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鍾乳洞の神秘「天恵の泉」と「長寿の泉」
「天恵の泉」では鍾乳石の間から水が流れています。竜ヶ岩洞の最深部から湧き出ている天然水です。この水は売店で買うことができますが、少しならここで飲んでいっても構いません。ただし生水なので、味を確かめる程度にした方が無難です。
竜ヶ岩洞には「長寿の泉」もあり、飲めば長寿になれるという神秘的な泉もあります。飲めば飲むほど長生きできそうな気もしてしまいますが、あまり飲み過ぎると短命になるという注意書きがありますので、こちらも味を確かめる程度に口にしてみてください。
1番の見どころ大迫力の「黄金の大滝」
竜ヶ岩洞には、国内最大級の落差30mの地底の滝「黄金の大滝」があります。水しぶきは黄金色に輝いて見え、滝の音は洞内に響き渡り、太古から脈打つ地底の生命力を感じられる場所です。
雨が降った後は水量も多く、迫力があります。滝壺にはライトアップもされていて、とても幻想的な雰囲気を醸し出しています。年中流れが絶えることはありません。
浜松の鍾乳洞はまだ続く!後半の見どころ
鍾乳洞後半の見どころは「鳳凰の間」です。その他、鍾乳洞内で行われている実験スポットや出口にある資料館について紹介します。
洞内でまさかの実験と販売「いなさ竜ヶ岩洞熟成茶」
鍾乳洞の中では「いなさ竜ヶ岩洞熟成茶」の熟成実験が見られます。茶葉は15から16℃の一定温度で貯蔵すると旨味と甘みが増すという研究結果が出ており、鍾乳洞内で5月に収穫した新茶が約100日間熟成させられています。
実験がされている場所は大体15℃〜16℃くらいの温度のところなので、低温熟成の効果が期待できます。
お茶の産地である静岡浜松ならではの実験です。いなさ竜ヶ岩洞熟成茶は売店で販売されているので、浜松産の熟成していないお茶も買って自宅で飲み比べも面白いのではないでしょうか。
結果が見れるのは3080年後「時の壺」
鍾乳洞ではもう一つ「時の壺」という実験スポットがあります。鍾乳石が100年に1cm成長することを立証するための実験で、2000年に壺が置かれました。
3080年後に壺の上にある鍾乳石が壺に達するのを見ることができるはずだという、かなり長期的な夢の託された実験が、浜松の鍾乳洞内で行われているのは面白いです。
1番人気驚きと感動の「鳳凰の間」
後半の大きな見どころである「鳳凰の間」は、展望台に1人または2人しか入れないので一番混雑するスポットです。混雑時は写真撮影が規制されているほどです。
鳳凰が大きな翼を広げて舞い上がるように鍾乳石が連なっていて、大自然が織りなすアートを目の前に感動を味わうことができます。たくさんの種類の鍾乳石が集まっているのも見ごたえがあり、また鳳凰の姿を見たくて竜ヶ岩洞に訪れる人も多いです。
子供より大人が夢中!じっくり見たい「洞窟資料館」
鍾乳洞の出口には「洞窟資料館」があり、鍾乳洞完成までの歴史や鍾乳石の展示があります。日本で初めての洞窟をテーマにした資料館です。
歴史展示では手作業で発掘されたところから始まり、いかに過酷で命懸けの調査・発掘であったかという内容が、当時の写真とジオラマで再現され、大人も勉強できる社会見学の場です。
鍾乳石展示では洞窟真珠や針状結晶といった珍しい展示の他に、化石なども見ることができます。石や化石はすぐそばにある売店で割安な値段で買って帰ることもできます。浜松のお土産に化石を配るのも面白いのではないでしょうか。資料館の入場料金は無料です。
浜松の鍾乳洞を出た後にある「ようきた洞」
鍾乳洞を出た後には、足湯ならぬ足水ができる「ようきた洞」があります。この水は鍾乳洞の水なので冷たく、14から17度くらいです。また日本初の冷風浴ということで、鍾乳洞からのマイナスイオンいっぱいの冷風を浴びることもできます。春から夏にかけてのみ利用できます。
冬にはニュージーランドにあるワイトモ洞窟の土蛍をイメージしたイルミネーションをやっている時もあります。