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和歌山発四国・徳島行きフェリーは1航路
和歌山から四国の徳島行きのフェリーは1航路あります。このフェリーが南海フェリーと言います。和歌山港から徳島港までをほぼ直線で結んでいます。和歌山県と徳島県の位置を地図上で確認すると、それほど離れていないことがわかってもらえるはずです。
本州から四国に渡るルートは、瀬戸大橋など大きな橋がかかる前は、フェリーで行くしかありませんでした。南海フェリーは徳島県に行くために便利な手段であるため、たくさんの利用客がいます。
フェリーの旅はメリットいっぱい!
和歌山・四国間をフェリーで移動することはメリットがたくさんあります。マイカーをフェリーに乗せて移動できるので、車で大回りをしなくても済む点です。南海フェリーの存在によって、和歌山県及びその周辺に住んでいる人にとっては、四国は行きやすい場所に当たるはずです。
ダイヤが正確なのもメリットと言えます。就航率が99%以上なので、ほとんど欠航知らずで運航しています。フェリーは天候に左右されますが、正常に運航することが多いのはありがたいでしょう。
南海フェリーの乗り場を紹介
和歌山・徳島間を結ぶ南海フェリーの乗り場を紹介します。南海フェリーの乗り場は和歌山港と徳島港になります。この2つの乗り場について知っておきましょう。ここでは、南海フェリーの2つの乗り場へのアクセス方法について紹介します。
和歌山港・徳島港への行き方を知らなければ、当然のことながら南海フェリーを利用することができません。南海フェリーを利用するための入口として、ここで紹介する情報をぜひ参考にしてください。
和歌山港
和歌山県側の乗り場である和歌山港へのアクセス方法を紹介します。車でアクセスする場合は阪和自動車道の和歌山インターが最寄りインターになります。和歌山インターから15分ほど走れば和歌山港に行くことができます。
電車でアクセスする場合は、南海電車を利用すると便利です。南海電車で和歌山港駅を目指しましょう。なんば駅から特急電車を利用して約70分、関西空港駅から約60分で和歌山港駅まで行くことができます。駅を降りたらすぐにフェリー乗り場なのでわかりやすいです。
徳島港
徳島県側の乗り場である徳島港へのアクセス方法を紹介します。車で行く場合は、徳島自動車道の徳島インターが最寄りのインターになります。徳島インターを降りてから約15分で徳島港に到着します。
公共交通機関で行く場合は、最寄りに鉄道の駅がないため、バスを利用することになります。JR徳島駅から徳島港行きの徳島市営バスが運行されています。徳島駅から約25分で徳島港に到着します。
和歌山港からフェリーに乗るには?方法と手順
南海フェリーに和歌山港から乗船するまでの方法と手順を紹介します。フェリーは電車やバスに乗るよりも手続きが若干多くなります。フェリーに乗り慣れていない人は、乗船するまでにどのような手続きが必要になるのかわからない人もいるかもしれません。
ここで紹介する乗船までの手続きの手順を知っておけば、問題なくフェリーに乗ることができるはずです。南海フェリーの運賃についても紹介するので、基本情報としてぜひ参考にしてください。
乗船券を購入
和歌山港に到着したら、まずは乗船券を購入します。徒歩でフェリーを利用する場合は、自動券売機で乗船券を購入してください。車やバイクでフェリーを利用する場合は、乗船申込書に必要事項を記入して、車検証と共に窓口に提出してください。
車やバイクで利用する人は、出航時間の30分前には乗船券の購入をしてください。徒歩で利用するよりも手続きが多くなるため、混雑してくると、すぐに出航時間になってしまいます。なるべく早めに和歌山港を訪れることをおすすめします。
駐車場を利用する場合は
和歌山港には駐車場が完備されています。駐車可能台数は60台となっており、料金は1回1000円です。和歌山港に車を置いておき、徒歩で徳島までフェリーで渡るという人もいます。
和歌山港に車を置き、フェリーを利用する場合は、まず自動券売機で乗船券を購入してください。次に窓口で駐車券を購入します。この際、フェリーの乗船券もあわせて提出してください。駐車券の購入ができたら、車を駐車場まで移動してください。
運賃
南海フェリーの運賃を紹介します。旅客運賃は大人2200円・小児(小学生)1100円です。旅客運賃は1年中同じ料金となります。これは徒歩で利用する人のため運賃です。
車やバイクで利用する場合の運賃を紹介します。車やバイクの車体の大きさによって料金が異なっています。3メートル未満から料金が設定されており6300円です。この料金には通常運賃と燃油調整金がセットになっています。燃油調整金は時期によって変動します。
車やバイクの運賃には、運転手1名分の料金が含まれています。同乗者がいる場合には、通常運賃が別途必要になります。
割引情報
南海フェリーにはお得な割引料金で利用できるプランがあります。復路割引は、往復で利用する場合に復路料金が10%割引になります。学生割引は、所属する学校が発行する学割証を持参すれば20%割引で利用できます。なお、学生証だけでは割引の対象とはなりません。
団体割引は、15名以上の利用で料金が10%割引になります。JAF会員施設優待割引は、JAFの会員証を提示することで、自動車航送運賃と同乗者料金が10%割引になります。JAFの会員であれば利用できる割引なので、対象となっている人はたくさんいるでしょう。
乗船手順
フェリーへの乗船手順を紹介します。徒歩の場合は、乗船券を購入したら出航の15分前から乗船できます。車やバイクの場合は、乗船券を購入したら、車やバイクをフェリー乗船町駐車場へ移動することになります。そこで乗船可能になるまで待機してください。
乗船したら係員がどこに停めたら良いのか指示してくれるので問題ありません。和歌山港の駐車場に車を置いてフェリーに乗船する場合は、車を駐車した後は徒歩での利用者と同じ手順となります。
時刻表
南海フェリーの和歌山港発の時刻表を簡単に紹介します。和歌山港発のフェリーは8便運行しています。紹介するのは通常ダイヤですが、繁忙期の場合は臨時に増便されることもあります。和歌山港発の1便は通年欠航になっています。
2便2時40分発・4時55分着、3便5時35分発・7時35分着、4便8時30分発・10時35分着、5便10時35分発・12時50分着、6便13時40分発・15時55分着、7便16時25分発・18時30分着、8便19時15分発・21時25分着、9便21時40分発・23時55分着です。時刻は変更になることもあります。
和歌山港を出港!充実の船内施設で快適な船旅
南海フェリーでは充実の船内施設が完備されています。どのような船内施設があるのか知っておきましょう。和歌山から四国徳島までは2時間くらいの船旅になります。この船旅を楽しむためには、船内設備をいかに活用できるかがポイントとなります。
南海フェリーの船内設備がどうなっているか知ってもらい、快適な船旅が楽しめるかどうかシミュレーションしてみましょう。四国までの2時間の船旅を満喫してください。南海フェリーは2つの船があるので、それぞれ紹介します。
フェリーあい
フェリーあいの船内設備を紹介します。船内で快適に過ごしてもらうために椅子席・じゅうたん席が完備されています。じゅうたん席は女性優先席やお年寄りや体が不自由な人のための優先席が設けられています。また家族向けのテーブル席・ソファー席もあります。
海をじっくりと眺めながら過ごしたい人には、グリーン席がおすすめです。グリーン席は別途料金が必要となりますが、充実の船旅が楽しめるはずです。自販機コーナーや売店も完備しています。
フェリーかつらぎ
フェリーかつらぎの船内設備は、基本的にはフェリーあいと同じようになっています。かつらぎとあいは交互に運航されており、どちらの船になるかは時刻表の記載されています。そのため、設備が片方だけ豪華にならないように配慮されています。
和歌山から徳島へはフェリーを使ってのんびり快適に!
和歌山・徳島間を運航している南海フェリーについて紹介しましたが、四国に行く際にぜひ利用してください。南海フェリーの存在を知ってもらえれば、四国が近く感じられるかもしれません。実際にそれほど離れていないので、徳島に行き四国の良さを多くの人に感じてもらいたいです。