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アロマワックスバーとは?
アロマワックスバーとは、簡単に言うと板状の蝋で出来たポプリです。ドライフラワーやドライフルーツを使うことで、とても可愛らしくオシャレな見た目にすることが出来る上、精油やアロマオイルを混ぜ込むことで見た目だけでなく、香りも楽しむことが出来ます。
キャンドルというと、火をつけることで香りが出るアロマキャンドルの印象が強いですが、アロマワックスバーは火を付けなくても香りが楽しめる点が、アロマキャンドルとの大きな違いです。吊り下げたり、置いておくだけでも香りが楽しめるので、安全面でも高い評価を得ています。
キャンドルを作るには専門的な道具や知識が必要と思っている方も多いでしょう。しかし実は、キャンドルもアロマワックスバーも、コツさえ分かれば誰でも簡単に手作りが出来る上、材料も100均で手に入れることが可能です。
本記事では必要な材料や、作り方の手順、そしてより美しいアロマワックスバー作るためのコツを紹介します。完成品のアロマワックスバーを楽しむだけでなく、デザインを決めるところから楽しんでみませんか。
アロマワックスバーの材料・作り方
それではさっそく、必要な材料や手順をご紹介していきます。アロマワックスバーの作り方は、大きく2通りあります。100均で揃えられる材料をメインで使う非常に手軽なアロマワックスバーの作り方と、本格的な道具や材料を使ったアロマワックスバーの作り方です。
どちらの作り方もおすすめですが、アロマワックスバー作りに初挑戦するという方は、100均で材料を揃えて作る方がおすすめです。
アロマワックスバーの簡単な作り方1
先ずは100均で揃えられる材料を使ったアロマワックスバーの作り方を紹介します。材料は、・香り付きアロマキャンドル(60g)・造花・キャンドルの型・紙コップ・ストロー・リボン(紐)です。
最近はハンドメイド雑貨の中にドライフラワーがある場合もありますが、販売していない場合は造花を使うと良いでしょう。キャンドルの型は、アロマワックスバーの形を決める大切な道具です。型はハサミで切れる材質だとアロマワックスバーが取り出しやすいのでおすすめです。
アロマキャンドルを溶かし、型に流し込む
先ずは、アロマキャンドルを溶かします。芯を取り除いたアロマキャンドルを紙コップに入れ、電子レンジ(600W)で約1分30秒加熱します。もし溶け切らなかったら、10秒ずつ様子を見ながら追加で加熱していきましょう。
アロマキャンドルがしっかり溶けたら、用意している型に流し込みます。溶けたキャンドルはかなり熱くなっていますので、流し込む際に火傷しないように気を付けましょう。流し込んだら、表面がうっすら白く固まってくるまで待ちます。
造花やドライフラワーで飾り付けする
キャンドルの表面がうっすら固まったら、ドライフラワーや造花を配置していきます。固まるまであまり時間がありませんので、手早く置いていくようにしましょう。
この時、表面がうっすら固まる前にドライフラワーや造花を配置してしまうと、物によっては重さで蝋の中に沈んでしまいます。すると、アロマワックスバーが完成した時に、蝋に埋もれてせっかくの飾りが見えなくなってしまいますので注意です。
手早くドライフラワーや造花を配置し終えたら、ストローを紐を通す予定の場所に差し込みます。ストローはあまり長くなくても良いので、手頃なサイズにカットしておくと、穴がガタガタになりにくいのでおすすめです。
固まったらアロマワックスバーを型から取り出す
アロマワックスバーがしっかり固まるまでの目安は、室温で30分~1時間程です。固まったのが確認できたら、ストローをゆっくり引き抜き、型からアロマワックスバーを取り出します。
この時、紙製のケーキカップなどを使っていれば、型をカットしてアロマワックスバーを取り出すことが出来るので、出来上がったアロマワックスバーを取り出す際に割ってしまうというリスクをかなり軽減出来ます。
最後に、用意していたリボンや紐を通してアロマワックスバーの出来上がりです。好きな場所に置いて、アロマワックスバーの魅力を堪能しましょう。
アロマワックスバーの簡単な作り方2
材料は既製品ではなく蜜蝋やソイワックスを使います。さらに、溶かすときも電子レンジではなく鍋でワックスを溶かして作ります。
材料、必要な物は、・蜜蝋(30g)・ソイワックス(30g)・キャンドルに色を付けたい場合はクレヨン・アロマオイル・アロマワックスバー作り専用にしても良い鍋・ドライフラワー・キャンドルの型・ストロー・リボンです。
蜜蝋とソイワックスを溶かす
鍋に蜜蝋とソイワックスを入れ、少しずつ弱火で溶かしていきます。一気に過熱してしまうと、最悪の場合発火してしまう恐れがありますので、じれったくても必ず弱火で時間をかけて溶かしていきましょう
色付きアロマワックスバーを作るならば、このタイミングでクレヨンを入れます。およそ1cmほどの量で充分です。アロマワックスバーは出来上がった時乳白色系の色身になりますので、淡い色のクレヨンだと目立たない可能性がありますので、濃いめを意識しましょう。
アロマワックスバーの魅力である香りを付けるのは、蜜蝋やクレヨンが溶け切ったタイミングです。溶けた蜜蝋・ソイワックス・クレヨンがムラなく混ぜ合わさったら、精油を加えて再度混ぜ合わせます。
加える精油の量は10~20滴です。好みの匂いの強さに応じて、精油の量を変えたり、精油をブレンドしてオリジナルの香りを作るのも良いでしょう。手作りのアロマワックスバーは、デザインだけでなく香りでもオリジナリティーを出せるのでおすすめです。
以降の手順は作り方1と同じ
作り方1と2の差は、使っている材料の種類と、蜜蝋の溶かし方のみです。型に流し込んでからの作業は作り方1と同じになります。
他にも、作り方1と2の差としては、作り方1の方が手間はかかりませんが、既製品を使うため色や香りの自由度は低く、反対に作り方2は、手間はかかりますが色や香りの自由度が高いのが特徴です。
アロマワックスバーを手作りする時のコツ
誰でも簡単に作れるという点がアロマワックスバー人気の一因となっています。しかし、いくら簡単だと言っても、失敗してしまう可能性がないわけではありません。本項では、アロマワックスバー作りの際に失敗しやすいポイントと、失敗しないためのコツを紹介します。
アロマワックスバー作りのコツ①蜜蝋・ワックスはしっかり溶かす
アロマワックスバーを作る時に最も重要なコツは、基本的ですが案外難しい「しっかり蜜蝋やワックスを溶かす」ことです。前述した通り、蜜蝋は急な加熱で発火してしまう可能性があるので弱火で溶かしていきますが、案外時間がかかります。
つい次の工程に早く行きたいからと、しっかり溶け切らないうちに型に流し込んでしまう方もいますが、溶かしが甘いとアロマワックスバーが固まった時、蝋の粒が残ってごわごわとした表面になってしまいます。
蝋の粒が無くなり、完全に透明でサラサラになるまでよくかき混ぜながら溶かすことが、表面が滑らかなアロマワックスバーに仕上げるコツです。
アロマワックスバー作りのコツ②デザインはあらかじめ決めておく
アロマワックスバーを手作りするとき、デザインは最も重要で楽しい所と言えます。しかし、型に流し込んだ後の蝋は思った以上に早く固まってしまいます。
デザインを作る際にもたついてしまうと、入れたかったドライフラワーが既に蝋が固まってしまってくっつかない、といったことになりがちです。デザインが間に合わない事態を回避するコツが、「予めデザインを決めておく」という事です。
事前にデザインを決めておけば、型に流し込んだら決めていた通りにドライフラワーや飾りを配置していくだけです。これで蝋の時間に焦らせられることなく、じっくりデザインを決めることが出来ます。
アロマワックスバーの手作りキットも便利
アロマワックスバーを始めて作る方には、手作りキットもおすすめです。キットはインターネット通販で簡単に手に入れることが出来る上、ある程度であれば色や香り等も選べるので簡単に始めることが出来ます。
必要な物が揃っていてすぐ始められる
手作りキットならば、アロマワックスバー作りに必要な道具が全て入っていますので、1つ1つ調べながら揃える必要がありません。要らない物を買い過ぎてしまったり、逆に買い忘れてしまったりと言ったリスクを回避できるのも強みです。
初心者にも安心
やりたいときにすぐチャレンジできるのが、キットの何よりの強みです。道具を揃えているうちに気分が萎えてしまったり、揃えただけでなんか満足してしまうという事態も避けられます。
また、作り方のマニュアルもキットに入っているので、わざわざネットで調べなくても基本的なアロマワックスバーの作り方が身につくのもキットの良い所です。
アロマワックスバー作りに初挑戦するのであれば、買って損は無いでしょう。キットの値段は、セット内容によって多少差はありますが。おおよそ1000~2000円前後です。
アロマワックスバーで癒されよう!
アロマワックスバーは作って楽しい、見て美しい、そして嗅いで癒される、良い所がギュッと詰まったアイテムです。キットのおかげでかなり気軽に始められますので、興味を持ったら是非アロマワックスバーを作ってみてください。