広島名物・路面電車で観光を楽しもう！乗り方や運賃・路線図を全て紹介

広島市には路面電車が走っています。路面電車は日本全体では、走っているところがずいぶん減ってしまいました。そのため、路面電車の存在は非常に貴重なものと言えます。広島市に走っている路面電車は、市民の足にもなっているため、重要な役割を果たしています。

広島の路面電車は、広島市内の観光スポットにも停車します。そのため、広島を訪れた観光客も利用することになります。初めて路面電車に乗る人のために、基本情報を紹介するので、広島観光に役立ててもらいたいです。路面電車は広島名物となっています。

路面電車は広島電鉄が運行しており、地元では通称広電と呼ばれています。広島電鉄は地元ではお馴染みの会社で、広島の交通には欠かせない存在となっています。広島電鉄では、路面電車の他にバスも運行しています。

路面電車ではカバーできないところをバスが補っています。また、広島空港へのバスも運行しており、空港を利用する観光客の利用にも貢献しています。路面電車に関する情報は、広島電鉄の公式ホームページから入手しましょう。

広島名物の路面電車は7分から12分間隔で運行されています。運行間隔は時間や路線によっても変わってきますが、概ねこれくらいの間隔で運行されています。路線バスだともっと待ち時間が長いことがあるため、それほど待ち時間が長くはないと言えます。

7分から12分待っていれば、乗りたい路面電車が来ることがわかっていれば、気が楽になるでしょう。待ち時間が気になる人は頭に入れておきましょう。なお、各乗り場には時刻表があるので、すぐに時間を調べることができます。

路面電車は広島市内中心部の移動に便利です。広島市内中心部の移動が便利であるため、広島名物と言える存在になっています。広島市内中心部には市民が足を運ぶ場所がたくさんあるので、非常に多くの人が路面電車を利用します。こまめに移動する人には非常に便利です。

広島市内の観光スポットに行く場合にも、もちろん便利です。広島を代表する観光スポットになっている原爆ドーム前にも停車します。広島駅から原爆ドームに行く場合は、路面電車を利用する人が多いです。広島市内中心部の移動に役立ててください。

広島の路面電車の乗り方を紹介します。日本全国にはいろいろな交通機関がありますが、初めて利用する場合は、その交通機関への乗り方がわからなくて不安になる人もいるでしょう。最初に乗り方を知っておき、安心して路面電車に乗車できるようにしましょう。

路面電車の乗り方は難しくないので、不安に思うことなく乗車してください。乗り方のルールがわかれば、初めて広島を訪れた人でも安心して乗車できるはずです。

広島の路面電車の乗り方を詳しく紹介する前に、電車の行先と路線を必ず確認するようにしましょう。広島の路面電車には、いくつか路線があります。行先を確認せずに乗車すると、思ってもいないところに行ってしまう可能性があります。乗り方を知る前に必ず頭に入れておきましょう。

路線図を見て降りる電停を確認しておき、どの行き先の路面電車に乗れば良いのかチェックしておきましょう。乗り方を知るよりも、どこ行きの路面電車に乗れば良いか確認することを優先しましょう。

ここからは広島の路面電車の乗り方を紹介します。広島の路面電車には、大きく分けて2つの車両編成があります。1両編成の場合と複数の車両が連結している場合の2つです。1両編成の場合の乗り方は、後部扉から乗車してください。

複数の車両が連結している場合の乗り方は、先頭車両の後部扉と2両目の扉から乗車してください。運転手・車掌の近くの扉は出口で、乗車する扉には入口と書いてあるので安心してください。

路面電車の乗り方で重要なポイントは、料金の支払い方法によって乗り方が異なる点です。自分が利用する支払い方法によって、どのように乗車するのかを知っておきましょう。

現金や1日乗車券を利用する場合は、基本的には何も気にせずに乗車してください。ただし、例外の場合があるので、次の項目で紹介します。

現金で路面電車を利用する場合で、そのまま乗車できない場合があります。宮島方面への路面電車を利用する場合には、駅のホームに設置してある整理券機から整理券を取ってください。

2号線の広島駅行きに市内線区間から乗車する場合は、電車の入口に設置してある整理券機から整理券を取って乗車してください。現金で利用する場合の例外について知っておきましょう。

広島の路面電車では、交通系ICカードを利用することができます。交通系ICカードのメリットは、あらかじめお金をチャージしておけば、カードリーダーにICカードをタッチするだけで乗車することができることです。

広島の路面電車に交通系ICカードを利用して乗車する場合も、入口にあるカードリーダーにICカードをタッチするだけで乗車できます。カードリーダーの位置はすぐにわかってもらえるはずです。

自分が降りる電停が近づいたら、近くにある降車ボタンを押して、運転士に電車を降りることを知らせましょう。誰かがボタンを押した場合には、押す必要はありません。

ちなみに車掌がいる電車がありますが、その場合は降車ボタンが存在しないため、降りたい電停でそのまま降りてください。降車ボタンがある場合は、バスと同じ方法と覚えておけば良いでしょう。

電車を降りる時には、運賃を支払って降りましょう。運賃の支払い方法は、支払い方法によって異なるので、できればすべての方法での降車方法を知っておきましょう。

電車を降りる場合は、運転士もしくは車掌がいる出口から降りましょう。降りるところには、出口と書かれているのでわかりやすいはずです。

現金で運賃を支払う場合は、出口にある運賃箱に直接現金を入れてください。ここで注意しなければいけないのは、おつりが出ない点です。おつりが出ないため、あらかじめおつりがないように小銭を用意しておかなければいけません。

電車の中には両替機が用意されているので、小銭が用意できなかった人は両替機を利用してください。両替機を利用する場合は、運賃を支払う時ではなく、余裕を持って済ませておきましょう。

一日乗車券を利用する場合は、利用日が印刷されている面を運転士もしくは係員にわかるように提示してください。これだけで済むので一日乗車券は非常に楽です。

一日乗車券を利用すれば、その日は路面電車に乗り放題なので、好きなだけ利用してください。乗車・降車方法も非常に簡単なので便利です。

交通系ICカードを利用して運賃を支払う場合は、出口にあるカードリーダーにICカードをタッチしてください。ICカードを1人で利用する場合は、出口扉だけでなく入口扉からでも降車することができます。

ICカードを2人で利用する場合や、運転手や車掌の手が必要な場合には、必ず出口から降車してください。とにかく、出口から降車することを頭に入れておけば間違いありません。

広島の路面電車では、超低床車両グリーンムーバーLEX（1000形）という車両があります。この車両を交通系ICカードを1人で利用する場合は、入口扉からでも降車することができます。

該当する車両には車両正面および後扉に「ICカード全扉降車車両」のステッカーが貼付されています。このステッカーがあれば、入口扉からでも降車できることを知っておきましょう。

広島の路面電車の運賃について紹介します。路面電車の乗り方について紹介しましたが、具体的に運賃がどれくらいかかるのか知っておくことは重要です。初めて路面電車を利用する人は気になるところでしょう。

運賃がどれくらいかかるのかを知っておき、安心して広島の路面電車を利用できるようにしておきましょう。運賃がわかっていれば、問題なく利用できるはずです。

広島の路面電車の運賃は、市内線は190円の均一料金となっています。また、八丁堀から白島までは130円の均一料金となっています。市内線は最も多くの人が利用する路線です。基本的に190円で利用できることを頭に入れておきましょう。

八丁堀から白島までの白島線に乗車する時は別料金がかかることを知っておきましょう。市内線を利用して、白島線を利用する場合は別途130円が必要になります。

広電西広島駅から広電宮島口駅までは区間料金となっています。この区間を利用する場合には、利用する区間によって料金が変わることを知っておきましょう。乗車時に必ず整理券を取ることを忘れないようにしてください。

西広島駅から宮島口駅までの運賃は190円から270円となっています。一番最後まで利用しても270円で利用できることを頭に入れておきましょう。

前述したように運賃は降車時に支払うシステムとなっています。市内線を利用する場合は190円を事前に用意しておかなければいけません。この金額ならば、200円を支払って10円おつりもらえば良いと考える人もいるでしょう。

広島の路面電車の場合はおつりが出ないため、190円を必ず用意しておかなければいけません。車内にある両替機を利用するなどして、事前に用意しておきましょう。

交通系ICカードは全国の鉄道会社が独自に販売しています。広電でも交通系ICカードを販売しており、広電PASPYという名前で、非常に利用者が多いです。

広島の路面電車では、広電PASPYの他に、全国で利用できる交通系ICカードで乗車できます。広電PASPYを持っていないからといって、これを買わなくても、既に持っている交通系ICカードであれば問題ありません。チャージも問題なくすることができます。

広島の路面電車の路線図について紹介します。路線図を細かく紹介するので、広島の路面電車がどこを走っているのかを知っておきましょう。

路線図をあらかじめ知っておくメリットは、広島観光の際の計画に役立ててもらえる点があります。路線図を見て、どこの電停で降りるのかを把握することができます。

広電電車の路線図はインターネットからダウンロードすることができます。路線図をダウンロードしておけば、いちいち広電のホームページなどをその都度見なくても良くなります。

手元に路線図を用意しておき、旅行の計画に役立ててください。路線図が手元にあるのと、インターネットの画面で毎回チェックしなければならないのとでは、手間が違います。路線図をダウンロードできるメリットを活かしてください。

路面電車の路線図は、広島電鉄の公式ホームページからダウンロードできるので、ぜひ利用してください。

広島名物の路面電車は全部で8路線運行されています。1号線から番号が振られており、9号線までの路線があります。ただし、3号線の後は4号線ではなく5号線となっているのが特徴です。

電車の前上部に路線番号と行先が表示されているので、乗りたい電車の路線番号と行先を乗車前に必ず確認しましょう。

1号線は広島駅から市内中心部を経由して広島港に行く路線です。経由する電停の一部を紹介します。広島駅・的場町・八丁堀・紙屋町東・本通・日赤病院前・広電本社前・皆実町六丁目・宇品二丁目・広島港です。

1号線単体で走っている区間はなく、他の路線と重複しているところばかりです。それだけ利用者が多い区間を走っていると言えます。

2号線は広島駅から紙屋町東を経由して、西広島駅から広電宮島口に至る路線です。広島の路面電車の中で、最長区間の路線です。

経由する主な電停を紹介します。広島駅・的場町・八丁堀・紙屋町東・紙屋町西・原爆ドーム前・十日市町・土橋・広電西広島・広電宮島口です。広電西広島から広電宮島口までは、たくさんの電停があります。路面電車で宮島まで行ける唯一の路線です。

3号線は広電西広島から紙屋町西を経由して広島港に至る路線です。広電西広島から紙屋町西までは2号線と全く同じルートを通り、紙屋町西から本通に行き、そこから広島港までは1号線と同じルートを通ります。

2号線と1号線を合体させた路線なので、やはり多くの利用者がいます。西広島駅からスタートする場合は3号線が便利です。

5号線は広島駅から比治山下を経由して広島港に至る路線です。広島駅から的場町までは1号線と全く同じルートをたどり、的場町から皆実町六丁目までは5号線独自のルートとなります。皆実町六丁目から広島港までは1号線と同じルートをたどります。

的場町から皆実町六丁目までは5号線しか走っていないので、非常に価値がある路線と言えるでしょう。広島駅から広島港まで行く場合は1号線もしくは5号線を利用してください。

6号線は広島駅から紙屋町東を経て、紙屋町西から江波に至る路線です。広島駅から土橋までは2号線と全く同じ路線となり、そこから江波までは2号線とは別ルートになります。

土橋から停車する電停は、舟入町・舟入本町・舟入幸町・舟入川口町・舟入南・江波となります。途中までは2号線と同じことを知っておくと便利です。

7号線は横川駅から紙屋町西を経て、広電本社前に至る路線です。JR山陽本線の横川駅から運行している路面電車もあります。十日市町からは3号線と全く同じルートとなります。

横川駅から十日市町まで停車する電停は、横川駅・横川一丁目・別院前・寺町・十日市町です。横川駅を利用する人には便利な路線です。

8号線は横川駅から土橋を経て、江波まで至る路線です。横川駅から十日市町までは7号線と全く同じルートで、十日市町から江波までは6号線と同じルートとなっています。

横川駅から江波まで一直線で行きたい人にとっては、便利な路線です。横川駅から利用する人は2つの路線が選べるので便利です。

9号線は八丁堀から白島まで至る路線です。八丁堀は1号線・2号線・6号線の電車が停車し、そこから乗り換えることになります。広島の路面電車の路線では最も短い路線で、運賃も別料金となっています。

八丁堀から白島まで停車する電停は、八丁堀・女学院前・家庭裁判所前・白島です。路線図を見ると少しの区間ですが、地元の人にとっては重要な路線と言えます。

広島名物の路面電車で観光するのにお得な乗車券を紹介します。広電では観光におすすめの乗車券が販売されています。路面電車に乗車する度に運賃を支払っていると大変ですが、お得な乗車券を利用すれば、乗車する時の手続きも楽です。

観光に便利な乗車券を利用して、広島名物の路面電車に乗車してください。非常にお得ということがわかってもらえるはずです。

広電電車が全線乗り降り自由の電車一日乗車券が販売されています。この乗車券があれば、広電が運行している電車に1日乗り放題になります。電車一日乗車券は大人600円・小児300円で販売されています。

路面電車の市内線の運賃が190円なので、路面電車に4回以上乗車すればお得になります。広島市内を観光するならば、4回以上は乗車してもらえるでしょう。ぜひ電車一日乗車券を利用してください。

広島市内と宮島観光をするならば、一日乗車乗船券がおすすめです。一日乗車乗船券は広電電車全線と宮島松大汽船（宮島へ渡るためのフェリー）が1日乗り放題になります。宮島に行く予定があるならば、この乗車券がおすすめです。

一日乗車乗船券を提示すると、宮島ロープウェーを特別割引で利用することができます。また、宮島ロープウェーを利用すると、宮島口もみじ本陣で広島名物のもみじ饅頭（3個入り）と売店の割引券がもらえます。閉店する17時30分までに行きましょう。

一日乗車乗船券は大人840円・小児420円で販売されています。広島市内から宮島まで行くならば、かなりお得なので、ぜひ活用してください。

広電電車・バス・宮島フェリーがお得に利用できる「広島たびパス」もおすすめです。広島たびパスには1dayパス（1000円で販売）・2dayパス（4000円で販売）・3dayパス（8000円で販売）の3種類があります。それぞれのパスで利用可能エリアが決まっています。

1dayパスは広島市内と宮島エリアで利用できます。2dayパスは広島県西部・北部と岩国エリアで利用できます。3dayパスは広島県内と岩国エリアで利用できます。広島県をお得に旅行するならば、見逃せない商品です。

広島名物の路面電車は、広島観光を楽しむために役立ててもらえます。広島名物と呼ばれているだけあり、路面電車に乗ること自体も広島観光の1つとなります。広島名物は数ありますが、路面電車も名物の1つということを忘れないでください。

広島名物の路面電車には便利な乗換え制度があります。乗換え制度とは、乗車電停から目的地電停まで直通の路線がない場合、乗換指定電停まで行けば目的地までの電車の運行本数が増える場合に適用されます。

乗換え制度が適用されない場合は、後戻りの利用になる場合、乗換前の電車で直接目的地まで行ける場合です。乗換指定電停は、的場町・八丁堀・紙屋町東・紙屋町西・本通・十日市町・土橋・広電西広島・日赤病院前（広島港方面のみ）・広電本社前・皆実町六丁目・宇品二丁目です。

便利な乗換え制度について知っておけば、より安心して路面電車を利用してもらえるはずです。ぜひ利用してください。

市内線ICカード再乗車サービスがあります。2019年10月1日から開始されたサービスで、市内線全電停で降車後60分以内に降車した電停から後戻りになる乗車にならない限り、料金を引かれることなく乗車できます。市内線を利用する人にっては便利なサービスになります。

広島名物の路面電車について紹介しましたが、ここで紹介したルールを知っておけば、安心して路面電車に乗車してもらえるはずです。難しいルールはないので、安心して路面電車を利用してください。広島観光に非常に便利なので、多くの人におすすめです。