本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
鍾乳石
鍾乳石は洞窟でよく見かけるつらら状のものです。鍾乳洞の天井や壁からは地下水が滲み出ていて、その地下水が石灰岩を溶かし、カルシウム成分が水の中に含まれるようになります。その水分中に含まれるカルシウムが長い年月をかけ固まり、鍾乳洞の天井につららの様な形に成長していきます。
また、つららから落ちた残りの成分は地表に窪みを付け、次第に地表から天井に向かって柱を形成していきます。このつららは100年に1cm程度成長すると言われているので、つららの長さで鍾乳洞の歴史の長さを図り知ることができます。
竜ヶ岩洞の鍾乳石の色は白が多いですが、鍾乳石の色は含まれている不純物や鉄イオンの量により白、黄、茶と色が変化します。
浜松の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の楽しみ方
竜ヶ岩洞はとてもユニークな鍾乳洞として知られています。ここではその個性的な一面を持つ見どころを紹介していきます。
入り口前のドラゴンに驚き長寿安楽の石で長寿祈願
竜ヶ岩洞の入口にある看板の横では、葉で覆われたドラゴンが客を迎え入れています。鍾乳洞の入口前には黒いトンネルがあるので、外側から周らないとうまく見えません。ドラゴンは時折目が赤く光り、口から水蒸気を吐き出しています。
入口に向かう道路脇には「長寿安楽の石」がひっそりと置かれています。看板も小さいので見逃さないように注意してください。この石は竜ヶ岩洞がむかし採石場だった時に、珍しい石だと持ち帰った人が浜松の細江町気賀にある家の前に置いていました。
そこに座った人は90歳や百歳を超えるほど長生きする人が多いことから「億万年長寿安楽の石」と名付けられました。建物解体で50年ぶりに竜ヶ岩洞に戻ってきた石は、現在長寿祈願の石として鍾乳洞の入口付近に鎮座しています。
この石は大きさからして何万年もしくは何十万年もかかったと言われているので、長寿のご利益パワーが凝縮していると言えるでしょう。見かけたらぜひ座って長寿を祈願してください。
他にも竜ヶ岩洞の外には富士山の溶岩をはじめとした様々な大きな石が、鍾乳洞の外にある岩石園に配置されており、触れることができます。日本随一のパワースポットである富士山の溶岩ですから、触ってエネルギーを吸収してみてはいかがでしょうか。
また岩石園の高台には「夢現の岩穴」と呼ばれるところがあります。この岩穴を清掃していた作業員が、中から球状の鍾乳石が出てきた穴に娘の合格祈願をし、見事合格したところからパワースポットとなりました。この岩穴には家内安全と合格祈願のご利益があると言われています。
竜ヶ岩洞はご利益のある石が集まるパワースポットなので、触れてもいい石にはぜひ触れてみてください。洞内の鍾乳石は触れることができませんのでご注意ください。またペットは一緒に入れないので入口にあるペットハウスに預けていってください。料金は無料です。
怖いくらいいる大量のコウモリでスリル体験
中に入ってすぐの展示コーナーでコウモリを見ることができます。ここにいるコウモリたちは肉食ではなく、バナナなどを食べるフルーツコウモリという種類です。暗いところに住んでいたコウモリたちのために赤暗い照明になっているため、少し怖いと感じるかもしれません。
コウモリというとハロウィンの夜にでも飛んでいそうな不気味なイメージがありますが、このフルーツコウモリは実はとてもかわいい顔をしていて、人間になつきやすいタイプだと言われています。運がよければ餌やりのシーンを見ることができます。