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温泉だけじゃ勿体ない!鳴子温泉は観光名所も満載!
温泉マニアだけでなく、全国から多くの方が訪れる鳴子温泉ですが、温泉以外にもおすすめの観光名所がたくさんあります。観光を楽しんでから温泉に入るも良し、帰りに立ち寄るのも良しな鳴子温泉の観光スポットに焦点を当てました。
もちろん鳴子温泉の定番観光スポットもご紹介しますが、ダムや滝、峡谷などの自然を満喫できる名所から子供も楽しめるスキー場やブルーベリー農園といった遊びスポットもあります。また、美味しい蕎麦を打つ名店までグルメもばっちり網羅しました!
鳴子温泉って?
鳴子温泉は東北地方のほぼ中央の宮城県に位置します。岩手や秋田、山形と近いため、車や列車を利用すれば2時間ほどで行き来することも可能です。日本には11種類の泉質が存在しますが、鳴子温泉郷で9種類もあるといいます。
奥州三名湯のひとつに数えられ、有数の温泉地「鳴子温泉」です。源泉は400本ほどとかなり豊富のため、温泉施設によって泉質が異なる場合もあり、体調や好みに合わせて選べるのも人気の理由です。
1000年を超える歴史を持つ温泉郷
鳴子温泉郷は1100年超の歴史があります。837年に発見されて以来、地元の方に大切にされ、その泉質の良さが広まって今では全国各地から観光客が訪れる温泉の名所となりました。
鳴子温泉郷と呼ばれるのは鳴子温泉をはじめ、東鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉・鬼首温泉です。鳴子温泉が一番栄えている場所ですが、他の4箇所にもそれぞれ違った特徴があり、温泉巡りにもおすすめな鳴子温泉郷です。
「鳴子温泉・観光」外せない定番観光スポット
外せない鳴子温泉の定番観光スポットを4つご紹介します。長い歴史を持つ公共温泉施設から間欠泉が見られるスポット、大人も子供も一緒に楽しめるダム見学まで見所満載の定番観光地です!
早稲田桟敷湯
鳴子温泉のまず外せない観光スポットといえば、「早稲田桟敷湯」です。その名にあるように早稲田大学に通う学生が発見した温泉です。それから50年経過した1998年、早稲田大学教授の設計により全面改築され、今もなお鳴子温泉の名所として知られています。
「早稲田桟敷湯」の泉質はナトリウム・硫酸塩などで、動脈硬化症や慢性皮膚病などに効果があるといわれる療養泉に分類できます。観光におすすめ「早稲田桟敷湯」の入浴時間は9:00~21:30、大人550円・子供330円とリーズナブルです。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-1 |
電話番号 | 0229-83-4751 |
滝の湯
地元の方と観光客のコミュニケーションの場「滝の湯」は、大人200円・子供100円で利用できる公衆浴場です。鳴子温泉神社の神様の湯(御神湯)として1000年もの間、多くの人々に親しまれてきました。
板張りの浴槽にはやや白濁したお湯が張り、温泉地に来たことを実感させてくれるでしょう。入浴時間は7:30~22:00と長めなので観光の合間など都合に合わせやすい「滝の湯」です。入浴の際は、券売機で入浴券を購入するシステムとなります。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉湯元84 |
電話番号 | 080-9633-7930 |
鬼首かんけつ泉
鳴子温泉郷には多くの温泉施設がありますが、入浴だけでなく「鬼首かんけつ泉(オニコウベカンケツセン)」のようなスポットも観光の名所といえます。間欠泉の場所は2箇所あり、15mほどの高さまで噴出する間欠泉「弁天」は10分間隔で見られます。
「雲竜」は、4m~5mほどの高さまで噴出し10分~20分の間隔です。噴出のメカニズムについては以前から研究されていますが、現在も研究が進められています。子供も楽しい鳴子温泉の観光地「鬼首かんけつ泉」は、大人500円・子供(小中学生)200円です。
なお、12月~3月中旬までは冬期休園のため注意してください。シーズンごとに開園時間が異なり、3月中旬~4月下旬は10:00~15:00、4月下旬~11月は9:00~16:30となります。園内では手湯や足湯を利用できます。間欠泉を観光した後に入る温泉はまた気持ちいいでしょう。
鳴子温泉の人気観光スポット「鬼首かんけつ泉」では、間欠泉を利用した温泉卵を作ることができます。入り口付近に食堂があり、卵を購入してざるを使い温泉に浸します。「鬼首かんけつ泉」へは、JR鳴子温泉駅から車で20分となり、鳴子温泉駅から市営バスも運行しています。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上12 |
電話番号 | 0229-86-2233 |
鳴子ダム
子供から大人まで人気の観光スポット「鳴子ダム」です。日本技術者により造られたアーチ式ダムの初めての場所であり、土木遺産に認定されたダムです。見頃は春と秋で、春は8箇所から雪解け水を放流し、鯉のぼりが吊るされた光景と相まって鯉が滝をのぼるように見えます。
秋には周囲を囲む山々がオレンジや深紅に染まり、紅葉の名所として観光客も多く訪れます。子供に人気なのがダム管理所や操作室の見学会で、ダム操作室の見学については申し込みが必要です。「鳴子ダム」を楽しく学ぶ鳴子温泉の名所であり、壮大な光景が見られる観光地でもあります。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉岩渕2-8 |
電話番号 | 0229-82-2341 |
「鳴子温泉・観光」人気の観光名所
鳴子温泉エリアには自然豊かな場所がたくさんあります。特に紅葉時期の「鳴子峡」は圧巻だといいます。また、見る場所や環境によって色が変化する「潟沼」も人気の観光スポットです。
鳴子峡
鳴子温泉の人気観光スポット「鳴子峡」は、第一級の紅葉が見られる峡谷として知られています。大谷川により形成された峡谷であり、高さ約100mもの断崖絶壁が2.5kmも続く「鳴子峡」です。
鳴子温泉の観光名所ではありますが、11月下旬~4月下旬頃は凍結などの恐れがあり閉鎖されます。おすすめの時期は新緑の季節と紅葉の見頃となる10月下旬~11月上旬です。鳴子温泉の人気観光スポットのため、特に紅葉シーズンは混雑が予想されます。時間に余裕をもって行動しましょう。
白糸の滝
鳴子温泉の端周辺にある「白糸の滝」も観光名所のひとつです。シーズンによって水量が変化し、5月頃は荒っぽく、10月になると柔らかな表情を見せるといいます。周囲の山々も新緑と紅葉の季節で違った光景を見せ、宮城・鳴子温泉の自然の豊かさを体感できるでしょう。
45mほどの落差があり、水量はそこまで多くはないものの「白糸の滝」の名に相応しい鳴子温泉の観光名所です。近くで滝が見られるのも嬉しいポイントで、癒しのスポットともいえるでしょう。滝近くにはお不動様のお姿も見え、日本らしい風景を残す鳴子温泉「白糸の滝」です。
潟沼
「潟沼(カタヌマ)」も鳴子温泉の観光名所として外せないスポットです。世界的に見ても酸性度の高い強酸性のカルデラ湖であり、国内でも珍しい場所だからです。生物も棲めないほどの強酸性のため、湖面はとても美しく、時にエメラルドグリーンに変化することもあります。
「潟沼」は噴火によって形成されたカルデラであり、周囲には硫黄の匂いが立ち込めています。鳴子温泉郷ならではの観光スポットといえるでしょう。また、人気マリンスポーツ「SUP」の体験ができます。子供でも楽しめるので気になる方は確認してみてください。
温泉神社
鳴子温泉街に位置する「温泉神社」で、主祭神は大己貴命・少彦名命となります。「温泉神社」の読みは、正しくは「おんせんじんじゃ」ではなく「ゆのかみのやしろ」と読むようです。拝殿前には狛犬だけでなく、鳴子温泉郷らしく「こけし」も置かれているのが特徴的です。
静かでゆっくりとした時間が流れる「温泉神社」であり、鳴子温泉街に観光に来たときは立ち寄りたい観光名所でもあります。主祭神である大己貴命・少彦名命は縁結びや農耕、病気治癒の神様といわれています。835年の創建から人々に篤く親しまれてきた「温泉神社」です。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元31-1 |
電話番号 | 0229-82-2320 |
「鳴子温泉・観光」子供が喜ぶスポット
ただ温泉に入るだけじゃつまらない!というお子さんにおすすめのスポットを集めてみました。初心者でも楽しめるスキー場や身体に悪いものを使用していないブルーベリー農園など4つの施設をご紹介します。
リゾートパーク ホテルオニコウベ
子供も一緒に楽しめる鳴子温泉の観光スポット「リゾートパーク ホテルオニコウベ」です。歩いてすぐのホテル目の前にスキー場があり、初心者から上級者まで滑れる8つのコースを用意しています。もちろんスノーボードもできます。
徒歩10分の場所にはテニスコートを完備していて、1時間2000円~となります。また、トレッキングやハイキングを楽しめる禿岳(標高1261m)もあり、四季で変わる自然の光景を見ながら自然散策を満喫できます。子供でも安心な水深の浅いプールも利用でき、鳴子温泉の宿泊先としても人気です。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字大清水26-17 |
電話番号 | 0229-86-2011 |
日本こけし館
現在、こけしの第3次ブームといわれています。こけし好き女子のことを「こけ女」と呼ぶなど、こけしブームが到来しているといいます。また、日本の伝統文化や職人技術に注目が集まり、国内のみならず海外からも支持されています。鳴子温泉のおすすめ観光スポット「日本こけし館」です。
子供におすすめのポイントは、こけしの絵付け体験ができる点です。こけしの顔を好きなキャラクターにしてみたり、可愛い洋服を着せてみたり、自由に絵付け出来るのが魅力です。絵付けしたこけしはその日に持ち帰ることもでき、鳴子温泉観光の思い出に残るお土産となるでしょう。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74-2 |
電話番号 | 0229-83-3600 |
上野々スキー場
鳴子温泉の子供に人気の観光施設「上野々スキー場」です。比較的雪質が良好で、緩斜面のため子供や初心者の方におすすめです。また、「上野々スキー場」は宮城県スキー発祥の地ともいわれており、子供から大人までファミリー層にも人気の観光スポットです。
毎週日曜日は無料でスノーボード教室を開いています。また、毎月第3日曜日は小学生以下の子供限定で1000円の一日券が販売され、子供や家族連れに優しい施設といえるでしょう。おすすめ観光地「上野々スキー場」の1日リフト券は通常大人2700円・子供2000円となります。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉古戸前132-159 |
電話番号 | 0229-83-3650 |
ゆさ果実工房
観光名所・鳴子温泉周辺は気候と土壌の条件が良く、ブルーベリーを育てるのに適した場所です。鳴子温泉郷で立ち寄りたい「ゆさ果実工房」では、ブルーベリーの摘み取り体験ができます。7月~8月の収穫時期限定で、入園料大人500円・子供250円を支払えば時間無制限で摘み取れます。
無農薬で化学肥料を使用しないため、子供でも安心して食べることができおすすめの観光場所です。摘み取ってすぐ食べられる贅沢さとフレッシュな美味しさは、その場でしか経験できないでしょう。また、保存料を使用していないブルーベリージャムも美味しいと人気です。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字焼石亦41 |
電話番号 | 0229-87-2413 |
「鳴子温泉・観光」絶品グルメスポット
水のきれいな鳴子温泉郷ならではの美味しい食事がいただける飲食店です。そば屋さんはもちろん、洋食メニューが好評の穴場店や庭園を眺めながら食事できる古民家のお店まであります。
銀の匙
鳴子温泉街にあるおすすめグルメ「銀の匙」は、調理もホールもご主人お一人で行う洋食屋さんです。時間帯によっては食事の提供まで時間がかかるかもしれません。店内は4人掛けテーブルが4つと2掛けテーブルが1つあります。
おすすめメニューは「チキンソティー」900円や「ハンバーグ」900円です。どちらもご飯とみそ汁が付いています。「チキンソティー」は脂の乗った大きめのチキンで、塩味が控えめなのも高ポイントです。「ハンバーグ」には甘めのデミグラスソースがかかり、付け合わせの野菜も美味しいです。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷63-1 |
電話番号 | 0229-83-2895 |
ゑがほ食堂
鳴子温泉駅から徒歩5分と便利な立地にある「ゑがほ食堂」は、観光客にも多く利用されている人気店です。鳴子温泉の地元の方が作る食事はどれも美味しいと評判ですが、特におすすめなのが「山菜きのこそば」です。地元で採れたきのこを贅沢に使った鳴子温泉ならではのメニューといえます。
山菜ときのこたっぷりのそばは、つゆに出汁が溶け出しホッとする味わいです。他にもラーメンや丼ものもあります。昔懐かしい昭和感のある内装ですが、テーブルには仕切りがあってゆっくりできる居心地の良さも好評です。観光の合間に訪れたい鳴子温泉の名物店です。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉湯元2-4 |
電話番号 | 0229-83-3074 |
そば処 小花
こちらも鳴子温泉で食事したい人気の「そば処 小花」です。鳴子温泉駅から歩いて3分の鳴子ホテルの目の前に位置するおそば屋さんには、観光客も多く訪れ、ランチ時は満席になるといいます。おすすめメニューは「とろろ」や「地鶏南蛮そば」です。
ふわふわのとろろに鶉ではなく普通の生卵が乗っています。鳴子温泉の美味しい水で作るそばは、そば通をも唸らせる絶品です。「地鶏南蛮そば」800円には、ごろっとした鶏肉が入って出汁との相性が抜群です。他にも「カレー南蛮」「なめこ」などのそばメニューもおすすめです。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉湯元87 |
電話番号 | 0229-83-2126 |
たかはし亭
鳴子温泉の定番観光地でご紹介した「早稲田桟敷湯」の近くにある「たかはし亭」です。古民家の佇まいで、店内からはお庭が見渡せるロケーションです。立派な鎧兜やこけしが置かれた純和風の造りとなっています。
「たかはし亭」のおすすめは「鳴子焼きそばおくずがけ」です。鬼首産のそば粉を使ったご当地メニューは観光客に人気があります。そばを焼いた上にたっぷりのきのこを入れた餡をかけ、パリッとした食感ととろみの絶妙なバランスです。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷121 |
電話番号 | 0229-81-1510 |
「鳴子温泉・観光」おすすめお土産スポット
鳴子温泉のお土産屋さんをご紹介します。名物「栗だんご」をはじめ、鳴子温泉の名産「こけし」や関連グッズを扱うショップもあります。
なるみ
観光客が買う「なるみ観光ストアー」の人気お土産は「栗だんご」です。甘過ぎず少し塩気のあるみたらし餡、大きな栗が入ったやわらかな餅は老若男女から愛される味わいです。鳴子温泉の名物なので、観光客がたくさん購入するお土産のひとつといえます。
1個ずつの購入もできますが、6個入りのセット売りの方が安いのでおすすめです。「栗だんご」の他に、甘めの「大栗もち」や「なるみ観光ストアー」名物「なるまん」も人気があります。大きな栗が入ったまんじゅうでお茶にぴったりな和菓子です。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣87-2 |
電話番号 | 0229-83-2362 |
餅処深瀬
鳴子温泉駅から徒歩3分ほどの場所に位置する「餅処深瀬」です。元祖栗だんごのお店として有名で、和菓子の他に洋菓子も販売しています。観光客はお土産として購入するパターンが多いですが、おすすめは出来立てを店内でいただくことです。
出来立ては温かく、お箸ですっと切れるやわらかさです。観光名所を巡った後、疲れを癒しに訪れるのもいいでしょう。「栗だんご」とお茶、漬物がセットになっています。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元24-2 |
電話番号 | 0229-83-2146 |
まるぜん
「まるぜん」は鳴子温泉駅のすぐ近くにあるお土産ショップです。こけし関連のグッズを扱っており、中でも人気なのが「こけしマッチ」です。マッチ1本1本の先端部分に何ともいえない表情が描かれ、普段マッチを使わないような若い女性にも人気があるといいます。
他にも「通信こけし」など面白いこけしグッズがあります。また観光客人気の高い「栗だんご」はもちろん、「温泉たまご」や「わらび餅」も扱っています。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉湯元109-1 |
電話番号 | 0229-83-2202 |
柿澤こけし店
こけしの胴体に大輪菊を描く「柿澤こけし店」のこけしは、観光客に大変人気があります。前髪も含めた描き方が特徴的で、とても可愛い表情をしています。24cmほどの小さめのこけしから38cmの大きさのものもあり、絵柄や表情も様々です。
他にも「おひなさまこけし」や「お誕生こけし」などもあり、プレゼントのお土産としても喜ばれる作品があります。通常のこけしは1500円から購入できます。
住所 | 宮城県大崎市鳴子温泉古戸前132-67 |
電話番号 | 0229-83-2495 |
鳴子温泉で観光もグルメもとことん満喫
鳴子温泉には全国から多くの観光客が訪れることもあり、美味しい飲食店や人気のお土産も揃っています。温泉だけでなく、ダムや峡谷といった観光地もあり、特に新緑と紅葉シーズンがおすすめです。鳴子温泉エリアの観光名所にもぜひお立ち寄りください。