一度に揃える必要はありません。

100均で購入し代用できる材料もあるので、レザークラフトを続けてみたくなったら少しずつ揃えていくのがおすすめです。レザークラフトの初心者キットも充実しており、「レザークラフトで財布を作りたい」などと思い立ったら、初心者用キットから気軽に体験できるようになりました。

ハンドメイド専門店やホームセンターなどではレザークラフトの体験会も繁盛に行われており、レザークラフトは始めやすい手芸として浸透しつつあります。

革は手芸専門店だけではなく100均でもはぎれが手に入るようになりました。素敵な革を手に入れたら、レザークラフトで小物作りからチャレンジしてみましょう。

レザークラフトに慣れてきたら、自分好みのオリジナリティー溢れる作品を作ってみたくなるでしょう。自分の作品を作りたくなったら、まずは型紙作りから始めます。レザークラフトは普通の布のような伸縮性はないので型紙作りはレザークラフトにとって大変大切な工程の一つです。

レザークラフトの型紙は簡単に作れます。ただし初心者の方は、初心者用キットなどでまずは革の性質やレザークラフト専用の道具の使い方をマスターしてからの方が良いでしょう。

レザークラフト初心者の方は、立体的な作品が想像しにくく、展開図を描くのも難しく感じるかもしれません。レザークラフトの作る手順が分からないため、設計図もどのように作れば作品として仕上がるのか想像しづらいでしょう。

何回か初心者用キットなどでレザークラフトを経験すると、だんだんと自分の作れそうな作品が分かってくるでしょう。レザークラフトの型紙を何パターンか見るうちに、革で作れる型紙とはどんなものか理解できます。そうなれば自然と自分で型紙をスムーズに作れるようになります。

ある程度レザークラフトで革の扱い方や道具の使い方を理解し、ステップアップしてから型紙から作るレザークラフトにチャレンジしましょう。

型紙から作る自分だけのレザークラフト作品ができたら、さらに製作が楽しくなる事でしょう。ここからはレザークラフトの簡単な型紙の作り方をご紹介します。

レザークラフトの型紙の作り方、まずはどんな作品を作りたいかイメージします。イメージできたら、イメージ図を実際に描いてみましょう。思い浮かぶまま、立体的に描きましょう。ステッチやスタッズの位置なども詳細に描くとイメージしやすいです。

レザークラフトの具体的な作品イメージができたら、型紙を書いてみましょう。レザークラフト作品に必要なパーツと、パーツのサイズを書き出していきます。レザークラフトでは型紙が肝です。できるだけ細かく正確に書く事をおすすめします。

手書きでもレザークラフトの型紙はできますが、パソコンを使うとさらに正確に作れます。特に曲線は手書きではきれいなカーブを描くのは難しいでしょう。パソコンでレザークラフトの型紙を作っておくと、修正も簡単で、次回作る際にも簡単にプリントアウトできるという利点があります。

パソコンで作る場合はCADがおすすめです。CADは無料でダウンロードできるものがあります。この機会にCADを使用しレザークラフトの型紙を作ってみてください。こだわったデザインや曲線の多い作品では、パソコンで作った方が正確な設計図ができるでしょう。

型紙が書けたらハサミで切ります。普通紙なら型紙を厚紙に張り付けましょう。レザークラフト市販の型紙は、厚紙やプラスチック製のものもありますが、これは柔らかい紙では革を切るときに歪みが生じ、型紙通りに切り取れない事が多いためです。

自分でレザークラフトの型紙を作ったら、厚紙に張り付けて強度を持たせるようにしましょう。厚紙の貼り付けは革の接着にも使用するゴム糊を使用するといいでしょう。厚紙はカッターで一気に切り取るとスムーズです。

レザークラフトの型紙を厚紙に張り付けたら、実際に厚紙を組み立ててみましょう。この際ズレが生じていたり不自然な点が見付かったりしたら、そのパーツのみ型紙を作り直します。パソコンで型紙を作っていたらさらにこの工程は簡単にできます。

この時点で問題点を放置しないようにしましょう。少しのズレがレザークラフトでは致命的なミスとなりうるからです。寸法が足らなかったり、革が突っ張ったりと不自然な作品となってしまう恐れがあります。レザークラフトの型紙は満足のいくまで正確に作るようにしましょう。

レザークラフトの型紙をスムーズに作るコツをご紹介します。自分で型紙から作る際は、はじめはレザークラフトの本やインターネットに掲載されている型紙を基準にしてアレンジすると良いでしょう。

まずは本やインターネットでダウンロードした型紙通りにレザークラフト作品を作ります。作りながら「自分ならこんなデザインにしたいな」「ここに刺繍を足したいな」「ポケットやスタッズを追加してみたい」などとアレンジができるか考えておきましょう。

作品ができたら、その型紙を元に自分でアレンジできる点を変更し、新たに型紙を作ります。この方法ならイチから展開図を考える必要がありません。型紙のパターンが分かってきたら、参考にする型紙がなくても作れるようになってきます。

自分で型紙を作る際は、1ｍｍ単位の方眼紙を使用して型紙を作る事をおすすめします。無地の紙にフリーハンドで型紙を書くと、どうしてもズレが生じてしまいます。レザークラフトは1ｍｍのズレも作品の仕上がりに差がでます。

レザークラフトの型紙を作る際は、必ず1ｍｍ単位の方眼紙を使用しましょう。レザークラフトは切りっぱなしで端はあとで処理します。レザークラフトでは3～5ｍｍ内側を縫っていくのが一般的なので、縫い代分をプラスして寸法を取りましょう。

レザークラフトを型紙から立ち上げるのは中々大変です。初心者はまずお手本となる型紙があると安心でしょう。まず型紙を元に作り、徐々にアレンジするのがレザークラフト初心者にはおすすめです。

レザークラフトは長く敷居の高いハンドメイドと考えられていましたが、現在は初心者用キットなども豊富に揃い、レザークラフトの型紙を無料で提供しているサイトも多くあります。ここからはレザークラフトの型紙を提供するおすすめのサイトをご紹介しましょう。

「0から始めたレザークラフト」は、レザークラフト初心者の管理人が、作った作品や型紙を公開しているサイトです。レザークラフトの型紙が無料でダウンロードできるだけではなく、作り方が画像入りで詳しく解説されているのが特徴です。

作品を作るうえでのコツやポイントも紹介されていておすすめです。0から始めたレザークラフトは、細かい工程が丁寧に画像入りで説明されています。管理人と一緒にレザークラフトを頑張っていこうと勇気づけられるでしょう。

HORANEは美しいレザークラフト作品の画像と共に、そのレザークラフトの型紙も無料でダウンロードできるサイトです。直感的に作品を選び、「ダウンロード」をクリックするとすぐに型紙を手に入れられます。

HORANEでは型紙の無料ダウンロードサービスのほかにも、動画サイトYouTubeにて作り方の動画解説や、おすすめのレザークラフト小物の販売も行っています。洗練されたデザインのレザークラフト作品に触れて制作意欲も高まるでしょう。

レザークラフトを型紙から立ち上げる場合は、レザークラフトを何回か経験し革の扱い方や特殊な道具の使い方を理解してからチャレンジしましょう。自分のオリジナル作品ができたら、さらに愛着が湧く事でしょう。

型紙の作り方に迷ったら、レザークラフトの型紙を無料ダウンロードできるサイトもチェックしてみましょう。