パリで生まれたスイーツ・イスパハンを食べよう！アイスなどの変わり種もご紹介

ピエール・エルメ・パリでは、イスパハンのアレンジ商品をいくつも発表しています。アレンジスイーツのなかでも、有名なのが「チーズケーキ イスパハン」です。ローズピンクのマカロンではなく、レアチーズケーキタイプのイスパハンになります。

バラ色のチーズケーキには、フランボワーズのピューレが挟まれています。クリーミーでなめらかなチーズケーキは、マカロンタイプのイスパハンとは異なる味わいが楽しめます。タルト部分の食感や断面部分の美しさも楽しめるスイーツに仕上げています。

チーズケーキ イスパハンは、マカロンタイプのイスパハンとは違い、通年販売はしていません。発売されている時期が限定されています。見つけた時は即買いのスイーツです。マカロンタイプと一緒に購入しましょう。

ピエール・エルメ・パリは、パティスリーの他に、ショコラティエ、カフェ、サロン・ド・テがあります。店舗は東京の他に、横浜、名古屋、京都、神戸と各地に設けています。店舗によって取り扱い商品が異なります。

イスパハンは、紀尾井町のホテルニューオータニ、青山の日本旗艦店、新宿伊勢丹、渋谷ヒカリエSinQs、リッツカールトン京都といった生ケーキの取り扱いがある店舗で購入できます。

路面店の他に、ホテルやデパートの地下にも店舗があるので、旅行やショッピングのついでに立ち寄ってイスパハンを買うのもおすすめです。

ラデュレといえば、マカロンをはじめ多くの女性を虜にする美しいケーキを作るパティスリーとして有名です。ピエール・エルメが在籍中に考案したイスパハンは、ラデュレを代表する美しいケーキとして人気があります。

マカロンを得意とするラデュレにおいては、イスパハンは進化系スイーツの筆頭といえます。ピエール・エルメ・パリと比べるとアレンジの種類は少ないものの、サロン・ド・テでは、イスパハンをベースにした期間限定メニューを提供しています。

フランスを代表する老舗のパティスリーは、イスパハンによって復活したといえます。センスが良く、芸術作品のようなスイーツは、今ではフランスだけでなく世界中の人に愛されるお菓子になっています。イスパハンはパリの有名店の代表的なスイーツといえるでしょう。

日本でラデュレの名前が広く知られるようになったきっかけが、2007年に公開された映画「マリー・アントワネット」です。この映画のなかに使われていたお菓子がラデュレだったこともあり、まだ、日本上陸前であったにも関わらず注目を集めました。

ラデュレは、パリのロワイヤル通りに1862年に創業した老舗のパティスリーです。ラデュレのサロン・ド・テは、創業者の妻が、女性が気軽に利用できるお店として作りました。創業から150年以上経った現在も、ラデュレには多くの女性が訪れます。

映画のなかで、キルステン・ダンストが演じるマリー・アントワネットが食べていたガナッシュが入ったマカロンは、ラデュレ発祥のスイーツです。日本ではフランス菓子として有名なマカロンは、20世紀になってから作られました。

ピエール・エルメがイスパハンを考案した1997年、ラデュレはパリのアベニュー・シャンゼリゼ通りに「ラデュレ・シャンゼリゼ」をオープンします。高価な調度品を誂えたサロン・ド・テは、世界各地のラデュレの店舗の先駆けといえます。

ラデュレが創業した19世紀のパリをイメージしたサロン・ド・テで、お茶とともにマカロンやイスパハンを食べれば優雅なティータイムを過ごすことができます。

ラデュレのイスパハンは、ピエール・エルメ・パリのものと比べると可愛らしいイメージに作られています。同じローズピンクでも、ピンクの色味を強調し、バラとフランボワーズの赤とのコントラストが楽しめます。

ラデュレのイスパハンの大きな特徴が、クリームにバラの花びらである「ローズペタル」が入っていることでしょう。そのため、フレッシュなバラの香りが感じられるスイーツになっています。

ローズピンクのマカロン生地は、ラデュレがマカロンを考案した当時のレシピで作られており、サクッとした食感と滑らかな舌触りが特徴です。バラの花びらとフランボワーズがラデュレのイスパハンを彩ります。

ホールケーキの「イスパハン アントルメ」は、なんとハート型になっています。ハート型のローズピンクのマカロンは、可愛くて食べるのがもったいなくなります。

イスパハン  アントルメは、通常サイズよりも大きめに作られており、4人用、6人用、8人用があるので、女子会に持っていけば盛り上がること間違いありません。もちろん、誕生日やバレンタインデー、ホワイトデーにもおすすめです。

可愛いハート形のイスパハン アントルメは、特別な日のお使い物にすると喜ばれるスイーツです。ぜひ、手土産やプレゼント用に用立ててください。