【蘭州ラーメン】の名店おすすめランキングTOP7！東京・大阪の人気店も

蘭州ラーメンとは中国の西北部で発祥した麺料理です。日本で食べられているラーメンの多くは豚骨や鶏ガラでだしを取りますが、蘭州ラーメンは牛骨と薬膳スパイスのスープが特徴です。蘭州ラーメンにのっているのは豚肉や鶏肉のチャーシューではなく、薄くスライスした牛肉です。

蘭州ラーメンに牛肉が使われているのは、蘭州ラーメン発祥の地である中国西北部にイスラム教徒が多いためです。イスラム教徒は宗教上の理由で豚肉を食べないため、牛肉が使われています。蘭州ラーメンは蘭州牛肉麺とも呼ばれています。

蘭州ラーメンを意味する蘭州牛肉麺は「牛肉面」とも表記されます。中国では「麺」の簡体字として「面」が使われています。

蘭州ラーメンは牛肉をベースにしたスープに手打ちの麺を入れます。手打ち麺の種類は店によって様々で、蘭州ラーメンの専門店の中には複数の種類の麺を提供する店もあります。

蘭州ラーメンには煮込んだ大根やパクチーや葉ニンニクといった香味野菜、ラー油がトッピングされているのが一般的です。店によってはトッピングの種類が異なる場合や、パクチーやラー油の有無を選べる場合もあります。

漢方を使用した薬膳のスープやトッピングにパクチーが使われていることによって好みが分かれるともいわれていますが、さっぱりとしているのにコクがある蘭州ラーメンを好む方も多くいます。あっさりとした味わいで薬膳効果も期待できるため、蘭州ラーメンは女性におすすめです。

日本では2017年頃から蘭州ラーメンの専門店が各地にオープンしました。東京や大阪などの大都市を中心に、蘭州ラーメンの専門店が多くあります。

蘭州ラーメンのおすすめの名店をランキング形式でご紹介します。まずは第7位から第5位の発表です。本場中国から出店している名店や、チャイナタウンにある専門店がランクインしています。

第7位は東京・御徒町の蘭州ラーメン専門店「中国蘭州牛肉ラーメン国壱麺」です。中国北京で展開している蘭州ラーメンの専門店が日本に出店しました。御徒町駅から徒歩1分でアクセスできる場所にあります。

牛肉と牛骨を煮込んだスープはコクがあるのにすっきりとした味わいです。麺は9種類から選ぶことができ、注文を受けてから作る手延べ麺です。国壱麺には学割サービスもあり、学生証を提示することによって蘭州ラーメンをリーズナブルな価格で味わえます。

アクセスはJR御徒町駅北口から徒歩1分です。通常の営業時間は10:00～24:00です。定休日はなく不定休です。休業日の情報はSNSから確認できます。

第6位は大阪の「一天一面」です。神戸にある蘭州ラーメン専門店の支店です。蘭州ラーメンは3種類あり、牛肉を増量したラーメンもあります。麺の種類は7種類で、打ち立てを味わえます。麺を打つ様子も見られます。

一天一面の看板メニューは蘭州ラーメンですが、サイドメニューも人気です。サイドメニューであるラムの串焼きはおいしいと人気の一品です。

アクセスは近鉄日本橋駅から徒歩3分です。通常の営業時間は11:00～22:00です。定休日はありませんが臨時休業の場合があります。

第5位は東京・池袋の「極（ごく） 蘭州拉麺」です。中国人が経営する飲食店や食品店が多く並ぶ池袋チャイナタウンにあります。注文を受けてから作られる手延べ麺は太さが均一ではないため、様々な食感を楽しめるでしょう。牛骨のだしがきいたスープは旨味のあるおいしいスープです。

定番の蘭州ラーメンのほかにカレー味の牛肉ラーメンや蘭州冷麺、蘭州焼きそばも楽しめます。蘭州ラーメン以外にも四川胡麻担々麺や北京ジャジャン麺といった中国の麺料理を味わえます。

アクセスは池袋駅から徒歩7分です。通常の営業時間は、月曜日から土曜日は11:00～26:00、日曜祝日は17:00〜26:00です。定休日はありません。

蘭州ラーメンの名店おすすめランキング、続いては第4位から第2位の発表です。蘭州ラーメン以外にもおいしい料理がある名店がランクインしています。

第4位は大阪の「周記 蘭州牛肉面」です。イスラム教徒が安心して食べられるハラルフードを提供する、蘭州ラーメンの専門店です。牛肉を使った蘭州ラーメンだけではなく、鶏肉やラム肉のおいしい料理も人気があります。

看板メニューである蘭州ラーメンは、牛骨と20種類以上のスパイスを5時間以上煮込んで作られるスープが特徴です。麺は8種類から選べます。卵や牛肉、野菜を使ったおかずが付いてくるセットメニューもあります。

アクセスは大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線の大国町駅から徒歩4分です。通常の営業時間は、ランチタイムは11:00～15:00、ディナータイムは17：00～22:00です。定休日はありません。

第3位は東京・池袋の「蘭州拉麺店 火焔山」です。第5位でご紹介した極と同様に池袋チャイナタウンにある蘭州ラーメンの専門店です。蘭州ラーメンのほか、ラム肉のラーメンやクミン味の焼きそば、羊肉を使ったおつまみなど様々なメニューがあります。

麺は細麺、平麺、三角麺の3種類から選べます。待っている間に麺を打つ様子が見られます。スープは牛骨のだしとスパイスの香りがあるさっぱりとしたおいしいスープです。

アクセスは池袋駅北口から徒歩5分です。通常の営業時間は、ランチタイムは11:00～15:00、ディナータイムは17:00～23:00です。定休日はありません。

第2位は大阪の「一品居（いっぴんぎょく）蘭州牛肉麺」です。蘭州ラーメンのほか、トウガラシをたっぷりと使った激辛料理もある店です。牛肉と牛骨、20種類以上のスパイスを使用して6時間以上煮込んで作られるスープは透き通っていて、コクのあるおいしいスープです。

手打ちの麺はつるつるした食感ともちもちした歯ごたえを楽しめます。パクチー抜きやラー油抜きも可能です。追加料金でパクチーや牛肉の増量もできます。

アクセスは堺筋線扇町駅から徒歩2分です。日本一長いといわれる天神橋筋商店街にあります。通常の営業時間は11:30～23:00です。定休日はありません。

蘭州ラーメンの名店おすすめランキング、いよいよ第1位の発表です。本場中国の老舗蘭州ラーメン店の日本初出店であり、日本の蘭州ラーメンブームの火付け役となった名店です。

第1位は東京・神保町の「蘭州牛肉麺専門店 馬子禄（マーズルー）牛肉面」です。中国の名店である馬子禄が日本に初上陸した店です。中国の馬子禄は中国政府から老舗ブランドと認定されていて、100年以上の歴史があります。

馬子禄の神保町店は2017年8月に、本場中国で修業をした日本人の店主がオープンしました。中国で蘭州ラーメンの味に惚れ込んだ店主が馬子禄の社長に頼み込み、日本店をオープンしたといわれています。

馬子禄は蘭州ラーメンの火付け役として知られています。馬子禄が大人気になった後、都内各所に蘭州ラーメンの専門店がオープンしました。

馬子禄の看板メニューである蘭州牛肉面には、100年の伝統を持つ牛肉の薬膳スープが使われています。麺は9種類から選べ、そうめんのように細い麺から極太の平打ち麺まで好みに合わせて選べます。

トッピングは蘭州ラーメンの定番である牛肉と大根、パクチーと葉ニンニク、手作りのラー油です。パクチーやラー油は抜くこともできます。

アクセスは神保町駅A7出口から徒歩3分です。通常の営業時間は、ランチタイムは11：00～15：00、ディナータイムは17：00～20：00です。定休日はなく、年末年始も通常営業です。

蘭州ラーメンは日本でなじみのあるラーメンとは異なり、おいしい牛肉スープと手打ちの麺を味わえます。麺を打つ様子を見られる店も多く、蘭州ラーメンを待つ間も楽しめるでしょう。

パクチーやラー油を抜くサービスを行っている店なら、パクチーの独特の香りが苦手な方でも蘭州ラーメンを味わえるでしょう。中国本場の蘭州ラーメンを試してみましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。