【シルバーアクセサリー】を手作りで楽しむ！家でもできるおすすめのキットは？

シルバーアクセサリーとは、シルバーを元に作られたアクセサリーです。シルバーアクセサリーはシンプルでファッションにも取り入れやすく、どんな年齢の方からも人気です。

シルバーアクセサリーは、華美過ぎず上品な美しさを演出します。比較的購入しやすい値段のシルバーアクセサリーも多く、プレゼントにもよく選ばれています。

シルバーのアクセサリーなどに「シルバー925」などといった数字が刻印されている事があります。シルバー925は「sterlingsilver スターリングシルバー」とも書かれている場合もあります。

シルバー925とは、貴金属の品位を表す単位として使われる1000分率で、925が純銀であるという意味です。シルバーアクセサリー全体の92.5%にシルバーが含まれていることを意味します。

シルバー100％で作ると、シルバーの性質上柔らかくできあがってしまい、アクセサリーには不向きです。シルバーの強度も申し分なく、光沢が強く強度も問題ないシルバー925がシルバーアクセサリーの主流となっています。

シルバーの品位を表す単位は、シルバー925以外にも1000（シルバー100％）、950（シルバー95％）、925（シルバー92.5％）、900（シルバー90％）、800（銀80％）などがあります。1000はシルバー100％で「純銀」とも呼ばれています。

シルバーの歴史は古く、紀元前から古代エジプトや古代インドでは宝飾品としてだけではなく、商業上の決済手段として利用されていました。日本では紀元前300年の墓からシルバーの宝飾品が発掘されています。

674年には対馬銀山が発見されたのをはじめ、時代が進むごとに銀山が発見、開発されました。昔はゴールドは自然発掘できるのに対しシルバーは自然に発掘できるのは稀であったため、ゴールドよりも価値のあるものとして重宝されていました。

その後シルバーの精錬の方法が向上してくるに従い、シルバーそのものではなく銀鉱石からの生産が増加し、銀の価値は金に比べ低いものとなっていきます。それでも希少価値のあるシルバーは現在でもゴールドと並んで貴重なものとして扱われています。

シルバーアクセサリーを手作りする際、主に2種類の方法が主流となっています。シルバーアクセサリーの手作り方法、一つは彫金、もうひとつは銀粘土を使う方法です。それぞれ手作りの作業工程が全く違い、難易度も変わります。

手作りシルバーアクセサリーの方法の一つである彫金とは、シルバーを専門の道具で彫りったり削ったりする事で、シルバーアクセサリーをデザインしていく技術です。まずはシルバーアクセサリーのデザインを考え、デザインに従ってやすり掛けやロウ付けしたりします。

硬い地金を用いて作るので、作業の難易度は高めです。地金を熱したり叩いたりとするので、工具と場所も必要です。シルバーアクセサリー手作りの初心者の方は他の方法をおすすめします。

手作りシルバーアクセサリーの方法、二つ目に代表的なのが銀粘土です。銀粘土とは、純銀の微粉末と水分とバインダーという結合材の３種類が混ざり合った水性粘土の事をいいます。初心者にはこの銀粘土で手作りする方法が簡単でおすすめです。

銀粘土を好きなシルバーアクセサリーの方に作り、乾かす事でシルバーアクセサリーが完成します。粘土の種類は、粘土タイプ、液状のペーストタイプ、ペーパータイプ、注射器のようなものに入っているシリンジタイプなどがあります。

銀粘土は扱いやすく失敗しても水を含ませて修正も可能なのでシルバーアクセサリー手作り初心者におすすめです。また、揃える材料も比較的少なく、簡単に手作りを始められます。銀粘土は純度が高い分柔らかく、また収縮するのではじめは思ったように手作りできない場合もあるでしょう。

銀粘土の性質を理解しながら、完成形をイメージして手作りにトライしてみてください。素敵なシルバーアクセサリーが手作りできたら、シルバーアクセサリー作りの魅力に夢中になる事でしょう。

銀粘土の手作りシルバーアクセサリーは家でも簡単に手作りする事ができます。シルバーアクセサリーと聞くと難しそうですが、初心者でも手作りできるキットなら簡単です。手作りシルバーアクセサリーを手作りして、大切な方にプレゼントにするのもおすすめです。

手作りシルバーアクセサリーに必要な道具と材料をご紹介します。手作りシルバーアクセサリーに必要な道具と材料は、主にポット、やすり、耐水ペーパー、固形燃料、ステンレスブラシ、ピンセット、カッター、ドライヤー、軍手、銀粘土です。

その他ポットに火をつけるためのライターやラップなど必要があれば用意します。シルバーアクセサリーのデザインによっては彫刻刀、仕上げる時の風合いを変える金属磨き剤やなめし革、磨きベラもあると便利でしょう。

銀粘土での手作りシルバーアクセサリー、作り方の手順ですが、ここでは初心者でも手作りしやすい指輪についてご紹介します。まず銀粘土をクリアケースなどに置き、上からCDケースなどで上からおさえながら転がします。

銀粘土がひも状になったら、作りたいサイズより若干大きめにリング状にします。銀は焼くと10～15％収縮するためです。制作中にヒビが入ってしまったら、指を湿らせ優しくなでるようにしてヒビを消しましょう。

銀粘土が完全に乾燥したら、彫刻刀ややすりなどで装飾を施します。好みのデザインになったら、ドライヤーでさらに乾かします。ポットに固形燃料をセットし、銀粘土でできた指輪をポットで焼きます。固形燃料の炎が尽きたら焼成は終了です。

焼成したシルバーアクセサリーをステンレスブラシで磨きましょう。焼成したてのシルバーアクセサリーは白っぽくなっています。その後耐水ペーパーの目を細かくしていきながら磨きます。磨きベラがあれば鏡面に仕上げる事ができます。

金属磨き剤をなめし革に塗って磨くとさらにきれいに仕上がりおすすめです。以上の工程で、世界に一つだけの手作りシルバーアクセサリーが簡単に完成します。

シルバーアクセサリーを手作りする為に必要な材料はイチから揃えるのは大変でしょう。ネットでも購入できるシルバーアクセサリー初心者キットは、それさえあればすぐに手作りシルバーアクセサリー作りを始められおすすめです。

数多くある手作りシルバーアクセサリーキットの中から、特に初心者でもトライしやすいおすすめの手作りキットを2つご紹介します。

ARTCLAY SILVER アートクレイシルバー スターターセットは、シルバーアクセサリーの手作りが初めての方でも手順を迷う事なく進められる手作りセットです。

標準的なシルバーリングなら一つ作れる銀粘土も同封されています。まずは材料を揃えシルバーアクセサリーを手作りしてみたい方におすすめです。

アートクレイシルバー スターターセットの中には、シルバーアクセサリーが手作りできる基本的なキットのほか、やすりや磨きヘラ、ピンセットなども揃っています。

アートクレイシルバー スターターセットには制作レシピと制作支援DVDがついてきます。制作レシピには6種類のシルバーアクセサリーの制作手順が詳しく載っています。制作支援DVDは作る前に視聴し、アイテムの使い方やトラブルが起きた時の対処法などを理解しておきましょう。

PMC3 スターターキット ミニポットは、シルバーアクセサリー手作り初心者におすすめしたい手作りキットです。この手作りキットがあればすぐにシルバーアクセサリーの手作りに取り掛かれます。

手作りキットの内容は、銀粘土、シルバーミニポット、金属ハット、丸い金網、いぶし液、固形燃料、木芯棒、ステンレスブラシ、さわ付き磨きヘラ、ピンセット、シルバークロス、スポンジブラシ、指輪ゲージ、制作支援DVDと解説書です。

PMC3 スターターキット ミニポットを購入した方の満足度も高く、まずはシルバーアクセサリーの手作りを始めてみたいという方におすすめです。

PMC3 スターターキット ミニポットに入っている銀粘土はシンプルな指輪が一つ作れる程度です。もう少し大きいシルバーアクセサリーを手作りしたい方は、銀粘土の追加で購入しておくと良いでしょう。

シルバーアクセサリーを彫金で作りたい場合、必要な材料や道具を揃えると高額になります。またある程度の技術が必要なので、シルバーアクセサリー手作り初心者には難易度が高いでしょう。

シルバーアクセサリーを彫金で手作りしたい場合は、彫金でのシルバーアクセサリーの手作り体験に行ってみる事をおすすめします。様々な工房やイベントで彫金のシルバーアクセサリー手作り体験が行われています。

シルバーアクセサリーは簡単に手作りにチャレンジできます。一度作るとシルバーアクセサリーの手作りの魅力を感じられるでしょう。まずはシルバーアクセサリー手作りキットや、手作り体験から始めてみましょう。