関西空港・第2ターミナルの情報まとめ！航空会社や行き方を徹底解説

近畿、そしてその周辺に住む人であれば一度は利用したことがあるであろう関西空港は日本を代表する空の玄関口の1つ、ハブ空港です。1994年に開港した日本初の海上空港でもあり、今では「日本一稼げる空港」となりました。

関西空港は24時間運用していて、多くの国際線・国内線を利用できます。混雑空港にも指定されており、関西空港無くしては日本への旅行、そして海外への旅行もままなりません。そんな関西空港には第1ターミナル・第2ターミナルがあるのです。

関西空港を非常に多くの世界中の航空会社が利用していますが、そのほとんどが第1ターミナルです。なので少し影が薄くなりがちな第2ターミナルですが、会社によっては第2ターミナルからしか利用できません。第2ターミナルについて解説します。

関西空港へ電車などを利用して行くと自然に第1ターミナルにたどり着きます。利用する際に迷わないように、第2ターミナルについてに加え、第2ターミナルへの詳しい行き方も解説します。

関西空港第2ターミナルの利用航空会社をご紹介します。第1ターミナルと第2ターミナルではビルが異なるため、旅行で関西空港を利用する際にはどちらのターミナルを使用するのか、そして行き方も事前にチェックするべきです。

利用運航会社でどこへ行けるのか、それぞれどのような会社なども合わせて解説します。空の移動だけに自分の利用する飛行機の会社がどんな会社かもぜひ知っておきたいものです。

関西空港の第2ターミナルは格安航空のLCC専用なのです。LCCとはLaw Cost Carrierの略称で、無料機内食のサービス廃止や使用料の安い空港、またはターミナルを利用するなどして格安運賃での利用を可能にしたのです。

関西空港第2ターミナルはLCC専用ですが、LCCすべてが第2ターミナル利用ではないのでご注意ください。関西空港から利用できるLCCは12会社ありますが第2ターミナルを利用するのは以下に解説する3社だけなのです。

最初に解説する関西空港第2ターミナル利用のLCC会社は「Peach Aviation」です。略して「Peach」と呼ばれるこの会社は大阪・関西空港を拠点とした日本の格安航空会社でANAの傘下にあります。飛行機や客室乗務員の制服のピンク色が特徴的な会社です。

Peachは関西空港と日本各地の空港を結び、時期によっても変動しますが格安なので南北に広がる島国・日本ではかかせない存在でもあります。海外は台湾やタイ、中国、香港、韓国へPeachを利用して行くことができます。

Peachには三種類の利用プランがあり、とにかく安いシンプルピーチから預入れ荷物が1つまで無料で座席指定やフライト変更が無料でできるバリューピーチ、そしてよりサービスがしっかりしたプライムピーチもあります。

それぞれ料金と荷物についてやキャンセル料、座席指定などに関わってくるので詳しくはホームページをご覧ください。シンプルピーチでは出発の2日前まで予約可能なので急な旅行や出張の際にも利用できて便利です。

有料の機内食があります。さすが大阪拠点の会社だけにたこ焼きやお好み焼きなどもあります。他にもシチューや雑炊、カップヌードルなどがあり、ドリンクもさまざまです。支払いは出発地、到着地の通貨でできます。

関西空港第2ターミナル利用のLCC航空会社続いて解説するのは「春秋航空」です。春秋航空は中国上海に拠点をおく格安航空会社ですが日本で運行しているのは、春秋航空の日本法人である「春秋航空日本」で成田に本社をおいています。

春秋航空日本の方はSPRING JAPANと英語では呼ばれています。成田からは中国国内各地、日本国内へ繋がっていますが、関西空港からの空路は中国へのみです。関西空港から上海や西安など中国の13都市へ行くことができます。

中国は近いので旅行でも行きやすく、日本企業の中国への進出も多く、出張などでの利用もしやすいです。もとが中国の航空会社とはいえ春秋航空日本・SPRING JAPANは日本水準の会社です。

遅延もあまりなく、機内も清潔に保たれているそうです。時期にもよりますが、関西空港から上海へ往復3000円ほどで行けるので、こんな安くで海外に安全に行けるなら申し分ありません。

機内食はチケット購入時にのみ購入できる少し豪華な弁当や、機内で販売しているものはチャーハンや牛丼など日本風にアレンジされているものがあります。機内でも購入できますがインターネットで予約すると安くなることもあるそうです。

そして最後に解説する関西空港第2ターミナル利用のLCC航空会社は「チェジュ航空」です。名前からも分かるように韓国の済州を拠点にした格安航空会社です。韓国の会社なので日本国内は飛びません。

関西空港とはソウルの仁川空港・金浦空港、そして釜山とつながっています。毎日運航していて、韓国へはもはや国内旅行気分で行けるのです。韓国料理や韓国コスメ、K-POPなどを求め韓国へ安く早く行くことができます。

チェジュ航空では15～20㎏まで無料で荷物を預けられます。重さは購入したチケットの料金によります。日本から近い韓国へは数日の旅行に行く人も多いので十分な量の荷物を無料で預けられそうです。

機内サービスは水は無料で飲めます。機内食はおむすびやインスタントのビビンバ、カップヌードルなどがあります。ビールやワインがセットになったメニューも気になります。韓国ウォンもしくは日本円で支払えます。

旅行ではお土産を買う人が多いですが、いろいろ出かけてる途中でお土産をついつい買い忘れたりすることもあります。関西空港の第2ターミナルは第1ターミナルと比較すると小さいですが、お土産ももちろん売っています。

関西空港第2ターミナルでのお土産購入について解説します。第2ターミナルでしか買えないものもあるそうなので、要チェックです。電化製品店や薬局などもあるので外国人の利用客にも喜ばれそうです。

関西空港第2ターミナルビルのセキュリティチェック後の国内線出発・到着エリアにあるお土産屋がアプローズです。このお土産屋は朝早く5時30分から19時30分まで営業しています。セキュリティチェック後にあるので、時間を気にせずゆっくり見れます。

関西のお土産が中心に売られていて、書籍やお菓子、ソフトドリンクなども売っています。おにぎりなどの軽食もあるので飛行機での機内食としてここで買って持ち込むのもありです。

国際線のセキュリティを抜けるともちろん免税店があり、第2ターミナルビルの免税店では商品セレクトに力を入れています。京都の有名がま口専門店や大阪らしいイラストの入ったバッグなど外国人に喜ばれそうなお土産ばかりです。

アプローズと同じエリアにFuchsia by peachというお店もあり、そこには関西限定のお菓子やPeachオリジナルグッズなども売っています。関空の第2ターミナルを利用するからにはぜひ寄ってみたいお土産店です。

空港を利用するにあたり、その空港にどんなレストランがあるかというのも気になるところです。飛行機に乗る場合は手続きもあるので出発時刻より早めについておく必要があり、その関係で空港で食事をとる人も多いことでしょう。

関西空港の第二ターミナルの利用航空会社は3社だけでターミナル自体は小さいですが、第二ターミナルにも食事ができるところはたくさんあります。関西空港第二ターミナルの食事処を解説します。

一つ目にご紹介する関西空港第二ターミナルの食事処は「SORATERIA」です。メニューのバリエーションが豊富なので人気です。そのときの気分に合わせたものを食べられます。コーヒーもありカフェとしての利用もできます。

モーニングセットがお得で特に人気です。オーソドックスなトーストセットはサラダ、ゆで卵、コーヒーがついています。他にみそ汁、卵焼き、海苔のついたご飯セットやかやくご飯、お漬物のついたうどんセットもあります。

他にもローストビーフ丼、牛丼、カツサンド、たこ焼きなどもあり、うどんもカレーも数種類あります。がっつり食べたい人向けの定食もありますがおつまみセットや唐揚げなどお酒を飲みながらつまめるものも人気です。

場所は第二ターミナルの国内線ゲート内です。朝の便で家を早く出た時など時間に余裕があればここでゆっくりモーニングするのもありです。朝は5時30分から夜21時30分まで営業しています。

関西空港第二ターミナルにある食事処二つ目は「レストラン＆カフェ 銀座ライオンDEPARTURE 関西国際空港店」です。銀座ライオンは首都圏を中心に全国に何店舗も構える洋食店です。

豊富なモーニングメニューがあり、洋食屋ですが魚の煮つけがついた和定食など大人気です。洋定食を選ぶと朝からがっつりハンバーグが食べられます。控えめな人にはホットドッグもおすすめです。

グランドメニューもかなり豊富で、オムライスやカレー、パスタといった定番洋食は何種類もあります。他にもラーメンや大阪ならではの食べ物もあり迷いそうです。つまみおかずも種類が多いです。

関西空港第二ターミナルのPeach専用ターミナルにあります。空港にかけて「Departure（出発）」と店名に入っています。5時30分から22時30分まで営業しているので夜中の便でも出発前に腹ごしらえできます。

関西空港第二ターミナルの食事処三つ目は「PRONTO 関西国際空港LCCターミナル店」です。PRONTOは一部地域をのぞき全国に店舗を構える人気イタリアンレストランです。それが空港でも楽しめます。

トーストやクロワッサンのモーニングセットは500円以下でサラダやオムレツ、コーヒーなどがついてくるのでお得です。数種類のパスタやカレー、ホットドッグなどがあります。

ここで話題を集めているのが「イットジュース（ITTJUICE）」です。スペイン発のスーパーフルーツをたくさん使用した100％のフルーツジュースがここで飲めます。ここでビタミンを美味しく補えるのです。

関西空港第二ターミナルビルの一般エリアにあるので、国内外線関係なく利用することができます。カフェが6時から17時まで、バーが17時から24時まで、そして深夜1時から6時までセルフサービスで開いているので実質24時間営業なのです。

関西空港第二ターミナルの食事処四つ目は「nana's green tea 関西国際空港第2ターミナルビル店」です。nana's green teaは首都圏、関西を中心に全国に何十店舗もある抹茶スイーツやドリンクのカフェです。

悩みそうなくらいの豊富な種類の抹茶を中心とした和スイーツやドリンクがありますが、食事メニューもあります。11時から14時30分の時間でランチセットがあり、数種類のどんぶりやうどんなど選べ、ドリンクと甘味がついてきます。

食事メニューは個性的なものもあり、豆乳担々うどんや明太子と卵のあんかけうどんなど名前からして美味しそうです。スイーツは数種類もの豪華な和パフェやケーキ、他にもあんみつやわらび餅などもあります。

関西空港第二ターミナルの国際線エリア保安区域内にあり、日本に来てすぐ、または帰る直前まで日本の味を楽しめて訪日外国人にも喜ばれそうです。営業時間も5時35分から22時35分と長いので嬉しいです。

関西空港第二ターミナルの食事処最後にご紹介するのは「大阪ゴチ食堂」です。お好み焼きやたこ焼き、串カツといった定番の大阪グルメからラーメンやカレー、そばなどもそれぞれ数種類あります。

大阪のB級グルメがあるので関西に旅行に来た人にとっては着いてすぐ食べられて嬉しいです。他にも生ビールセットや日本酒セットなどあり、出発前の空いた時間の一杯やついてすぐに飲むのもありです。

関西空港第二ターミナルの国際線搭乗口のすぐそばなので、登場直前までゆったりとご飯を食べられるのもここの利点でもあります。朝の5時から23時までと営業時間が長いので早朝や深夜のフライトの人にも利用しやすいです。

関西空港第二ターミナルの航空会社、お土産店、レストランについてご紹介してきました。ここで一番大事な第二ターミナルへの行き方について解説します。迷ったりして時間ぎりぎりになったりしないよう事前に行き方を知っておいてください。

関西空港を初めて利用する人は関西空港への行き方も知っておく必要があります。飛行機は乗り遅れると大変なことになるので当日までにしっかりとプランを立てることをおすすめします。

関西空港第一ターミナルへの行き方は電車やバスを利用して関西の主要駅などからアクセスしやすくなっています。関西空港駅へ到着したら、第一ターミナルビルと反対側のエアロプラザという建物の1Fに第二ターミナルへの連絡バスがあります。

関西空港は非常に大きいですが、看板の案内もたくさんあり、エアロプラザもホテル日航と同じ建物で大きいので行き方に迷うことはなさそうです。迷った場合にはスタッフに聞けば親切に教えてくれます。

第一ターミナルから第二ターミナルへの行き方はバスで10分ほどかかります。第二ターミナルの国際線と国内線で降りる場所が異なるので注意してください。無料の連絡バスでチケットなど買う必要がないのでスムーズに乗れます。

朝の6時から夜の22時までは3分～5分間隔でバスが走っているので目の前でバスが行っても焦る必要はまったくありません。5時から6時までの朝の早い時間でも10分以内の間隔で走っています。

関西空港の第二ターミナルは第一ターミナルからもさほど遠くなく、バスの運行数も多いですが第二ターミナルを利用する際は行き方に迷う可能性も考え時間に余裕をもっていってください。

国際線は時に飛行機のチェックイン締め切り時間も早いので、ぎりぎりに着いたら締め切られていたということがないようにしましょう。早めに着いても食事処やお土産屋で時間をつぶせます。