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ミサンガを手作りでかわいくおしゃれに!
さまざまな色の刺繍糸を使って作るミサンガは、手作りができるおしゃれアイテムとして人気があります。ミサンガは日本発祥のおしゃれアイテムではありませんが、90年代に起こった日本のサッカー・Jリーグブームとともに日本でも人気となりました。
サッカーJリーグブームがきっかけで広まった日本のミサンガブームは、サッカーの本場であるポルトガルのお守り文化がサッカー選手を介して知られるようになったのがきっかけです。
おしゃれなだけじゃない!ミサンガの持つ意味
おしゃれアイテム・ミサンガの原料は、手芸用の刺繍糸です。複数の色を組み合わせて編み込むのがおしゃれアイテム・ミサンガの作り方で、編み方によって模様が作れる点もおしゃれアイテムとしてミサンガが人気の理由に挙げられます。
刺繍糸で作るミサンガがおしゃれアイテムとされるのは、ブラジルで古くから伝わる習慣と関係があります。ブラジルの定番・ミサンガは「おしゃれアイテム」という意味が強いです。
身につける場所は人によって違いますが、時間がたつと自然に切れて外れる点は共通しています。そのためブラジルにおけるミサンガは「ミサンガ=おしゃれな装飾品」という意味が大きいです。
これに対していわゆる日本でもよく知られているミサンガは、おまじないや願掛けとしての意味が強い傾向にあります。別名「約束の帯」とも呼ばれており、自分用として手作りし自分で身につけるのが定番です。
これに対して日本のミサンガには「エンゲージリング」としての意味もあります。ミサンガにエンゲージリングとしての意味が付与されているのは日本独特の考え方で、パートナーと身につけるのが一般的です。
ペアリングに近い意味があるため、手作りする場合はメンズ・レディースでデザインを揃えることが多いですし、女性から男性へプレゼントすることもあります。
糸が切れると願いが叶う?
日本でも昔から編み紐に関するおまじないのようなものがありますが、日本のおまじないでは編み紐が切れることを不吉とするのがミサンガとの違いです。下駄や草履の鼻緒が代表的な例で、切れると縁起が悪いというのが日本特有の考え方になります。
これに対してアクセサリーとして人気が高いおしゃれミサンガは、切れた方が縁起が良いアイテムです。しかもミサンガが切れると願い事が叶うという逆ジンクスがあるので、レディースだけでなくメンズにもおすすめです。
ミサンガが逆ジンクスとして人気となったのも、日本のミサンガブームのきっかけとなったサッカー選手のミサンガと関係があります。当時人気・実力ともにトップクラスだったヴェルディ川崎所属の選手の多くが、勝利祈願としてミサンガをつけていました。
その後サッカー選手以外のスポーツ選手の間でも人気となり、さらにスポーツ選手から若者世代に広まります。なおスポーツ選手の間では、勝利祈願のためのおしゃれアイテムとしてミサンガを身につけるのが定番でした。
これに対して一般の若者世代でブームとなったおしゃれミサンガは、願い事が叶うおまじないの一種としての要素が強いです。自然に切れるまで身につけるのが基本なので、いつでも身につけられるおしゃれなデザインは人気があります。
なお編み方さえ覚えれば簡単に手作りができるので、パートナーとペアで身につけるカップルも多く、メンズ・レディース兼用のおしゃれアイテムとして注目されています。
ちなみに切れることで願いが叶うというおまじないは、ミサンガ発祥の地とされる南米にもありますが、その理由には諸説あります。有力なのがポルトガル語に由来する説で、ミサンガが自然に切れることを「良い終わり」と表現することに由来します。
なおミサンガ発祥の南米地方では教会でミサンガを作ることも多く、願い事が叶う(ミサンガが自然に切れる)と教会外壁に切れたミサンガを結びつける風習もあります。
願い事がかなったことにお礼をするという意味が込められているため、手や足の病気やケガの治癒を願った人が完治のお礼として訪れることも多いです。そのため教会には切れたミサンガだけでなく、不要となった義足や義手も数多く収められています。
ミサンガの色やつける場所にも意味がある
純粋におしゃれアイテムとしても人気のミサンガですが、願掛け目的でおしゃれミサンガを身につける場合は編み方よりも色に注意が必要ですし、付ける位置にも気を付けなければいけません。
糸の持つ意味
おしゃれアクセサリーとしてのミサンガはおしゃれに見える糸素材やおしゃれカラーから選んでも良いのですが、願い事をかなえるためにはおしゃれカラーではなく色に込められた意味に注目するのがミサンガ選びの基本です。
例えば恋愛系ミサンガの場合はピンクがポイントになります。ピンクには恋愛だけでなく結婚という意味も含まれるので、恋愛系ミサンガにはピンクが欠かせません。なお家庭という意味がある茶色も恋愛系ミサンガでは人気です。勉強系ミサンガは青を選びましょう。
受験必勝のお願いをするなら勝負の意味が含まれる赤があるので、青×赤の組み合わせは勉強系ミサンガにおすすめです。金運と仕事運の両方を一緒にお願いするなら、青×黄色の組み合わせをベースにしましょう。
青は勉強のほかに仕事の意味があるので、コツコツと勉強しながら仕事で成功したい時におすすめです。仕事を頑張れば当然収入もアップしますから、金運を意味する黄色を仕事・勉強の意味がある青と組み合わせるのも良いでしょう。
なお性格に関する色や健康系の色などもあるので、性格を変えたい時や健康系ミサンガを身につけたい時にも色に注目するのがおすすめです。
つける場所の意味
ミサンガ発祥地では世代・性別問わず身につけることが多いので、病気やケガ・体の不調の治癒を願ってミサンガを使うこともよくあります。
その場合は気になる体の部位に身につけるので、右足が痛い場合は右足、左手の不調に悩んでいる人は左手につけることが多いです。日本の場合は願い事のジャンルが非常に幅広いので、かなえたい内容によって付ける位置を変えます。
若い世代に人気があるのでミサンガに頼みたい願い事も恋愛が圧倒的に多いです。次いで勉強、友情、金運と続きますが、それぞれのジャンルで付け方が違います。なお共通するのは「利き手・利き足」です。
手首につけると願いが叶うといわれるのが恋愛系と勉強系ですが、恋愛系の場合は利き手側の手首、勉強系の場合は利き手と逆側の手首になります。
足首は友情系と金運系になりますが、友情系は利き足側、金運系は利き足と逆側です。利き手がミサンガ付け位置の基準になるので、同じ願い事でも人によって付ける位置が変わる点にも注意しましょう。
簡単!ミサンガのおしゃれな編み方
おしゃれミサンガは市販されているものもおしゃれで良いのですが、願いをかなえる目的でおしゃれミサンガを身につけるのであれば、編みながら願掛けをするのが良いとされます。そこで手作りにおすすめのおしゃれ&簡単な編み方をご紹介しましょう。
ねじり編み
恋愛系の色として人気のピンクをおしゃれに見せるなら、簡単におしゃれかわいく仕上げられるねじり編みにチャレンジしてみましょう。おしゃれかわいいねじり編みミサンガは1カラーのみでもおしゃれですし、2カラーでアレンジするのもおすすめです。
芯となる部分を中心に置き、左右両サイドに1本ずつ糸を分けます。最初は三つ編みで装着部分を作りますが、三つ編みが終わったら芯となる中心糸(束状にする)に左右の糸を交差し絞って結び目を作ります。
これが基本の結び目で、あとは同じ手順で結び目を増やしていけば完成です。シンプルなのにおしゃれかわいいのでピンクの恋愛系ミサンガもおしゃれアイテムとして付けられますし、青や緑など落ち着いたカラーならおしゃれクールなデザインになります。
平編み
模様がなくてもおしゃれに見える平編みミサンガは、レディース向デザインとして人気があります。結び目でおしゃれに見せるのが平編みミサンガの編み方ですが、結び目の作り方が分かれば後は必要な長さになるまで繰り返すだけですから簡単にできます。
おしゃれな平編みミサンガも中心部に芯となる糸を2本置きますが、芯部は表に見えないのでカラーは気にしなくてもOKです。結び目を作るのは左右各1本ずつに取り分けた糸なので、仕上がった時のカラーは左右それぞれの糸カラーになります。
芯となる2本の位置は、最初から最後まで基本的に変わりません。左端の糸を右端の糸にかぶせ輪を作ります。同じように右端の糸を左端で作った輪の中にしたからくぐらせ、上方向に引き抜くと結び目の赤ちゃんができます。
あとは左右それぞれの糸を引くと芯部にしっかりとした結ぶ目ができます。この時にあまり強くひき過ぎると平編みの目がつぶれるので、芯部の糸が見えない程度に締めるのがポイントです。
この結び目が基本の結び目となるので、あとは繰り返し結び目を作れば、単色でもおしゃれなアクセサリーとして身につけられるおしゃれミサンガになります。
三つ編み
三つ編みミサンガは定番の編み方なので簡単ですし、色の組み合わせを工夫することでおしゃれに見えるおすすめの編み方です。ミサンガ本体の編み方としてもおすすめですし、装着部に結び目を作る際にも三つ編みは使います。
糸の束を太くすればおしゃれ&インパクトのあるミサンガができますし、細身の糸で作ればレディース向として人気のスリムなおしゃれミサンガになるので、束の作り方に注目するのがおすすめです。
メンズにもおすすめのおしゃれな編み方
メンズの場合は仕事やシーンによって取り外さなければいけないこともあります。そのためメンズ向おしゃれミサンガの編み方では、おしゃれデザインであることも大事ですが、着脱がしやすい編み方・結び方にするのもポイントです。
とめ結び
とめ結びは、メンズ向おしゃれミサンガで簡単に着脱ができるおすすめの結び方・編み方です。おしゃれミサンガ本体は初心者でも簡単にできる平編みや三つ編みでよいのですが、着脱部の編み方・結び方にとめ結びをするだけで簡単に作れます。
とめ結びは先端部の糸をベース部の糸の下にくぐらせ、輪の中にくぐらせた糸を通したら1度糸に絡ませそのまま引き下げます。これだけで上部に輪が作れるので、輪の中に編み込んだ反対側(上部)を通せば着脱が簡単なメンズ向ミサンガの完成です。
輪結び
輪結びも、着脱がしやすく先端の処理もきれいなメンズ向におすすめのおしゃれミサンガ編み方です。最初に着脱部の長さに合わせて糸を折りたたむのがポイントで、折りたたんだ中心にテープを張り、テーブルに固定して編み込んでいくと簡単にできます。
テープで抑えた部分が装着部の中心になるので、中心部が5cm程度になるよう三つ編みをしましょう。三つ編みができたら中心部で折りたたみ三つ編みの輪を作ります。
できた三つ編みの輪に反対側のミサンガ先端部を通せば着脱が簡単にできるので、仕事や学校で取り外すことが多いメンズ用ミサンガにおすすめです。
ミサンガをおしゃれのワンポイントに
手首や足首に付けるのが定番のおしゃれアイテム・ミサンガは願いが叶うお守りアイテムとして日本でも人気ですが、お守りにするなら色で選ぶのがおすすめです。
色によってもおしゃれに見せることができますし、使用する糸の本数や太さ・素材を変えると編み方を変えなくてもおしゃれに見せることができます。